既婚者に告白された時の対処法7選!不倫のお誘い?
2020.06.29
世の中にはたくさんの恋の形があります。常識的には稀なケースかもしれませんが、中には既婚者男性と独身女性の恋も少なからずあります。
素敵な男性に魅力を感じるのは当たり前のことではありますが、そこは一般的に踏み越えてはならないラインであることも当然分かります。
あなたは既婚者の男性から告白されたらどうしますか?自分の気持ちに正直になって道なき道を行くのか。理性で恋心にフタをするのか。あるいは元から断るつもりだけど断り方に困っているという方もいるでしょう。迷っていらっしゃる方はぜひご参考にしていただきたいと思います。
告白する既婚者男性の心理とは
男としての自信を取り戻したい
結婚して家庭を持っても、「いつまでも現役の男でい続けたい」というのが既婚者男性が抱く心理です。
良き夫・良き父親である前に、魅力ある男として見られたいがために不倫に走り、女性から求められることで男としての自信を取り戻そうとするのです。
家庭がうまくいっていない
家庭内での関係がうまくいっておらず、居場所がない、セックスレスなどストレスが溜まり、現実逃避するために誰かを求めた結果かもしれません。
子供ができるとどうしても旦那さんが後回しにされてしまうため、存在感が薄れたり、邪険に扱われたりしがちです。奥さんから冷たくされて、その寂しさを埋めたいという既婚者男性も多いようです。
本気で好意を抱いている
ただ単純にあなたを好きになったから、というケースももちろんあるでしょう。
既婚者であっても、溢れ出す恋愛感情を押さえきれなくなり、思いのまま告白してしまったという状況です。どんな立場の人でも恋に落ちることはあります。気持ちに素直になって行動に移すタイプの男性なのでしょうね。
ただの親切を好意があると勘違い
「この子は俺に気がある」と、あなたが自分に少なからず好意があると勘違いしているパターンです。
職場の上司や先輩など、社会人として当たり前に親切にしていたら、すっかり勘違いされて言い寄られた、なんて話をよく耳にします。既婚者だからと言って安心しきっていると、そういうことも起こりえますので注意しましょう。
遊び目的
完全に遊び相手ほしさにあなたに狙いを定めた、というところでしょうか。もちろん家庭を壊す気はなく、ただマンネリな毎日に飽きてしまって、少しのスリルを味わいつつ妻とは違う女性とのお付き合いもしてみたいという、軽い気持ちで告白していると考えられます。
既婚者男性に告白された女性の本音
既婚者男性は対象外
「すでに奥さんや子供がいる既婚者との恋愛なんて考えられない!」とそもそも恋愛対象外という女性がほとんどでしょう。既婚者男性から告白されたところでありえないと思っているため、「からかってるだけでしょ」と一蹴り、特に相手にすることもありません。
真意がわからず困惑
「え?既婚者なのにどうして?」とただただ困惑してしまう女性も多いでしょう。
どういうつもりで告白してきたのか、からかっているのか、本気なのか、遊びなのか、そもそも既婚者が告白してもいいのか、頭の中でさまざまな疑問が飛び交っているはずです。
好きだから素直に嬉しい
「ただ好きなだけならいいよね」と密かに想いを寄せていた既婚者男性から、まさかの告白!素直に嬉しいというケースも当然あるでしょう。あるいは、「既婚者だけどちょっといいな」と思っていた相手から告白されて、逆に意識しだすということもありえます。
それまで自制していた気持ちが、相手からの告白によって動き出してしまうのです。
不倫前提だから気分悪い
別れる気配もないのに告白してくるなんて、「不倫しようよ」と言われているみたいでバカにしてるのかと気分を悪くする女性も少なくありません。
不倫するような女性に見られていたのか、浮気相手にちょうどいいと思われたのか、どんな理由であれ既婚者男性からの告白を不快に感じるというケースですね。
ありえないけど気にしてしまう
既婚者男性とのお付き合いなんてありえないけど、男性から告白されたこと自体は気分良く思うという女性のケースです。
既婚者ということを知っているのに、どうして告白したのかという疑問はあるものの、どちらかと言えば嬉しいので、なんとなく相手を気にしてしまうのですね。
既婚者の彼は何で告白してきたの?その真意を知るには
なぜ告白したのか直球で質問
いろいろ考えを巡らせるよりも、やはり直接本人に聞くほうが早くて確実です。まわりくどく聞くよりも、「既婚者なのになぜ告白するの?」と直球で投げかけてみましょう。
ただ遊び相手を求めているだけの場合、なし崩し的にOKをもらおうと考える人もいますので、ここはハッキリ聞いてみた方が相手の真意を見極めることができるでしょう。
奥さんについてどう思っているのか質問してみる
既婚者男性から告白されたとして、どうしても避けて通れないのは奥さんの存在ですよね。離婚間近というなら別ですが、もしも円満な家庭だとしたら、誰かを傷つけてしまう恐れがあります。
もしもあなたがその既婚者男性とのことを前向きに考えたいと思うなら、まず最初に「奥さんのことはどう考えているの?」と聞いておくべきです。もしも曖昧な答えが返ってきたとしたら、その恋愛は思いとどまった方が賢明でしょう。
既婚者に相談してみる
「既婚者のことは既婚者に聞け」ということで、既婚者の友人に聞いてみましょう。あるいは、同じように既婚者なのに告白した経験がある知り合いがいれば、その人に聞いてみるのもリアルな意見が聞けるはずです。
夫婦生活の不満やストレス、なぜ告白したのかなど、既婚者の立場としてのアドバイスがもらえるのではないでしょうか。
既婚者に告白された時の対処法
独身女性・既婚女性が既婚者から告白されたら
既婚男性から告白をされてしまったら、少なからずとも頭を悩ませることだと思います。でもきっと、自分のおかれた状況によっては悩み方も違いますよね。
実際、自分に好意を寄せてくれているというのは嬉しい気持ちがある反面、遊びなのか本気なのか、相手の真意がわからずに悩んでしまうものです。
自分が独身女性の場合は、自分の気持ちと既婚男性の家庭の状況がネックになってきます。
ですが、自分が既婚者の場合は上記のようなことに加えて、自分の家庭や子どものことも考えなくてはなりません。「好き」という気持ちだけではどうすることもできないのです。
もしも不倫の関係になってしまったときは、最悪の場合家庭崩壊や慰謝料請求など、かなりの修羅場が待っていることになります。
だからと言って、独身女性は安心して不倫の恋ができるのかと言えばそうではありません。既婚男性との恋愛は、独身同士の恋愛よりもリスクが大きく、傷つける人の人数も多くなります。
上手に断りたい
「告白されたけど、最初から既婚者と付き合うつもりはない」という方もいらっしゃるでしょう。そういう方でも、相手が上司であったり、仕事先のお得意様であったり、何かしら頻繁に顔を合わせる人であれば、断り方に困ると思います。
相手を傷つけず今後の関係に影響が出ないように断るためには、どのような断り方をすれば良いのでしょう。
当然、無下に断っては角が立ちます。仕事上の関係の有る相手であればどんな影響が出るか分かりませんし、心無い男の人だと思わぬ形で報復を受けるかもしれません。
「奥さんがいるのに何を考えているんですか?」などの相手を糾弾する態度はNGです。かと言って曖昧な返事をすると相手はあなたを諦めないでしょう。相手を諦めさせるためにハッキリ言うべきことは言わなければなりません。
「気持ちは嬉しいけど」という常套句をもちろん使った上で、恋愛対象ではないことをハッキリ伝えましょう。
「奥さんがいる人は、奥さんのことを一番に考えないといけないと思います」という趣旨の言葉を添えると、私の恋愛観はあなたと合わないということも伝えられてなお良いです。「このままでいましょう」「今のままが良いです」というフォローも忘れずに行いましょう。
好きだから悩む
最初から断るつもりであれば「困る」ことはあっても「悩む」ことは無いと思います。返事に悩むということは少なからず相手のことが好きなのでしょう。
一つ断言できますのは、既婚者の男性を好きになった時点で確実に傷付くということです。お誘いを受けたとしても、断ったとしても、どちらを選んでも必ず傷付きます。
傷が深くならない内に諦めるというのも一つの手です。お付き合いを始めた後の将来を見越して、早めに恋を終わらせるのも、立派な決断だと思います。お互いが傷付き、後悔もするかもしれませんが、私はこの決断を立派だと思います。
自分の気持ちに嘘をつく方が後悔が大きいという方は、誰に何を言われても進むより他無いと思われます。ただ、その場合は周りに誰も味方はいません。孤独な苦しみを抱えることになり、彼だけが唯一のより所となります。
幸せが大きい反面、悲しみや苦悩も人一倍あなたにのしかかるでしょう。進む人は、それぐらいの覚悟を持って進んでください。
条件付でOK
彼のことは好きだからOKしたい。でもいろいろ不安だから条件を付けたい。そういう方もいらっしゃると思います。代表的なのは、「奥さんと別れて」。
他にもマンションを用意してもらったり、自分のお店を支援してもらったり、女手一つでお子さんを育てていらっしゃる方はお子さんの養育費を支援してもらったり、条件は様々です。お相手にある条件を飲んでもらってお付き合いをスタートさせる方もいらっしゃいます。
不倫はリスクをともなうものです。不倫をすることで女性側も大きなダメージを負うことを男性は知らなければなりません。お誘いして来たのが向こうであれば、リスクに対する覚悟や意思表示を示してもらうのは悪いことではないと思います。
「見返りを求めるのは真実の愛ではない」と仰る方もいらっしゃるかと思いますが、不倫に誘うのであれば相応の覚悟を示すよう要求するのも一つの対処法になると思います。
ただ、奥さんと本当に別れたという人を私はほとんど知りません。数少ない本当に別れた人たちも財産や社会的地位、信用など、大きな犠牲を払っています。今の彼の生活から奥さんだけが居なくなるという都合の良い話は無いと考えていた方が良いでしょう。
断る。でも好き。
彼の生活を守るために告白は断らざるを得ない。でも彼が好きだから、心は繋がっていたい。そんなプラトニックな恋を続けるのも一つの手です。彼とは付き合わない。でも私は彼のことが好きで、彼は私のことが好き。それで留めておこうという決断も素敵だと思います。
もちろん、前に進むこともできず、他の人を好きになることもない、辛い選択になります。周りの人から見たら「もったいない」と思われるでしょう。それでもこの「付き合って」はいないけれど「好き合って」いる状態を選ぶ人を、誰も責めることはできないと思います。
友達としての関係を続ける
彼とは恋愛関係にならずに、友達としての立場で付き合っていくという選択肢もあります。この場合、自分の心の中に恋愛感情があるのであれば、その気持ちを隠して友情をはぐくむことになります。
好きだという気持ちがなくなったら、お互いに友人として良い関係を築いていくこともできますが、心の中で「友達」という立場を確定することができるまでは、少し切ない時間を過ごすこととなるでしょう。
セフレとして身体やお金の付き合いをする
体とお金の関係で男性と結びつく人もいます。自分と彼の関係は単なるセフレで、美味しい食事をごちそうしてもらったり、自分が女性としてキレイでいたりするためなど、良い思いをするために不倫関係になる人もいます。
反対に、男性が女性を体やお金目的で利用することもあり、セフレの関係になって一方的に男性が楽しい思いをすることもあります。この関係は、気持ちが通じ合っているのではなく、お互いに欲望を満たすために関係を持っていることになります。
既婚者男性からの告白をうまく断る方法
不倫をする気はないとキッパリ断る
既婚者と付き合う気がないのであれば、最初にキッパリと「不倫はダメ」と断りましょう。既婚者は対象外であることを告げれば、相手もそれ以上しつこくすることはないはずです。
もしも「妻とはうまくいっていない」「いずれ別れたいと思っている」と言われても惑わされてはいけません。
すでに彼氏・好きな人がいるからと断る
すでに特定の相手がいることを告げることで、やんわりと既婚者は恋愛対象にならないことを伝えて断ることができます。告白されようと他の男性は眼中にないという意思が伝わりますので、相手もそれ以上強く出ることはないでしょう。
結婚前提のお付き合いがしたいからと断る
既婚者男性からすれば、すでに家庭がある身なので結婚を前提としたお付き合いはありえません。結婚願望があること、真面目な関係を望んでいることを伝えることで、不倫相手にはなりえないことを意思表示できます。
不倫のお誘いに乗るなら覚悟を持って
もしもあなたが既婚男性から告白をされて不倫をするのであれば、それ相応の覚悟を持って関係を持ってください。
そもそも不倫というのは法律でタブーとされています。もしもお互いに気持ちが通じ合っている仲であったとしても、法律で認められていることではありません。
いくら相手の男性と想い合っている関係でも、法に守られた立場なのは相手の奥様です。好きだからという気持ちだけではどうすることもできない、ゆるぎない事実なのです。
既婚男性とあなたの恋が、二人の間ではとても幸せで美しいものだったとしても、それは二人の間だけの話。世間一般では、許されない感情であって、誰にも祝福されないことなのです。
もしもこれから既婚男性との恋を進めようと思っているのであれば、どんな苦しみも自分一人で乗り越える覚悟を持ってください。
最悪の場合、相手の奥様から慰謝料請求をされたり、会社や世間に居場所がなくなったりすることもあります。不倫の関係がキレイな関係に思えるのは、相手を想っているあなただけです。
まとめ
既婚者からの告白はほぼ「不倫へのお誘い」と思って良いでしょう。あなたが倫理観や道徳観といった理性を持って対処できるのであれば、それが一番だと思います。
しかし、人の心はキレイゴトで割り切れるほど単純ではないものです。社会が決めたルールよりも自分の気持ちに正直に答えたいという人を止めることはできないでしょう。
彼のお誘いを受けるつもりでいらっしゃる方は、いっぱい傷付き、人一倍苦悩を抱え、孤独で、辛い思いをたくさんする覚悟が必要です。それでも彼のことが好きで恋に殉ずる覚悟をお持ちの方のみ前へお進みくださいませ。