【マッチングアプリで付き合うまで】期間や人数はどれくらい?流れやコツも
2020.10.21
女性の社会進出も進み、なかなか男性との出会いの場に恵まれない女性も増えています。そんな人たちの願いから生まれた、マッチングアプリ。今や、婚活や恋活には欠かせいものとなっています。
しかし初めて利用するとなると、不安はつきもの。この記事では、ユーザーの体験談や感想を含め、マッチングアプリで付き合うまでにはどれくらいの期間や人数、回数が必要になってくるのかなどを詳しくお伝えしています。
マッチングアプリで付き合うまでの平均値は?
マッチングアプリを通して出会った男性と、付き合うまでにかかるとされるおおよその期間、デートする人数やデートの回数について、紹介します。
付き合うまでの平均期間
マッチングしてから付き合うまでの平均期間は2〜3か月程度。その一歩手前の「会うまで」には、1週間〜1か月といったバラつきがあります。
つまり、出会ってから約3か月間が勝負ということになるでしょう。
何人とデートするか
正式な彼氏としての本命が、マッチングアプリからすぐに決まるとは限りませんよね。そのため、何人かと実際に会って「品定め」をするわけですが、その平均的な人数はおよそ3人〜6人。
多い人だと「20人以上とデートした」という回答も見られます。
付き合うのは何回目のデートから?
マッチングアプリのユーザーは、付き合うまでの平均デート回数はおよそ3回〜5回。相性が合えば、3回目のデートあたりで告白があり、交際に至るようです。
デートも3回目となってくると、相手と「もっと一緒にいたい」「お互いをもっと知りたい」という気持ちがあると同時に、「特別な異性」として意識するようになることが考えられます。
逆に4回、5回と伸びるたびに「相手は私に気がないのかな?」「単なる遊び相手と思われてるのかな?」といったネガティブな思いも浮かびがちに。
基本をおさらい!マッチングしてから付き合うまでの流れ
男性とマッチングしてから付き合うまでに、どのような段階や流れを経て交際にたどり着くのか。気になる実態を紹介します。
メッセージのやりとりでお互いを知る
マッチングアプリにプロフィールを登録すると、その条件に見合う候補の男性が表示されます。気になる人がいたら、メッセージを送ってみましょう。
ある程度話が合い、LINEのIDが交換できればまず第一段階クリア。一緒に盛り上がれる共通の話題を見つけたり、お互いに自己紹介を兼ねて自分をアピールしたり……。
文字でのコミュニケーションを積極的に取るようにしてみてくださいね。
「会いたいね」という雰囲気になる
メッセージのやりとりが楽しくなってくると、「今度はリアルに会ってお話がしたい」という雰囲気になり、デートの約束につながります。
「デート」というかしこまった雰囲気に気が引ける場合は、会う口実があると便利です。例えば、お互いの趣味がサッカー観戦なら「今度の試合を一緒に見に行きませんか?」という誘い方を。
また、新しくできたカフェが気になるなら、一緒にお茶をするなどといった感じです。
リアルに会う前に電話もあり
「メッセージのやりとりからいきなり会うのはどうしても緊張する」という場合は、事前に電話で話しておくのもアリでしょう。
「思ってたより声が低いんですね」といったゆるい会話を交わすことで、少し緊張をほぐしておく。その結果、デートがより良いものになったりもするわけです。
もちろん、会う直前の電話でも充分に効果あり。「待ち合わせ場所に着いたんですけど、どこにいますか?」という些細な電話でも、ちょっとしたアイスブレイクになります。
いよいよご対面。直接会って様子見
TwitterやInstagramなどを見た限りでは、だいたい会うまでが平均1~2週間程。慎重な女性の場合、1~2カ月程様子を見るような動きが伺えます。
ただ、あまりにも会うまでの期間を延ばし過ぎると、相手に対する熱が冷めてしまう可能性も。男性側も、複数の女性とやりとりしている可能性は充分にあります。
焦らしすぎず、最初は挨拶程度に。でもいざ会うと、文字上のやりとりと本人を前にしてのギャップに、戸惑うこともあるかもしれません。
でも、現実を知るためのご対面でもあるため、しっかりと考えること。次の約束をするかしないかも、ここで決まることでしょう。
相性が合えば告白。交際へ
最初のデートで手ごたえや心地よさを感じられたら、相手を「恋人候補」として徐々に意識し始めるでしょう。次の約束や日常でのメッセージのやりとり、電話などでのコミュニケーション。
これらを重ねていくうちに恋愛感情が芽生え、相性が良ければ自然と交際につながります。平均的には、だいたい3回目のデートで告白をする(される)ことが多いようです。
おさえておきたい注意点3つ
やはり、最初はお互いに見ず知らずの男女たち。マッチングアプリで知り合った人と付き合うまでに注意すべき点を、大きく3つに分けて紹介しています。
直感的な違和感を大切に
人間には本能的に、自分を危険から守ろうとする「防衛反応」が備わっています。相手男性の言動や一緒にいる時の感情に、違和感はありませんか?
例えば、「あれ?この人『ありがとう』や『ごめんなさい』を言うべき時に言わないな」「彼は運転をすると口が悪くなる気がするな」といった小さな感覚。
ついつい気のせいにして目をつむりたくなるかもしれませんが、あなたの直感的な違和感はほぼ正しいと考えて良いでしょう。デートは相手を見る目を養うための良い機会かもしれません。
交際、結婚後に相手が今の状態より良くなることはあまりない
人間はもちろん、誰もが完璧ではありません。ですが「これだけは許せない」「こればっかりは譲れない」といった生理的な部分は、どうしても仕方のないものです。
例えばデート事の時、相手の食べ方の汚さがどうしても気になる。また、言葉遣いが乱暴で怖く感じるといったもの。
これらは長年にわたって染みついたものなので、「やめて欲しい」と伝えたとしても、改善する見込みはほぼないでしょう。
交際、結婚後には良くなるどころか、悪化する可能性すらあることを覚えておきましょう。
相手は本当に嘘をついていない?
マッチングアプリで恋活や婚活をするにあたり、女性はある程度の警戒心は持っておいて損はないでしょう。相手が本当に誠実な人間であり、嘘をついていないか。
男性も登録しているマッチングアプリですが、以下のような悪質な人間も紛れ込んでいる可能性もゼロではありません。例を挙げましょう。
- 業者やサクラ
- 既婚者
- 体の関係目的
- 単に何人もの女性と遊びたいだけであり、真剣に恋愛する気のない男性
信じていた男性が実はこのような男だと分かると、やはり精神的ダメージは非常に大きく、危険なことに巻き込まれることもあり得ます。
そうならないためにも、ぜひ確認しておきたい事柄を知ってきましょう。
- 職業が胡散臭いほどハイスペック
- 顔写真にフリー素材臭がする(もしくはいかにも業者のもの)
- すぐに「可愛い」と連呼してきたり、やたらと会いたがるような言動を繰り返したりする
- 家庭のことをあまり話したがらず、家にくることを嫌がる(既婚者に多い)
- いつ仕事をしているのかというほど連絡はマメ
上記のことに該当する場合は、いわゆる「偽物」ではないかという疑いを持ちましょう。
付き合える確率アップ!?マッチングアプリで付き合うまでのコツ
恋活または婚活中の方が、付き合える確率を上げるにはどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。マッチングした男性と付き合うためのコツについても、5つのポイントを紹介します。
メッセージの返信率やスピードは相手に合わせる
メッセージのやりとりは、長文になりすぎないようテンポよく。そしてなおかつ、相手のペースに合わせることが長続きのコツです。
例えば相手が、相手が昼休みであろう12時〜13時頃にLINEがハイペースになるなら、自分もメッセージは昼休みをメインにする。
夜になると相手からの返信率が上がるなら、自分も夜の落ち着いた時間にLINEを送るなど……。自分の話ばかりにならないように、会話のキャッチボールを意識することもポイントとなってきます。
なお、ネガティブな内容や他人の悪口、愚痴などは最初は控える方が無難です。
最初のデートはサクッと終わらせる
初めてのデートは、緊張と気合の入り混じった、何とも言えない気持ちでいっぱいですよね。もちろんそれは、相手も同じこと。
どちらかが告白するのは3回目のデートが多いということから、次につなげることが非常に大切になってきます。そのコツとしては、最初のデートをサクッと終わらせること。
時間としては、およそ90分ぐらいが理想的です。一見中途半端な時間のように思えますが、これも1つの作戦。そうすることで「まだ一緒にいたい」「また会いたい」という心理が働きやすくなります。
一方、初めてのデートを長時間にしてしまうと、あるリスクが生まれます。気のゆるみや疲れからお互いの嫌な部分が見えてしまい、せっかくの恋活が台無しになるという危険性も!
自分の希望を伝えるとともに、相手の要望も聞き入れる
行きたい場所や食べたいものなどを何でも男性任せにするのはNG!毎回「どこでもいい」「何でもいい」と丸投げしてばかりだと、性格によっては彼が疲れてしまうかも知れません。
加えて「この人、今後も自分で何も決める気がないのかな?」「やる気がないのかな?」という印象を与えてしまう危険性もあるでしょう。
そうならないためのコツは、女性であっても適度な積極性は大事にすること。男性の希望や考えを聞きつつ、自分の意見も伝える。そのあたりのバランスは非常に重要です。
相手に完璧を求めすぎないこと
理想のタイプは?と聞かれると、「年収が高くて高身長。イケメンで優しくて次男で……」などといった高い理想を羅列しがち。
しかし現実は残酷で、誰もが「完璧」と言うほどのパーフェクトな男性はマッチングアプリをほぼ利用しません。そうしなくても女性には困らないからです。
とはいえ、決して「仕方がないから妥協をする」という意味ではありません。恋愛や結婚は、お互いの完璧ではない部分をある程度受け入れること。
そして、足りないものを補い合いながら成長していくことなどを意味します。相手だけでなく、自分自身も完璧では決してないはずだから。
ある程度の「心の余裕」は大切
付き合いたい相手に対しては、どうしても必死になってしまいがち。マッチングアプリなので、相手は複数の女性とやりとりしている可能性はもちろんあります。
そこで「差を付けなきゃ!」「この勝負、絶対負けたくない」とガツガツしてしまうと、相手も自分も疲れてしまいますよね。
そこで必要なのは、あなたの心の余裕です。男性は余裕のある女性ほど追いたくなるし、離したくないと感じるものです。「上手くいく相手と、ご縁がない相手がいる」という気持ちで、自然体をがけましょう。
まとめ
ひと昔前までは「出会い系サイト」と呼ばれていたマッチングアプリ。今は誰もが手軽に利用できる出会いの場であり、正しく使えば恋活や婚活の強い味方となってくれます。
たくさんの人の体験談を参考に正しく使うことで、結婚まで辿り着く人も今では珍しくありません。自分にピッタリな相手との良縁を掴み取って下さいね。