パートナーがメンヘラだと、こちらの心までなんだか不健康になってしまいそうですよね。

好きで付き合っている彼氏であることには間違いないのですが、彼のメンヘラっぷりにうんざりしているという女性も多いことかと思います。好きで別れたくないからこそ頭を悩ませる問題ですよね。

今回はメンヘラの彼氏と付き合っている女性に向けて、メンヘラ彼氏と上手に付き合っていくための方法をご紹介します。

彼のメンヘラバロメーターを上手くコントロールしながら、仲良く平和に時間を過ごしていきましょう！ほんの少しの歩み寄りで、驚くほど平穏な関係が生まれるかもしれませんよ！

メンヘラな男性の特徴

連絡が多くてマメすぎる

昼夜問わず、自分が思い立ったときに連絡をしてくるのがメンヘラな男性の特徴の一つ。「好きな人とはいつも連絡をとっていたい」といえば、可愛い気もしますが、その連絡の頻度は決してそう可愛らしいものではありません。LINEやメールの返信をまだしていなくてもお構いなし。

根本はかまってほしいだけなので、彼女の都合を考えず、自分の都合でどんどん連絡をしてきて返信しないことに怒ったりもします。

自分を良く見せようとする

高価なブランド物が好きだったり、リングにネックレスにブレスレットと、アクセサリーをあれもこれもつけたりと、自分を華美に見せたり、お金があるように見せたりと、何かにつけて自分を良く見せようとします。

見栄っ張りだからなのですが、「いい物を持ってるね」とか、「それ似合ってるね」といった、周りから声をかけられたい感情からくる行動です。周囲から褒められたいという気持ちが強いので、何かにつけてすぐSNSに投稿して自慢するのも特徴です。

浮気してないかしつこく確認してくる

独占欲の塊なので、彼女の浮気は絶対に許せません。そのため、常に彼女に疑いの目を向けて、浮気していないかしつこく聞いてきたり、スマホをチェックしようとしたりします。人のスマホを勝手に見てしまうタイプは、これに当てはまるかもしれません。

嫉妬心も強いのですが、実際には彼女に対する“愛”ではなく“執着”が働いているのと、浮気されることで自分のプライドを傷つけられたくないという守りの姿勢が働いているだけだったりします。

嫉妬させたりヤキモチを焼かせようとしてきたりする

彼女に対して、わざと嫉妬させるような行動をとるのもメンヘラな彼氏の特徴です。職場の誰かが自分のことを好きだという話を聞いたとか、今日街中で女性に声をかけられて電話番号を聞かれたとか、事細かにいちいち報告をしてくるのです。

ただ彼女にヤキモチを妬いて欲しいだけなので、実際に別の女性に対して手を出しているかどうかは分かりませんが、そこで彼女が嫉妬もせずその話をスルーしてしまうと、へそを曲げて怒り出すこともあります。

行動に制限をされる

まるで親のように門限を決めたり、出かけるときにどこに誰と行くのかをいちいち確認してきたり、一緒に出かける相手によっては行き先まで制限されるなど、やってはいけないことを細かく設定してくるのもメンヘラな男性の特徴です。

また、普段着る服についてもスカートはダメだとか、露出の多い服はダメなどと制限をつけたり、決められた時間に連絡してくるように言ったりするなど、自分勝手なルールを彼女に押しつけることもあります。少しでもルールを破ればふてくされてしまいます。

昔の恋愛をひどく引きずる

今の彼女のことも含め、“愛”ではなく“執着”して接してきたため、昔の彼女のことをひどく引きずります。なかなか忘れられず、今の彼女を束縛しながらふと過去を引っ張り出して元カノの話を始めたりします。

そこには、彼女に嫉妬して欲しい、ヤキモチを妬かせたいという気持ちが隠れていることも忘れずに……。

LINEやメールが長文

頻繁に彼女に連絡するものの、あまりにも頻度が高いことにうんざりした彼女がなかなか返信をしてくれないと、今度はとっても長いメッセージを送ってくることがあります。LINEなら数回スクロールしないと読めないような長文で、そこに自分の気持ちがつらつらと書かれているのです。

こまめに連絡がとれないことで、自分の彼女に対する気持ちを伝えようと長文を送ってしまうので、気持ちが裏目に出てしまっているともいえますね。

男友達と会うことを禁止される

嫉妬心が強いので、彼女が他の男性と一緒に出かけたり、食事をしたり、時には話すことすら禁止しようとします。彼氏よりも付き合いが長い男友達だったとしても、関係なしで会うことを禁止してくるのです。

独占したい気持ちと、自分に自信がなく他の男性にとられてしまうのではないかという不安な気持ちが働いているせいなのですが、メンヘラな男性は彼女から友達までも奪ってしまうことがあるのです。

誰に対しても気分屋

彼女に対してだけではなく、友達や家族に対してもとにかく気分屋で、妙にハイテンションだと思ったら、直後にはイライラしはじめたり、急に無口になって落ち込んだりと感情がめまぐるしく変化します。

彼女に対しても、優しく接していたと思ったら、気づいたら意地悪ばっかり言ったり、無視したりと自分の気持ちひとつで人と接するクセがあります。

病気のふりをする

メンヘラは、人から心配されたり自分を気にかけたりしてもらえることで、愛情を感じ、自らの存在価値を見出そうとするところがあります。

何でもないのに仮病を使い、「痛い」「つらい」と訴える。いわゆるミュンヒハウゼン症候群の傾向があります。

参照：ミュンヒハウゼン症候群-太田綜合病院

作り話や嘘を自然に言う

「自分はこんなにすごい奴なんだ」と思い込む、いわゆる中二病程度の妄想なら可愛らしいもの。「芸能人と知り合い」「一流企業からの推薦を蹴った」など、作り話をいかにも本当であるかのように言ってくる人もいます。

しかも、信じていないような素振りを見せると怒る場合も多く、付き合いきれないものがあります。

話を常に盛る

作り話まではいかなくても、話を大袈裟に盛るのも特徴の１つです。事例を１つ挙げると、「高校の時の空手大会で３位入賞した」という話。

一見すごいように思いますが、実は参加していた選手が４人しかいなかったそうです。

なかなか謝らない

メンヘラ男子の場合、喧嘩になってもまず謝りません。明らかに自分に非がある場合でも、何だかんだと言い訳をしながら逃げようとします。

逆に、自分が優位な場合は相手に対して「謝れ！」としつこかったりもします。

都合の悪いことは何かのせい

自分にとって都合の悪いことは、人のせいや物のせい。会社のせいや上司のせい。挙句の果てには国のせい。「誰かに何かをしてもらおう」という、依存心からくる発想です。

事例を挙げると、仕事を喧嘩でやめたある男性は「俺の性格を見抜けずに雇った会社が悪い」と最後には言い放ち、給料だけはちゃっかりと受け取っていました。

相手の欠点ばかりを責める

「お前のそういうところを直せ」「前から気になってたんだけど、お前〇〇なところあるよね」と、相手の欠点ばかりを責めてきます。自分はあたかも、完璧であるかのように。

逆に、「じゃあ、あなたもこういうところ直して」と言おうものなら、逆ギレや言い訳で聞く耳を持たない場合が多いです。

暴力をふるう

気に入らないと、すぐ女性や弱い者に暴力をふるうのも、感情や行動のコントロールができないメンヘラです。まともな男性なら、どういう理由があっても、女性に手を挙げるなどというのはご法度だと分かっていますから。

付き合いが長くなるにつれてエスカレートしていく危険性があるため、要注意なタイプです。

自分の我が通らないとごねたり暴れたりする

大人になると、自分の思い通りにならないことなんてごまんとあります。あらゆる場所にはルールやマナーがあり、他者のことを考えながら行動する必要も出てきます。

しかし、「俺がこうしたいから」というわがままを、何が何でも通そうとするのは立派なメンヘラ。ごねたり暴れたりすることで我が通るという間違ったことを、一体どこで学習したのでしょうか？

責任を取ることを嫌がる

メンヘラ男性は、仕事ではいわゆる下っ端や、平社員のポジションを一番心地よいと思いながらも、給与面などの不満をブツブツ言うような生き物。

部下の分や後輩の分まで責任を取るのが嫌だからです。自分の発言でさえも、「知らない」「覚えてない」とすっとぼけることも。

弱い者に対しては強く、強い者に対しては何も言えない

弱い者に対してはとことん横柄に威圧的な態度をとるくせに、強い者に対しては手も足も出ないのがメンヘラ男。男である以前に、人として情けない一面ですね。

自分の弱さや無力さを自覚しており、コンプレックスの塊であることを物語る行動です。

メンヘラ彼氏が送るLINEの特徴

絵文字や顔文字が多い

まるで女子のように、顔文字やスタンプを多用します。それはそれで可愛いのですが、喧嘩の時や真剣な時も、いつもの調子でスタンプなどをつけてくるので、一体何を考えているんだろう？と感じてしまいがち。

しかし、これも彼らなりの自己表現なのでしょう。

文字だけの短文で返信すると「怒ってるの？」と言ってくる

絵文字＆スタンプ大好きなメンヘラ彼氏。それだけなら良いのですが、こちらが一行だけのメッセージや文字のみの返信を送ろうものなら、「怒ってるの？」と言ってくるのが面倒くさいところです。

何かしらの方法でメッセージをデコらないと、「素っ気ない」「俺って嫌われた？」と受け取ってしまうのです。

とにかくマメで連絡が頻繁

LINEでの連絡はとにかくマメ。既読スルーしようものなら「読んでるのに、なんで返事してくれないの？」とばかりに迫る迫る。

自分がマメなだけでなく、彼女にもマメなやりとりを要求するわけです。それはいわゆる「見捨てられ不安」からくるものだと言われています。

メンヘラ男性に好かれやすい女性の特徴

優しくて共感してくれる女性

メンヘラ彼氏は、キツイ女性や厳しい女子にはまず寄ってきません。自分の話を聞いてくれる人、「そうだったの。つらかったね」「私が心の支えになってあげる」と優しい言葉をかけてくれるような女性だと分かると、やや依存気味に近づいてきます。

「この人なら分かってくれる」と感じられる女性を、常に求めているのでしょう。

従順で何でも言うことを聞いてくれる女性

支配型のメンヘラ彼氏は、従順な女性が好きです。自分の言うことなら何でも聞きてくれる上に、思い通りにコントロールできるからです。

しかしこの場合、女性側も精神を病んでいるか、とことん洗脳されてまともな思考を失っているか。あるいはアダルトチルドレンの傾向があり、自己肯定感が限りなく低い可能性が非常に高いです。

女性自身もメンヘラの傾向がある

同じ傷を見せ合えること、同じ痛みを分かち合えることで、メンヘラ同士が惹かれ合ってしまうケースもあります。

普通の人ならメンヘラ彼氏など、一緒に居ても違和感しかないはず。関係だって長続きしませんからね。思い当たることがあれば、「私と彼の、共通点って何だろう？」と、考えてみても良いかも知れません。

もう付き合ってられない…メンヘラ彼氏に疲れてしまった時の７つの対処法

「そんなことするなら別れる！」と危機感を抱かせる

メンヘラ彼氏は、あなたに大きなワガママを言ったり頼ったり甘えたりすることであなたの気持ちを確かめている節があります。あなたがどれだけワガママを聞いて許してくれるかどうかで、「良かった、まだ自分のことを好きでいてくれている」と思って安心したいのです。

ですが、それに付き合わされる身からするとたまったものではありませんよね。

時には彼氏に対して毅然とした姿で対応し、あまりワガママを言いすぎると愛想を尽かす可能性があることを示唆することも必要です。ある程度牽制することによって彼氏も危機感を抱き、ワガママを加減してくれるでしょう。

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彼氏と一緒にいる時間自体を短くする

相手が彼氏かどうかに限らず、四六時中メンヘラと一緒にいたらどんなに健康な心を持った人でも疲れてきてしまいます。自分もメンヘラになってしまうその前に、彼氏と一緒にいる時間自体をそもそも減らしていくというのも１つの手です。少し距離を置くだけでもリフレッシュになります。

これから先も彼氏と過ごしていきたいのであれば尚有効でしょう。彼氏にとってもあなたと一緒にいる以外の時間ができますので、色々なことに目を向けてくれるきっかけにもなります。

お互いの心が外に向きリフレッシュすることで、トラブルがあってもより建設的な解決を見付けやすくなることでしょう。

ゆったり落ち着いた時間に明らかに幸福そうにする

パートナーがメンヘラだと、どうしても相手をなぐさめたり宥めたりする時間が増えてきます。そして時折その狭間の中にある穏やかな時間の最中、あなたがとても幸福であることを強くアピールしましょう。「こんな時間が１番幸せ」と言葉に出して伝えるのも効果的です。

彼氏がメンヘラタイムの時に嫌そうな顔をする必要はありませんが、「あなたが精神的に落ち着いていることが私にとっても幸福なんだよ」ということを態度で教えることが重要です。

メンヘラは奉仕精神が強い人も多いので、あなたのその気持ちに感化されて穏やかな時間を多く持とうと善処してくれやすいです。

彼氏の方にリフレッシュに行って来てもらう

メンヘラ彼氏と付き合っているとこちらの負担も大きいので、ついストレス発散に行きたくなりますよね。ですが、リフレッシュをすることで心の余裕ができるのはメンヘラである彼氏も一緒です。

時には彼氏の方に自分以外の時間でストレス発散に行って来てもらうのも、２人の関係にとっては効果的でしょう。

２人きりの時間が増えてくると、トラブルのきっかけもカップル間であることが必然的に増えてきます。

それよりは外の世界に目を向けてもらうことで彼の心も寛大になりますし、あなた自身も１人の時間を設けて良い距離感を維持することができます。飲み会や遊びなどもあまり束縛しないであげた方が結果的に２人のためです。

彼氏が甘えたい時に嫌がらずに全力で甘えさせる

もしもメンヘラ彼氏からの構ってアピールをうざったいと思ったとしても、そこで冷たく接することは良い行動とは言えません。メンヘラは自己肯定感が弱く、相手に対して優しくされたり甘えさせてもらったりすることで自分の価値を相対的に認識しているのです。

なのであなたが冷たく接するとメンヘラは自分の価値がそこまでに達していないと思ってしまい、反省するどころか余計にひねくれたり問題行動を取ったりすることが増えていく傾向にあります。

それを阻止するためにも、彼氏からのアピールがあったらある程度は甘えさせてガス抜きをさせてあげることが重要です。

彼氏のメンヘラ具合を第三者に相談する

「うつ病患者といるとうつ病になりやすい」とはよく聞きますよね。

メンヘラの全てに欝の症状があるとは決して限りませんが、あなた１人で彼氏への対応を考えているとどうしても思い込みやすいです。第三者に相談することで、今まで思いもよらなかったような解決方法が見えてくる場合もあります。

専門家に相談するのももちろん１つの手ですが、彼のことを昔からよく知っている友人に相談をするのも効果的です。

もしも話せるような間柄であれば、彼氏のご両親などの肉親や元カノとも接触してみるのが良いでしょう。自分だけでは思い浮かばない彼への対処法を学べる機会となります。

「○○がいてくれて良かった」など、彼の自己肯定感を底上げする

メンヘラ彼氏と上手く共存共栄していくためには、彼氏が自分に対して自信を持ってもらうのが必須事項です。

彼氏が自信を失い卑屈になっていってしまうほどにメンタルは不安定になり、あなたへ求めることも大きくなり、結果的にあなたの心の体の負担が大きくなります。それは２人の関係の崩壊へと繋がりかねません。

具体的には、「○○がいてくれて良かった」「○○のおかげで助かったよ～！」などのように彼を褒め、価値のある人間であるという自覚を持たせることです。

自信は１日２日でなく長い時間をかけて積み重ねていくもの。子供を育てるように彼の良い所を見つけ、伸ばしていってあげましょう。

彼氏と彼女は平等なはず。メンヘラ彼氏からの負担を平等にするためのコツとは？

彼氏に対する対応を適度に手を抜く

あなたがメンヘラ彼氏に対して苦痛に感じてしまうのは、彼氏からの要求に応えようと頑張りすぎてしまうのも大きな原因の１つとなっています。彼氏からの要求を全て100％完璧に応えようとせずに、自分の能力や時間的・精神的余裕とバランスを取りながら接していくことが重要です。

人間何でも完璧にこなせるわけではありません。ですが困ったことにメンヘラはパートナーに完璧を望んでしまいがちです。あなたは無理にそれに応える必要はありません。

彼氏が自分もできることだけしかできないように、あなたもキャパシティ以上のことはしないと割り切ることが大切なのです。

彼氏を束縛せずに自分以外の居場所を作らせる

彼氏の生活の中であなたが占める時間が大きくなりすぎてしまうと、どうしてもあらゆる発散や甘えや承認をあなた１人に向けてしまいがちになります。

特に同棲をしているとその傾向が強まってしまうのは仕方ありません。あなたが心の負担を減らすためには、彼氏にあなた以外の時間を与えることがポイントになります。

会社や友達の飲み会などもどうぞ行ってきてもらいましょう。そこでストレスを多少なり発散してきてくれれば、あなたに対する要求も減るはずです。異性のいる飲み会などでも少しくらい許容してあげるのが女性の懐の深さ。

ただしメンヘラ男は浮気癖が強い人もいるのでそこだけは注意してくださいね！

「これ以上求められても困る」とNGラインをキッパリと提示する

あなたが優柔不断な対応を取ってしまうと、メンヘラ彼氏にとっても「どこまでは甘えてよくて、どこからは本当に嫌なんだろう」と分からなくなってしまいます。

中途半端な対応はあなたの優しさから来るものかもしれませんが、結果的に２人の不和を招いてしまいかねないことを理解しましょう。

なので、１度しっかりと言葉に出して「ここまでは応えられる、こういうのは応えられない」とその境界線を伝えるのも有効でしょう。

「好きだからこそ一緒にいたい、一緒にいるためにはここを守ってくれないと苦しい」などのように、あくまでも２人の関係を保つための境界線であることも忘れずに伝えることです。

それでも彼とうまくやっていく方法に自信がなくなったら、「電話占い」で相談をしてみてはいかがでしょうか？恋愛や人間関係に強い占い師が、あなたと彼のよりよい未来についてのアドバイスをくれるでしょう。詳細は以下にまとめてあります。ぜひ一度お試しください。

メンヘラ男性にも魅力アリ！？メンヘラ彼氏の好きなところ

闇を抱えている姿がなんとなくかっこいい

漫画やアニメのキャラクターでも、心に闇を抱えていると何となくカッコ良い感じがしませんか？例えば、ファイナルファンタジー７のクラウドや、BLEACHの黒崎一護など。

ポーカーフェイスでクールな性格だったり、一匹狼だったり。誰しもある心の闇を表現してくれる点では、なぜか惹かれてしまうという感覚も分からなくはないですね。

守ってあげたくなってしまう

世話好きで姉御肌の女性は、弱い男性に母性本能をくすぐられてしまうようです。涙もろい男性を見ると、思わずキュンとして頭を撫でたくなったり、落ち込んでいる姿を見ると、抱きしめてあげたくなったり。

「私が守ってあげる」という感情を揺さぶられることで、メンヘラ男子は魅力的に映るのでしょう。

何だかんだで優しい

弱くて優しいメンヘラ男子は非常に分かりやすいです。しかし支配型メンヘラであっても、DVの後の優しさが忘れられない女性は意外と多いです。

幼少期から優しくされ慣れてない女性は、大人になっても愛情と優しさに飢えたまま。優しい男性に、自分自身も依存してしまうのです。

いつか変わってくれそうな気がする

メンヘラ彼氏はあなたに支えられるたびに言います。「お前に出会って、今度こそ変われそうな気がする」と。そして、彼には自分がいないとダメだ！と、使命感を持ってしまいます。

言われる女性側も、「私は今までの彼女とは違う。特別なんだ」と優越感を抱きそうになってしまうのが、ある意味落とし穴かもしれません。

しかし、現実はそうもいきません。厳しいようですが、現実を見ましょう。「いつか変わってくれるかも」。その「いつか」は永遠に来ない可能性が高いということを。

心の痛みを分かってくれる

彼自身も精神を病んでいるわけなので、女性の心の痛みも容易に理解してくれるでしょう。例えばあなたが落ち込んでいて、すぐに立ち直れそうにない時。

普通の人で無神経な彼なら、「頑張って」「元気出せよ」などと、悪気もなく言ってくるでしょう。しかしメンヘラ彼氏なら、きっと黙って抱きしめてくれるでしょう。

女性のハートはデリケート。それをいち早く察知できることが、メンヘラ彼氏の強みなのかも知れません。

メンヘラ彼氏持ち必見！彼氏のメンヘラバロメーターのコントロール術

感謝や愛情を伝えて自分の価値を感じてもらう

「恋人同士なら言わなくても気持ちは伝わる」と思って、彼氏への言葉での表現が疎かになっていませんか？メンヘラは自己肯定感が弱いので、自分の価値を何度でも確認しがたります。日々の感謝や好きだという気持ちを、コンスタントに言葉にして伝えてあげましょう。

適度に奉仕し、適度に奉仕させる

メンヘラの要求に応えることだけが上手な付き合い方ではありません。時にはあなたからタスクをお願いして彼に「役割」を与えてあげましょう。

そしてそれに対してしっかりと褒めて、感謝すること。そうすると彼は自発的に「自分でも役に立てる＝価値がある」と感じてくれ、自信へと繋がります。

友達や知り合いの前で彼を褒める

メンヘラ彼氏の承認欲求を満たすためには、機会があれば是非彼の共通の知り合いの前で彼を褒めたり上げたりしましょう。あなただけではなく多くの人に良い評価を貰えていると自覚してもらうことで、更なる自己承認を引き出します。

ヤバい？ラブラブ？メンヘラ彼氏との体験談エピソード

前の彼女に浮気をされたショックで……

とあるメンヘラ彼氏と付き合っていた彼女Aさん。結局相手の浮気で別れたのですが、厳密に言うと、彼女自身もある意味浮気相手でした。

分かりやすく再度説明すると、メンヘラ彼氏は前の彼女に浮気をされたのだそうです。そしてショックのあまり、その腹いせに５股をかけました。

Aさんは即愛想を尽かしましたが、彼は恋人を１人に絞ると「また浮気されるのではないか？」と不安なのか、常に複数の女性と付き合っていないと安心できないようでした。

２人だけの世界の中で

とあるメンヘラ彼氏は、付き合う前に彼女に言いました。「俺はお前と付き合うにあたって、女の知り合いの番号を全部携帯から消す。だから、お前も男の番号は全部消して欲しい」と。

言われるがままに男性の知り合いの番号を携帯から消したものの、彼氏の要求はエスカレート。「接客業はするな」「女友達と遊ぶ時間を自分に使って欲しい」「実家に帰るのはやめて。俺を１人にしないで」など。

彼女は結局、仕事も友達も失い、２人だけの世界の中に閉じ込められる形になりました。結局、関係が破綻したのは言うまでもありません。

彼女の方が精神的に病んでしまった

ビジュアル系のメンヘラの彼氏と付き合っていた、バンギャの彼女。彼は感情の波が非常に激しかったそうです。

ハイの時にはすごく喋るし、金遣いも荒くなり、気分が落ちる時は何日も布団から出ない。そんな彼をなんとか支え、メジャーデビューへの夢を応援していたりしたのですが、結局彼に振り回されて、彼女の方が病んでしまったという話です。

メンヘラ同士でも幸せな結婚はできる

お互いに愛情のない家庭で育ったメンヘラ彼氏とメンヘラ彼女。お互いに認知のゆがみがあったので普通の感覚が分からず、たくさんの壁を乗り越えました。

そして、めでたく結婚。カウンセリングや心療内科にはまだ通い続けているものの、２人の可愛い娘を授かって幸せに暮らしています。

やっぱり、彼を救うことはできなかった

ネガティブな考えが少しでも浮かぶと、そこから一気に暴走してしまうメンヘラ彼氏。「お前にはもっと良い人いるよ」「一人になりたい。しばらくはお互いを忘れたい」と、幾度となく自分の前から去ろうとしていました。

そのたびに彼女は彼にすがりつき、「どこにも行かないで」と泣きついていましたが、ついに限界が。同じことを繰り返すうちに、「彼にとって、恋人と深い関係になるのは苦痛でしかないんだ」と気が付いたのです。

別れ際には、彼女のほうから去りました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。メンヘラ彼氏と上手に付き合っていくためのポイントや、彼氏のメンヘラ度合いによる接し方などをご紹介しました。メンヘラは男女に限らず、本来は心が優しく臆病な人が多いです。それに気付き手を差し伸べることで、彼氏の良い所を引き伸ばすこともできます。

そのためには、彼氏の承認欲求を満足させてあげることから。「あなたは私にとって必要な人なんだよ」としっかりと理解してもらえば、メンヘラ彼氏はこの上なくあなたのことを大切にしてくれる優しい男性へとなっていってくれることでしょう。