モラハラ妻は4つのタイプに分けられる!4タイプの性質についてそれぞれ解説
2020.09.16
妻のモラハラ行為に困り、なんとか対処したいと考えている男性は多いでしょう。言動や態度でひどいことをするモラハラ妻は、4つのタイプに分けられます。具体的には、上司型、爆発型、GPS型、マイペース型の4タイプです。
自分の妻がどのタイプに当てはまるかを知れば、モラハラへの対処法も見えてきます。また、現段階では我慢できるレベルでも、モラハラ気味な言動や行動があるなら、これからエスカレートするのを防止するために妻の性質を見極めることが大切です。
今回は、モラハラ妻の性質4タイプについて、それぞれの特徴と対処法を解説していきます。妻と離婚せずに関係を修復したい、上手く付き合っていきたいという男性は、ぜひ参考にしてくださいね。
モラハラ妻4タイプ(1):上司型
上から目線で夫に命令や批判をしてくる妻は、上司型に分類されます。こちらでは、上司型にあたるタイプの特徴やモラハラの例、対処法を説明します。
上司型の特徴
上司型の女性は面倒見が良く、他者への指示出しが得意な特徴があります。そのため、結婚当初は、夫を支える気持ちで指示をしていたのかもしれません。しかし、結婚生活が長くなるにつれて、自分が家庭の支配者だと思い込み、夫に命令をする傾向があります。
また、状況を客観的に見る力があり、気がきく女性として、同僚や友達から頼りにされていることが多いでしょう。そのため、周囲の人達からは「ダメ夫としっかり者の妻」と見られ、妻が支配権を握っているからこそ家庭が上手くいっていると思われがちです。周りからのこういった評価は、妻のモラハラをさらにエスカレートさせる原因となります。
上司型の妻によるモラハラの例
上から目線で細かいことを指摘したり、何かにつけて命令口調で指示したりするのが、上司型の妻によくある言動です。このタイプは夫や家庭のために言っていると考えているため、モラハラをしている意識はないかもしれません。
なかには、夫に指示を出すだけで、自分は何もやらないという傲慢な女性もいます。さらに、妻の態度を指摘すると、過去に起こった夫のミスに加え、自分のおかげで夫がどれだけ救われたか?などをあげつらい、自分の行動や言動を正当化するでしょう。
上司型な妻への対処法
上司型の性質を持つ女性は、母性も強いタイプです。そのため、夫が傷ついていると知れば、自分の行動を見直してくれるかもしれません。
その他、妻が尊敬している人物に注意してもらうのも効果的です。会社の上司や友達に、夫へのひどい言動をやめるように諭してもらうことで、モラハラがなくなる可能性があるでしょう。
ただし、その場合、夫も含めて3人で話し合うよりも、妻と相談相手だけの状況で話してもらうことをおすすめします。上司型の妻はプライドが高い特徴があるので、夫の前で注意されると機嫌が悪くなり、後から夫に文句を言ってくる確率が高いからです。
モラハラ妻4タイプ(2):爆発型
冷静に嫌味などを言うのではなく、興奮状態で怒ったり、大声で暴言を吐いたりする妻は、爆発型に分類されます。こちらでは、爆発型の女性に見られる特徴やモラハラの例、対処法について説明します。
爆発型の特徴
爆発型タイプの特徴は、周りへの反発心が強く、友達が少ないことです。その反面、実は寂しがり屋でもあるので、行き場のない気持ちを夫にぶつけてしまいます。
また、自分と向き合って深く思考することが苦手なので、モラハラが悪いことだと思っていても、自分ではどうしようもないので投げ出してしまいます。被害者意識も強いので、「この状況を周りにどうにかしてほしい」と考えている場合もあるでしょう。
爆発型の妻によるモラハラの例
爆発型の女性は、ヒステリックに怒り、暴言を吐くといったモラハラをします。ネチネチと嫌味を言うのではなく、「役立たず」「消えろ」などのダイレクトな表現で夫を傷つけてくるでしょう。
また、言葉の暴力にとどまらず、物を投げるなどの身体に対する暴力を振るう場合もあります。力では男性に勝てないので、武器を使って夫を攻撃します。当たっても怪我をしないような物ならまだ止めることもできますが、刃物などを出してくると非常に危険です。
爆発型な妻への対処法
激しく怒っている妻に反抗するとさらに行動がエスカレートするのではと、怖くて言い返せない人も多いと思います。しかし、どうにかして止めなければ、妻が態度を改めることはありません。
ただ、あなたまで感情に任せて言い返してしまうと、さらに状況が悪化します。できる限り冷静に諭すよう心掛けてください。また、できれば妻の精神が落ち着いているタイミングで、お互い冷静に話し合うことをおすすめします。
また、被害者意識が強くて寂しがり屋な性格なので、妻に寄り添う姿勢を見せることも大切です。「あなたの気持ちもわかるけれど、暴言や暴力は自分も苦しいからやめてほしい」と優しく話してあげましょう。
2人できちんと話し合っても妻の精神がなかなか安定しないのであれば、カウンセリングを受けてもらうなど、専門家の力を借りてみましょう。
モラハラ妻4タイプ(3):GPS型
夫のスマートフォンに位置情報を確認できる設定をするなど、夫を常に監視する女性はGPS型に分類されます。こちらでは、GPS型の女性にみられる特徴やモラハラの例、対処法について説明します。
GPS型の特徴
GPS型の女性は依存心が強く、夫を自分だけのものにしたいという独占欲を持っている特徴があります。また、友達が少なく、夫しか信頼できる人がいないので執着している場合もあるでしょう。
このタイプの女性は、誰かに愛されたいという気持ちが強いからこそ束縛してしまうのが特徴です。相手を思いやる気持ちよりも自分の欲を優先してしまい、夫が浮気をして他の女性にとられることを恐れて監視するのでしょう。
GPS型の妻によるモラハラの例
GPS型の妻は夫を自分の監視下に置くために、様々な形で束縛をします。
例えば、LINEの返信をすぐにすること、いつでも電話に出ることなどを要求します。夫がこれらの要求に応えなければ、不機嫌になったり、説教をしたりするでしょう。
また、会社の飲み会や友達との遊びを断らせるなど、自分がいない場所へは行かせない女性もいます。結婚したからといって、夫が遊びに行くことをすべて禁止するのは普通ではありません。
GPS型な妻への対処法
GPS型な妻は、依存できる対象が夫しかいないため、行動がどんどんエスカレートする傾向にあります。趣味を作ったり、他に友人ができたりすれば、モラハラや束縛が穏やかになるでしょう。
習い事を始めれば他者と接する機会にもなり、家庭以外の世界が広がります。他者と触れ合うことで妻の価値観が変わり、夫への監視や束縛がなくなる可能性もありますよ。
特に、妻が専業主婦で家で過ごすことが多いなら、夫に依存しやすい環境です。外に出る機会を作るためにも、アルバイトやボランティア活動への参加を勧めてみましょう。主婦業の他に自分が必要とされる環境を手に入れることで、妻の精神が安定するかもしれません。
モラハラ妻4タイプ(4):マイペース型
夫の気持ちや状況を無視し、自分の都合だけで行動する妻は、マイペース型に分類されます。こちらでは、マイペース型の女性にみられる特徴やモラハラの例、対処法を説明します。
マイペース型の特徴
マイペース型の女性は、自己中心的な性格であり、思いやりがない特徴があります。相手の気持ちを想像できないため、「夫が傷つくかもしれない」などと考えず、無意識にモラハラをしてしまっているケースが多いでしょう。
また、自分が世界の中心なので、「愛され、尽くされて当然」といった傲慢な態度もとります。こういった考えがモラハラにつながり、夫であるあなたを苦しめてしまうのです。
マイペース型の妻によるモラハラの例
他者を気にせず、自分のペースで生活しているマイペース型のモラハラ妻は、悪気なく夫に嫌味を言う傾向があります。そのため、些細な嫌味や冷たい態度など、モラハラの程度は低い場合が多いでしょう。
例えば、「その服は似合わない」「髪型が変」「家事が下手くそ」などと言われるケースが考えられます。ひどい嫌味と言うよりも、口の悪い妻と思うかもしれません。しかし、どんな内容であっても、日常的に嫌味を言われることはモラハラです。
さらに、夫の両親に対する批判や否定をするケースもあります。夫にとっては実の両親なので、義両親に落ち度がない限りは、夫の前で堂々と悪口を言うのは避けるべきです。悪気なく言っていたとしても、夫に対する礼儀に欠けると言えます。夫婦関係であっても、最低限の礼儀やマナーは守るべきでしょう。
マイペース型な妻への対処法
妻が自分勝手な言動や行動をやめないなら、あなたも遠慮せずに素直な意見を言いましょう。お互いに言い合うことで、良好な関係を築けるかもしれません。
ただ、自己中心的な人は、「自分はよくても他人から口出しされるのは嫌だ」というワガママな考え方を持っています。そのため、夫からの意見も素直に受け入れられません。
あなたが正論を言っても逆ギレしてくる場合、妻の両親や友人などに相談してみるのがおすすめです。その際、自分が完全に被害者だと言うのではなく、ちょっとワガママで困っているという風に、オブラートに包んで話してみてください。そうすることで、妻の周りにいる人があなたの味方になり、一緒に対応してくれるかもしれませんよ。
まとめ
モラハラ妻の性質4タイプを紹介しました。それぞれのタイプごとに、同じモラハラであっても、原因や理由は異なります。妻からのモラハラに悩んでいる人は、その性質を知ることで、今後の対処法を決められるでしょう。
もちろん、なかには2つのタイプに当てはまるなど、判断が難しい女性もいます。この記事を参考にしつつ、妻のタイプを見極めて、ベストな対処法を見つけてくださいね。