モラハラ彼氏の特徴!モラハラ彼氏の言動や性格・心理を紹介
2020.10.15
彼氏からのひどい発言や冷たい態度に悩んでいませんか?もしかしたら、その男性はモラハラ彼氏かもしれません。
嫌味や暴言、嫌がらせなどで相手の精神を傷つけることをモラルハラスメント、略してモラハラと言います。身体への暴力とは異なり、外傷がないので判断しにくいのが特徴です。しかし、モラハラの程度がひどい場合、うつ病などの精神疾患を引き起こす恐れもあります。
今回は、モラハラ彼氏の特徴や心理を紹介します。彼氏の言葉に傷つくことが多く、このまま付き合っていてもよいのか悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
モラハラ彼氏の特徴・言動や口癖
彼氏の言動や口調を観察することで、モラハラをする人かどうか見分けられます。もちろん、この特徴を持つ全ての男性が、モラハラをするわけではありません。しかし、彼氏がひどい男性かを見極めるポイントとして、参考にしてください。
説教をしてくる
通常、彼氏と彼女の関係に上下関係はありません。しかし、モラハラ彼氏は、彼女よりも自分が優れていると勘違いしています。そして、彼女が自分の考えと違う行動をすると、上から目線で説教してくるでしょう。
なかには、彼女が反抗すると暴言を吐いたり、長時間にわたって小言を言ったりする男性もいます。そのような行動は、れっきとしたモラハラと言えますよ。また、説教だけでなく、普段の会話の口調が上から目線な男性にも、注意が必要です。
冷たい口調
モラハラをする男性の特徴として、話し方が冷たいことが挙げられます。なかには、愛想がないため、口調が冷たく聞こえてしまうだけの優しい男性もいます。そのため、冷たい口調の男性が全員モラハラをするとは、一概には言えません。
しかし、友人や同僚には優しい口調であるにもかかわらず、彼女にだけ冷たい口調の男性には注意するべきです。ひどい彼氏は、彼女に対してだけ高圧的な態度をとるケースが多く、冷たい口調はそれを表しているからです。なかには、友人の前では彼女に優しいけれど、2人きりになると豹変する彼氏もいます。
八つ当たりする
仕事などで嫌なことがあった際、彼女に八つ当たりをしたり、不機嫌な態度をとったりする男性は、モラハラ彼氏かもしれません。多くの人は、大人になると自分の感情をコントロールできるようになるので、理不尽な理由で他者に怒ることはないでしょう。
しかし、モラハラ男は、自分の感情を制御することが苦手で、彼女に八つ当たりをしてしまいます。少し機嫌が悪いくらいなら彼女に甘えていると捉えられますが、暴言を吐くのは許されない行為です。
また、八つ当たりをするために何かしら理由をつけて、彼女を攻撃する男性もいます。例えば、失敗の責任を彼女に押し付け、理不尽に怒り始めるなどです。
ドタキャンが多い
彼氏にドタキャンをされる確率が高い場合、その人はモラハラ男かもしれません。仕事が忙しいなど、仕方がない理由があれば許してあげられるでしょう。しかし、モラハラ彼氏の場合は、正当な理由なくてもドタキャンします。
さらに、自分がドタキャンをするのに、彼女が仕方のない理由で約束を断ると怒るなど、自己中心的な態度をとるのもひどい彼氏の特徴です。付き合いが長くなるほど、このような自分勝手な態度はエスカレートするでしょう。
こういう男性は、自分勝手な行動に気がついていない可能性もあります。そのため、まだ許せる態度だったとしても、今後のことを考え、言動や態度を改めるように指摘しましょう。そうすることで、自分勝手な行動を改めてくれるかもしれません。
容姿を批判してくる
彼女の容姿を「ブス」などとけなす彼氏は滅多にいないでしょう。仲が良いほど軽口を言えるような関係にはなりますが、冷たく「ブス」や「キモい」と言うのは度を越しています。
女性にとって、好きな人に自分の容姿を批判されるのは相当傷つくことです。多くの男性はそのことを理解しているため、彼女のことを「ブス」という彼氏は、常識がないと言えます。このような発言はモラハラにあたるので、一緒にいても直らないなら離れるべきです。
モラハラ彼氏の特徴・性格
生まれ持った性質や育った家庭環境によって、性格は形成されます。そして、自分で意識しなければ、変えることは難しいでしょう。そのため、これから紹介する性格の男性とは、付き合いを続けるか考え直した方がよいかもしれません。
しつこい
何事もしつこく言ってくる性格の男性は、モラハラをする確率が高いでしょう。
例えば、すでに解決した喧嘩のことを何度も言ってきたり、間違いを認めて謝ってもしつこく責めたりと、相手を許す心のゆとりがない男性は危険です。そのほか、彼女が嫌がっていることをしつこく言ったりやったりする人も、モラハラをするタイプです。
また、返信するまでLINEで何度も連絡をしてくるなど、束縛をする男性にも注意しましょう。この類のしつこさは、執着心の強さを表します。そして、その執着心はモラハラの原因になり得るでしょう。
ケチ
お金の管理をしっかりできる人は、将来を共にする相手として好ましい男性です。しかし、なかには、彼女との交際費にはお金をかけず、自分の趣味にしか使わないケチな男性もいます。そのため、相手が倹約家なのか、ケチなのかを見極めることが大切です。
ケチな男性は、モラハラ彼氏になる恐れがあります。彼女のためにはお金を使わず、自分のためだけにお金を貯めているような人間は自己中心的です。お金に困っていないにもかかわらず、彼女にデートの支払いを毎回させたり、生活費を多く出させようとしたりする男性には注意してください。
最初は優しい
付き合い当初だけ彼女に優しくする態度は、モラハラ彼氏に多くみられる特徴です。特に、イケメンでモテるタイプの男性は、女性を洗脳することが得意なことが多いと言えます。
最初は優しく接し、女性を精神的に自分に依存させることで、彼女を支配しようとしているのかもしれません。彼女が自分に依存していれば、モラハラをしても自分から離れないと考えているからです。
最初は優しかったのに、付き合って3ヶ月ほどしてから急に冷たくなるなどの予兆があれば、モラハラをし始めるかもしれないので注意してください。
嫉妬深い
彼女が他の男性と接していると、極端に機嫌が悪くなったり怒ったりする男性は、モラハラをする恐れがあります。彼氏が嫉妬深すぎるために友達と飲みに行けないなど、人生を楽しめなくなるかもしれません。
少しの嫉妬は愛情を感じる理由にもなるので、可愛いなと思えるでしょう。しかし、過度な嫉妬をする人と長く一緒にいると、だんだんと息苦しさを感じることになります。嫉妬深く独占欲の強い人は、「好きだから」という理由で相手の行動を監視・制限し、相手がそれを守らないと精神が不安定になるでしょう。
こういった性質の男性は、彼女を傷つけてまで支配しようとする傾向があります。そして、彼女を独占したい気持ちが強すぎるあまり、モラハラに発展することもあるでしょう。
プライドが高い
自信過剰でプライドが高い性格の男性は、モラハラをするケースが多いでしょう。プライドが高い人は、自分が間違ったことをしても謝らない傾向があります。さらに、間違いを認めないことを責めると、逆ギレをする危険性もあります。
また、男尊女卑の考えを持ち、男性が偉いというプライドを持っている人には特に注意が必要です。そのような考え方を持つ彼氏は、彼女にマウントをとってひどい発言をしてきます。
モラハラ彼氏の特徴を持つ人の心理とは
ここまで、モラハラ彼氏の特徴を紹介しました。そして次に、モラハラをする彼氏の心理を解説します。どうして彼氏がひどい言動をするのか理解すれば、どのように対応すればよいかも見えてくるでしょう。
心理1:自己愛
自己愛が強い男性は、どんなときも自分を優先するため、自分勝手な考え方をする傾向があります。そのため、彼女の気持ちを思いやることができず、自分を守るために傷つけるような発言をしてしまうのでしょう。
相手よりも自分を大切にするので、自ずとモラハラ気質になります。自分中心に物事が進まないと満足できず、そのために彼女に言うことを聞かせようとするでしょう。
心理2:独占欲
彼女を自分のものだけにしたいという感情は、多くの彼氏がもつ心理です。この感情は、彼女のことが好きだからこそ生まれるため、彼女としては嬉しいことかもしれません。
しかし、独占欲が強すぎる男性は、束縛が行き過ぎてモラハラ行為をする傾向があります。それは、独占欲が強くなると、相手の全てを支配したくなる感情が生まれるからでしょう。
心理3:依存
彼女に精神的に依存しているからこそ、ひどい言動をする男性がいます。特に、この心理は外面が良い男性に多く見られるでしょう。
社交的で周囲から頼りにされている男性は、他者に本性を出すことがあまりできません。そのため、ストレスを溜めやすいという特徴があります。
そして、外で溜まったストレスを発散するため、彼女などの身近な人にひどい言動をしてしまうのでしょう。これは彼女に甘えて依存している結果です。
その他にも、依存や執着心から、彼女が自分から離れないようにモラハラをしている可能性もあります。これは、相手の気を引きたいからこそ、意地悪をしてしまう心理と同様でしょう。
まとめ
モラハラ彼氏の特徴や心理について解説しました。女性のなかには、ひどい言動をされても、「彼氏のことが好きだから別れられない」という人もいるでしょう。しかし、モラハラは長く一緒にいるとエスカレートする場合が多く、今以上にひどい状況になるかもしれません。
また、彼氏の言動に疑問を感じつつも、状況に流されて結婚してしまった女性もいます。一旦結婚してしまうと離婚は大変で、簡単には別れられません。そのため、交際期間中に自分の幸せを考え、相手を見極めることが大切です。