モラハラから自分を守る対策7つ!モラハラ加害者へのNGな行動や態度も

    モラハラは「モラルハラスメント」の略語。上司が立場を利用して行うパワハラとは種類が異なり、立場関係なく同僚同士で起こることもあります。

    無視をする、バカにしたような言動、職場でわざと仕事をさせないなどといった、道徳や論理に反した嫌がらせなどがモラハラに該当します。

    モラハラから身を守れるのは自分自身。対策だけでなく、加害者へのNG行動も心得ておきましょう。

    モラハラ加害者から身を守るための対策7つ

    モラハラをしてくる相手に出会ったとき、どのような対策をすれば被害を少なくすることができるでしょうか?ぜひ覚えておきたい対策を7つ紹介します。

    モラハラをしてくる相手には近づかない

    可能な限り、モラハラをしてくる相手とは距離を置き、できるだけ近づかないこと。触らぬ神に祟りなしです。気に入られようと媚びを売ったり、機嫌を取ろうと近づいたりする必要はありません。

    それで相手が振り向いてくれたり歩み寄ってくれたりすることはほぼなく、かえってつけあがるだけです。

    「あ、始まった」と思ったらその場を離れる

    モラハラ気質の人の行動パターンはだいたい決まっているので、近づいて来たり嫌味を言い始めたりすると「あ、始まった」と分かる瞬間があるはずです。

    その時には、黙って向き合いながら耐える必要などありません。さりげなくその場を離れ、相手からのモラハラ攻撃を最大限に回避しましょう。

    むやみに謝らない

    モラハラをする人は、とにかく相手を責め、批判し、自分より下に落とそうとしてきます。面倒だし、下手に反撃すると日に油を注ぐことになり、余計に問題をややこしくすることも。

    だからといって、むやみに謝罪の言葉を繰り返すのはNG。自分に非がないことまで謝ってしまうと「こいつはいじめていい」「何も反撃してこないから何でもしていい」「やっぱり自分は間違ってない。こいつは自分より下だ」という間違った考えが相手に根付いてしまいます。

    素直に謝ることは悪くありませんが、相手が付けあがるようなら気を付けた方が良いでしょう。

    信頼出来る人に相談する

    仕事場などであれば、信頼できる上司に相談することも大切です。もしかしたら、自分の考えすぎやマイナス思考、或いは被害妄想などが膨らんだ結果、相手の言動を「モラハラだ」と感じている可能性もあるからです。

    第三者の目から見ても明らかにモラハラだった場合は、そこから対処法を一緒に考えてもらえるかもしれません。

    言いなりにならない

    相手の欲求をありのまま受け入れ、相手の言いなりになってしまうこと。一見、その場は丸く収まるように思えますが、実は大間違い。

    相手のモラハラ行為を許すことで、それはどんどんエスカレートします。あまりにも理不尽な支持や欲求に対しては、きちんと「NO」という意志表示をすることが大切です。

    音声を録音し、記録を付ける

    モラハラ行為は、周囲にバレないように陰湿なやり方で、もしくは第三者に見られない密室で行われることも多いです。

    あなたがモラハラをどこかに訴えた場合、モラハラをしてきた張本人は「そんなことはしていない」と否定したり、自分を正当化するようまわりを言いくるめようとしたりするでしょう。

    それらを踏まえ、相手のモラハラ音声を録音することは、とても重要な対策です。病院にかかる時や専門機関に相談する時、資料として提出することで、決定的な証拠を残すことができるからです。

    また、この日に何を言われたかを記録として残しておくことも、同時に行うようにしましょう。メールやLINEも、消さずにとっておきましょう。

    ストレスで病院にかかったら診断書をもらう

    ストレスが原因で心身共に病んでしまい、仕事や生活に支障をきたすようになった場合は、ためらいなく病院を受診すること。

    多くの場合は、神経科や心療内科を受診することになるでしょう。その際、モラハラをしてくる人間が身近にいること、それによるストレスの自覚があることも忘れずに主治医へ伝えましょう。

    また休職や退職をする場合、診断書をとっておくと有力な証拠となってくれます。

    モラハラをしやすい人・されやすい人の特徴

    では、どのようなタイプの人間がモラハラをしてくるのでしょうか?逆に、モラハラのターゲットになりやすい人とは、どのような人なのでしょう?それぞれ3タイプずつ紹介します。

    しやすい人1:支配欲が強い人

    自分より弱そうな人間と上下関係を作り、自分は必ず上の立場でいたいという思いがあります。人を自分の思いのままに押さえつけて支配し、コントロールしようとするのも特徴の一つ。

    自分に逆らう人間は全て敵であり、従順な人間をこれでもかというほどいじめたり、言うことを聞かせたりします。自称「ドS」を名乗ることもしばしば。

    しやすい人2:自己愛が強い人

    モラハラ加害者は、ゆがんだ自己愛の塊。「お前はダメ、俺はすごい」という思考パターンであり、密かに自分を過大評価しています。

    それでなおかつ、まわりの人を見下して自分より下に落とそうとするような行動が多いです。そのため、他者からの指摘や批判には一切耳を貸さず、自分が常に一番正しいと考えています。

    もちろん自分に非があろうと、相手に謝罪などは決してしません。

    しやすい人3:自己中心的で幼児性が強い

    例えば、幼い子どもを想像してみてください。自分の欲求を容赦なくぶつけ、思い通りに相手が動いてくれないと駄々をこねたり不機嫌になったり……。

    モラハラ加害者は、そんな自己中心的な考えと幼児性を持ったまま、体だけ大人に成長しているような人間です。相手の言っていることを冷静に考えてみると、幼児がわめいているに等しいことが多々あります。

    されやすい人1:いつもビクビクしている人

    何時も自信なさげにビクビクしている人は、モラハラ加害者にとって格好の餌食。強く言えばコントロールできるし、自分の言いなりになってくれる。

    自分の理不尽な要求ですら無理してでも飲んでくれる。そんな条件が揃っている相手です。八つ当たりのはけ口やストレス解消の嫌がらせをしやすいタイプといえます。

    されやすい人2:抵抗しない人

    どんな暴言を吐かれても嫌がらせをされても、黙ってじっと耐える人。やはり、モラハラ加害者に目を付けられやすいでしょう。

    相手は何一つダメージを受けずに、モラハラをすることができるわけです。抵抗しない人は「この場をなんとかやり過ごせば大丈夫」「私さえ我慢すれば済む話」という、自己犠牲が強いのです。

    幼少期に親に対して反抗することがほとんどなかった人にありがちなケースなのですが、「抵抗すると、もっとひどい目に合う」「抵抗しても分かってもらえない」という思考になってしまっていることもあります。

    されやすい人3:他者に対し依存的な人

    普通の感覚を持つ人は、モラハラをされると不快感を覚え、何らかの対処を自然とできます。しかし、孤独で親からの愛情不足で、さらに自己肯定感の低い人だとそれができません。

    相手がモラハラの加害者であっても、なんとか気に入られたい、認められたいという気持ちが芽生えてしまいます。その結果、ひどい仕打ちを受けているにも関わらず、モラハラ加害者から離れられない状況を自ら作ります。

    モラハラはこんなに怖い…モラハラを受け続けるとどうなるの?

    ひたすら耐えることで、状況がよくなれば……。そう考えてしまいがちですが、予想以上にモラハラは受ける側に悪影響をもたらします。

    洗脳

    モラハラ加害者は、とにかく相手を否定します。「お前は何をやってもダメだ」「お前はろくでもない人間だ」といったことを、本人を前に繰り返し言い続けます。

    やがてそれらは被害者の脳を洗脳し、言われた本人が自分で「私はダメな人間だ」「生きている価値がない」と、自分を責めるようになります。

    抑うつ状態に

    ストレス状態が続くと、心身にさまざまな症状が出始めます。食欲不振、倦怠感、抜けない疲労、不眠、胃腸の不調など……。

    これらが続くとさらなるストレスを招き、ついには抑うつ状態になります。

    フラッシュバック

    フラッシュバックとは、ふとした瞬間にモラハラをされた時の恐怖や苦しみが蘇ってしまうこと。眠っている時に加害者の夢を見てうなされたり、ドアがバタン!と閉まる音にビクッとしてしまったりなどです。

    また、相手が何もしていない時でさえ、聞こえてくる加害者の笑い声や話し声を聞くだけで動悸が起きることもあります。

    モラハラ加害者にしてはいけないこととは


    こちらの行動によっては、モラハラ加害者をさらにヒートアップさせてしまうことも。気を付けておきたい事やNG行動を覚えておきましょう。

    相手に気に入られようとする

    モラハラ加害者に気に入られれば、ひどいことをやめてくれるかもしれない。そのような期待から、相手の欲求を何でも受け入れ、言われるがままに従い、媚びを売るのは間違っています。

    モラハラをするような人間は、気に入られようと頑張ったところで、さらにモラハラ行為をエスカレートさせるだけ。さらにひどい扱いをしてくるようになったり、相手の思いにあぐらをかいて自分を正当化しようとしたりと、状況がよくなることはありません。

    自分に非がなくても謝る

    モラハラを受けやすい人は、「相手の言っている通り、私が悪い」と考えてしまいがち。もしくは「私が謝れば、この人は気が済むんだ」と、半ばあきらめの心があります。

    しかし、これは自分がつらいだけ。相手のモラハラ行為を受け入れることになり、さらに「自分はひどいことをされて当然だ」という洗脳にもつながります。

    相手の暴言に対し暴言で応戦する

    相手のモラハラや暴言に対し、こちらも同じ方法で応戦するのは危険です。否定されることや逆らわれることを何より嫌う加害者ですから、まさに火に油を注ぐ行為と言えるでしょう。

    最も怖いのが、逆恨みによるひどい仕打ちです。同じ土俵に降りて長時間会話を続けたとしても、おそらく水の掛け合いになるだけ。

    和解など期待できない相手なので、時間と労力を無駄に使うことになります。

    まとめ

    モラハラ加害者は、いじめやすい相手を瞬時に嗅ぎ分け、徹底的に追い詰めてきます。被害に合わないために、まずは相手に近づかないこと。

    できるだけ距離を取り、必要以上に関わることを避けましょう。また、気に入られようと努力をしたり暴言で応戦したりすることは逆効果。

    「あなたのモラハラを受け入れません」というサインを出しつつも、毅然とした態度で自分の身を守りましょう。

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