モラハラ妻の性格を改善して再構築したい!自覚させて話し合いで解決する?
2020.10.08
「妻からのモラルハラスメントに悩んでいるけれど、離婚はしたくない」という男性は、妻の性格を改善する方法を見つけたいですよね。
本来、家庭は仕事の疲れを癒し、エネルギーを補給する場であるべきです。しかし、妻が夫に、嫌味や批判ばかりを言っている家庭は、癒しとは真逆の環境です。そんな状況から抜け出し、夫婦関係を再構築するためには、妻に夫を傷つけていることを自覚させ、反省させる必要があります。
今回は、妻の言動を改善させて、やり直す方法を紹介する記事です。また、自分の発言が夫を傷つけていると自覚している女性が、どのようにして改善したらよいかについても説明します。
妻のモラハラを改善するにはまず自覚させる
妻が夫を傷つけていると意識していなければ、家庭環境が改善されることはないでしょう。そのため、まずモラハラを妻に自覚させる必要があります。こちらでは、妻に自分のひどい言動や行動を自覚させる方法を紹介します。
言動に傷ついていると伝える
妻は自分の言葉があなたを傷つけていると自覚していない可能性があります。人によって、傷つくことや言われたくないことは異なります。つまり、妻にとって、あなたへの言動はそこまで深刻なことではないのかもしれません。
また、相手の感情を想像できない人は多く存在します。1人で考え込まず、妻の言動がつらく、傷ついていることを率直に伝えてみましょう。そうすることで、妻は、自分の言動がひどいと自覚し、反省をしてくれる可能性があります。
妻の言動を録音する
妻が夫に暴言を吐いている音声を録音し、後日聞かせることで、本人に自覚してもらう方法があります。音声なら、客観的に自分の言動を確認できるため、夫に対してひどい言葉を言っていたと自覚してくれるでしょう。
また、音声録音は、モラハラの証拠になります。妻がモラハラ行為を否定する場合を想定し、言い逃れをさせないためにも、証拠があることは重要です。
しかし、夫婦関係を再構築したいのであれば、相手を追い詰めるような態度は逆効果になり得ます。話し合いでは解決しない場合の手段として、録音をしておくのがおすすめです。
妻にモラハラをやり返す
あまりよい方法とは言えませんが、夫がきちんと自分の気持ちを説明しても伝わらない場合、同じようにモラハラをやり返すという方法があります。加害者は、被害者の立場になることで、やっと自分の過ちに気付く場合があります。そのため、妻と同じような発言や行動を試してみて、「自分がやられると嫌でしょう?」と諭してみるとよいかもしれません。
もちろん、あなたもモラハラ夫になってしまっては意味がありませんよね。あくまで自覚してもらうための手段として、自分の気持ちを理解してもらえるように促しましょう。例え言い合いになったとしても、お互いに気持ちをぶつけ合うことで、一方的に妻が横暴な態度をとっている状況よりは、関係を改善できる可能性が高まります。
モラハラ妻は話し合いで改善・解決できるか
関係を再構築したいならば、これまでのひどい対応について、できれば話し合いで解決したいと考えますよね。こちらでは、夫婦間の話し合いだけでモラハラ問題を解決できるのかを解説します。
モラハラ妻は夫の意見を聞く?
妻が夫の意見を聞き入れるかどうかは、嫌味を言ってしまう原因や妻の精神状態によって異なるでしょう。
例えば、妻の夫への愛情が冷めていたり、ストレスで精神が不安定だったりする場合、聞く耳を持たないかもしれません。妻の愛情が冷めていると、その気持ちを引き戻すのは非常に困難です。どうしても話し合いが成立しないなら、一旦距離を置くために別居するなど、冷却期間が必要でしょう。また、女性が自分で感情を制御できない場合、話し合いだけでは解決につながりません。その場合は、まず専門機関に相談し、妻にカウンセリングを受けてもらうなど、心のケアをしてあげるべきです。
一方、夫への愛情が憎悪に変わって嫌味を言っているような場合は、話し合いで解決するかもしれません。憎悪は愛情の裏返しであり、夫のことが好きでやり直したいと思っている可能性があります。つまり、夫にかまって欲しいから、モラハラをしているのかもしれません。その場合、話し合いによって夫婦間の溝を埋め、関係を修復できる確率が高いと言えますね。
話し合いで解決するための方法
モラハラ問題を話し合いで平和的に解決して関係を修復するためには、相手を攻撃するような口調は避け、冷静な話し合いを心がけるべきです。また、自分に少しでも落ち度があれば、妻に謝りましょう。
夫が先に友好的な態度をとり、素直になれる環境をつくることで、妻も謝りやすくなります。もちろん、今までひどい仕打ちを受けてきたのですから、自分が下手に出ることを納得できないかもしれません。それは当然のことなのですが、妻と関係を修復したいと願うなら、相手の性格を理解してうまく話を進めましょう。
他の人を含めた話し合いが効果的
2人きりの話し合いでは、感情が先行してしまう場合があります。また、2人での話し合いでは、解決策を生み出す自信がない人もいるでしょう。
そんな人は、信頼できる友達や家族に話し合いに参加してもらうのがおすすめです。どちらかに意見が偏らないよう、妻側の人間も含めるとよいでしょう。
夫婦だけでなく、4人での話し合いであれば客観的な意見も聞けるため、状況を改善しやすくなりますよ。
自分がモラハラ妻と自覚……やめたいけど改善する方法は?
自分の言動が夫を傷つけていると理解していても、なかなか自分の性格を変えられずに悩んでいませんか?こちらでは、自分がモラハラ妻だと気付いた女性が、自分でモラハラをやめるための方法を紹介します。どれも簡単に始められる方法なので、今までの間違いを改め、夫婦関係を改善させるために試してみてください。
ストレス発散方法を見つける
夫とは関係のないことでストレスが溜まり、イライラを夫にぶつけてしまうという場合、他者に迷惑がかからない発散方法を見つけるべきです。
例えば、ランニングや水泳など、身体を動かすことでイライラする気持ちをスッキリさせる方法があります。スポーツ以外でも、何か趣味を見つけて没頭するのがおすすめです。特に手芸やパズルなど、意識を集中するような趣味なら、イライラを忘れられるかもしれません。
また、行動範囲が狭いことで夫に意識が集中し、モラハラをしてしまうケースもあります。趣味を見つけることは、新しい環境を知ることにもつながりますよ。行動範囲が広がれば他の人との交流も増え、夫に対しても細かいことでイライラすることが少なくなるでしょう。
イライラしたら深呼吸する
夫の行動にイライラしたら、何か言ってしまう前に深呼吸をしましょう。気持ちが苛立っているときは、呼吸が荒くなりがちです。一呼吸置いてから夫に話しかけるように心がけることで、直してほしいことを指摘する際にも、ひどい口調にならなくて済みますよ。
また、毎朝ヨガや瞑想など、呼吸を整えることを実践するのもおすすめです。この行動によって、一日を心穏やかに過ごせるでしょう。
夫との好きなところを再確認する
交際中や新婚当初は、夫を好きな気持ちがもっと強かったのではないでしょうか?婚姻期間が長くなるほど、夫への感謝の気持ち、好きなところを忘れてしまいがちです。だからこそ、夫の尊敬できるところなどを再確認することで、愛情が蘇るかもしれません。
その他にも、一緒に旅行をした記憶など、楽しかった出来事を思い出す方法があります。可能であれば、夫婦で一緒に思い出の写真を見返すなど、同じ感情を共有できる機会を設けましょう。そうすることで、気持ちが擦れ違うことなく、関係を修復できるかもしれません。
モラハラ妻が反省して再構築できる可能性
モラハラ妻が本当に反省し、夫婦の関係が再構築できる可能性はどれくらいあるのでしょうか?また、どうしても妻のモラハラが改善しない時にどうすればよいのかも解説します。
根気よく向き合えば再構築できる
モラハラをする性格を直すのは大変ですが、夫が根気よく向き合うことで改善の可能性は十分にあります。
人の性格を変えるのは非常に難しいので、妻を本当の意味で反省させ、関係を再構築するのは険しい道のりです。しかし、あなたに妻への愛情があり、本気で関係を修復したいと願うなら、すぐに諦めずに真摯に妻と向き合ってみましょう。
もちろん、そのためには妻がモラハラを自覚して、本人もしっかりと反省して言動や行動を改める必要があります。妻の性格やクセが直るまで何年もかかるかもしれませんが、あなたも協力しながら2人で歩んでいくことが大切です。
妻がモラハラを繰り返すなら
反省していると見せかけて、問題を理解しておらず、再びモラハラを繰り返す妻がいます。また、心から反省していたとしても、自分では感情を制御できない人もいるでしょう。
前者のように、反省は上辺だけで、根本的な性格を直そうとしない妻であれば、見切りをつけることも考えるべきです。いつまでもあなたの時間を使うのはもったいないと言えます。
後者のように、妻が心に問題を抱えており、夫婦間だけでは解決が難しいなら、精神科や心療内科を受診してもらうのがおすすめです。適切な治療を受け、妻の精神を安定させましょう。
再婚して人生の再出発
妻のモラハラがどうしても治らない場合、それ以上あなたの人生を犠牲にする必要はありません。離婚をし、新たな人生を歩むのがおすすめです。
その際は、再婚も視野に入れてみてはいかがでしょうか?妻との相性が悪かっただけで、必ずしも結婚は悪いものではありません。妻との生活や離婚から、結婚にマイナスな印象を持ってしまうかもしれませんが、それも人生のステップだったと考えましょう。このように考えることで、これまでの経験は無駄ではなく、次の幸せのためだったとポジティブに考えられますよ。
まとめ
妻のモラハラを改善させてやり直す方法に加え、夫婦関係を再構築できる可能性についてなどを解説しました。妻に自分の間違いを自覚させ、話し合いによって状況を解決できれば、夫婦関係を再構築できる可能性は高いでしょう。
しかし、離婚をしたくないからと言って、モラハラの被害者側がいつまでも我慢することは、状況の改善につながりません。他の女性と再婚し、幸せな家庭を築ける可能性もありますよ。無理して心身ともに疲れてしまわないよう、自分をいたわってくださいね。