モラハラ妻から逃げるために別居!必要な準備や復縁を迫られた時の対処法
2020.10.09
モラハラ妻との生活は、精神への負担が大きく、別居したいと考えてしまいますよね。なかには、家庭内別居をしている人もいるかもしれません。
しかし、家庭内別居は、妻と顔を合わさないとしても同じ家に住んでいるため、知らないうちにストレスが溜まります。また、離婚を視野に入れている人は、家庭内別居ではなく、別居をするべきです。
今回は、モラハラ妻と別居するための知識を紹介。別居のためにやるべき準備に加え、妻から復縁を迫られた場合のアドバイスなどを解説していきます。
モラハラ妻と別居するための準備
モラハラ妻と別居する前に、具体的にどのような準備が必要かを説明します。別居を衝動的にしない方がよい理由、別居のためにやるべきことなども見ていきましょう。
新居が見つかってから別居を切り出す
別居する決意をしたのであれば、妻に伝える前に新居を探すことをおすすめします。妻に別居を伝えた後、妻の反応によっては、すぐに家を出ないと気まずい状況になるかもしれません。しかし、会社に近い地域や駅近のマンションなど、選ぶ場所によってはすぐに新居が見つからないこともあるでしょう。
また、突発的に家を出てしまうと、新居が見つかるまでホテルやウィークリーマンションで過ごすことになり、お金がかかります。そのため、引っ越しの目処がたってから別居する方が、経済面でも精神面でも負担が少なくてすみますよ。
信頼できる人に相談しておく
別居することを決める前に、信頼できる友人や家族に相談しましょう。離れて暮らした後に離婚するカップルは多く、別居は重要な決断と言えます。
妻によっては、話し合うことでモラハラが改善する場合もあるかもしれません。そのため、そのときの感情に流されず、他者の意見を聞いてから、本当に別居するべきか熟考するのがおすすめです。
妻と共通の友人とは連絡をとらない
モラハラ妻に新居を知られることで、嫌がらせを受けるかもしれません。妻のあなたへの執着心が強ければ、あなたが離れることを許さないでしょう。その執着心は、束縛やストーカーなど、危険な行動に発展する恐れがあります。
共通の友人や妻の家族に住所が知られると、妻に知れ渡る危険性があります。そのため、別居を言い渡す前から、危険性のある方とは連絡をとらないようにし、情報が漏れないように細心の注意を払いましょう。
印鑑など大切な物は持って出るべき
印鑑や通帳など、お金に関するものは別居の際に持って行くべきです。別居後、妻が腹いせにあなたのお金で豪遊をするかもしれません。万が一に備えて、自分の銀行口座には、自分しかアクセスできないようにしておきましょう。
しかし、妻が専業主婦の場合など、生活費を渡さなければならないケースもあります。その際は、あらかじめ妻の口座や金額について話し合って決めておくべきです。
離婚を念頭に私物を整理する
別居をした後のことを想定し、家にある私物はすべて持っていくのがおすすめです。特に、妻が離婚を拒否している場合、別居後に家へ行くことは避けるべきでしょう。
忘れ物を取りに行くことで、妻と顔を合わせ、喧嘩に発展するケースもあります。言い合いだけでなく暴力に発展し、事件が起きてしまうかもしれません。
モラハラ妻と家庭内別居するデメリットや問題点
家庭内別居は、新居を借りる必要がないため、お金の負担が少なくて済みます。しかし、家で顔を合わせないとはいえ、同じ家に暮らすことにはいくつかデメリットがあります。こちらでは、モラハラ妻との家庭内別居で起こる問題を見ていきましょう。
大切な物を捨てられる
妻が夫の大切な物を捨てるなど、嫌がらせをしてくる恐れがあります。特に、妻が専業主婦で家にいる時間が長い場合、夫のいない隙に物を捨てるかもしれないので注意しましょう。
このように、家庭内別居することで、直接嫌味を言われることは無くなっても、行動や態度での嫌がらせが続く場合があります。
精神が不安定になる
家庭内別居により、妻と口を利くことがないため、嫌味を言われることは減るでしょう。しかし、相手と同じ家では心が休まらず、疲れが溜まります。その疲れによって体調を崩せば、気持ちが落ち込むなど、精神不安定になるかもしれません。
また、うつ病などの精神疾患を引き起こす危険性もあります。もし、このような状況に陥れば、家庭内別居の状態であっても、モラハラからの完全な解放とは言えません。
家庭内で孤立させられる
子どもがいる家庭で、妻が中心となって子育てをしている場合、家庭内別居をすると子どもは母親と共に行動するでしょう。そのため、夫は家庭内で孤立してしまうかもしれません。
なかには、子どもに夫が悪者だと教え、父親を嫌うよう仕向ける女性もいます。仕事が忙しく、家にいる時間が短いとしても、家族から冷たい視線を向けられる環境は精神的につらいでしょう。
子どもへの影響
子どもは、両親の間に流れる不穏な空気を敏感に感じとります。そのため、一緒に暮らしていても、よい夫婦関係でないことを理解し、親に気を使うように生活するでしょう。その環境は、子どもにとってもストレスであり、人格形成に悪影響をもたらす恐れがあります。
つまり、家庭内別居をするよりも別居をした方が、子どもは親の顔色を伺わずに済み、よい環境と言えるかもしれません。
離婚の問題
妻が離婚を拒否している場合、家庭内別居をすることで、離婚の話が進まなくなります。相手に離婚を認めるよう、裁判を申し立てることはできます。しかし、離婚原因を示す証拠がなければ、離婚が認められる確率は低いでしょう。さらに、基本的に家庭内別居では、夫婦関係が破綻していると認めてもらえません。
しかし、別居をしていれば、婚姻関係の継続は不可能とみなされ、離婚が認められる可能性が高まります。つまり、離婚したいのであれば、家庭内別居ではなく、きちんと別居をするべきです。
モラハラ妻と別居の末に復縁を迫られたら
別居後に妻から復縁を迫られた際、復縁するべきかしないべきか迷うでしょう。こちらでは、復縁をしても大丈夫な場合と、復縁をするべきでない場合とをそれぞれ紹介します。自分の状況と照らし合わせ、復縁するかどうかを決める参考にしてください。
復縁しても大丈夫な場合
妻がモラハラを自覚し、本当に反省しているケースがあります。その場合、あなたに妻を許す気持ちがあれば、復縁をしてもよいでしょう。
しかしその場合も、妻にあなたを傷つけてきたことを謝罪させ、もう二度とモラハラしないと誓わせるべきでしょう。
復縁するべきでない場合
モラハラ妻のなかには、夫に甘えてストレス発散方法として、ひどい言動をしている人がいます。その場合、妻は夫に依存しており、復縁後に時間が経てばまたモラハラを繰り返すかもしれません。
また、依存性や執着心が強い性格の女性は、精神が不安定であると言えます。精神不安定な妻との復縁を認めてしまえば、さらに強く執着される恐れがあります。
そうなれば、もしモラハラを繰り返しても、再び離れることが難しくなるでしょう。そのため、妻に対して愛情がないのであれば、離婚することをおすすめします。
モラハラ妻から逃げるにはまず別居を
モラハラ妻から逃げたい場合、すぐに離婚を考えるのではなく、まずは別居をするべきです。妻と距離を置いてから、離婚について落ち着いて考えることをおすすめします。こちらでは、別居から始めるメリットを紹介します。
別居することで冷静になれる
モラハラ妻と一緒に暮らすことは、ストレスが溜まってつらいでしょう。さらに、精神が疲れた状態では、妻との復縁など考えもしないかもしれません。しかし、別居をする前に離婚をするのは早計です。なぜならば、別居をすることでお互いに冷静になり、また一緒に暮らしたいと思う可能性があるからです。
また、離婚のように人生を左右する大切な決断は、時間をかけて決めた方が後悔がなく済みます。しかし、家庭内別居では妻が物理的に近くにいるため、夫婦関係について深く考えられません。そのため、冷静に離婚について考えるためにも、まずは別居して1人でゆっくり考える時間を作りましょう。
別居で妻が態度を改めるかも
別居をすることで妻が冷静になり、性格が改善する可能性はあります。それにより、夫婦関係も再構築できるかもしれません。すぐに離婚をしてしまうと、その希望も失われます。
そのため、まずは別居して妻の様子を伺い、本当に離婚するかどうかを決断するとよいでしょう。ただ、一緒に過ごす時間が減ることにより、妻が離婚を回避するために良い顔だけを見せる恐れもあるので、慎重に判断すべきです。
まとめ
モラハラ妻と別居するための知識を紹介しました。妻のひどい言動により、夫婦関係が破綻しているとはいえ、一度愛し合った相手です。そのため、離婚をするにしても、別居をして冷静に考える時間を設けた方がよいでしょう。
また、妻に愛着があり、離婚を決断できない男性もいるでしょう。そのように迷っている人も、今回紹介した内容を参考に、妻との別居を進めてみてください。離れて暮らすことで、相手のことを客観的に見られるので、夫婦関係についてもう一度冷静に考えられますよ。