
マウンティング男子とは?意味と心理を徹底解析!特徴4選も!こんなオトコは嫌だ!
2018.02.13
競争社会の中でのコミュニケーションの取り方は人によって方法は違ってきますが、人と関わっていく中で、自分の自分の能力の高さを示して「マウンティング」を取る人がいます。
会話をしていく中で自慢話ばかりをされてしまっては、うらやましいと思いながらもいい気持ちはしません。なのに自慢話ばかりをする人は、一体何を考えているのでしょうか?
自慢話をする傾向として女性が多いと思われているかもしれませんが、「マウンティング」をするのは女性だけとは限りません。マウンティングする男性と女性ではその性質は全く違っており、「マウンティング男子」とはどんな心理でマウンティングをしているのでしょうか?
こんなオトコは嫌だ!マウンティング男子とは?
マウンティング男子の意味
「マウンティング」とは動物社会における順序確認の行為であり、馬乗りになる行為のこと をいいますが、これが転じて人間関係において自分を優位に立場に立とうとする行為や考え方をいうようになりました。「マウンティング男子」とは自分を優位な立場にいることを主張し、アピールする男性のことです。テレビドラマをきっかけに「マウンティング女子」が共感を呼びましたが、男性の間でもマウンティング的行為は熾烈に行われているのです。
男性には闘争本能が備わっており、勝ちたいという気持ちを常に持ってます。競うことこそ男の本能ともいえますが、マウンティングされる方としては男性だろうと女性であろうと関係なく、イライラさせられるものです。
こんなオトコは嫌だ!マウンティング男子にありがちな自慢話
自分を優位な立場に置きたいマウンティング男子のありがちな言動は ストレートな自慢が多く、自分がどれだけ優秀かを誇示するもの がほとんどです。
●仕事ができる自慢
●金持ち自慢
●彼女がいる自慢
●学歴自慢
●知り合い親戚自慢
などなど、自分の価値観に自信を持っているため自慢するのですが、価値観は人によって違いますので、自慢話をされたところで「だから何?」と思う人もいるでしょう。ですがマウンティング男子は相手がどう思っているかには興味がありません。興味を示さないことに対して、逆に「この価値がわからないなんてかわいそう」と貶めてきます。
自慢話をしながら人よりも優位に立つことで優越感を得るマウンティング男子の自慢話は、露骨過ぎて大変にわかりやすいものです。そういう意味ではマウンティング女子よりもわかりやすいといえるでしょう。
マウンティング男子の心理を徹底解析
競争社会に生きるためには自分がどれだけ優秀であるかを認識する必要がありますが、自分の優秀さを誇示することで心が満たされるマウンティング男子の心理状態は一体どうなっているのでしょうか?
他人に認めてもらいたい
自分の価値観をとても大切にするマウンティング男子は自分が大切にしているものを他人にも認めてもらいたい強い「承認欲求」を持っています。その根底には自信のなさが潜んでおり、自分が少しでも優位に立っていることを見せたり、話すことで他人を卑下して自信のなさを埋めようとしているのです。
自信がないからこそ、自慢をして他人よりも優位に立てる状況を自ら作り出しているわけですが、無意識に行っていることが多く、自慢する行為自体で満足してしまうこともあり、話を聞いている人がどう思っているかには気付いていません。
承認欲求が強い過ぎるせいで 逆に人から認められない状態を作り出してしまうのですから、同情に値する でしょう。
自分の存在をアピールしたい
自分の持っている知識を使って自分の存在をアピールするのもマウンティング男子の特徴としてあげられますが、人から注目されたい強い「自己顕示欲」のあらわれで、「注目を集める」イコール「他人から認められる」になっています。
注目を集めたいがために、聞かれてもいないことに対してうんちくを述べたり、頼んでもいないのに説明をしてくれたり、 自分がどれだけの知識を持っているかをアピールする場を求めている のです。
コンプレックスの塊
自分を卑下したアピール方法を使うマウンティング方法もありますが、根底には人には言えないようなコンプレックスの塊を持っている可能性もあります。コンプレックスを持っていることを悟られないようにある程度自分でも許容できる範囲で貶めて、人から「そんなことはない」と言ってもらいたがっているのです。
ある程度起用できる範囲というのが問題で、 自分でも自覚しているからこそ口にするのであり、本心で貶めているわけではありません。 否定して同調してしまうと相手の思うつぼにはまり、そこから攻撃される可能性があります。
プライドが高い
プライドが高く自分に自信を持っている人の中にもマウンティング男子が存在します。負けず嫌いな人は自分が1番でなければ気が済まず、自分より優れている人を受け入れられません。何とかして相手よりも優位になるように、相手の弱点を探して揚げ足を取ろうとします。
また、自分を客観視できず自信過剰なタイプもプライドばかり高く、 事実を受け入れられずに自分が優れていると思い込んでいる 場合もあります。
マウンティング男子の特徴パターン4選!
とにかく自慢型
とにかく自分の優秀さを自慢ばかりするパターンは、どれだけ自分がすごいかを示して相手に納得させることで優位に立ち、満足します。 マウンティング男子の中でも1番わかりやすいパターン であり、1番多い特徴ともいえるでしょう。
自分の自慢話だけならともかくさらにこちらを貶めるために弱点を突いて批判してくるので、こちらの自信を奪っていきます。その分マウンティング男子の満足度は上がるため、話をし続けることは大変に困難です。
上から目線アドバイス型
何かとアドバイスをしてくれる男性がいますが、その内容はすでに知っている、何回も聞いたなど、 アドバイスをすることで自分がどれだけ知識を持っているかを見せつけるパターン のマウンティング男子といえるでしょう。
アドバイスをしてくれるのはありがたいのですが、自分は関係ないのに横から会話に入り込んできて、話の中心になろうとすることもあり、かといって話を聞かないでいると「せっかく人が親切に教えているのに…」と押しつけがましい態度に出るので、ありがた迷惑としか言いようがありません。
自虐見せかけ自慢型
仕事が忙しい、自由な時間が取れないなど、一見自慢とは思えないような話をしながら 暗にこれだけ自分はすごいことをしているんだという自慢をしてくるパターン もあります。自虐的なことを言いながら、自分がどれだけすごいことをしているかを他人と比べて優位な立場に持っていこうとしたり、自分にはできないことをうらやましがっているように見せて、アピールする場合もあり、同情してもらうことで、自尊心を満足させているのです。
とにかく自慢をしてくるマウンティング男子よりもこのパターンは、複雑でわかりにくい点はマウンティング女子に多くみられる特徴です。自虐を話のネタにしてくるパターンは、同情や否定をしてもらうことを前提にしているので、自慢話が後に待っていることが多くなります。
無神経型
人が気にしていることを人前で平気で言ったりする人は、言っている本人に悪気がなく話のネタ的として、無意識に言う必要のない情報を他人に広めて間接的に人を傷つける行為をします。後で文句を言っても 本人は悪気があって言っているわけではないので、なぜ怒られるのかもわかりません 。
徐々にダメージを与えてくる無神経さが癇に障り、会うのも嫌になるパターンです。
マウンティング男子の対処法
マウンティング男子にもさまざまな特徴がありますが、どのパターンも近くにいたら自分が傷ついてしまいます。マウンティングをしてくる人には近づかないことが1番の対処法ですが、仕事に関係する相手などどうしても離れられない間柄の人もいるでしょう。
自分の周囲にマウンティング男子とうまく付き合うにはどうしたらいいのでしょうか?
受け流してしまおう
一度話を聞いてしまうとマウンティング男子の恰好なターゲットとなってしまいますので、無視するでもなく、淡々と話を聞くだけにして受け流してしまいましょう。話に乗ってこないとわかると、満足感を味わえないためにマウンティング男子の方から別のターゲットを探しに去っていきます。
張り合ってしまうのはマウンティング男子にターゲットとされてしまうNGな行動 ですので、勝負をする気がないことを相手にわからせましょう。適度な距離を取ろう
マウンティング男子に近づかないように適度な距離をとり、関わり合いにならないようにしましょう。近くにいることでストレスを感じる相手と無理して付き合う必要はありません。適当にあしらうことも自分のためには大切です。
自分のことをマウンティング男子に知られてしまうと、比べられて格下に認定されてしまうかもしれませんので、 プライベートなことなど、なるべく情報を与えないようにする とよいでしょう。
まとめ
マウンティング男子の意味と心理、特徴について紹介しましたが、いかがでしたか?
自分の周りにもこんなオトコいるいる!と思いませんでしたか?マウンティング男子という言葉は知らなくても、この人と付き合うのは難しいな、話しているとしんどいな、と感じる人はマウンティングされていたのかもしれません。
相手のことを思って注意しても、マウンティングが収まることはありませんので、受け流すなどの対処法を使って、 ストレスを感じないように、自己防衛することも大切 です。
ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。