人の心の機微を描き、心に染みわたってくるもの……それが歌。誰かに恋をしてキュンキュンしているときには、なおさらラブソングが聞きたくなりますよね。そこで、この記事では聴くだけで恋をしたくなるラブソングをご紹介いたします。実際の恋愛の場面で、好きな男性から言われてみたいフレーズもピックアップしてみました！

素晴らしい歌には、素晴らしい胸キュンフレーズがたくさん！

皆さんは普段、どんな時に歌を聴きますか？ モチベーションをあげたいとき、元気が出ないとき、落ち着きたいとき、悲しいことがあったとき……と、様々な場面があることと思います。人が歌を聴きたいと思うのは、心が大きく動いているとき。そして、人生のなかでその最たるものが「恋愛」ではないでしょうか。

名曲ラブソングから、胸キュンするフレーズをまとめました

「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉があるように、これまで数えきれないほどの名曲が世に送り出されてきましたが、いつの時代も愛や恋愛をうたったラブソングは、人の心を動かしてきました。そこで記事では、聴くだけで恋したくなるラブソングと、胸キュンするフレーズたちをご紹介。今、恋愛真っ最中の女性も、久しく恋愛から遠ざかっている女性も一読して、胸キュンしてみてはいかがですか？

恋を待ち望んでいる！ 恋愛準備中に聴きたい一曲＆胸キュンフレーズ

旅行が実際にしているときではなく、計画を練っている過程が楽しいのと同じように、恋愛も成就したときではなく、成就するまでの過程が楽しいもの。「気になる彼との来週のデート、どうしよう」「かっこいい彼と今日一言話すことができた」など、後から考えればちょっとしたことでも、キュンキュンしてしまうのがこの時期ですよね。ラブソングにも、恋が成就するまでの過程を描いた曲はたくさんありますので、いくつか代表的な曲＆フレーズをご紹介いたします。

爽やかな恋のはじまりを歌う | miwa『ミラクル』

まず初めにご紹介するのは、miwa さんの『ミラクル』。歌詞の中に、「日射しが照りつける空の下 笑顔ひとつこぼれる 夏の恋に飛び込んで」とあるように、爽やかな恋のはじまりを軽快なリズムでうたう一曲です。ふとした瞬間に、いつの間にかはじまってしまう恋愛。本人たちも気づかぬ間に惹かれ合っていく様をこの歌では描いています。

「いちご味のかき氷 溶ける頃に切ない想い」という表現から読み解くことができる、恋のはじまりのなんとも言えない切なさ。その後に成就すれば、切なさは喜びに代わるのでしょうが、いちご味のかき氷のように、はじまりの甘い感情は、やがて溶けてなくなってしまうこともあります。そんな、恋愛のワクワク感と切なさを表現している胸キュンするラブソングではないでしょうか。

メールを送る指先の表現に注目 | YUI 『CHE.R.RY』

2007年3月にリリースされたYUI の『CHE.R.RY』。この時代は、まだLINE が生まれるまえだったので、携帯メールの描写が描かれていますが、今のLINE に置き換えても胸キュンすることができるラブソングではないでしょうか。「手のひらで震えた それが小さな勇気になっていたんだ 絵文字は苦手だった だけど君からだったら ワクワクしちゃう」という歌詞に見られる、メールを一通送ることにも、気後れしてしまっている繊細な気持ち。

年をとっていくたびに、そんなピュアな感情は薄れていくものですが、それでも、本当に魅力的だと思った人と、はじめてのメール・LINE をやるときって緊張しますよね。「甘くなる果実がいいの 何気ない会話から育てたい」。そう、一方通行の恋のスタートは、どうやって男性に声をかけていいものかわかりません。彼が声をかけてくるのを待ってもじれったいし、でも話の突破口も見当たらない。そんな、少し奥手な女子にひびくラブソングではないでしょうか。

恋愛は何よりも力をくれるもの | CHAY『あなたに恋をしてみました』

男女が同じ屋根の下、ともに生活をするTV番組「テラスハウス」の元住人としても有名なchay さんの6枚目シングル『あなたに恋をしてみました』。恋をすることで、女性なら誰しもが輝き、力を感じることができることを描いている一曲です。「あなたに恋をしてみました 何でもできそうな ああ 力が沸くのは ああ それは ああ それは 恋の魔法ね」という歌詞にあるように、恋をきかっけに女性が輝くことが分かる、胸キュンソングです。

恋愛真っ最中に聴きたい一曲＆胸キュンフレーズ

大好きだった男性と付き合うようになり、恋の季節がやってきたとき。女の子の心は躍りますよね。そんな恋が実り、彼からの愛情を強く感じているときに、ぜひ聴きたい胸キュンソングをご紹介します。

まっすぐな愛情が胸に響く | GReeeeN 『愛唄』

愛情の伝え方は人それぞれですが、なんだかんだ言って、まっすぐに愛情を伝えてもらうほうが一番響きますよね。そんな男性から女性への、まっすぐな愛を伝えている一曲がGReeeeN 『愛唄』です。「ヘタクソな唄を君に贈ろう 「めちゃくちゃ好きだ！」と神に誓おう これからも君の手を握っているよ」というフレーズは、少し恥ずかしくなるくらい、真っすぐな言葉ですが、好きな男性にはこのくらい直球で愛情を伝えてほしいもの。

「泣き笑いと悲しみ喜びを共に分かち合い生きて行こう」という言葉を、彼に目を見て言われたならば、ふたつ返事で「はい！」と言ってしまいそうな胸キュンソングです！

いまや結婚式ソングの定番 | 中島みゆき 『糸』

いまでは結婚式のムービーやエンドロールで流される定番ソングとなっている中島みゆきさんの『糸』。偶然出会った2人が、ともに支え合い、生きていく様子を糸をつむぐことになぞらえ、中島みゆきさんらしい美しい表現で歌にしています。「こんな糸がなんになるの 心許なくて ふるえてた風の中」「縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない」「遭うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます」。

一曲の中の一連のストーリー。愛し愛される関係の運命の男性となかなか出会うことができず、自分はなんのための存在なのか、と疑問を抱いた日々。そこから、運命の男性と出会い、ともに支え合い生きていくことの喜びを知った女性の心の変化を、とても素敵な歌詞とメロディーで紡いでいます。年を重ね、いくつもの恋愛を経験した女性ならば、誰しもが涙ポロポロと流れてしまうような、そんな胸キュンソングではないでしょうか。

失恋したときに聴きたい一曲＆胸キュンフレーズ

恋愛は成就するだけがすべてではありません。そう、結婚をして本当に人生を通して添い遂げるという決断をしない限りは、いつか別れが訪れてしまいます。そんな失恋をしたときに、耳にしたい胸キュンラブソングをご紹介いたします。失恋で傷ついた女子も、その一曲と歌詞により、新しい一歩を踏み出すことができるかもしれません。

切ない女心をうたった一曲 | HY 『366日』

沖縄出身の5人組ミクスチャーバンド HY の名曲『366日』。歌の主人公は、はかなくとも恋が実ることがなかった女性。「それでもいい それでもいいと思える恋だった」という歌詞にあるように、距離が少し遠い、何か2人のあいだに障害があったかのような想像ができてしまう一曲です。

多くの女性が支持し、共感する仲宗根泉 さんの歌声と歌詞に、何人もの女性が涙を流してきたのではないでしょうか。「恋がこんなに苦しいなんて 恋がこんなに悲しいなんて 思わなかったの 本気であなたを思って知った」。この歌詞から、本気で誰かを好きになり、想い馳せることの苦しさと、切なさが感じ取れます。ポジティブな胸キュンではなく、何か締め付けられるような胸キュンを誘う、言葉と一曲です。

失恋したときにそばにいてくれた男性は運命のヒト？ | Mr.Children 『抱きしめたい』

失恋をしたときは、一人ではなく、誰かに話しを聞いてもらい、寄り添ってもらいたい気持ちになることもありますよね。そんな気分の時に、耳にしたいのがMr.Children の名曲『抱きしめたい』。男性ラブソングの定番としてもあげられることが多いこの曲ですが、歌詞には胸キュンフレーズが詰まっています。

「二人だけの 夢を胸に 歩いていこう 終わった恋の心の傷跡は 僕にあずけて」という歌詞の「終わった恋の心の傷跡は 僕にあずけて」というフレーズ。失恋したときに、そばにいた男性から、「僕が守ってあげるよ」というニュアンスの言葉を伝えられたら、失恋のダメージもあってか、胸キュンしてしまうこと必須なのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか？ 恋愛のはじまり、恋愛真っ最中、そして失恋した直後にぜひとも聴きたい胸キュンソングをご紹介してきました。女性アーティストの一曲も男性アーティストの一曲もそれぞれ魅力があり、どれも外せないものでしたね。
女性にとって恋愛は、何よりも心が輝く瞬間であり、そして繊細に動く瞬間でもあります。そんな、あなたの心に寄り添ってくれる、自分にぴったりの一曲を探し、ちょっとでもあなたの恋が前に進んでくれればうれしいですね。曲の力で勇気を出せば、きっとあなたにも幸せが訪れることと思っています。