結婚しない女の心理や理由、特徴は?未婚のメリットやデメリットも
2019.08.05
現在は女性がたくさん活躍できる社会になっていることはご承知の通りです。そのうえで未婚化、晩婚化も進んでいることも各報道などで耳にすることもあると思います。
2010年~2015年の国勢調査では、30~34歳の男女ではこの5年での未婚率がわずかながらに低下をしているという統計があります。しかし、全体としては男女とも25~29歳での未婚率の上昇が続き、女性の35~44歳では未婚率は微増、50歳時の生涯未婚率は13.3%と上昇しています。
「結婚しない女」が増えている事情は女性の活躍と関係している、というのも一面ですが、単純にそう言い切れない面もあります。ここではその心理や理由、特徴などいろいろ調べてみましょう。
結婚しない理由とは?
理想の相手が見つからないから
理想の結婚相手が見つからないという理由で結婚をしない女性がいますが、これには「付き合っている男性がいる人」も含まれています。
恋愛を楽しむだけなら問題はなくても、結婚相手としては理想と違うと思ってしまうようです。
それはいろいろ経験を積んできてここまで独身だったのだから、やっぱり自分の理想を満たしてくれる人と結婚して失敗はしたくないと思うそうです。
若い頃なら「好き」という気持ちだけでも結婚を考えられたかもしれませんが、周りをよく見てきている肥えた目だと「好きだけで結婚なんて無理!」といろいろ自分の条件に合う人でなければと、相手に求める理想が高くなるようです。
結婚に夢を持てないから
20代半ばから後半にかけてはドドドドと自分の周りでも結婚ラッシュがあり、その時は結婚式へ行くたびに「私も幸せな結婚を!」なんて思っていたかもしれません。
しかしいつしか月日は流れ次第に結婚式に呼ばれることもなくなってきて、気が付けば自分が出席した結婚式の夫婦がパタパタと離婚していくと言う現実。
まだ自分は結婚していないのに、既婚の友人からは結婚生活の現実を聞かされて結婚にだんだんネガティブになっていく、そのような感情も出てくるようです。
もしくは結婚するのがめんどくさいと言う意見もあり、現代では30代~40代の未婚女性で実家暮らしをしている人も少なくありません。
つまり全ての実家暮らしの方がそうだとは言いませんが、家事を自分以外の誰かがやってくれる環境にいるということです。そう言った事からこれから家庭の事を切り盛りしていくなんて「めんどくさい」となるそうです。
そして結婚すれば自ずと家族親戚が増えるので、その付き合いも「めんどくさい」。子供が出来ればママ友関係が「めんどくさい」といったように、「結婚=めんどくさい」という考え方に繋がっているようです。
自立して生きていけるから
やはり30代40代で仕事をしていると、十分一人で生活していける経済力を持てるようになります。基本的な生活費以外にも使えるお金に余裕があるので、趣味や美容など自分につぎ込む事が出来ますよね。時間も同じで仕事以外の時間は全て自分が自由に使える時間です。
逆に結婚したい女性側の理由として「一人では経済面で不安」や「自分が働くよりも専業主婦になりたい」と言う意見があります。「結婚したくない」側の理由としてはこれらの問題は既にクリアしているので、「結婚したい」にはならないのですね。
むしろ現状に満足しているのなら、自分の自由な時間とお金を結婚する事によって多少なりとも削られてしまうのではないかと考えてしまいます。そういった点でも結婚へ二の足を踏んでしまうのかもしれません。
独身の方が都合がいいから
それなりに年齢を重ねてくれば、仕事でも頼られる存在になったりそれなりに地位を確立出来たりしてくるものです。仕事で自分の提案や意見が通りやすくなれば、またやりがいも出て来ますよね。それは当然キャリアを積んできているからです。
そんな時に結婚となれば自分だけの生活ではないので、残業や会社の付き合い(帰りに吞んで帰るなど)と言うのには制限がかかってきます。出産となれば育休を取って復帰した時に前と同じようには、なかなか出来ません。
と、そこまで先の未来を考えているかは分かりませんが、独身の自由さが自分に合っていて、今が楽しく充実しているのであえて結婚を考えないといった理由もあるようです。
男性との恋愛経験が少ないから
これまでの理由とは種類が違いますが、そもそも男性との恋愛経験がほとんどなかったり、恋愛自体に興味がなかったりすして結婚するつもりがないという女性も中にはいます。
たとえば他人に対して性的欲求や恋愛感情を持たないアセクシュアルというジェンダーを持つ女性は、その性格上結婚は困難だと考えている場合が多いようです。
また上記の例に当てはまらなくても、恋愛対象は男性だけれど、男性と話すことが苦手だったり、男性との交際経験がなかったりして結婚を諦めている、もしくはしたくないという女性もいます。
結婚しない女の心理
独身の方が気楽
結婚しない女性は、結婚するよりむしろ独身の方が不安がなく気楽だと考えている人が多いです。
特に過去の男性との関係にトラウマがあったり、自分が育った家庭環境に問題があったり、そういったネガティブな経験のある女性は結婚生活に対して不安ばかりが浮かんできてしまうようです。
いくら愛し合って結婚する場合でも、元は他人同士が1つ屋根の下で暮らすのですから多かれ少なかれ不安はあるもの。ただ結婚しないと決めている女性にとっては期待よりも不安の方が大きすぎて、1人でいた方が気楽だと考えているようです。
妥協して結婚するくらいなら独身がいい
10代や20代の頃はまだ男性を見る目も養われていないので、顔がかっこいいとか性格が優しいなどのわかりやすい理由で男性を好きになり、その人と結婚したいと思うことも珍しくはありません。
しかし年を重ねるごとに多くの男性と知り合うことで、男性に対する要求が細かくなり、自分の理想にそぐわない男性とはわざわざ結婚したくないと考えるようになる女性もいます。
理想が高いために結婚をしない女性は、自分が理想とする相手とでなければ結婚する意味がなくそれなら独身でいた方がマシ、と考えていて、またその理想に当てはまる男性には簡単に出会えるものではないということも、きちんと理解しているようです。
結婚は人生の墓場だと思っている
結婚しない女性によく見られるのは、自分の母親や友人の結婚生活の現実を見たり聞いたりしてきた結果、結婚=人生の墓場だという考えにたどり着いたパターンです。
それまではかいがいしく尽くしてくれた彼氏が旦那になったとたんに手の平を返し、妻は仕事をしながらも毎日家事と旦那の世話に忙しく、子どもが生まれればそこに育児というタスクがプラスされ、自分の時間がなくなっていく……。
親しい人のそういった姿を間近で見て、こうなってしまったら人生終わりだと考えてしまう人もいるようです。
他人と一緒に暮らせる自信がない
神経質な一面があったり、極端な潔癖症であったりして他人との共同生活に苦痛を覚えるという女性もいます。こういったタイプの女性は生活する上で何か強いこだわりがあって、それを認めて受け入れてくれる男性でなければ結婚など到底無理だと考えるようです。
また元々単独行動が好きで、他人の意見に左右されずに自分の思い通りに行動したいという女性も、結婚には消極的になることが多くなります。
家の外で会って遊んだり話したりする分には特に抵抗がなくても、自宅や私生活などのごくプライベートな領域には誰にも干渉してほしくないという心理があるようです。
その気になればいつでも結婚できる
結婚をしないと言う女性の中には“今は”結婚するつもりがないだけで、しようと思えばいつでもできると考えている女性もいます。
このタイプの女性は男性から見て魅力的でモテてきた人が多く、どちらかというと相手を選り好みできる立場にいた人がほとんどです。
恋愛の相手に困ることがなかったために理想も高くなりがちで、付き合っている恋人との間に結婚話が持ち上がっても「もっといい人がいるのではないか?」と考えてしまうのです。
自分が結婚しようと思えばいくらでも相手が見つかるという心理から、焦りを感じることも少ないようです。
何より仕事を優先したい
やはり仕事に情熱を持って打ち込んでいる女性は、結婚に対しては積極的ではないことが多く、たとえ結婚するとしても仕事の量や優先度を変えたくないという人が多いです。
いくら男女平等が良しとされる世の中になってきているとは言っても、どうしてもまだ男性社会寄りの日本では、結婚を希望する女性は本人の意図とは関係なく、妊娠や出産によっていずれ仕事をセーブしたり辞めたりしていくものだと見なされがちです。
そんな社会の中で男性と対等以上に努力して仕事に打ち込んできた女性は、結婚によって今まで積み上げてきたキャリアを失いたくないとの思いから、仕事を続けていくために都合がいい相手が見つからない限り、結婚するつもりはないという考えに落ち着くのです。
自分のことだけで精一杯
結婚をしないと公言する女性は、よく自分の面倒だけで精一杯だからという言葉を併せて使います。ただの謙遜にも聞こえる言葉ですが実際本心であることも珍しいことではなく、結婚をするならしっかりと責任感を持つべきと考える人ほど、そう思うようになります。
仕事や趣味など自分のやりたいことで忙しく、結婚しても夫に尽くすこともできないし、ましてや子どもを生んで育てるなんて考えられない、という心理から、自分のことだけで精一杯なのに結婚なんて無理だと発言するようです。
未婚・独身女性の仕事や収入が気になる!
どんな仕事をしているの?
「結婚しない女」としている以上、自分の生活や先のお金も考えなければなりません。金銭的に充実している「結婚しない女」の職業はやはり高収入らしいです。そして正社員の割合が高いです。
ここで面白いデータを見つけました。「結婚が遅い女性が多い職業ランキング」と言うものです。
第1位は「女医」で時間の余裕はないが高収入な為、金銭面で男性に頼る必要がないのかもしれませんね。そして時間に余裕がないと言う事は出会いもなかなかつかめません。
第2位は「経営者」でこちらも女医と同じく、自分で会社を切り盛りしていかなければならないので時間の余裕がありません。経営者でも経営でいっぱいいっぱいの場合は男に構っている暇なんてありません。
しかし軌道に乗っていたら、それはそれで高収入で金銭的余裕があり、こちらの場合は男性に対する理想が高くなるようです。そうなるとなかなかお目当ての男性に巡り会えず、巡り会ったとしても既婚者だったりで「結婚しない女」になってくようです。
第3位は「弁護士」で同じく時間に余裕がなく高収入で出会いの場もなかなか無いようです。弁護士の結婚相手の傾向としては同業種が多いそうで、これには男性側が「口のたつ頭のキレる女性」に対抗できないと尻込みしてしまう所があるようです。
そして他にもクリエイティブな仕事をしている女性も「結婚しない女」には多いそうですよ。
年収はどれくらいなの?
これはやはり職業と連動しているところはあります。男性は高収入ほど結婚率は高まり、低収入ほど結婚への自信が持てず未婚率が高くなるそうですが、対して女性の場合は真逆の高収入ほど未婚率が高く、低収入ほど結婚率が高くなると言うデータがあります。
女性の年収と未婚率は、200万以下で5%、500万で25%、1000万で40%とデータで出てきている通り、年収は顕著に未婚率に繋がっている様です。
やはり男性は「結婚=養わなければ」の気持ちが強く、女性は「結婚=養ってほしい」と言う構図があるのかもしれません。
そうすると高収入の女性には当てはまらなくなり「結婚する必要なし!」とむしろ自分の仕事や時間に支障をきたすくらいならと「結婚しない女」に変わっていくのかもしれません。
これは年齢にも比例してくるのかもしれませんが、現実を良く知る目の肥えた自立している女性が「結婚しない女」なのかもしれません。
「結婚しない女」の恋愛事情と婚活の本音
恋人の有無は?
結婚しないと考えている女性は恋人がいないからそういう考えになるのではないか、と思われることが多いですが、一概にそうとは言えません。人並みもしくはそれ以上に恋愛経験がある女性の中にも、結婚するつもりがない人がいます。
たとえ現在進行形で付き合っている恋人がいたとしても、相手に結婚の意思がないことを伝えた上で交際しているという場合もあります。
男性との恋愛経験がないため結婚しない女性がいるとご紹介しましたが、たとえ恋愛経験がなくても結婚したいという女性は多くいます。ですから恋人の有無と結婚したくない理由は直接的には関係ないようです。
恋愛と結婚は別物
結婚しない女性はとても冷静な感情で物事を見れる女性が多いです。結婚を夢見る女性は恋愛の延長線上に結婚があるという考えを持つことが多くなりますが、結婚しない女性は恋愛と結婚をまったく別のものとして考えています。
たとえ恋人がいたとしても、好きは好きだけど結婚したいかどうかと言われればそうではないと考えていて、恋は人生を委ねるものではなく、人生を豊かにするための嗜好品として考えていることが多いです。
縁があればと考えている女性もいる
結婚しない女性の中にも、自分の理想の相手と出会えれば特に結婚を拒否するつもりはないと考えている女性がいます。
自分がこれまで積み上げてきたキャリアを捨てる必要がなく、また一緒に生活する上で妥協や譲歩をする必要がない、などの条件がそろえば結婚をしてもいいと考えているパターンです。
こう書くとそこはかとなく上から目線な雰囲気を感じてしまいますが、要は「いいご縁に恵まれれば結婚もやぶさかではない」ということです。
わざわざ婚活してまで結婚したくない
結婚に対して積極的ではない女性は、婚活というものにはあまり興味を持ちません。縁があれば結婚してもいいと考えている女性でも、わざわざ婚活をしてまで結婚相手を探すのはナンセンスだと思っているようです。
試しに婚活パーティーなどに参加した経験があっても、結局は理想の相手が発見できず、むしろさらに結婚をする気が失せたという人もいます。
50~60代で結婚する女性もいる
ごく少ない割合ではありますが、若い頃は結婚するつもりがなかったのに、50代以上になってから気が変わって結婚をしたという女性もいます。
一生独身を貫くと思われていたアラフィフやアラカン世代の女性芸能人の結婚が話題になることがあるように、20代から40代の間は仕事や自分のやりたいことに情熱を注ぎ、50歳や60歳という老後の生活を考えるような年齢になった時に、結婚という選択をする女性もいるのです。
女性が50代以上の年齢で結婚をするということは、ほとんどの場合が子どもを持つつもりがなく、これまで築き上げてきた財産を後の世代に遺すことも考えなくていいので、比較的余裕のある暮らしができます。
50代以上での初婚は割合的に見て少ないですが、結婚によるデメリットは少ないと言えるかもしれません。
結婚しない女が理想とする男性とは
経済力・生活力があり自立している
結婚しない女性は男性に養われることを望んではいませんし、逆に男性を養いたいとも身の周りの世話を焼いて面倒を見たいとも考えていません。たとえ夫婦でもお互い自分のことは自分でやるべきで、当然責任もそれぞれで持つべきだと考えている人がほとんどです。
そのため理想の男性には、1人で十分豊かに暮らしていけるだけの経済力と、自分の身の回りのことは自分でできる家事スキルなどがまず求められます。
清潔感がありルックスがいい
結婚しない女性は相手に求める理想が高く、それは外見にも言えることです。いくら経済力があって炊事洗濯など一通りの家事ができたとしても、清潔感がなくルックスが並以下という人は理想の男性としては選ばれないでしょう。
多くの結婚しない女性が、もし結婚を考えるとしても自分好みの外見を持っている男性でなければ、まずスタートラインにもたどりつかないと考えています。
もし相手の外見に対して妥協できていたら、とっくに結婚していたという人も少なくありません。
仕事に口を出さない
経済的に自立している女性が何より他人に干渉してほしくないのは、自分の仕事に関する領域です。たとえその女性のためを思って言ったアドバイスだとしても、自分自身の能力でキャリアを築いてきた女性にとっては余計なお世話以外の何物でもありません。
むしろ恋人からの仕事に関するアドバイスを素直に聞き入れ、それに従おうとする女性は結婚をしないという考えにはあまり行きつきません。
自分の仕事に対する自信とプライドがあるからこそ、男性には仕事に関して口を出さない姿勢を求めます。
自分の生き方を認めてくれる
ひと昔前は女性の幸せは結婚で決まるという考えが一般的で、たとえ一生懸命勉強して大学を出て大手企業に就職したとしても、ある程度の年齢までには結婚をして子どもを持ち、円満な家庭を築いていくことこそが女性にとっての幸せだと言われていました。
しかし現代ではそれは古臭い考え方でしかなく、女性の幸せにも多様性があるという考えが世間に浸透しつつあります。結婚をすることだけが幸せの形ではありませんし、結婚をしないから不幸というわけでもありません。
結婚をしたい女性からすれば、結婚して幸せにしてあげたいと言ってくれる男性の存在はありがたいものです。しかし結婚しない女性にとっては自分を守ってくれようとする男性よりも、自分の生き方を認めて尊重してくれる男性の方がありがたいのです。
浮気・DVなどの問題行動をしない
これは結婚しない女性に限らずすべての女性にとっての条件となりますが、浮気癖やDV、酒乱、モラハラ傾向がない男性であることが大前提となります。
そんな前提条件を理想の男性の条件になぜあげるのかと言えば、結婚をしない女性の中には過去に付き合った男性や自分の父親がこれらの悪癖を持っていたという人が少なくないからです。
どんなに稼ぎがよくて社会的地位があって、外見も非の打ちどころがなくても、こういった悪癖があれば理想どころの話ではありません。
身近にそういう男性がいた経験がある女性は、悪癖はそう簡単に矯正できるものではないことを知っていて、結婚すればきっと変わってくれるなんていう幻想も抱かないようです。
結婚しない女の特徴12個!
頭の回転が速い
前述の「結婚が遅い女性が多い職業ランキング」にも見て取れるように、結婚しない女性は頭の回転の速さが求められる職業に就き、男性並みまたはそれ以上に社会で活躍している女性が少なくありません。
頭が良く口も回るので、男性がたじたじになってしまうこともよくあります。
また感情によって考えや意見が左右されることも少なく、いつでも冷静な視点から物事を客観視できる女性が多いのも特徴です。
高学歴
結婚しない女性には、学生の頃から優秀で高学歴であるという特徴がよく見受けられます。頭の回転が速く地頭がいいので、子どもの頃から勉強を苦に思ったことはなく、そして具体的な目標を持って物事に取り組める女性が多いのです。
そのため就職の時も将来性のある企業や職業に就き、またキャリアアップを着実に果たしていくために婚期も遅くなりがちで、結果的に結婚しないという考えに行きつくようになります。また中には自分より学歴や能力が低い男性とは付き合えない、というプライドの高い女性もいます。
社会的地位が高い
仕事において役職に就いていたり、責任が大きいポジションを担っていたりするという女性が多いのも特徴の1つです。そして自分自身の能力によって社会的に認められている女性は、そこで承認欲求が満たされるので恋愛や恋人に依存することがあまりありません。
それに恋愛はどんなに努力してもうまくいかない時はいかないものですが、それに比べたら仕事は努力した分だけ結果を出しやすいものです。
結婚して誰かの妻というポジションに収まるよりも、社会的に重要とされる地位に就いて認められる方が達成感を感じられるという女性は、キャリアに影響を及ぼしそうな結婚に積極的になれないのです。
仕事にやりがいを持っている
たとえ経済的に余裕がなくて、高い地位についていなかったとしても、仕事へのやりがいの度合いは人それぞれです。子どもの頃から夢に見ていた職業に就くことができたなら、何よりも大切にしたいと思うのは当たり前のことかもしれません。
いつでも仕事優先で時にはプライベートを犠牲にすることもいとわないという女性は、結婚に対して憧れを持つことは少なく、むしろ仕事の邪魔になるぐらいならしない方がいいと考えるのです。
人生の目標=仕事を成功させるという女性ほど、結婚をしないという考えに落ち着くことが多くなります。
自活できる経済力がある
運命の人と大恋愛の末に結婚を果たすという人は少数派で、結婚適齢期の女性が結婚して主婦になりたいと考える時は、仕事に行き詰まりを感じていたり、将来に対する不安を感じていたりすることが多いものです。
しかし結婚しない女性は男性に負けないぐらいの経済力を持っていることが多く、自分の収入だけで将来の見通しを立てたり人生設計を豊かにしたりすることができます。
生活のために結婚をするという考えがないため、わざわざリスクを負ってまで結婚をしなくてもいいと考えることができるのです。
没頭できる趣味がある
結婚するつもりがないという女性は、多趣味であったり趣味が1つしかなかったりしてもそれに没頭していることがよくあります。仕事以外の時間はほぼ趣味のために費やしているという人も珍しくはありません。
経済力があれば趣味にお金をかけられますし、何より熱中できる楽しみがあれば孤独を感じる機会も少なくなります。結婚をすれば趣味や自分のために費やす時間や費用が限られてしまうことから、結婚をしないと決めている女性もいます。
恋愛に依存しない
結婚しない女性は人並みに恋愛を楽しむことはありますが、1人の相手に固執したり依存したりということがあまりありません。恋人以外のことは何も考えられないという状態には縁がなく、恋人との間に適度な距離感を保とうとします。
不倫関係を清算できなくて結婚する気がないという女性も、相手に離婚するように迫るようなことは稀で、楽しい時間だけを共有できれば満足と考えている人が多いです。
どうしても1人の男性を自分の元に繋ぎ留めたいという感覚がないので、結婚にもあまり興味が持てないようです。
男性に求める理想が高い
万が一理想の男性と出会うことができたら、結婚を考えないこともないという意見を持つ結婚しない女性は少なくありません。しかしその理想は高く、それに見合うような男性は現実にはなかなか存在しないものです。
経済力があって自立している女性は、自分という人間に自信を持っているので恋愛でも強気になることができます。生活のために結婚をする必要がないわけですから、男性の条件に妥協する必要がなく、また感情に流されることも少ないので理想が高くなりがちなのです。
家事が好きではない
結婚しない女性は家事や育児がいわゆる“女の仕事”と言われることに納得ができない人がほとんどです。共働きが増えた現代では男性も家事や育児に参加するのが当たり前という風潮になってきてはいますが、それでも女性の方の負担が大きくなりやすいのが現実です。
しかし女性にも得意不得意があって、仕事で成功していても家事が苦手だったり好きではなかったりするという人ももちろんいます。
特に結婚しない女性は高学歴で高収入な女性が多い分、家事には時間を割くことが難しく、生活していくために必要最低限だけやっている、または外食や外注に頼っているという人も少なくありません。
しかし結婚をすれば誰かと共同生活をしていくことになり、自分の思い通りにできないことが増えることは容易に想像できます。そのデメリットを考えてしまうと、結婚に魅力を感じなくなるということがあるようです。
1人行動に抵抗がない
結婚しない女性は「おひとりさま行動」に抵抗を持ちません。外食だって1人でどこでも行けますし、誰かと予定を合わせて旅行に行くよりも、自分のタイミングで行ける1人旅が好きという女性も多いです。
1人で行動することに焦りや不安を感じないので、独身でいることも平気で、むしろ自分の思い通りに行動できて気楽だとさえ考えています。
たとえ周りの友人たちが続々と結婚をしていっても、他人と自分をしっかり区別して考えている女性が多いので、それで寂しさを感じて自分も結婚したいと考えることは滅多にありません。
論理的な思考を持っている
結婚という人生の節目となるイベントを迎えるためには、多少感情に流される必要もあります。
1人の男性と結婚をするデメリットが思い浮かんでしまった時、それを乗り越えるために必要なのは、相手への愛情だったりどうしても結婚したいという欲求だったりといった、感情の後押しです。
結婚をしないという女性は、自分の感情を抑えて論理的に物事を考えることが得意です。結婚によってもたらされるデメリットや、妊娠出産育児のために自分の生活スタイルが変わる可能性を考えると、結婚によって得るものが少ないと考えてしまうことが多くなります。
他人に甘えることが苦手
自分で自分のことを養えて、何でもできる女性は他人に甘えることが苦手です。他人に何かを頼んでやってもらうより、自分でやってしまった方が早いと考えるのです。
そうなると日常生活の中で、手伝ってくれる人がいればいいのにと思うことも少なくなります。むしろ他人のペースに合わせずに自分のペースで物事を進めることができるので、その方がよっぽど手っ取り早いという考えに行きつきやすくなるのです。
結婚しない女の7つの共通点
友達が多い
結婚しない女性は傍から見たら寂しい人生を送っているのかと思いきや、実はそうではありません。サバサバとしていて媚びない性格の女性が多く、男女問わずに好感を持たれるので顔が広く友達がたくさんいて、逆に寂しさを感じる暇がないという人の方が多いのです。
休日は親しい友達と余暇を過ごして、にぎやかで充実した生活を送っていることがほとんど。たとえ彼氏ができたとしても友達より彼氏優先のベタベタとした付き合いをせず、付き合いの古い友達のこともちゃんと大切にするため、多くの人から信用されるのです。
隙がない
経済力があって自分の身の周りのことを自分でこなせる女性は、男性から見ると隙がない女性だと思われがちです。
本人も甘えることが苦手なので、自力で努力すれば解決できそうなことをわざわざ人に頼りません。
またたとえ好意からでも男性に奢られることが苦手という女性も少なくはなく、たとえ恋人相手でも男だから、女だからという考えにとらわれず常に平等でありたいと考える女性が多いです。
やりたいことや趣味が多い
結婚しない女性の共通点として、多趣味で器用というものがあります。好奇心旺盛で1度何かを始めるとのめり込みやすく、興味を持ったことや好きなことに対して時間もお金も出し惜しみしない、という性格の人が多いです。
また仕事が趣味みたいなものという人も珍しくはなく、好きなことでお金を稼ぐことができるので充実感のある生活を送っています。野心やバイタリティーも人一倍旺盛で、社会的に成功している男性に対しては憧れよりも対抗心を抱くことが多くなります。
プライドが高い
結婚に興味がない、将来的にも結婚するつもりがないという女性には、不思議と美人な人が多いです。そのため周りの男性から密かに好意を寄せられていることも稀ではありません。
本人も自分の魅力は理解していますし、周りからの好意にも気付いていないわけではありませんが、それを利用してわざわざ媚びるようなことはしません。
むしろ自分の考え方や生き方にプライドを高く持っているので、気軽に誘ったり口説いたりできない“高嶺の花”と見なされているケースもよくあります。
生活水準が同年代より高い
経済力を持っている結婚しない女性は、同年代の女性よりも生活水準が高いことがほとんどです。
一般的な女性の収入では贅沢な生活を送ることは難しいですが、それこそ医師や士業などの職業に就いていて安定して仕事をこなしていれば、女性でもサラリーマン並みかそれ以上の年収を余裕で稼ぎ出します。
そのため住んでいる場所や身に付ける物なども、同年代の水準より高価なものになることが多くなります。
自由主義者
結婚しない女性には経済力がある人が比較的多いとはいえ、中にはそうでない人もいます。しかし収入の多さに関わらず、共通しているのは誰かに縛られる人生を良しとしない考え方です。
多趣味で好奇心が旺盛でいつも自分の思うままに行動したい女性にとっては、結婚に関してはデメリットの方が多く感じられてしまいます。
たとえ生活が苦しかったとしても、自分の人生は自分で責任を持ちたいと考え、誰かのために自由を犠牲にして養ってもらう人生を選びたくはないのです。
冷静で頼りがいのある性格
結婚しない女性は特に同性から姐御肌で頼れる存在だと思われることが多いです。自分の意見や人生観をしっかり持っていて、常に冷静で感情に流されるような発言をすることがほとんどないため、相談を聞かされる役になることもしばしば。
逆に自分から人に相談することは苦手で、そのような点も周りからは小さなことに悩まされない頼りがいのある性格だと見なされがちです。
結婚しない女とできない女の違いとは?
しない≠したいけどできない
結婚しない女性と結婚したくてもできない女性とでは、性格や考え方はまるで違います。結局は結婚できないからしないと強がりを言っているのではと思っている人もいるかもしれませんが、彼女たちは結婚をしてくれる相手がいないわけではありません。
むしろ本人がその気になれば、どこかのタイミングで結婚するだろうと周りから思われるような魅力的な女性が多いのです。
結婚できない女の特徴
結婚をしないのではなく、結婚したいけどできない女性には自己評価と他人からの評価にズレがある人がよく見受けられます。自己評価が高すぎても低すぎても自分にふさわしい相手と巡り合えず、結婚のチャンスを逃してしまうことが結婚できない原因の1つだと考えられます。
すぐにでも結婚したいのに、いざとなると年収や外見などで相手を値踏みしてしまい、自ら結婚が遠のくような行動をしている人が多いのも特徴です。
両者の決定的な違いとは
結婚しない女性にとって、結婚はわざわざ努力してまでする必要がないものです。逆に結婚したいけどできない女性にとっての結婚とは、人生において必要なプロセスであり、あるいはゴールと考えている人もいます。
また結婚しない女性は自分を客観的に分析した上で結婚をしないと決めているのに比べ、結婚できない女性は自己分析がうまくいっていないという違いがあります。
結婚しないことのメリット
独身生活を謳歌できる
結婚しないことの大きなメリットと言えば、誰に縛られることもなく独身生活を謳歌できるという点です。結婚すると、自分だけの時間がなかなか取れなくなり、相手に合わせる生活がほとんど。でも独身なら、いつでも有意義に自分のために時間を過ごすことができます。
子供が居る家庭では、休日は子供たちと何処かへ出かけるということがほとんどなので、自分の時間がとれません。主婦の中で自分の時間が欲しいと感じている人も多いので、この点は独身のメリットと言えるでしょう。
趣味にお金を自由に使うことができる
独身なら、自分で稼いだお金を自由に使うことができます。結婚をしていると、家計のためにという考えになり、趣味にお金を使えなくなるケースも。本当は自由に使いたいけど、そう簡単にはいきません。
独身の人は、自分の趣味や欲しいものなどにお金をかけることができるので、そういった面でも非常に充実していると言えます。
家事を義務的にしなくて済む
実家で住んでいる人も、一人暮らしをしている人も、最低でも自分の分だけの家事を行えばいいので、気持ち的にすごく楽です。
結婚をしていると、夫のため、子供のために義務的に家事を行わないといけません。疲れたから家事を休んでしまうと、後日愚痴を言われたり、いつもの倍の家事をしたりしなくてはいけません。
義務的にするとなると、気持ち的にもしんどくなってしまいますが、一人なら気にしなくても済みます。
結婚しないことのメリットを知ったら、結婚に対する意識も芽生えてきたのではないでしょうか?結婚したいけど、恋愛がうまくいかないと悩んでいる人は、占い師に相談してみるのもいいでしょう。
相性診断から出会いの時期まで、幅広い恋愛の悩みに対応できる占い師が多くいるので、今のあなたの悩みを解決してくれるでしょう。詳細は下記のサイトにまとめていますので、ご覧ください。
結婚しないことのデメリット
老後の不安
結婚しないことのデメリットと言えば、老後が不安という点です。今は近くに親や親族がいるので大丈夫だと思っていても、いずれ一人になったとき、どうやって生活していけばいいのかなどの不安がすごく大きくなっていきます。
中でも大きい不安は、病気をしたときです。病気をしたときに自分のことを助けてくれる人がいないとなると、精神的に病んでしまうケースも。夫や子供がいるなら、助けてくれるということもありますが、一人ならそうはいきません。
お金を自分で稼がないといけない
一人で生きていくとなると、お金を稼ぐ必要があります。結婚していると、夫の収入だけで暮らしていくということもできますが、一人なら自分で稼がないといけません。家賃や食費、光熱費、保険料など様々な部分でお金がかかってきます。
今は良いですが、歳を取るにつれて病気をしたりと、仕事が出来なくなることがあります。そうなると、金銭的にも焦りが出てきてしまうでしょう。なので、今のうちに保険をしっかり見直しておく必要があります。
子どもが欲しくなる
結婚しないことのデメリットは、子供が欲しくなるということもあります。今は子供のことは考えられず、とにかく自分の時間を優先しているでしょう。しかし、年月が経つにつれて気持ちも変わり、子供が欲しくなってくる人も中にはいます。
結婚はしたくないけど、子供は欲しいという考えの人も。結婚せずに子供を産むということもできますが、相当の覚悟が必要になってくるでしょう。
結婚しない女性でも幸せな人生を歩む人もいる
すべての女性が結婚するわけではない
結婚しないといけないという周りの雰囲気やプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるでしょう。心のどこかで結婚したほうが良いのではないかと悩んでしまうこともあるはず。しかし、すべての女性が結婚するわけではないということを理解しておきましょう。
結婚したからと言って、必ず幸せになれるわけではありません。結婚したことでパートナーとの悩みや、色んな問題が起きることもあります。「一人のほうがよかった」と感じる人も多いです。
結婚しなくても人生を楽しむことはできます。焦って結婚のことを考えてなくてもいいと、自分に言い聞かせてあげましょう。
恋愛しなくても生きていける
恋愛をしたい、結婚をしたいと感じている人が多いのは事実ですが、中には恋愛が苦手な人もいます。友人や親族に「恋人はいるのか」「結婚しないのか」と聞かれて嫌な思いをする人もいるでしょう。しかし、必ず恋愛をしなければいけないというわけではありません。
恋愛をしなくたって、一人で人生を楽しんだっていいんです。誰かに何か言われたって、気にしなくて大丈夫。恋愛が全てではありません。恋愛しない人生も、幸せですよ。
割り切ると楽になる
結婚しなくても良いと割り切ることで、気持ちもすっと楽になります。心のどこかで結婚しないといけないという焦りがあり、複雑な気持ちになっている人も少なくないでしょう。
しかし、必ず結婚しないといけないというわけではないので、もう結婚しないと割り切ってしまっていいでしょう。
自分は結婚したくないと思っているのに、親からプレッシャーをかけられているひとも多いのではないでしょうか。それでも自分を強く持って揺らがずに居たら、気持ちの重荷も自然となくなっていくでしょう。
結婚しないと割り切っているつもりだけど、なぜかもやもやする……。そんなときは占い師に相談してみるのはいかがでしょうか。
相性診断から出会いの時期まで、幅広い相談に対応できる占い師が多くいます。下記のページに詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください。
まとめ
「結婚しない女」についてここまで調査してみました。そのうえでやはり精神的、金銭的に自立している女性は「結婚しない女」になる確率が高いようですね。
そして経験豊富で目が肥えている分、パートナーになる男性の理想が高くなる傾向があるようです。これも裏を返せばそれだけ余裕があるのかもしれません。
しかし「結婚しない女」が「絶対結婚しない女」と言う事もなく、本音は結婚したいと思っている「隠れ結婚しない女」も多数いるのは確かのようです。
そんな女性には条件などは関係なく、この人となら一緒に居て落ち着く、この人となら結婚してもいいかなと思えるお相手が現れるといいですね。
そして本気で「結婚しない女」を選んだ方も、自分が幸せだと思える人生を歩めていれば、周りがどう言おうと関係ないと思います。既婚も未婚も関係なく最後には自分は幸せだったと思える人生を歩み続けて行きたいものですね。