職場恋愛から結婚!意識するきっかけや報告のタイミング、周囲には告白せず秘密にするのがベター?
2019.12.11
1日のうちでもかなりの割合の時間を過ごす職場、そんな職場に好きな人がいる職場恋愛に憧れている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、職場恋愛には、職場ならではの面倒な気遣いなどが発生してしまいますよね。例えば内緒にするのか公然にするのかでも、気遣いは大きく変わってきます。
ですが、せっかく巡り合った大好きな人、仕事ぶりも知っているだけに信頼出来ますし、未来像も描きやすいですよね。願わくばこのまま結婚までたどり着きたいのですが、職場恋愛を結婚に持ち込むにはどのような方法があるのでしょうか?
職場内恋愛はアリ?ナシ?男女の本音
意外?社内恋愛は“ナシ派”が多い!
恋人が同じ会社、同じオフィス内で働いている。そんな状況に憧れを抱いたことがある人も多いのではないでしょうか?ドラマや漫画で社内恋愛に憧れた経験のある人もいるはず。
実際、みんな社内恋愛をしてみたいと思っているのでは……?と思いきや、実は社内恋愛は「あり!してみたい」という人よりも、「なし!したいと思わない」という人のほうが多いのです。
社内恋愛は“ナシ”と回答する人の中には、人間関係が面倒だとか、別れたときに気まずくなるのが嫌だから、職場で恋人は作らないようにしようと思っているなど、保守的な意見が目立っていますが、反対に“アリ”と回答した人の中には、やはりドラマで見て憧れた、いつも好きな人と近い距離にいられるのは嬉しいからという回答が目立っていました。
参照:社内恋愛ってアリ? ナシ? 64.6%が「ナシ」と回答 | マイナビニュース
仕事の活力になる!
今の自分の仕事は好きですか?毎日会社に行くことを、嫌だなと思ってはいませんか?休みの日が待ち遠しくて、「明日からまた仕事か」と思うと憂鬱になることはありませんか?
例え、自分にとって天職だと感じたり、本当にその仕事が大好きだったり、職場の人間関係に恵まれていたとしても毎日仕事に対する高いモチベーションを維持することはとても難しいことです。
仕事が嫌になったり、やりがいを感じられなくなって辞めてしまいたいと思ったりすることもあるでしょう。それだけ、毎日仕事が楽しい、会社に行くことが苦にならないと思えるのは、素晴らしいことです。
社内恋愛をアリだと考えている人の中には、恋人が職場にいることで毎日会社に行くのが楽しみになる、恋人にいいところを見せたい、負けられないという気持ちから仕事に対してやる気が出ると考えている人が多いようです。
確かに、会社に行けば大好きな人の顔を見られると思えば、毎朝会社に向かう足取りも軽くなりますよね。仕事に対する自分のやる気を引き出してくれる活力になると考えるなら、確かに職場恋愛はアリですね。
女性より男性のほうが職場恋愛を敬遠している?
ドラマや漫画で職場恋愛をしているカップルを見て、密かに憧れを抱くのはほとんどが女性です。実際に、現実の世界で職場恋愛をしたとしても、ドラマや漫画のようにうまくことが運ぶわけではありませんし、そうロマンチックな展開が訪れるわけでもありません。
それでも、職場恋愛というシチュエーションから伝わってくるスリルやドキドキ、キュンキュンできる感じに、女性は憧れてしまうのです。
その一方で、男性は職場恋愛を敬遠する人が多いようです。これは、男女のもともとの性格の違いからきているところが大きいといえます。女性は、割り切ることが上手。いくら恋人が社内にいても、同じオフィスにいても、仕事と恋愛を両立させられる器用さを持っています。
仕事中は仕事に集中して、始業時間になれば、恋人が同じオフィス内にいることと、自分の仕事を片付けることをちゃんと切り離して考えることができるのです。
彼が視界に入ってちょっとにやっとしてしまうシーンがあっても、それによって仕事を進める手が止まってしまうことはありません。恋愛と仕事の同時進行が可能なのです。
その一方で男性は、何か一つのことにしか集中できない性質ですから、仕事を頑張りつつも彼女を気にしてなんていう器用なことはできません。
仕事に集中しようとしても彼女の声が聞こえたり、姿が見えたりすると気になって仕方なく、仕事に集中できなくなってしまうなんてことも……。
男性が職場恋愛に対してあまり積極的でない人が多いのは、彼女が職場にいることが嫌なのではなく、彼女を気にしすぎてしまって仕事に支障をきたしてしまう恐れがあるから、ということなのでしょう。
職場恋愛は離婚率が低い?職場恋愛のメリット
毎日顔を見ることができる
職場恋愛のメリットとして最たるものが、“毎日会えること”です。誰しも、恋人の顔を毎日見たいと思うものです。
恋人が同じ職場にいれば、平日は会社で顔を合わせることができますし、休日になれば社外で恋人同士として会うことができるので、ほとんど毎日のように大好きな人の顔を見ることができます。
「飽きちゃうんじゃない?」なんて思う人もいるかもしれませんが、その心配は無用です。職場で顔を合わせる際には、同僚とか先輩、後輩、上司や部下といったそれぞれの立ち位置で顔を合わせることになります。恋人同士という雰囲気を堂々と出すことはできません。
お互いに、普段の相手とは違う雰囲気の相手と接することができるので、なかなか飽きることもありません。
職場恋愛そのものが、周囲に秘密の恋をしているという背徳感、バレちゃいけないというドキドキ感やスリルがあるので、マンネリになることなく、毎日刺激的に過ごすことができるのです。
相手の尊敬できるところを直に見つけることができる
休日に一緒に過ごしてどこかへ出かけたり、食事をしたり、家の中でまったり過ごしたりというデートを楽しむカップルより、毎日同じ職場で過ごし、お互いの仕事ぶりを見せ合っているカップルのほうが、相手の尊敬できるポイントを容易に見つけることができます。
恋愛関係をうまく続けていくにあたって、お互いに相手を尊敬できるところがあるというのはとても大切なことです。尊敬できるところがあるからこそ、お互いを尊重し、大切にしていくことができるからです。
毎日仕事を頑張っている姿を見ている職場恋愛のカップルであれば、お互いの仕事に対する姿勢や考え方など、尊敬できるポイントをすぐに見つけることができます。お互い尊敬しあえる恋人同士というのは、長続きするんですよ。
お互い素性が分かっているので安全な出会いである
SNSで知り合ったり、友達の紹介で知り合ったりと、元々素性が分からない人との恋愛をスタートさせるより、同じ会社で働いているどこの誰だか分かっている人のほうが、恋愛を始める上で安心できる存在です。
ある意味、お互いに素性が分かっている安全な出会いをしているわけですから、見知らぬ人同士で出会って恋愛関係を構築していくより、ずっとスムーズに、スピーディーに恋愛関係を作り上げていくことができる点も、メリットになるといえるでしょう。
良い面と悪い面をハッキリと目にすることができる
仕事に対する態度、姿勢にはその人の人間性がこれでもかというほどハッキリと現れます。仕事に対する考え方で、その人がどういう人間なのかがある程度みえてくるものです。
同じ職場で働いている者同士であれば、お互いの仕事に対する考え方を見ることができ、さらに仕事中の相手の様子を知ることで、その人の良い面と悪い面を目の当たりにすることができます。
“デート”となれば、自分を見ているのは恋人だけなので、恋人のためだけの自分というものを作り上げることはできますが、職場となるとそうはいきません。
自分を演出している余裕なんてないので、本性がどんどん出てきます。
職場が同じだとお互いの良いところや悪いところが、嫌でも見えてきます。それでも相手を愛せると思えるからこそ、職場恋愛が成り立つわけです。
お互いの信頼関係を育てるのが簡単
普段からずっと同じ場所にいるわけですから、相手が普段どこで何をしているのかを勘ぐる必要がありません。そのため、お互いに信頼関係を早く構築していくことができるのは、メリットのひとつだといっていいでしょう。
「今どこで何をしてるんだろう?」「仕事中、他の異性に声をかけられたり、ちょっかいを出されたりしていないかな?」「残業って言ってたけど、本当なのかな?」……これらの不安は、同じ職場内であれば生まれることはありませんよね。
相手が仕事のある日にどういう行動をとっているかを逐一知ることができるので、疑心暗鬼になることもなく、強い信頼関係を築くことができるのです。
自然と距離を近づけていくことができる
無理矢理お近づきになろうとしなくても、職場が同じである以上、必然的に会話をする機会が生まれるわけですから、変な駆け引きをせずとも距離を縮めていくことが可能です。
もちろん、同じ職場だとしても、課や部が違ったり、仕事上受け持っている内容が違ったりといったこともあるでしょう。しかし、同じ会社で働いている以上、お互いに「この人は○○の部署にいる社員さん」と認識できていますし、仕事の件で話しかける機会を設ける事も可能です。
あれこれ悩まなくても、自然と距離を近づけ、アピールしていくことができるのは、職場恋愛だからこそだといえるでしょう。
言わない方がいいの?社内恋愛の付き合いは公然にすべきか否か
公私混同と思われかねない!
最近では職場恋愛を禁止している会社は少なくなっているとはいえ、やはり職場恋愛中であることをおおっぴらにするのはリスクが高いので、やめた方がいいでしょう。特に職場恋愛から結婚というゴールに向かいたいのならば、公然にすることでのリスクは避けるべきです。
なぜなら職場恋愛していることがバレている状況で仕事でミスした時に、「恋愛にうつつをぬかしているから」や「恋愛ボケ?」などと言われることがあるかもしれません。
それがきっかけで彼とぎくしゃくすると、最悪の場合別れまでいってしまうかもしれませんから、結婚することが確定するまでは周りには秘密にしておく方がいいでしょう。
周りに気を遣わせる
もし公認の付き合いであれば、周りはあなた達の扱いに少し困ってしまう事があります。結婚が決まっているならまだしも、まだそうでないなら尚のこと。人の心理は面白いもので、愛し合う2人を見ると無意識に「邪魔してはいけない」となるそうです。
しかし、ここは職場。仕事の場ですので関わらなければならない事も多いですが、なるべく邪魔しないように、彼らの付き合いの妨害や障害にならないように、と言うジレンマから周りは必要以上に気を遣ってしまうので、あなた達が考慮して行動しましょう。
何かと話題にされてしまう
微笑ましい話題なら嬉しいのですが、職場ともなればたくさんの人、色んな人がいます。全ての人が付き合いを好意的に見てくれるとは限りません。中には悪意を向ける人もいるでしょう。
彼と少し目があって笑いかけただけでも、「またイチャついてる。仕事中なんだけど?」と悪意ある捉え方をされてしまったり、気を遣ってあまり接触しないようにしていただけなのに「あの2人ケンカしたのかすごく空気が悪い。あからさまに避けてる」と捉えられたりする事も。
「だから職場に恋人同士がいるとやりにくいんだよ!」なんて言われてしまえば…これではストレスと気遣いだけで疲れてしまい、うまくいく恋愛もダメになりそうですね。自分たちの為にも言いふらさないことが無難です。
この人との結婚、アリかも…職場恋愛中に結婚を意識するきっかけ7選!
仕事に対する理解者になれる
せっかく同じ職場で働く職場恋愛なのですから、相手の仕事がどれだけ大変なのか、ということは説明がなくてもわかりますよね。違う会社なら、わからなくっても、同じ会社ですから、どれだけ相手がストレスをためている状態なのかわかりますよね。
また、彼の方もわかってくれるだろうと思っていますから、ここで相手の大変さを気遣えないような態度を取ることは、絶対に避けましょう。結婚へと繋がるどころか、別れまで相手の頭の中によぎってしまうかもしれません。
せっかくの環境を生かして、相手の事を思いやる姿勢をしっかりと見せて、相手にとっての癒しになるような存在になれれば、あなたと添い遂げたいと考えるはず!
仕事、2人の世界以外の世界を広げる
共通の知人が社内の人だけですと、内緒にしている職場恋愛の場合、露見しないように気を使うだけで疲れてしまいますよね。そんな場合は2人の共通の趣味などを利用して社外に共通の友人を作るのも手です。
そうすると、話題も広がりますし、自分たちの関係を秘密にしないで済む知人も出来るので、いらないストレスを抱え込む心配もなくなります。これは自分たちのことを認知してくれるという安心感にも繋がりますよね。
落ち着いた気持ちは交際関係を長続きさせるコツですから、ゴールインにたどり着くことも出来るでしょう。
付き合いを続けるコツに結婚に必要な要素がある
職場恋愛は、もし付き合ってもうまくいかずに別れてしまったら。その場合、仕事がやりずらくなるとお互いが理解しているので、お互いに仕事に影響を与えないように自然と努力します。
つまり、自然とお互いを思いやり配慮し、自ら努力するので負担を掛け合いにくい為、多少の事では別れにくいのです。
引きずらないように、喧嘩してもすぐに仲直りしたり、嫌なところも譲歩したり我慢したりするような恋愛関係……こんな事が自然とできる間柄はとても結婚向きですよね。そういった思いやりを重ねるうち、お互いが人生においての大切な存在になれるならゴールは見えています。
仕事ぶりから性格がよく見えるため、ギャップが少ない
誰であろうと仕事ぶりには性格が非常によく現れます。一緒に仕事をしていると、その人の仕事ぶりから性格や本質が見えてきませんか?不器用でも仕事に丁寧に取り組むタイプは人間関係でも丁寧に向き合う人が多いです。
仕事に不真面目な男性は、責任感が薄い傾向がありますので、私生活や対人関係など他のことに対しても責任感が薄いため、不真面目でしょう。
それは女性も同じで、心の何処かに何か言い訳を置きながら仕事に取り組む姿は周囲に見透かされています。その仕事に対する姿勢は家庭を持った場合にも影響するでしょう。
仕事ぶりを見ながらお互いに自然と相手の性格の奥深くまでを知れるので、付き合いが長くなれば自然と「この人なら結婚しても大丈夫かな」と確信できる場面が増えるのです。
職場恋愛は2人の絆が強い
職場恋愛をするカップルは周囲にバレないように恋愛をするので、常にある程度気を遣いますし緊張感があります。
デートをするときも人目を気にしたりと、疲れはしますが、良い点は付き合い自体が「二人だけの秘密」ですので、秘密の共有とバレないようお互いに努力する事で連帯感が強まります。
そういった連帯感や思いやりは長続きする恋愛をキープするのにもってこいですし、仕事もプライベートも一緒、と、常に一緒に過ごすので将来の結婚生活のビジョンを描きやすいのです。
転勤や異動のタイミングで寂しさを感じて意識する
なかなかデートの都合がつかなくても会社に行けば会えるのが職場恋愛の最大のメリット!
ですが、彼が異動や転勤になれば?毎日顔を合わせていたのに、それを機に会うことができなくなることは二人にとっては劇的な環境の変化です。毎日顔を合わせていたのに……と寂しさを感じ、結婚を意識し出す、というカップルは多いものです。
他には配置転換や昇進など、異動や転職以外にも会社での状況が変わって何かと不安が増えるタイミングに、安心させてあげる為や、自分が彼女ともっと一緒に居たいと感じて具体的に結婚を意識するようになるパターンも多くあります。
結婚の話が具体的になってからは貴女の常識が試される!
もし無事に彼氏からプロポーズされたら?まずするべきことは直属の上司への報告になります。これは結婚式の日取りを決めて、その日取りの半年前から3か月前までを目途に行います。
この時、直属の上司への報告は、部署が違っても両者同じタイミングで行うようにします。これは、どちらかの上司は聞いているけど、こちらは聞いていなかった、などのわずらわしい問題を避けるためでもあります。
そういった具体的な話はあなたから彼に提案してあげましょう。喜びながらも、キチンと社会人としての対応を考えられるあなたは彼の目にとても素敵に映るでしょう。
職場恋愛ならではの問題発生も?気を付けるべき3つのこと
気持ちの切り替えが追いつかない!
職場恋愛の大変な所は、彼との間にとても嬉しい事があった後、また、ケンカをした後、悲しい思いをした後に気持ちの切り替えが出来ていなくても出社すれば顔を合わせてしまう所です。仕事に支障が出てはいけませんので、できる限りオンオフの切り替えをしましょう。
仕事や職場の話はプライベートに持ち込まない!
仕事で一緒に過ごしているとどうしても共通の知り合いや、プロジェクトの話などがプライベートのデートでも出がちです。確かに共通の話題ですし、それこそが普段同じ空気で生活している証なのですが、せっかくのデートが仕事の話になってしまうのは少しさびしいですよね。
ですが、ここで頭ごなしに仕事の話を拒否するのは、職場恋愛を成功させたい場合にはよくないパターンです。
ここは聞き上手に徹して一通り仕事の話を聞いたあと、「今度の休みどうしようか?どこかに出かける?」などデートモードになるようにして、上手く同僚としてだけでなく、恋人モードを楽しみましょう。
公然になれば異動もあり得る!?
やはり、職場恋愛では2人だけでなく、周りの人間関係や業務が付いて回ります。ですので、職場恋愛を禁止しているかどうかに関わらず、付き合いが公然になれば業務への支障を考慮して異動を命じられる事は充分あり得ます。
結婚となっても同様で、あなたたちの結婚の報告を聞いた上司たちが、今後の仕事の段取りなどを考えて持ちかけた話をしっかりと確認するようにしましょう。
違う部署なら仕事を続けることになっても特に大きな問題にならないかもしれませんが、同じ部署ならばおそらくどちらかが配属替えになることも念頭に置いておく必要があります。こればかりは仕方がないので、そこは覚悟しておきましょう。
職場内恋愛で結婚するまでの交際期間
一般的な恋愛に比べると早め
同じ空間にいる時間が長いため、休日だけに会うカップルと比較すると職場恋愛で結婚するまでの期間のほうが短いと言われています。
一般的な恋愛だと休日にしか会えないため、職場恋愛をしているカップルと比較すると会う頻度が高いですし、仕事中の恋人の様子を見ることができるため、お互いがお互いの本来の姿や性格を早く知ることができるのです。
お互いを心底理解して結婚に踏み切るという流れがスムーズなので、職場恋愛はゴールインまでの期間が短いのです。
結婚に踏み切るキッカケがたくさんある
職場恋愛をしていると、結婚を意識するキッカケがたくさんあります。
いわば会社内の同僚や上司といった人たちはみんな共通の知り合いということになります。そんな共通の知り合いが結婚ラッシュになったり、会社の人たちに結婚を勧められたりといった、周囲から影響を受けるというケースがひとつ。
さらに、どちらかが異動になってこれまでのように同じ空間にいることができなくなって寂しさを感じ、結婚へ踏み切るというケースや、昇進して収入がアップするなど、家庭を築く準備が整ったことをお互いに同じタイミングで判断できるため、そこで結婚へ踏み切るといったケースがあります。
結婚を意識するタイミングがとても多くなるため、自然と交際期間が短くなるというわけです。
結婚の見通しを立てやすいから結婚までの期間が短くなる
同じ職場で働いていると、それぞれの収入も何となく分かりますし、生活パターンも合わせやすくなります。同じ職場に通っているわけですから、生活圏内も同じということになりますね。
職場恋愛をしていると、一般的な恋愛では分からないこともすぐに分かったり、お互いに同じライフスタイルであったりする場合も多いため、結婚してからのお互いの生活の見通しを立てやすいという点が挙げられます。
そのため、交際している間も「もし結婚することになったら」という想像がしやすいので、交際期間をそこまで長くとることなく結婚へ踏み切ることができるのです。
職場内恋愛における結婚タイミング
余裕を持って仕事をこなすことができるようになったとき
いつから職場恋愛をしているか、交際期間がどのくらいか、お互いに結婚を意識しているかどうかと、個々によって状況は違ってくるとは思いますが、前提として一人前に仕事ができるようになったと胸を張れるようになってから、結婚するのが良いタイミングだといえます。
まだ仕事を覚え切れていない、半人前のうちからさっさと結婚して寿退社したり、堂々と夫婦で同じ職場で働いたりするというのは周囲から見てもあまり気持ちの良いものではありません。職場を出会いの場だとしか思っていないなんて言われてしまうかも……。
一人で任された仕事をきちんとこなすことができるくらいの余裕ができてから、結婚へ踏み切るようにすると良いでしょう。
一つの大きな仕事を無事乗り越えられたとき
例えば、お互いが同じプロジェクトに参加しているとか、彼氏か彼女のどちらかが、大きな仕事を抱えているというときには、その仕事が一段落ついたら結婚しよう、と約束をしても良いかもしれません。
その仕事に対するモチベーションも上がりますし、お互いがお互いを心の支えとして仕事に臨むことができます。結婚すれば公私ともに支え合う存在となるわけですから、その前に大きな壁を協力して乗り越える練習をしておくといったところですね。
どちらかが異動や昇進をしたとき
これまでは同じ職場だったのに、相手が異動になったというタイミングで結婚に踏み切るのも良いタイミングだといえるでしょう。
会えなくなってしまうことや、ライフスタイルにズレが生じることで、すれ違いが起ってしまうのではないか?会える機会が減ってしまうのではないか?と不安になることもあるでしょう。
異動して、会えなくなってしまったとしても、家に帰れば相手がいると思うことができれば、異動も寂しくありませんよね。また、転勤することになった場合にも、片方の転勤についていく形でそのまま結婚するというパターンもアリなのではないでしょうか。
その他にも昇進して収入がアップした、役職が変わって会社での立場に変化ができたなど、環境が変わることをキッカケに結婚に踏み切るのも良いでしょう。
結婚式をするかしないかで報告のタイミングは変わってくる
いざ結婚するとなったときに、会社に報告をしなければなりません。これまでは周囲に秘密で付き合っていたとしても、結婚するとなれば秘密のままにしておくことはできませんよね。
まずは上司に報告するところから始めるわけですが、では結婚を決めたとしてどのくらいの時期に報告をすればいいのか?というのは少し難しいところだと認識している人は多いはずです。
分かりやすく判断するなら、結婚式はするのか、しないのかによって、報告のタイミングを早めにするか遅めにするかという違いが出てきます。
結婚式をするのであれば、式の半年前くらいには報告をするようにしなければいけません。招待の関係もありますから、式を行う日程や場所など、招待客を決める段階程度まで話が固まっている時点で報告するようにしましょう。
あまり近々で報告されても、仕事の関係上上司が式に参列できないなんてことになってしまいますし、自分たちの事情で上司を振り回すのは失礼ですから、報告のタイミングには十分注意してください。
もし、式をしないのであれば、報告に関してはそこまで急ぐ必要はありません。ただし、年金や保険といった様々な手続きが必要になりますから、籍を入れる前に報告しておいたほうが良いでしょう。
間違っても、籍を入れてから会社に報告するという事後報告なケースは避けたほうが良いですよ。
自分達の都合ばかりでなく、抱えている仕事の都合や会社の都合も考えること
同じ会社の中で結婚をするのであれば、自分たちの都合を優先させるだけではなく、仕事のことや会社のことをきちんと考えて結婚に踏み切るようにしましょう。
結婚する、籍を入れるといっても、ただ婚姻届一枚を提出すればすべてが完了するわけではありません。様々な書類の手続きがあったり、一緒に住む新居を探したりと,何かとバタバタしてしまうものです。
そのため、お互いに抱えている仕事があるならそれをすべて片付けて仕事量にゆとりができてから結婚をするようにしましょう。また、会社の繁忙期に結婚を報告するのも、自分たちのことしか考えていない自己中な夫婦という印象を与えてしまいます。
これまで秘密にしてきた二人の関係を、気持ちよく認めて祝福してもらうためにも、お世話になっている会社や上司に迷惑がかかないタイミングでの結婚を意識しましょう。
結婚後も働き続ける?結婚するうえで考えること
まったく同じ環境で仕事を続けられる可能性は低い
結婚するまで二人の関係が周囲にバレていなかったからこそ、同じ職場で働いていくことができていたのだということを忘れないでください。いくら当の本人たちが、公私混同はしないと誓っていて、意識していたとしても、周囲からはそうは受け取れないこともあるのです。
そのため、結婚後も全く同じ環境で働くことができる可能性は限りなく低いと考えたほうがいいでしょう。同じ部署には間違いなくいられない、そのくらいに思っていたほうが良いです。
よほどアットホームな会社であれば話は別ですが、一般的な会社であれば部署や店舗などを異動させられることが一般的です。
結婚することで、これまで通りずっと同じ会社で毎日顔を合わせるということはなかなできなくなると思っておきましょう。
結婚後も同じ職場で働く夫婦への世間の風当たりは強い?
同じ職場で働いていた二人が夫婦になる。これは、当人たちだけの問題ではなく、その職場にいる人たち全員に影響を及ぼす可能性がある出来事なのです。
例えば、新婚旅行。同じ職場で働いていた二人が結婚したわけですから、二人で同時にまとまった休みをとることになります。それで職場へまったく影響がないか、しわ寄せがないかといえば、そんなことはありません。
人がいなくなったことで、結婚した二人以外の仕事の量が増えてしまう可能性は十分に考えられます。
また、すぐにではないとしても、今後子供ができて生まれたとします。子供の学校行事や子供が体調不良を起こしたときなども、夫婦が変わる代わる休みを取らなければいけなかったり、急に早退しなければいけなくなったりしてしまいます。
こういう状況になったときもやはり、職場の人たちに迷惑がかかることになりますね。
そのため、結婚後も同じ職場で働こうとする夫婦に対して、世間の目は少々冷ため。会社に迷惑がかからない方法を二人で話し合って考えてみてくださいね。
仕事を続けたいならどちらかが職場を変えて働くのがベスト
現代では、結婚したからといって女性が仕事を辞めて家庭を守らなければいけないという時代ではなくなってきました。時には、旦那さんよりも稼ぐ奥さんがいるくらいですから、結婚しても仕事を続けることはまったく悪いことでも珍しいことでもありません。
しかし、結婚後も同じ環境で同じように働くというのは、先ほどもお話した通り、できるだけ避けるべきだといえます。
それでも仕事を続けたい、働きたいというのではあれば、どちらかが職場を変えて働くようにするのがベストだといえます。
慣れ親しんだ職場を去るのは辛いかもしれませんが、結婚すれば何かしらの変化は伴います。会社に残るほうが居心地の悪い思いをしないように、十分職場に配慮して今後について二人でよく話し合ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。職場恋愛から結婚というゴールにたどり着く方法をご紹介しました。職場恋愛は日々の仕事漬けの生活の中に大好きな人が入ってくるので、仕事もプライベートも充実させることが出来る反面、気を付けないといけない職場恋愛ならではの問題もあります。
この問題を上手く回避することで、あなたもきっと彼とゴールイン出来るでしょう。ゴールイン目指して頑張りましょう。