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ヒナゲシの花言葉はオレンジと赤で違う?「少女革命ウテナ」でも重要な意味や由来とは

    春から夏の入りにかけて河川敷を歩いていると、まるで絨毯のように敷き詰められたヒゲナシの花の群生を見かけることがあります。オレンジや赤の花が風に揺れているのを見るととてもキレイな景色ですよね。

    ヒナゲシといえば、「少女革命ウテナ」というアニメを思い出す方もいるのではないでしょうか。作中で、ヒナゲシの花言葉を用いたやりとりが有り、大変印象に残って居ましたので、それで花言葉を知るきっかけとなりました。

    今回はヒナゲシとその花言葉、そして「少女革命ウテナ」の解説も含め、お互いの関連をご紹介します。

    ヒナゲシってどんな花?

    ヒナゲシの分類と原産地

    ヒナゲシは、ケシ目ケシ科ケシ属の植物で、別名が虞美人草(グビジンソウ)、英名がCorn poppyとなっています。ヒナゲシ、という呼び名に聞き覚えが無くても、ポピーという呼び名なら聞いた事があるかもしれません。また、フランスでは「コクリコ」とも呼ばれ、漢字で「雛罌粟」と書きます。

    別名である虞美人草(グビジンソウ)という名前は、中国の項羽という人物から寵愛を受けた虞妃(虞美人)という人物のとあるエピソードから由来しています。

    ケシの花というと、ケシの未熟な実から抽出される麻薬の「アヘン」があります。アヘンの主成分である「モルヒネ」は、鎮痛剤として外科手術に使われる重要な薬物のため、日本でも厳重な監視の下に栽培されています。

    しかし園芸品種としてのヒナゲシは、果実にモルヒネの成分を含まないため安心して栽培する事ができます。

    原産地はヨーロッパ中部で、ヨーロッパでは小麦畑に生える雑草として扱われるほど繁殖力が旺盛で、日本でも空き地や道端にたくさん咲いている光景を見る事ができます。

    日当たりが良く、乾燥した場所であれば、こぼれダネで増えて行きます。特にナガミヒナゲシという種類は、花の後にできる実一つに対して、種が3000粒以上も作られるという大変な繁殖力をもっています。そのため、場所によってはたくさんのオレンジ色の花が風に揺れている光景を見る事ができます。

    ヒナゲシの花色と開花時期

    ヒナゲシの花色には、白、赤、ピンク、オレンジとありますが、中心の白色から外側の赤色にかけてグラデーションしているような、複数の色をしている場合もあります。

    開花時期は、4月中旬から7月中旬と開花期間が長く、特に初夏に満開になるとされています。場所によっては一面に咲き乱れるカラフルなヒナゲシの花畑を見る事ができます。

    ヒナゲシの出回り時期

    ヒナゲシの苗が出回るのは、春と冬となっています。8月から9月にかけて種を撒いて、翌年の春に開花させる事ができるのですが、ヒナゲシの種子が非常に小さく細かいので扱いが難しく、春と冬に出回る苗から育てるのが一般的とされています。

    ヒナゲシ、虞美人草など名前の由来は?

    ヒナゲシの由来

    ヒナゲシは漢字で、「雛罌粟」または「雛芥子」のように書きます。「雛」という漢字が使われている事から、ケシ科の植物の中では花が小さいこと、鳥の雛のように小さくて可愛らしいことから名付けられたとされています。

    虞美人草の由来

    虞美人草という別名の由来は、中国の古事記にある楚漢戦争(そかんせんそう)が大きく関わっています。この楚漢戦争は「項羽と劉邦の戦い」とも呼ばれ、楚の武将である項羽と、漢の武将である劉邦の激しい戦いが記されています。

    項羽には、虞妃(ぐひ)という美しい妻がいましたが、項羽が劉邦との戦いに敗れ追い詰められてしまいます。その際、項羽は「垓下の歌」という詩を詠み、それに合わせて虞妃が舞いを踊り、その後虞妃は項羽の足手まといにならないようにと、自害してしまいます。

    虞妃を葬った墓に翌年の夏、赤いヒナゲシが咲いたという伝説から、虞美人草と呼ばれるようになりました。

    ポピーの由来

    ポピーの属名は「Papaver」ですが、これはラテン語の「papa(粥)」が語源となっています。ケシの実には入眠作用がありますので、実から取った乳液を赤ちゃんが食べるお粥に入れることで、赤ちゃんを眠らせていたヨーロッパでの習慣に由来しています。

    ヒナゲシの種類と花色は?

    シャーレーポピー

    シャーレーポピーは南ヨーロッパ原産のヒナゲシの園芸品種です。花色は赤色、ピンク色、白色などの物があり、花びらに紙を揉んだような皺が出来る事が特徴となっています。

    東京の「国立昭和記念公園」では、約180万本のシャーレーポピーが植えられており、3月下旬から5月下旬にかけて一面に咲き乱れるポピーを見る事ができます。

    アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)

    アイスランドポピーはシベリア、モンゴル、中国が原産の一年草です。花色は赤色、白色、橙色、黄色、桃色などがあり、まるで紙細工のような花が特徴です。和名を「シベリアヒナゲシ」と言います。

    アイスランドポピーの名前の由来は、18世紀に北極探検隊がこの花をシベリアで発見した事からつきました。また、別名を「アークティックポピー」とも呼び、北極に近いアイスランドに生えていた事から「Arctic poppy(北極地方のケシ)」と名付けられました。

    オリエンタルポピー(オニゲシ)

    オリエンタルポピーは地中海沿岸からイラン等の西南アジアが原産地の大型の宿根草です。花色は赤色、橙色、桃色、白色などがあり、1つの花の寿命が4日~5日までと、鑑賞期間が短い特徴があります。

    また、花弁が4枚~6枚の物から八重咲きまであり、形状もフリルのように波打つものや、フリンジ咲きの物など、非常にバラエティに富んだ品種です。

    ナガミヒナゲシ

    ナガミヒナゲシは地中海沿岸を原産とするヒナゲシの仲間です。花色は橙色、紅色などがあり、良く道端に生えているので最も目にする機会があるヒナゲシと思います。

    見た目に可愛らしい花なのですが、その驚異的な繁殖力が近年問題となり生態系への影響が心配されています。ナガミヒナゲシには、「アレパロシー活性」という植物が作る化学物質によって他の植物の生育に悪影響を与える特性があり、雑草化しやすいという面があります。

    花色で違う、ヒナゲシの花言葉

    花色事の花言葉

    ヒナゲシには、花弁の色事にそれぞれ花言葉が当てられています。赤いヒナゲシの花言葉は「慰め」「感謝」、白いヒナゲシの花言葉は「眠り」「忘却」、黄色いヒナゲシの花言葉は「富」「成功」となっています。

    ギリシア神話による花言葉の由来

    ヒナゲシの色別の花言葉で、赤いヒナゲシの花言葉である「慰め」と白いヒナゲシの花言葉である「眠り」「忘却」に関しては、ギリシア神話のあるエピソードが由来となっています。

    大地に農耕の恵みと穀物の実りをもたらす豊穣の神デメテルには、最愛の娘ペルセポネーがおりました。デメテルはペルセポネーと一緒に穏やかで、幸せな日常生活を送っていました。

    しかし、冥界の王ハデスが花嫁とするべく、ペルセポネーを地下奥深くの死者の国へと誘拐してしまいます。それを知ったデメテルは悲嘆にくれ、ヒナゲシの花を摘んで自らの心を慰めたとされています。赤色のヒナゲシの花言葉である「慰め」はこのエピソードが由来となっています。

    また、眠りの神ソムアヌが娘を攫われたデメテルの苦しみを一時でも忘れ、軽くするためにケシの花で眠らせたというエピソードが、白色のヒナゲシの花言葉である「眠り」「忘却」に由来しているとされています。

    「少女革命ウテナ」と、ヒナゲシの花言葉

    「少女革命ウテナ」ってどんなアニメ?

    「少女革命ウテナ」は1997年4月2日~12月24日にかけて、テレビ東京で放送されたアニメです。

    「美少女戦士セーラームーン」シリーズのメインスタッフとして有名な幾原邦彦氏が、少数精鋭のスタッフを集めて結成した制作集団「Bepapas(ビーパパス)」と少女漫画家の「さいとうちほ」氏とのタッグによって「少女革命ウテナ」は制作されました。

    「少女革命ウテナ」の作風として、男装の麗人、美的センスに溢れる書き割りのような背景、影絵を用いた劇中劇、宝塚歌劇と前衛舞台劇が融合したようなアバンギャルドな演出が特徴でした。

    男装の麗人、決闘、革命といった部分に加え、キャラクターのコスチュームや世界感のデザインが宝塚のような耽美主義的なイメージを受ける点から、どこかベルサイユの薔薇を連想させる作品となっています。

    非常に多くの女性に支持され、近年でも『少女革命ウテナ原画展~輪るピングドラムと幾原邦彦の世界~』という原画展が東京・西武池袋本店にて開催されたりもしています。来場者の多くは女性でしたが、中には男性の方もいらっしゃったようですので、幅広い層に支持された作品ではないかと思います。

    あらすじは?

    「少女革命ウテナ」のあらすじは、主人公の少女ウテナは幼少の頃、両親を事故で無くした悲しみから悲嘆にくれ、前後不覚に陥り川に落ちてしまいます。

    それを救ったのは「王子様」で、悲しみに暮れるウテナにキスをして涙をぬぐい、彼女が一人でも強く生きてゆけるように「気高さ」を象徴する「薔薇の刻印」の指輪を託します。

    この事をキッカケに、ウテナは王子様に憧れ、王子様のようになりたいと思います。そして時は立ち、私立鳳学園へ入学したウテナは「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女、姫宮アンシーと出会います。

    「薔薇の花嫁」とはエンゲージした者に「永遠」に至る「世界を革命する力」を持っているとされており、ウテナはこの「薔薇の花嫁」をかけて鳳学園の生徒会役員(デュエリスト)達との決闘ゲームに巻き込まれ、その背後にある「世界の果て」へと次第に迫っていきます。

    謎めいた作中演出、ヒナゲシの花言葉は・・・・

    「少女革命ウテナ」第35話にて、鳳学園の理事長代行である鳳暁生(おおとりあきお)と共に、ウテナはヒナゲシの花畑を散歩します。暁生はウテナにヒナゲシの花について語ります。

    「ヒナゲシはヨーロッパ原産で虞美人草とも言う・・・・」
    「昔項羽に愛された虞美人が葬られた墓に生えてきた、という伝説があるね・・・」
    「そのせいか花言葉は・・・・」

    ここで、ヒナゲシの花言葉についての会話が終わってしまいます。暁生から花言葉について語られる事はなく、視聴者は「ヒナゲシの花言葉ってなんだろう?」「何故暁生はウテナにヒナゲシの話をしたんだろう?」と思わせるような演出となっています。それ故、ヒナゲシの花言葉を調べてみた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    ひなげしの花言葉の一つである「慰め」そして暁生の正体がこの演出を意味深で印象的なシーンにしています。

    まとめ

    春から初夏にかけて見ることができる、馴染み深いヒナゲシの花についてご紹介させて頂きました。

    ヒナゲシのように身近な花が、神話と関係があったり、アニメで花言葉を用いられたりと、一歩踏み込んで調べる事で多くの事がわかるのも、草花の魅力ではないでしょうか。

    「少女革命ウテナ」のヒナゲシのシーンは様々な解釈があります。一度見た方も、まだ見ていない方も、ヒナゲシの花言葉と由来を調べた上でアニメを見返すと、思わぬ発見があるかもしれないですね。

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