「パワーストーンブレスレットを重ね付けしたいけど、何個も付けて大丈夫なのかな？」と疑問に思っている人は多いでしょう。パワーストーンには様々な意味があると言われているので、普通のアクセサリーよりもデリケートに考えますよね。

また、パワーストーンブレスレットを複数身に付けて、様々な種類の効果を得たいと考えている人もいるかもしれません。しかし、パワーストーンにはそれぞれの効果があると言われているので、なにも考えずに重ね付けすることはおすすめできません。

今回は、パワーストーンブレスレットの重ね付けについて解説します。重ね付けの数は何個までがベストなのか、重ね付けのしすぎがダメな理由などを説明します。

パワーストーンブレスレットを重ね付けするなら何個まで？

パワーストーンブレスレットはただのアクセサリーではないため、扱い方などで気をつけるべき点があります。そのため、パワーストーンブレスレットを重ね付けする場合、決まりがあるのか知りたいですよね。こちらでは、パワーストーンブレスレットを重ね付けする際の数について解説します。

数に決まりはない

パワーストーンブレスレットを重ね付けしてよい数に決まりはありません。パワーストーンはスピリチュアルな力を秘めていると言われているので、あなたが身に付けていて心地良いと感じる個数にとどめましょう。自分に必要だと思えるならば、何個付けても問題はありません。

例えば、両手に同じ重さ・数のパワーストーンブレスレットを付けることを好む人がいます。それは、身体のバランスを均一にしたいと思うからでしょう。

情報や他人の言葉に従うだけではなく、自分の気持ちや直感を信じ、自分で選択することも大切です。自由な気持ちで、パワーストーンとの生活を楽しみましょう。

2つか3つほどがベスト

パワーストーンブレスレットを重ね付けする数にルールはありませんが、ベストな個数は2つか3つくらいです。

それは、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざのように、欲張ってしまえば効果を得られない場合があるからです。様々な種類のパワーストーンを身につけると、願う力が分散されてしまいます。

恋愛・仕事・健康など、叶えたい目的のカテゴリーは1つに絞り、付ける石を厳選しましょう。例えば、恋愛も仕事も成功したいと考えていても、「今の時期は恋愛にしよう」など、自分で集中する分野を決めてください。そうすることで、自分自身の目標が明確になり、願いも叶いやすくなる傾向があります。

パワーストーンブレスレットのつけすぎがダメな理由

パワーストーンを重ね付けする数に決まりはありませんが、つけすぎには注意しましょう。こちらでは、つけすぎがダメな理由を3つ紹介します。重ね付けをしようと思っている人は、以下の内容を踏まえて身につける数を考えてみてくださいね。

石同士がぶつかって削れる

パワーストーンブレスレットを複数付けることで、石同士がぶつかってしまいます。手は歩く度に動きますし、頭を掻くなどの些細な仕草でも、ブレスレットはぶるかるでしょう。その結果、パワーストーンが削れてしまう恐れがありますよ。

パワーストーンを毎日身に付けていれば、どんな付け方をしていても多少は劣化していくでしょう。しかし、4つも5つも重ね付けしていると、そのぶんリスクは大きくなります。

傷ついたままのパワーストーンを身につけ続けることは、見栄えを考えてもよいとは言えません。とはいえ、石を頻繁にメンテナンスするとなると、時間や金銭面で大変です。そのため、欲張って重ね付けしすぎず、適度な数を日々つけることをおすすめします。

願いのパワーがごちゃごちゃに

パワーストーンの種類によって、石の意味や効果は異なります。そのため、恋愛・仕事・健康など、様々な運気を上げたい一心で、重ね付けしている人もいるでしょう。

しかし、重ね付けをしすぎれば、それぞれの石の効果・パワーがごちゃごちゃになってしまいます。そのため、何も考えずに、「デザインが好きだから」などの理由で重ね付けしていると、パワーストーンの特性が生かされないかもしれません。

また、パワーストーンブレスレットの場合、石が大きいからと言って、石のパワーも大きくなるわけではないと考えられています。つまり、同じパワーを持つ石を重ね付けしても、効果が高まるとは考えにくいでしょう。

その他、石のパワーを受け取るためには、パワーストーンと持ち主の間に、エネルギーの通り道を作る必要があると言われています。そのため、重ね付けをし過ぎれば、持ち主への通り道が複雑になってしまうでしょう。

これらを踏まえて考えると、石の力を効率的に受け取るためには、パワーストーンブレスレットの本数は絞った方がよいと言えます。

自分のエネルギーも影響している

パワーストーンのエネルギーがあなたを支配しているわけではなく、持ち主自身もエネルギーを持っているため、相互に影響を与えていると考えましょう。持ち主の体調や心情が、パワーストーンに影響を与えることもあります。

持ち主のエネルギーとパワーストーンのエネルギーには、相性があると考えられています。持ち主との相性が悪ければ、石のパワーをうまく受け取れないかもしれません。つまり、自分と相性がよいパワーストーンだけを身につけることが、効果を感じるために必要なことだと言えます。

そして、パワーストーンブレスレットを何個もつけていると、どの石と相性が良くて、どの石と相性が悪いのか、判断が難しくなります。

すごいパワーを持つ石だからと、なんでもかんでも身につければよいわけではありません。パワーストーンブレスレットを重ね付けするときは、自分との相性を見極め、違和感があるものは外しましょう。

パワーストーンブレスレットを重ね付けするときに気を付けること

こちらでは、パワーストーンブレスレットを重ね付けする際に、注意するべきことを説明します。注意点を押さえて重ね付けし、パワーストーンブレスレットの効果を最大限に引き出しましょう。

硬度の高さを意識する

パワーストーンブレスレットを重ね付けしたいなら、硬度が同じくらいのものを選ぶとよいでしょう。

硬度の低い石と硬度の高い石を重ね付けすると、硬度の低い石に傷がついたり割れたりといった恐れがあります。また、華奢で繊細なデザインだったり、揺れるチャームが付いていたりするブレスレットも、重ね付けの際は注意が必要です。

天然石の硬度を知るためには、10段階で評価している「モース硬度表」を参考にしましょう。この表では、天然石の傷つきやすさが説明されていますよ。ハンマーで叩くような力の加え方ではなく、カッターで傷つくかなど、引っかき傷にフォーカスして解説されています。そのため、石がぶつかり合ったときに、傷がつきやすいものを知るための参考になるでしょう。

願いの方向性を統一する

恋愛運・金運・仕事運・健康運など、パワーストーンに込める願いは様々です。しかし、ブレスレットを重ね付けする際に色々な願いの石を混ぜるよりも、ひとつの願いに絞った方がよいでしょう。

また、まったく同じパワーでなくても、一緒につけることで相乗効果が期待できる相性の良い石があります。パワーストーンは自然の恵みなので、致命的に相性が悪い石はそんなにありません。とはいえ、相性が良いに越したことはないので、重ね付けする際に調べておけば、その効果を早めに実感できる可能性も高まるでしょう。

石同士の相性は、Webサイトでも調べられます。自分が気になる石同士の相性を調べ、最も効果が引き出されそうな組み合わせを選ぶのがおすすめです。不安があるなら、パワーストーン専門店で相性が悪くないかどうかを聞いてみるとよいでしょう。

自分がそのとき必要だと思うものだけを身につける

パワーストーンブレスレットを2個以上持っているなら、その時々に合わせて自分に必要だと感じるものだけを身につけましょう。環境や状況が変われば、自分に必要なエネルギーも変わっていきます。人によっては、毎日の気分や体調によって変わるかもしれません。

そのため、その日の服装を決めるように、自分が求めているパワーストーンを選びましょう。この行動は、常に自分の体調や心情に気を配ることにもつながります。この習慣は、自分を深く知り、感性を研ぎ澄ませ、直感力を向上させることにも役立つでしょう。

例えば、仕事で重要な会議があるときは、仕事運アップや良縁のパワーストーンを身につけるなど、選び方は単純です。変に考え過ぎず、いま必要だと思うものを気軽に身につけてください。

また、自分の直感を信じることも重要です。「なんとなく今日はこのブレスレットをつけたいな」と感じることにも、何かしらの意味があります。

そして、重ね付けの数にこだわりすぎず、「今日は1本だけ」「今日は3本つけたい」という自分の気持ちに従ってみることも大切ですよ。

まとめ

パワーストーンブレスレットの重ね付けについて解説しました。重ね付けしてよい数に決まりはありませんが、パワーストーンの意味や効果を考えつつ、自分の直感に従うことが大切です。もし不安があるなら、パワーストーン専門店の店員さんやストーンカウンセラーなど、専門家に聞いてみるのもおすすめ。

ここで紹介した注意点などを参考に、自分が必要だと思う数だけパワーストーンブレスレットを身につけてみてください。もし、不調を感じたり、違和感があったりするならば、石と向き合いながら身につける本数を調整しましょう。そうしてパワーストーンと向き合っていくことで、自分にとってベストな個数がわかるはずですよ。