パワーストーンの正しい処分方法!間違った捨て方は絶対やめて!
2021.02.02
パワーストーンを手放したくなったとき、どのような方法で処分すればよいのか悩みますよね。「不思議なパワーがあるって言うし、ゴミ箱に捨てるのは気が引ける……」「石は普通のゴミとして回収してもらえない」など、様々な事情があるでしょう。
パワーストーンに寿命はありませんが、願い事が叶ったり、自分の目標が変わったりすると、いま持っている石は必要なくなったと感じるかもしれません。そんなときは、正しい方法で古いパワーストーンとお別れし、新しく別の石を迎え入れるとよいでしょう。
今回は、パワーストーンを処分する方法について解説します。正しい浄化方法・間違った方法についてそれぞれ見ていきましょう。そして最後に、パワーストーンの買取についても紹介しますよ。
パワーストーンを正しく処分する方法
パワーストーンを扱ううえで、絶対的なルールはありません。しかし、正しいと推奨されている処分の方法はあります。こちらでは、天然石の正しい処分方法について見ていきましょう。
まずは自分で浄化してから
パワーストーンを処分する前に、自分できちんと浄化して感謝の気持ちを伝えてください。これまで、願い事や目標のために助けてくれたこと、邪気を払ってくれたことに感謝しましょう。
スピリチュアルな存在であるパワーストーンに接する際、あなたの気持ちはとても大切です。そのため、これまでと同じ浄化方法であっても、処分の前はより丁寧におこないましょう。お別れの前の最後には、いつもよりも長い時間パワーストーンと向き合ってくださいね。
古い石を丁寧に浄化して処分すれば、新しい石を手に入れた際も清々しい気分で迎えられます。心残りがあると前には進めないので、古い石への未練が残らないようにお別れし、きちんと切り替えて新しい石を迎え入れましょう。
専門店に依頼する
パワーストーンを専門に扱っているお店のなかには、石の処分も受け付けているところがあります。パワーストーン専門店であれば石について詳しいので、正しく処分してくれるでしょう。
お店によっては、浄化や供養もおこなってくれます。自分でも浄化をしておくべきですが、最後の最後まで丁寧に扱ってくれるお店を選び、処分を依頼するのがおすすめです。
お店によっては、他のお店で購入したパワーストーンでも、無料で処分を受け付けています。処分の方法はお店によって異なるため、あなたの石にとって良いと思うお店を選びましょう。
お寺・神社で供養してもらう
石への愛着が強いほど、処分をすることにためらってしまうでしょう。お店に依頼しても、「本当にちゃんと供養してくれているのかな?」と不安になるかもしれません。
そのような人におすすめなのが、お寺や神社で石の供養をしてもらうことです。供養は死者の冥福を祈っておこなわれる儀式であり、人やペットだけでなく、人形などにもおこなわれています。この方法なら、愛着のあるパワーストーンを違和感なく手放せるでしょう。
神社やお寺ならどこでもOKというわけではないので、まずはパワーストーンの供養を受け付けている神社・お寺をネットで探しましょう。心配な人は自分で持っていくのがベストですが、郵送で処分を受け付けている神社やお寺もあります。まずはWebサイトで情報収集をして、電話で連絡してみるのがおすすめです。
パワーストーンの間違った処分の方法
パワーストーンの間違った処分方法について解説します。正しいと思われている情報でも、意外と間違った処分の方法は多いものです。それぞれの方法について、なぜ間違っているのかも説明しますよ。
海や山に捨てるのは不法投棄
天然石を処分する際、自然に返す方法があります。この方法は、天然石にとっては最も良い方法だとも言われています。しかし、海や山に無断でパワーストーンを捨てる行為は不法投棄であり、れっきとした犯罪です。もちろん、公園などの公共の場でも同じで、勝手に自分のものを捨ててはなりません。
また、パワーストーンは世界中から輸入されており、自然から生まれた物質であっても、どんな自然の体系にもなじむとは限りません。つまり、海や山に不法投棄することで、自然破壊にもつながる恐れがあります。
実際に、森や川などではパワーストーンの不法投棄があり、処理に困っている場所も存在します。こうした問題を生まないためにも、「石1個だけならいいでしょ」と海に捨てたりせず、個人が責任をもって処分しましょう。
家の庭や土に埋めると手放したことにならない
パワーストーンを処分する方法として、自宅の庭や土に埋める方法もよく推奨されていますね。自分の家に庭がない場合、プランターの土に埋める方法もあります。これらの方法であれば不法投棄にはならず、他者に迷惑はかからないでしょう。
しかし、この方法では、手放したことにはならないという説があります。それは、自宅の庭や土に埋めても、あなたのテリトリーに存在し続けるからです。つまり、土に埋めたとしても、石の存在を感じ続けることになります。そのため、石を完全に手放すためには、自宅の庭に埋めるべきではないでしょう。
また、家の庭であっても賃貸だったり、持ち家でも売却したりすると、次に他者が住む可能性があります。その場合、その土地に埋めてしまえば、次の住民に迷惑になるのでおすすめできません。
一般ゴミに出せない地域も多い
手放したい石を一般ゴミとして捨ててしまおうと思っている人もいるでしょう。この方法は、誰でも気軽にできるので、パワーストーンに関する様々な記事で紹介されています。
しかし、日本の多くの地域では、石を一般ゴミとしては出せません。石を回収していない地域では、もちろんパワーストーンもゴミとして処分できないので注意してください。
まずは自分の地域で石を回収してもらえるのか、何ゴミとして出せばよいのかなどを調べましょう。回収できない地域であれば、石を回収する専門の業者を呼ぶ必要があります。また、石を回収してくれる地域なら、自分でしっかりと浄化をしてから、その地域の分別方法を守って処分してくださいね。
このような様々な規則に従わず、パワーストーンを雑に処分してしまうことはとても失礼な行為です。石への礼儀として、適切な方法で気持ち良く処分するべきでしょう。
パワーストーンを処分したいなら買取してもらうのもアリ
洋服やアクセサリーを処分するために、リサイクルショップなどで買い取ってもらった経験がある人も多いでしょう。パワーストーンも洋服などと同じように、買取をしてくれるお店がありますよ。こちらでは、お店での買取、フリマアプリでの販売について解説します。
パワーストーンを買取してくれるお店へ
状態が非常に綺麗なパワーストーンの場合、処分をするのはもったいないと思う人もいるでしょう。そのような人は、買取してくれるお店を利用してみてください。
依頼するお店は、パワーストーン専門店がおすすめ。他の物も扱うリサイクルショップや中古販売店では、パワーストーンの査定額が下がる恐れがあるからです。
パワーストーン専門の買取店は、インターネットで簡単に検索できます。無料で査定できるお店もあるため、自分のパワーストーンにどれくらいの価値があるのか気になる人は利用してみましょう。
自分が持っていたパワーストーンが人に渡っても気にしないという人は、買取をしてもらうとお得ですよね。その際も、次の人が気持ちよく石を持てるよう、浄化をしてから買い取ってもらってくださいね。
お店で買取してもらうメリット・デメリット
買取をしてもらうことで、石を誰かに使ってもらえる可能性があります。特に、新品同様に綺麗な石の場合、処分をしてしまうのはもったいないと感じますよね。処分するよりも、石の力を必要としてくれる他の人に使ってもらうことで、石のためにもなるかもしれません。
ただし、お店で買取をしてもらうためには手数料などがかかります。そのため、その石が希少になり、価値が上がっていない限りは、購入時よりも大きく値段が下がるでしょう。また、お店に買い取られた後、その石がどのように使用されるかはわかりません。
つまり、自分の石がお店や次の持ち主にも丁寧に扱ってもらえるかはわからないのです。買い取ってもらえばお金になることはメリットですが、その後が心配な人は思い切って処分した方がよいかもしれませんね。
メルカリなどフリマアプリで販売する
お店の買取を利用せずに、メルカリなどを利用して自分で販売する方法があります。この方法であれば、自分で購入者と連絡を取れるため、どんな人がその石を使ってくれるのか確認できます。そして、数人の購入希望者が現れた場合、その石を最も必要としてくれている人を自分で選べますよ。
気に入っていた石であれば、手放した後でも次の持ち主に大切にしてもらいたいと思いますよね。フリマアプリでは、自分で商品の掲載や連絡、発送をしなければなりません。しかし、手間が掛かる分、安心して他者に譲れるでしょう。
また、フリマアプリでは、自分で価格を設定できるため、石の価値を保てるメリットもあります。そのため、あなたにとって満足な価格で販売できるでしょう。ただ、値段設定が高すぎる場合、販売希望者が現れない恐れもあるので、欲張りすぎには注意です。
まとめ
パワーストーンの処分について解説しました。パワーストーンを大切にしている人は、少なからず石に愛着があるでしょう。そのため、処分する際は心苦しくなるかもしれません。
しかし、正しい方法で処分をすれば、石に感謝を伝えられますよ。そして、いまの自分に合った新しい石を気持ちよく迎えられるはずです。
どんな物にも感謝をするべきですが、パワーストーンはあなたを助けてくれる存在なので、なおさら気持ちを込めるべきでしょう。石を手放そうと考えている人は、この記事を参考にして丁寧な処分方法を選んでくださいね。