パワーストーンの意味と歴史!スピリチュアルな意味があると言われる所以
2021.01.13
パワーストーンは、願いを叶えるサポートをしてくれる石として、多くの人々に親しまれています。しかし、パワーストーンを持っている人でも、意味や歴史は知らない人が多いのではないでしょうか。
天然石が古来よりどのように扱われてきたかを知ることで、その存在の意味を理解できるかもしれません。今回は、日本と世界、それぞれにおいてのパワーストーンの意味や歴史について解説します。
また、風水におけるパワーストーンの意味も説明します。そして最後に、パワーストーンを無意味だと思っている人も、石の意味をどのように捉えればよいかも見ていきましょう。
日本におけるパワーストーンの意味と歴史
パワーストーンは日本でどのような歴史があり、どのように扱われてきたのかについて解説します。また、日本で古代から伝わるパワーストーンの種類も紹介しますよ。
日本のパワーストーンの歴史
「パワーストーン」という言葉は、西暦2000年前後、日本でスピリチュアルブームが起こったときに生まれました。「パワーストーン」は日本特有の造語であり、英語では「Gemstone(宝石)」「Crystal(結晶)」と呼ばれています。このように、名前が生まれたのは近年ですが、もちろんパワーストーンは古来から存在します。
日本では、縄文時代からパワーストーンが使われていたと考えられています。文明の発達とともに、装飾として取り入れられるようになったのかもしれません。そして、石の美しさや希少価値から、霊的なパワーを持つと言われるようになり、人々を魅了するようになったのでしょう。
日本でのパワーストーンの扱い
21世紀の現代では、パワーストーンは願いを叶えるためのサポートをしてくれる石として使われています。それに対して、縄文時代の頃は、パワーストーンは主に儀式の道具や宝飾品として扱われていました。
天皇の皇位の印として、古代から伝わっているもののひとつに「八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)」があります。この八坂瓊勾玉は天然石の瑪瑙、もしくは翡翠で作られたとされています。
つまり、パワーストーンは、高位を示す重要な石だったと言えるでしょう。また、そうした事実から、パワーストーンは一般人ではなく、高位の人間のみが持っていたと考えられます。
日本で古代から伝わるパワーストーン
日本で古代から伝わるパワーストーンといえば、翡翠(ひすい)です。世界のなかでも、翡翠の歴史は日本が最も古いと言われています。そうした長い歴史があるためか、日本鉱物化学会でも、翡翠は国石として選定されています。翡翠は国産の美しい石であり、日本で長い間にわたって人々に親しまれてきた歴史があるのです。
世界におけるパワーストーンの意味と歴史
パワーストーンは、世界的にどのような歴史があり、どのように扱われてきたのでしょうか。そして、世界の国々で古代から伝わるパワーストーンの種類も紹介します。
様々な国でのパワーストーンの歴史
世界におけるパワーストーンの歴史は、世界最古の文明と呼ばれる古代メソポタミア文明の時代に遡ります。メソポタミア文明の時代には、パワーストーンで作った装飾品があったと言われています。人間に着飾る意識が生まれた頃、美しいパワーストーンに魅了され、高位の人を中心にアクセサリーとして身につけるようになったのでしょう。
そのほか、古代マヤ文明やアステカ文明においても、パワーストーンは重要な役割を果たしていたとされています。
世界でのパワーストーンの扱い
それぞれの土地において、宗教の儀式、その際に身につける宝飾品にパワーストーンは使われてきました。その昔、呪術や医療において、パワーストーンは力を発揮すると考えられていたのです。
なかには、魔除けを目的に身につけられていた石もあります。例えば、トルコの商人たちは、旅のお守りとしてターコイズをラクダの首につけていたそうです。
このターコイズは、ネイティブアメリカンの間では神の石として扱われており、雨乞いなどの儀式にも使われていました。そして、その石は子孫へと代々受け継がれたと言われています。
このように、神聖な力があるとされる石の種類や使用方法は、地域によって若干異なります。とはいえ、パワーストーンが価値の高いものとして扱われていたことは、世界中で共通していると言えるでしょう。
世界で古代から伝わるパワーストーン
世界において歴史の古いパワーストーンとして有名な石は、「ラピスラズリ」です。古代エジプトでは、ラピスラズリに死者の魂を守る力があると考えられていました。そのため、ツタンカーメン王の黄金のマスクにも、ラピスラズリが施されています。
そのほか、「カーネリアン」も、幸運を呼ぶ石として古代より親しまれています。その由来は、インダス文明の工芸品としてカーネリアンが加工・輸出されており、それによって文明が繁栄したという歴史から始まっているのでしょう。
風水におけるパワーストーンの意味
「風水」とは、気の流れを物の位置で制御し、運気を上げるという中国の思想です。そして、パワーストーンを家に置く際も、風水の知識があれば有効活用できるでしょう。こちらでは、風水とパワーストーンの関係について解説します。風水の考え方において、パワーストーンがどのような意味を持つのか見ていきましょう。
風水的な色の意味とパワーストーンの関係
風水では、それぞれ運気をアップする色があると考えられています。そして、パワーストーンには様々な種類があり、色にもバリエーションがありますよね。そうした特徴を生かし、風水の色に合わせてパワーストーンを選ぶことで、運気がアップするかもしれません。
例として、風水で運気を上げると言われている色と、代表的なパワーストーンの種類を紹介します。
アップしたい運気 | 色 | 石の種類 |
恋愛運 | 赤・ピンク | インカローズ・ローズクォーツ |
仕事運 | 青・紫 | アイオライト・アメジスト |
金運 | 黄・金 | シトリン・ルチルクォーツ |
健康運 | 緑・黄緑 | マラカイト・ペリドット |
この表を参考に、石の意味も調べながら自分に合ったものを見つけてくださいね。
吉方位・凶方位とパワーストーンの関係
風水の考え方から、家やオフィスなど、室内における吉方位と凶方位がわかります。そして、パワーストーンを吉方位に置くことで、その石の力が高まると考えられていますよ。
どの運気を上げたいかによっても、吉方位は異なります。では、基本的な東西南北の方角が、どの運気に関わっているのかを見ておきましょう。
・東:仕事運
・西:金運・恋愛運
・南:人気運
・北:恋愛運・金運
これらの方角に、それぞれ合った意味のパワーストーンを置くことで、さらに運気がアップするかもしれませんね。
魔除けの結界・気の浄化の役割
パワーストーンを室内に置くことで、魔除けや浄化の効果があると言われています。そして、風水は物の位置によって気の流れを良くして、運気を上げようという思想です。
そのため、風水で鬼門や裏鬼門と呼ばれる場所に、水晶などのパワーストーンを置くことで、悪い気を浄化できると考えられています。これは、家を守るための結界とも言えるでしょう。
パワーストーンは無意味ではない
スピリチュアルを信じていない人のなかには、「パワーストーンは無意味だ」という人がいます。しかし、ここまでに説明した通り、パワーストーンの存在が無意味だとは言い切れません。こちらでは、パワーストーンの意味の捉え方や考え方について解説します。
捉え方は人それぞれ
霊的なパワーは目には見えません。そのため、パワーストーンの意味についてどう捉えるかも人それぞれでしょう。
意味が無いと思う人にとっては、パワーストーンも普通の石と変わらないでしょう。しかし、その石に意味を感じ、自分の目標に向かって真摯に努力できる人もいます。その結果として願いが叶ったなら、パワーストーンが無意味だとは言えませんよね。
つまり、自分が無意味なものと思っていても、それを信じる人まで否定する必要はないと言えます。他人に迷惑をかけていなければ、何を信じるかはその人次第です。
例えば、お金を借りてまで高価なパワーストーンを購入する人は、身を滅ぼす危険性があるので、周りが注意してあげるべきです。しかし、自分の身の丈に合った楽しみ方をしている人にまで、「パワーストーンは無意味だ!」と意見する必要はありませんよね。
盲信するのも粗末に扱うのも間違い
パワーストーンの力について、どのように考えるかは個人の自由です。しかし、石を盲信していたり、反対に粗末に扱っていたりなど、どちらにしても極端な考え方は間違っていると言えます。
スピリチュアルな石の力を盲信することは、現実逃避につながっています。その結果、人生が豊かになるどころか、悪い方向に進んでしまうかもしれません。そして、スピリチュアルに自分の気持ちを振り回されてしまえば、精神が不安定になり、運気は下がっていくでしょう。
反対に、パワーストーンを粗末に扱い、石の力を信じている人に否定的な意見をすることも避けるべきです。自分が迷惑をかけられていないにもかかわらず、他者の思想に口出しをするのはやりすぎだと言えるでしょう。パワーストーンに意味を感じないのであれば、粗末に扱うのではなく、自分は持たないという姿勢でいれば問題ありません。
まとめ
パワーストーンの意味や歴史、風水との関係などについて解説しました。天然石は、古来から神聖な力を持つ石として扱われてきたものです。その歴史は、21世紀の現代に至っても、石の力を信じる理由につながっているでしょう。
パワーストーンとの向き合い方は人それぞれです。石の力を信じて大切にするのもひとつの考え方でしょう。しかし、無意味だと思う人もそれを否定せず、自分は石を持たないなど、距離を置くのがおすすめです。