紫色が好きな人は、パワーストーンも紫色のものが欲しくなりますよね。とはいえ、紫色のパワーストーンにも色々な種類があるので、どれを選ぶか悩んでしまうでしょう。

同じ紫色の石でも、それぞれに違った意味・パワーがあります。また、色味も様々なので、自分の好きな色味で、必要なパワーを持つ石を選ぶのがおすすめです。

今回は、紫色のパワーストーンを7種類紹介します。それぞれの石について、色味や柄などの見た目に加え、パワーについても解説します。紫色のパワーストーンを探している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

紫色のパワーストーン1．アメジスト（紫水晶）

こちらでは、アメジストについて解説します。色味や柄、パワーについて見ていきましょう。

アメジストの色味・柄

アメジストは和名で「紫水晶」と呼ばれており、水晶の一種です。紫色のパワーストーンのなかでも、特に有名で代表的なものと言えます。

色味は、透き通った濃い紫色です。色の濃淡は結晶によって異なりますが、一般的にはムラのない濃い紫色のアメジストが高品質だと言われています。

アメジストの持つパワー

アメジストは「愛の守護石」と呼ばれています。持ち主が真実の愛を守れるよう、サポートしてくれるでしょう。また、ヨーロッパでは、古くから素敵な出会いを招く石だと信じられてきました。アメジストを持つことで、恋愛成就にパワーを発揮してくれるでしょう。

日本では、紫は最も気高い色であり、伝統的な儀式などで高貴な人々が身につける色とされてきました。そうした習慣から、アメジストは特別な石として崇められていたと言われています。

また、アメジストには癒しのパワーもあると言われています。ヒーリング効果によって持ち主の疲れを癒し、ネガティブな気持ちをポジティブに変換してくれるでしょう。

紫色のパワーストーン2．スギライト

こちらでは、スギライトについて解説します。色味や柄などの見た目と、パワーについて説明しますよ。

スギライトの色味・柄

スギライトの代表的な色は、美しい青紫色です。黒っぽいものやピンクがかったものなど、産出地によって様々な色味があります。

同じスギライトでも色々なカラーがあるので、自分の好きな色味を選びましょう。ブレスレットなら、いくつかの色味のスギライトを使ってみるのもおすすめです。

スギライトの持つパワー

スギライトは、色味によってエネルギーの内容が異なります。大きく分けて、色が濃いスギライトは魔除けのエネルギーが高く、薄い色は癒しのエネルギーがあると言われています。どちらかと言えば、濃い色はクセが強い石だと言われており、人を選ぶかもしれません。

総合的に、スギライトは霊的なエネルギーやインスピレーションを高めたい人におすすめの石です。

紫色のパワーストーン3．フローライト（蛍石）

こちらでは、フローライトについて解説します。色味や柄などの見た目と、パワーについて説明しますよ。

フローライトの色味・柄

フローライトは、カラーバリエーションが豊富な石です。紫に加え、透明・緑・青・ピンクなどが混ざり、非常に美しいグラデーションカラーになっています。

しかし、硬度が低いため、ジュエリーとして加工しにくいのが難点です。そのため、フローライトは原石をインテリアとして置く楽しみ方が主流と言えます。

フローライトの持つパワー

大人になるにつれて偏見や固定観念が増え、創造力が衰えてしまう人は多いものです。そんな人は、フローライトを持つことで、子どものような無邪気な発想や思考を取り戻せるでしょう。そのため、アーティスティックな仕事に就いているなど、芸術性を高めたい人におすすめです。

フローライトのなかでも特に紫色は、思考力や感受性を高めるパワーを持つと言われています。

紫色のパワーストーン4．チャロアイト

こちらでは、チャロアイトについて解説します。チャロアイトの色味や柄、パワーを知りましょう。

チャロアイトの色味・柄

チェロアイトは、ラベンダー・乳白色・濃い紫などが混ざり合い、マーブル模様のようになっている石です。個性的な柄で多くの人が魅了されています。

チェロアイトは硬度が低いものの、粘り気のある石なので、彫刻などの加工に向いているのが特徴です。

チャロアイトの持つパワー

チェロアイトは、3大ヒーリングストーンの1つであり、持ち主に安らぎを与えてくれると言われています。心に溜まったストレスや不安を軽減し、リラックスした精神を取り戻させてくれるでしょう。そのため、日々の生活に疲れを感じている人は、この石を部屋に置くことで、身体や心をリフレッシュできるかもしれません。

さらに、活力や意欲を高める効果もあると言われています。この作用があることで、浄化した心身に新たなエネルギーが注入されます。新しいことを始める人がチャロアイトを持てば、前向きにその物事を進められるでしょう。

紫色のパワーストーン5．レピドライト

こちらでは、レピドライトについて解説します。レピドライトの色味や柄、パワーについて説明しますよ。

レピドライトの色味・柄

レピドライトには、紫や赤紫、灰色がかった紫などの色味があります。シックな色味が多く、アクセサリーとして身につければ、上品なジュエリーになるでしょう。

レピドライトは、クンツァイトやトルマリンと一緒に生成されることが多く、混合した結晶もあります。

レピドライトの持つパワー

レピドライトには、持ち主の「変わりたい」という気持ちをサポートするパワーがあります。具体的には、過去のトラウマの克服、固定観念を取り去るなど、持ち主の意識を変えてくれるでしょう。

誰でも、新しいことにチャレンジときは不安を感じますよね。そんな気持ちにレピドライトは寄り添い、前に進む勇気を与えてくれますよ。

また、レピドライトには、持ち主の精神を安定させる効果もあると言われています。冷静に物事を考えられるよう、肉体と精神のバランスを整えてくれるでしょう。そのため、感情が高ぶっているときにレピドライトを身につけることで、気持ちが落ち着くはずです。

紫色のパワーストーン6．アメトリン

こちらでは、アメトリンについて解説します。色味や柄などの見た目に加え、パワーについても紹介しますよ。

アメトリンの色味・柄

アメトリンは、アメジストとシトリンが混ざった石です。色味も、アメジストの紫色に、シトリンの黄色が混ざった見た目です。名前も、アメジストとシトリンを合わせて「アメトリン」となっています。

カットの方法によっては、この2つの色が綺麗に混ざっていない場合もあるでしょう。そのため、アメトリンを購入する際は、きちんと店舗で見て納得できるものを選ぶのがおすすめです。アメジストとシトリンのバランスが好みのものを選びましょう。

アメトリンの持つパワー

アメトリンは、アメジストとシトリンのエネルギーが調和した石です。そのため、2つの石のパワーを持っていますよ。

アメジストには、癒しや恋愛成就のパワーがあると言われています。そしてシトリンには、商売繁盛など、富を繁栄させるパワーがあるとされている石です。そのため、恋愛運と金運の両方をアップしたい人におすすめの石ですよ。

紫色のパワーストーン7．エンジェルシリカ

こちらでは、エンジェルシリカについて解説します。エンジェルシリカの色味や柄、パワーについて見ていきましょう。

エンジェルシリカの色味・柄

エンジェルシリカは、透明にラベンダー色がマーブルのように混ざった見た目です。チャロアイトに水晶の成分が混ざった石なので、透明感がありますよ。

通常は他の鉱物に水晶が混ざるのは珍しいことですが、チャロアイトは不純物が混ざりやすい鉱物です。そのため、エンジェルシリカは非常に希少価値の高い石だと言えるでしょう。

エンジェルシリカの持つパワー

エンジェルシリカは、チェロアイトと水晶が混ざることで生まれます。そのため、エンジェルシリカには、チェロアイトと水晶、両方のパワーを持っていると言えるでしょう。

チャロアイトは高いヒーリング効果を持ち、持ち主のストレスを軽減して心身を癒すと言われています。そして、水晶は高い浄化のパワーを持つ石です。そのため、エンジェルシリカは、外から受けるネガティブな要素を浄化し、持ち主を守ってくれるでしょう。

例えば、失恋などで心が傷ついてしまったなら、エンジェルシリカのパワーを借りてみましょう。心が癒されて、前向きに進めるようになるかもしれません。

エンジェルシリカは持ち主のすべてを優しく包んでくれるため、安心して身を預けられるでしょう。トラウマや癒えない傷がある人におすすめのパワーストーンです。

まとめ

紫色のパワーストーンを7種類紹介しました。それぞれの石に特徴があり、一つ一つに魅力があります。色や見た目もそれぞれ個性があり、パワーも異なるので、自分に合う石をしっかりと吟味しましょう。単に見た目が好きというだけでなく、自分に必要なパワーを見極めることも大切です。

また、日本では、紫は高貴な色として扱われてきました。そのため、親しい年上の人に贈るプレゼントとしても、紫色のパワーストーンは適しているでしょう。この記事で気になるパワーストーンを見つけた人は、お店や通販で実際に見てみてくださいね。