パワーストーンと数珠の違い!お寺や神社で買えるブレスレットも紹介
2020.12.10
パワーストーンと数珠の違いをご存知でしょうか?お寺や神社では、数珠を販売しているところがあります。さらに、パワーストーンブレスレットを販売しているところもありますよね。その結果、見た目が似ていることもあり、数珠とパワーストーンブレスレットをどう使い分ければよいのか迷ってしまう人がいるでしょう。
お寺や神社には神様が祀られており、特別なエネルギーが集まる場所です。そのため、お寺や神社でパワーストーンを購入すれば、さらにご利益があるかもしれません。
今回は、パワーストーンブレスレットと数珠の違いを解説します。意味や用途の違いをまず知って、パワーストーンを使った数珠などについても見ていきましょう。パワーストーンブレスレットを購入できるお寺や神社も紹介します。
パワーストーンと数珠の違い
パワーストーンブレスレットと数珠は、デザインによっては似ているものがあります。そのため、どのような違いがあるのか、知らない人も多いかもしれません。こちらでは、この2つの違いについて解説します。また、パワーストーンブレスレットを葬儀で使えるのかについても説明しますよ。
パワーストーンとは
パワーストーンとは、特殊なエネルギーを持つと言われる天然石のことであり、古来よりスピリチュアルな存在として崇められてきました。そのエネルギーは、持ち主に影響を与えると言われています。
パワーストーンの種類によって、効果や意味は異なります。例えば、精神を安定させるもの、洞察力を高めるものなどです。そうしたエネルギーを受けることで、恋愛運・仕事運がアップする可能性があるでしょう。
様々な使用方法がありますが、最もスタンダードなものはパワーストーンを使ったブレスレットです。また、お守りとして持ち歩いたり、家に置いておいたりする使い方もあります。パワーストーンを所持する方の多くは、良い人生を送るためのサポートとして利用しているでしょう。
数珠とは
数珠とは、持ち主と仏様とのつながりを示すものであり、仏事法要の際に使用する仏具です。お経や念仏を唱える際に用いるものであり、「念珠(ねんじゅ)」と呼ばれることもあります。
玉を糸に通して輪型にしたもので、手や首にかけて使用されます。二連になっている数珠、糸の房の有無など、デザインは様々です。玉の数は、宗派によって異なるため、一概には言えません。しかし、基本的には煩悩の数である108個とされています。
日本では、仏教に詳しくない人でも、お葬式や法事で使いますよね。また、自分は使ったことがなくても、僧侶が身につけている姿を見たことがある人は多いでしょう。
2つの意味・目的の違い
数珠のなかには、パワーストーンを使用しているものがあります。そして、数珠とパワーストーンブレスレットは、どちらも持ち主にとってお守りのような存在でしょう。しかし、パワーストーンブレスレットは、宗教を問わずに使用されており、意味や目的が全く異なります。
数珠はあくまでも、仏様とのつながりとして使用される仏具です。一方、パワーストーンブレスレットは、石そのもののエネルギーを得るために身につけるものです。
また、数珠は仏教特有のものであり、キリスト教徒では同じ用途でロザリオが使用されています。一方、パワーストーンは信仰に関係なく、自分自身の意思で選んで持つものなので、意図がまったく異なりますね。
パワーストーンブレスレットは葬儀で使える?
パワーストーンブレスレットには、数珠に似ているデザインのものがあります。そのため、「パワーストーンブレスレットを葬儀で使えるのでは?」と思う人もいるでしょう。
残念ながら、葬儀では、数珠の代わりにパワーストーンブレスレットを使うことはできません。もちろん、葬儀場で注意されたり怒られたりすることはないでしょう。しかし、略式であっても、礼儀として使用するべきではないと言えます。それは、パワーストーンブレスレットと数珠では、目的が異なるからです。
そのため、葬儀へ行く際は、きちんとした数珠を用意しましょう。また、数珠に好きなパワーストーンを取り入れたい人は、新しく購入・作成することをおすすめします。
お寺や神社で買えるパワーストーン・数珠
こちらでは、お寺・神社で買える数珠ブレスレットと、パワーストーンブレスレットについて解説します。「数珠ブレスレットってなに?」「パワーストーンブレスレットってお寺や神社で買った方がいいの?」という疑問がある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
パワーストーンを使った数珠ブレスレット
様々なパワーストーンを取り扱うお店で、数珠ブレスレットが販売されています。数珠ブレスレットとは、数珠のように同じサイズのパワーストーンの玉を一つ一つ繋げた商品です。
数珠ブレスレットは、仏具として使用される本来の数珠よりも気軽に身につけられます。また、カラーバリエーションが豊富で、若年層の女性にも人気です。ブランドや販売している場所によっては、色や効果から石を選んで作成できます。
しかし、ブレスレット型の数珠は、あくまで日常のお守りとして身につけるものです。葬儀などで使う用の数珠を探しているなら、自身の宗派に合ったものをきちんと用意しましょう。
お寺・神社で清められたパワーストーンブレスレット
お寺や神社のなかには、パワーストーンブレスレットをお守りとして取り扱っているところがあります。お寺や神社は神聖な場所であり、パワースポットでもあります。そのため、一般的なお店や通販で買うよりも、ご利益が期待できるでしょう。
基本的には、お寺や神社で扱っているパワーストーンブレスレットは、お清めが済んでいます。お寺や神社のパワーが宿っていると考えると、さらなる効果が期待できますよね。
パワーストーンブレスレットの効果を感じられるかどうかは、自分が心からそのパワーを信じられるかどうかに左右される部分もあります。そのため、自分がパワーを得られるお寺や神社でブレスレットを購入することで、効果を感じやすくなるかもしれませんね。
パワーストーンブレスレットや数珠を買えるおすすめの神社・お寺
パワーストーンブレスレットや数珠ブレスレットを買う際、おすすめの神社・お寺を3つ紹介します。お寺や神社で清められたパワーストーンを手にいれたい人は、近くへ行った際にぜひお参りしてみてくださいね。
1.北澤八幡神社
北澤八幡神社は、1469年から1484年、東京都・世田谷北あたりの守護神として創建されました。ご利益は、厄除け・縁結び・安産・健康長寿があります。さらに、技芸上達にも効果があり、芸能人や有名人も訪れるパワースポットとして有名な神社です。
こちらでは、神主さんの知り合いの人が作成しているというパワーストーンブレスレットを販売しています。様々な種類やカラーがあり、アクセサリーとしても魅力的なブレスレットです。さらに、女性を中心に「効果がある」という評判もあり、パワーストーンブレスレットの購入を目的に参拝する人もいますよ。
住所:東京都世田谷区代沢3-25-3
電話番号:03-3422-1370
公式ホームページ:なし
2.晴明神社
晴明神社は、平安時代中期の天文学者、安倍晴明公をお祀りするため、1004年に創建されました。映画や漫画、文芸によって晴明の名は広く知られるようになり、崇敬者が増えています。
晴明は生前、悩みや苦しみを取り払えると、天皇や貴族、庶民といった幅広い人々から信頼されていました。そうした歴史から、魔除け・厄除けにご利益があると言われています。
境内の授与所では、お守り・お札の取り扱いがあります。そのなかに、水晶でできたブレスレットがありますよ。水晶は万能な力をもっており、パワーストーン初心者の人にもおすすめのブレスレットです。
住所:京都市上京区晴明町806
電話番号:075-441-6460
公式ホームページ:https://www.seimeijinja.jp
3.国上寺
国上寺は、新潟県越後で最古の由緒あるお寺です。戦国武将であった上杉謙信公が、祈願寺として一生祈願・戦勝祈願をされた場所でもあります。ご利益は、厄除け・家内安全・商売繁昌・職場安全・安産・交通安全などです。
こちらでは、オリジナルのパワーストーンブレスレットを販売しています。国上寺のストーンアドバイザーが、相性の良い石を見極めてくれます。様々なパワーストーンを組み合わせたブレスレットもあり、あなたに適したパワーストーンブレスレットが見つかるでしょう。
住所:新潟県燕市国上1407
電話番号:0256-97-3758
公式ホームページ:https://kokujouji.com/index.html
まとめ
パワーストーンブレスレットと数珠の違いについて解説しました。パワーストーンブレスレット、数珠、数珠ブレスレットなど、似た商品はたくさんあります。パワーストーンブレスレットと数珠の違いを知っておけば、自分の目的に合わせて必要なものがわかるでしょう。
パワーストーンブレスレットと数珠ブレスレットは、お守りとして日常的に身につけられるアイテムです。対して、数珠は仏具としてお葬式や法事などで使用するものです。
これらの違いをきちんと理解し、必要なときに適切なアイテムを使うように心がけましょう。