パワーストーン原石は効果が強い!?原石の使い方も徹底解説
2021.02.10
パワーストーンには、原石と加工された石があります。例えば、ブレスレットやネックレスなど、アクセサリーに使われている石の多くは加工されたものです。また、ハートや球体の石は、人の手によって整えられています。
実は、原石の方が、加工された石よりも本来の効果が強く出ると言われています。しかし、アクセサリーと異なり、用途が明確でない原石を、どのように使ったらよいかわからない人も多いでしょう。
今回は、パワーストーンの原石について解説します。原石の効果や使い方を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
パワーストーン原石の効果
こちらでは、パワーストーンの原石が持つと言われる、特有のパワーについて説明します。なぜ、原石は本来の力を発揮しやすいのか、加工された石との違いを解説しますよ。
原石なら本来の力が強く出る
パワーストーンは自然の産物です。しかし、パワーストーンのアクセサリーや形を整えられた石は、人の手が加わった加工物となるでしょう。
一方、原石はそのままの姿であり、人の手が加えられていません。そのため、原石は加工された石と比べて、強いパワーを持っていると言われています。
人の手が加われば加わるほど、色々な人の影響を受けるため、石のパワーが薄れると考えられています。パワーストーンの力は人間や環境に影響を受けるので、余計な気をまとってしまうということでしょう。自然な姿である原石は、周りからの余計な影響が少ない分、本来のパワーが温存されていると考えられます。
加工された石との違い
原石と加工された石の違いは、人の手に触れた時間の長さです。どんな鉱石でも、採掘する際は人によって削られて運ばれるでしょう。しかし、加工された石は、採掘された後、さらに多数の人に触れられることになります。一方、原石はそのままの姿で販売されるため、少数の人の手にしか触れられません。
多くのパワーストーンは、人や空間に溜まったマイナス要素を吸い込む・払うパワーを持つと言われています。つまり、加工された石の場合、あなたが手に入れるまでに、すでに邪気などを多く吸い込んでいると考えられるのです。
また、加工された石は、人の好みに合わせて調整されています。パワーストーン本来の姿ではなくなっていることで、力が減少しているかもしれません。
パワーストーン原石の使い方
こちらでは、パワーストーンの原石の使い方について解説します。サイズによって適した使い方が異なるため、まずは小さい石と大きい石について説明します。それから、他の石の浄化・パワーチャージをする際の使い方を視ていきましょう。
小さい石は持ち歩く
小さな原石は、部屋に飾っておくよりも、持ち歩く方がよいでしょう。空間の浄化に小さい石を使うと、すぐに邪気が溜まってしまう恐れがあるからです。
また、小さい石は、ポケットやバッグに入れておいても邪魔になりません。持ち歩くことで、家の外で不運を招かないよう、お守りのような存在になるでしょう。
家にいるときは、持ち歩いた石を休ませてあげてください。浄化皿などに載せ、浄化・パワーチャージしてあげましょう。
大きい石は家に飾る
大きなサイズの原石は、持ち歩くことは難しいでしょう。そのため、家に飾って室内の浄化に使うのがおすすめ。パワーストーンを家に飾りたい方は、大きめのサイズなら存在感が増しますよ。
パワーストーンは、色や輝きによって、部屋を華やかにする役割もあります。特に、大きい石であれば目立つため、インテリアのポイントになるでしょう。
家に石を飾る場合、中国の思想である風水によって位置を決めるとよいでしょう。風水の考え方に従うことで、家の中に良い気の流れを作り、石の力を最大限に引き出せるからです。その結果、開運につながるかもしれません。
他の石の浄化・パワーチャージにも
原石は、他の石の浄化やパワーチャージにも使用できます。しかし、すべての石が浄化・パワーチャージに適しているわけではありません。
他の石の浄化に最も適している石は水晶です。水晶は、どんな種類の石とも組み合わせられる万能の石と言われています。他の石が持つ本来の力を発揮できるよう、悪影響を与えずに浄化してくれます。
特に、水晶クラスターは、他の石や空間を浄化するために使える人気のアイテムです。クラスターとは、母岩に結晶体が群生したものを指します。その姿は、見る者に自然の傑作と思わせる、美しさを感じさせるでしょう。
パワーストーン原石の置き方・注意点
自分の部屋にパワーストーンを置く場合、いくつか注意するべきことがあります。こちらでは、5つの部屋に適した石や置き方を説明します。室内に石を置きたい人には、事前にチェックしておいてくださいね。
それぞれの部屋に適した石を置く
部屋に石を置く際、部屋の用途に合うものを選びましょう。こちらでは、玄関・リビング・寝室・トイレ・キッチンに適した石の種類と、その理由を紹介します。
【玄関】
玄関は、外からの気を入れる場所であり、出て行く場所でもあります。そのため、玄関を明るくし、良い気が入ってくるような石を置いておくべきです。
透明度が高い石であれば、光が反射して玄関も明るくなります。おすすめの石の種類は、水晶・シトリン・メノウ・カルセドニーの4つです。
【リビング】
リビングは、家族や友人が来た際に滞在し、人がくつろぐ場所ですよね。そのため、安心や安定を感じられる種類の石を置くべきです。気持ちをリラックスさせる石として、アクアマリン・セレスタイトなどが挙げられます。
また、リビングの大きさに合わせて、大きなサイズを選ぶこともポイントです。特に、家族がいる人は、人の出入りが激しくなるため、悪い気が入りやすい傾向があります。その空間に浄化のパワーを行きわたらせるためにも、大きめの石を置くとよいでしょう。
【寝室】
寝室は心身を癒す場所です。心を落ち着かせてゆっくりと眠るためには、緩やかな波動を持つ石を選ぶとよいでしょう。例えば、アメジスト・セレスタイトなど、ヒーリング効果が高い石と言われる石がおすすめです。
また、寝室には、複数の石を置かないようにしましょう。様々なパワーが入り混じると、静かな空間が妨げられるかもしれません。
【トイレ】
トイレは邪気が溜まりやすい場所なので、常に清潔にしておく必要があります。そのため、水晶など、浄化のパワーが強い石を置きましょう。
また、トイレはリラックスする場所でもあるため、不安やストレスを落ち着かせるアクアマリンもおすすめですよ。
【キッチン】
料理をする所であるキッチンは、火のエネルギーがある場所です。そのため、ルビー・カーネリアン・ガーネットなど、赤系の色味を持つ石を置きましょう。
キッチンでは水も多く使いますが、水のパワーを持つ石は置くべきでないと言われているので注意してくださいね。
布やお皿を敷く
天然石は神聖な存在であるため、丁寧に扱うべきです。部屋に石を置く場合、棚やテーブルに直に置くのではなく、布やお皿を敷きましょう。
大きめの石の場合、布を敷いておくことで掃除しやすくなります。石は綺麗な状態を保っていることで、効果を発揮しやすいと言われているため、掃除しやすい環境作りは重要です。
さざれ石を家に置く場合は、お皿の上に敷きましょう。さざれ石は細かいので、散らばって失くしてしまうことが多々ありますが、お皿の上にまとめておけば安心です。さざれ石は、他の石を浄化するためにも使えますよ。置き皿は、木や貝殻などの自然素材が適しているでしょう。
直射日光などの強い光は避ける
日の光には、パワーチャージをする力があります。しかし、石の種類によっては、日光が直接当たることで劣化しやすくなる恐れがあります。特に、アクアマリン・アメジスト・アンバー・エメラルド・シトリンなどが、日光に弱い石の例です。
窓際など、直射日光が当たる場所は、パワーストーンの置き場として避けるべきです。しかし、薄暗い場所も石には適していません。直射日光が当たらず、なおかつ明るくて風通しの良い場所が、パワーストーンにとっては最高の環境です。
電化製品の近くも避ける
テレビや冷蔵庫、電子レンジなど、電化製品は磁気を発生させています。そのため、パワーストーンを電化製品の近くに置くと、石の波動が狂ってしまう恐れがあると言われています。
石の波動が狂ってしまえば、石のもつ、本来の力は失われてしまうでしょう。また、石の種類によっては、磁気を発するものがあり、電化製品が壊れる恐れもあります。
これら2つの理由から、石を電化製品の近くに置くことは避けるべきです。
まとめ
パワーストーンの原石について解説してきました。原石は、サイズによって持ち歩くこともできるため、自由な使用方法を楽しめます。そして、加工された石よりも、石の力を得られる可能性が高く、願いや目的が叶いやすくなるかもしれません。
しかし、加工された石に効果がないというわけではありません。パワーストーンのブレスレットやピアス、指輪などのアクセサリーにも、それぞれの良さがあります。そしてもちろん、パワーストーンアクセサリーを普段身につけて、原石を部屋に置いていても問題ありません。
これからパワーストーンを手に入れたい人は、どのような石の形状が自分に合っているのか考えてみましょう。