この記事は2016年2月3日の記事を再編集したものです。

ドラマや小説などで話題になったことで、今や日本人の認識の市民権を得たと言える“W不倫”。

いけないことだと分かっていても、いや、分かっているからこそ燃え上がる既婚者同士での恋は危険で甘い香りがして、ひっそりと憧れている女性も多いのではないでしょうか？今回はそんなW不倫へと踏み出したいあなたに、W不倫が始まるきっかけや彼とどう続けていくかなど、W不倫を始める前に知っておきたい内容をご紹介いたします。

危険な恋愛劇の始まり…不倫相手と関係が始まるきっかけは？

 

W不倫したい？独身とは違う、出会いのきっかけ

それぞれに配偶者がいるのがW不倫です。大っぴらにできる関係ではないので、現実の世界ではなかなか話を聞くことはないですが、それゆえ、気になるのがW不倫のきっかけですよね。

結婚前なら合コンに行ったり、仕事や遊びの仲間と気軽に誘ったり誘われたりしてお付き合いが始まることがありますが、結婚しているとなるとそうもいきません。でも、実際、割り切った関係としてW不倫をしているカップルもいれば、本当に恋に落ちてしまい何年もひそかに関係を続けているようなカップルもたくさんいます。そこには、ハードルが高いはずのW不倫がスタートしたきっかけが存在します。

実は、あからさまに誘えないからこそ、日常生活の中で始まるのがW不倫。まずはその具体的なきっかけを見ていきましょう。

これがW不倫のきっかけ

◆職場が同じ◆

W不倫のきっかけとして一番多いのが“職場”での出会いです。仕事をしていると、家族以外で一番長く過ごすのが職場になります。仕事の相談をすることもありますし、みんなで一緒に飲みに行く事もあり、異性との出会いのきっかけとしては一番多いようです。相手は同僚だったり、上司だったり、時には取引先の相手だったりと相手には事欠きません。

既婚だったとしても、二人きりで話ができる環境なのも要因の一つかもしれませんね。

◆飲み会◆

会社や友達の集まりなど、結婚していても飲み会の席に参加することはありますよね。元々お酒を飲まないような人でも、送別会や新年会などの行事には出ないといけなかったり、取引先との接待で飲みの席に着くことはあります。お酒を飲み、楽しくおしゃべりをしたり、愚痴を言い合ったりしているうちに意気投合し、そのままW不倫の世界へ…という事はよくある話です。

アルコールのせいで少し大胆になることも、もちろん原因と言えるでしょう。気が大きくなって、普段は結婚しているから…と異性と距離を置いている人も、なんとなく雰囲気に流されてしまう…なんてこともあるようです。

◆趣味の集まり◆

ジムに通っていたり、趣味のサークルがきっかけで、W不倫を始めてしまうというカップルもいます。家庭とも仕事とも離れた、本当の“自分の好きなこと”が出来る空間で、同じ趣味を持つ異性と出会えば、関係が始まってしまうのも想像に難くないですよね。好きなものが同じなので話ははずみますし、“趣味のために会う”のでお互いの家族にも罪悪感が出にくいのが特徴です。

集まりの行き帰りに二人きりになっても不自然ではありません。趣味のことでLINEやメールのやり取りをしても不思議はありません。仕事以外で異性と連絡をとったとしても、家族に説明（言い訳）ができる関係ですから、W不倫のきっかけとしてはぴったりだと言えます。

◆習い事・学校◆

「同じ目標に向かっていると仲間意識がわく」なんてことは、皆さんも経験があるのではないでしょうか？結婚してからも向上心を持って、学習を続けることは素晴らしいことです。そんな学習のための場所は、みんな仕事のあとか休日に通うケースが多く、そのため同じような年代で既婚者同士であることが多くなります。

趣味の集まり同様、習い事や学校で一緒に過ごすうちに、W不倫に発展してもおかしくありませんね。また、相手が先生という事も…。大人になってからの習い事の先生は、自分と同年代のことが少なくありませんよね。分からないことを質問したり、雑談したりしているうちに惹かれあってしまった、ということがきっかけでW不倫が始まる事もあります。

◆同窓会◆

数年に一度開かれる同窓会。学校によっては、毎年同窓会をしているところもあるかもしれませんね。この同窓会がきっかけで、昔のクラスメイトとW不倫が始まったという人がいます。お互いが大人になって、結婚もして、昔とはまったく違う生活をしていても、懐かしい話で盛り上っているうちに今と若いころがオーバーラップしてしまい一線を越えてしまった、というケースです。

同窓会という特別なシチュエーションでお酒も入り、テンションが上がっているところに、「この後二人で飲みなおさない？」と声をかけられれば、お互い既婚であってもその日のうちに関係を持ってしまうのは、ある意味で仕方のないことかもしれません。

◆元恋人◆

同窓会やSNSを通じて、久しぶりに元彼と連絡を取るようになった場合、W不倫に発展する可能性があります。別れたとは言え一時はお付き合いをしていたのですから、お互いの性格などは分かりますし、「あの時は…」と時間がたった今だから話せることも多く、もう一度恋愛感情が芽生えてしまう事があります。お互いが結婚しているからこそ余裕があり、よき理解者として不倫関係が長く続くことがしばしば起こります。

◆SNS、オンラインゲームなどのネット◆

結婚していると、なかなか現実の世界では不倫に発展するほどの出会いはない、というのも事実です。自制心が働きますし、むしろその方が多いかもしれません。そんな時、バーチャルの世界での出会いがそのまま現実の出会いにつながることがあります。

スマホのオンラインゲームなどで友達になった異性と、オフ会で会ったことがきっかけで恋愛に発展することがあるのです。SNSでの友達でも同じことですが、“あくまでも仮想空間”という思いで、赤裸々な本音でのメッセージをやり取りをしていた場合、現実で会った時にはすでに心を許した人になっている訳です。家族にも言えないような心の内を話せる相手に、体も許してしまうのは理解できるのではないでしょうか？

◆PTA◆

結婚して子供がいると、さらに出会いの場は少なくなります。とは言え、全く出会いがないわけではありません。W不倫が始まったきっかけとして、意外に多いのが学校や幼稚園のPTAでの出会いなのです。同じくらいの子供がいる＝同世代という事で、話も合いやすく、他に出会いがない分、PTAという限られた世界での出会いでもW不倫のきっかけになりやすいのです。

子供が絡み、近所の目が絡むPTAでの関係は、絶対にバレちゃいけないというスリルがあり、余計に燃えるのかもしれませんね。

W不倫では“言い訳”が聞くきっかけが多い

ご覧いただいた通り、W不倫が始まるきっかけは家族への“言い訳”が聞くものが多いのが特徴です。普段は『不倫なんて…』と思っていても、日常の中の“罪悪感のない異性との接触”があると、W不倫が始まってしまうようです。

気分は昼顔妻？W不倫への発展方法とは

 

 男性から声をかけてくると発展しやすい

現実の生活や旦那に不満があっても、W不倫へのひそかなあこがれがあっても、実際行動に移すにはかなりの勇気がいりますよね。浮気慣れしているなら、出会った男性を誘う事が出来るかもしれませんが、“昼顔妻”に憧れているくらいではそんな大胆なことは出来ないでしょう。そんな時、男性の方から「二人で話がしたい」「実は好きなんだ」と声をかけられたらどうでしょう！

いけないことだと分かっていても、誘われてしまったという事実にドキドキするのではないでしょうか？そして、妻でもない、母でもない、女として見てくれる男性に惹かれてしまい、そのままW不倫の道を突き進むことになるかもしれません。

相談することで、誘わせるテクニックも

もし、自分の方からアクションを起こしたい場合はどうしたらよいのでしょうか。職場でいくら仲良くなったとしても、趣味のサークルで話が合ったとしても、そこから不倫関係に発展させるには、何かしらのアクションが必要です。特に相手も既婚となると、一筋縄ではいかないですよね。

それならば、ただの話し相手から少し関係を進めるために、“相談”を持ち掛けてみましょう。ある程度親しい間柄なら、きっと相談に乗ってくれるはず。それも、親身になって、優しく話を聞いてくれるはずです。もし相談に乗ってくれたのなら、それだけでもあなたにとって彼は、日常とかけ離れて“安らぎをくれる特別な存在”になりませんか？

そして相談を繰り返すうちに、お互いにどんどん親密になって彼からお誘いがあったり、暗黙の了解でW不倫へ発展することが出来るでしょう。

自分から一歩踏み出してみることもアリ

もし、すでにお互いが惹かれあっているのが感じられるのなら、思い切って自分から迫ってみるのはどうでしょう？もちろん、自分から声をかけるリスクはあります。もしかしたら、彼に「誘ったのは君の方だろう」と、言い訳を与えてしまう事になるかもしれませんし、W不倫ならそれぞれの配偶者がいるので、法を犯すことになってしまいます。

でも、二人ともが一歩踏み出せないという気持ちが分かっているのなら、遅かれ早かれ、いずれ不倫の道を進むことになってしまうのでは？絶対に不倫をしたくない、という人であれば、そもそも旦那以外の男性と親密になることを避けて生活をします。既婚であっても他の異性に惹かれてしまうのは、“W不倫への抵抗がない”と自覚して、自分から発展させるのも一つの手です。

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１　絶対に誰にも言わない

不倫していることは誰にも言ってはいけません。言えないことが不倫の醍醐味でもありますが、特にW不倫の場合、バレた場合に誰も得しません。お互いの配偶者や子供、親だって深く傷つきますし、会社にバレればクビになり迷惑をかけるかもしれません。友人との信頼関係が切れるかもしれません。

不倫の道は、恋愛と同様、苦しいこともあるでしょう。でも、親友にも、ネットにも吐き出してはいけません。親友だと思っている人は、あなたの不倫を許せないかもしれません。ネットの履歴から旦那にバレるかもしれません。あくまで、嬉しいことも苦しいことも心の中に留めておきましょう。

２　お互いの家には行かない

お互いの家には行かないようにしましょう。家は、それぞれのパーソナルな生活空間です。配偶者のにおいがたくさんあります。絶対に嫉妬心が煽られないと言えますか？

それに、家族以外の人が物を触ったり動かしたりしたときに、そこに住んでいる人は違和感を感じる事があります。そんなこと気にならないでしょう？と思うかもしれませんが、意外と家族は敏感です。それが原因でバレてしまうかもしれません。それに、落とし物をしたり、髪の毛が落ちたりして、証拠を残すこともあり得ます。お互いの家には行かないようにしましょう。

３　お互いの配偶者を尊重する

W不倫は、非公式の関係です。もし相手が別居状態にあったとしても、法律上は本妻が公式のパートナーです。それは、お互い同じこと。スタートがお互いセカンドの立場ですから、その立場を崩せば、早々に関係も崩れていきます。

それに、相手もあなたが既婚者だからと、ある意味安心して付き合っているのです。相手が家族サービスのために会えない、と言えば、「奥さんは大事にしなきゃね」と言えるくらいの余裕がほしいところ。配偶者との結婚生活があってのW不倫。相手の配偶者を尊重しないと関係を続けていくことは困難でしょう。

４　日常生活のスパイスだという事を忘れない

W不倫になぜ惹かれてしまうのでしょうか。それは、安定した日常が退屈だったり、辛い毎日を乗り越えるためのスパイスだから。もし、お互いに離婚してふたりで結婚したら、今度はその結婚生活こそが抜け出したいと熱望していた“あの退屈な日常”になります。

W不倫の関係は、非日常だから楽しい部分は否めません。甘く感じるのは、その時間が特別だからです。あくまでも日常を引き立てるためのスパイスだという事を忘れないようにしましょう。

５　求めすぎない

お互いに配偶者がいるというイーブンの関係が出来ているのですから、片方が求めすぎるとバランスが崩れてしまいます。もちろん相手のことをどんどん好きになってW不倫にはまっていくと、もっと一緒にいたいという気持ちが出てくるのは自然なことです。

でも、相手に求めれば求めるほど、手に入らないもどかしさから辛い思いをすることになります。「○○して欲しい」はいつしか、「○○してくれない」という不満につながるのです。必要以上に求めすぎるのは、自ら辛い思いをする準備をしているようなもの。なるべくやめましょう。

６　駆け引きはしない

W不倫の相手との駆け引きは不毛です。付き合いが長くなってくると、それまでは頻繁に来ていた連絡が少なったり、会う時間を作ってもらえなかったりして、「都合のいい女」になった気分を感じることがあります。そこで、メールの返信をちょっと遅らせるなどの駆け引きをすることがあります。そうやって相手の気を引こうとしたくなりますが、そもそもが制約がある中での恋を楽しむのがW不倫ですよね。

制約があるから燃える分、通常の恋愛よりもストレスがあるのがW不倫です。ある意味めんどくさい恋愛を楽しんでいるところに、駆け引きなどをされた男性はどう思うでしょうか。よほど相手が惚れているのなら追いかけてくるかもしれませんが、ただ気を引きたいだけならばめんどくさいと思われて、関係が終わるかもしれません。

駆け引きは全くしないか、するとしてもしっかり相手の気持ちの強さを見極めてからにしましょう。

７　何が大切かの線引きをしっかりする

W不倫、素敵ですよね。倫理に反すると分かっていても、あこがれる人は多いと思います。結婚してルーティンな生活を送っている中で、忘れていた色恋の感覚を取り戻してくれるものですし、お互い同じ立ち位置にいるから、バレない限り面倒なこともなく続けていける恋愛です。でも、その楽しさは今の生活を失っても欲しいものですか？誰かが傷つくことがあっても良いと思いますか？

W不倫は二人だけの関係ですが、『大事にしなければならないこと』と『二人の楽しみ』をしっかり線引きして、のめりこみすぎないようにすることが、結局は長く続けていけることになります。

まとめ

W不倫は日常の生活の中で、異性と二人で会っても家族に言い訳がたつような関係から始まります。若いころのようにガツガツ相手を探すのではなく、なんとなく良い雰囲気になり、どちらかからお誘いの声がかかって初めてスタートしていきます。

二人で秘密を共有しているような関係が、普通の恋愛よりも心を熱くさせますが、いざ冷静さを失ったとき、そのW不倫ならではの醍醐味が失われてどんどん関係が崩れていくのです。難しい恋愛を大人として楽しむのがW不倫。あなたもはそんな経験、してみたいですか？