長引くと修復不能?30代カップルに最も多い喧嘩の原因とは?
2018.02.14
“落ち着いた大人の関係”というイメージの30代カップル。それなのに私たちはこんな些細なことで喧嘩をして……。そんな風に感じた経験はありませんか?他の同世代のカップルも喧嘩なんてするのかしら。するなら原因は?気になってもなかなか周りには訊きづらいことでもありますよね。
世間の30代カップルは、一体どんなことで喧嘩をしているのか?そこには、30代という世代ならではともいえる原因があるようです。
【30代カップルは価値観の違いで喧嘩する】
30代カップルの喧嘩の原因として最も多く上げられるのは「価値観の違い」です。30代という年齢は、社会的な立場に加えて、人間的な中身もある程度固まってくる年齢です。物事に対する考え方や生活のスタイル等、自分のやり方が定まって、自分の理解の範疇に収まらないことがなかなか受け入れ難くなってくる年代でもあります。
また、30代となると、ある程度付き合いが長いカップルも増えてきます。長い付き合いの中で、ものの考え方や行動のパターンは似通ってくる部分も多いもの。そうなってくると、相手と自分は全く同じルールで動いていると錯覚してしまいがちです。
しかし、別々の人間なのですから、全てがまるっきり同じになるはずがありません。ふと相手とのずれを感じたときに、何だか裏切られたような気持ちになって喧嘩へと発展することも少なくありません。
加えて、結婚を視野にいれたお付き合いをしているカップルが少なくないのもこの世代の特徴です。結婚をして生活を共にしたときに価値観がずれていては大問題!今のうちに矯正しなくては!と勇む気持ちが喧嘩を引き起こしているというパターンもあります。
【何に関する価値観でぶつかるカップルが多いの?】
金銭感覚
お金の管理や経済観念のことでいさかいになってしまうカップルはとても多いです。特に、同棲しているカップルや結婚の予定があって資金を貯めようと話しているような時には、相手のお金の使い道に干渉したり嫌味を言ったりしまって喧嘩になってしまうようです。
別々のお財布だからと割り切るか、喧嘩になる前に、お金をかけるべきポイントと控えるポイントのバランスを、二人で良く話し合っておく必要があります。
食事
食事は、生活の中でも重要な位置を占めています。それだけに、食事に関する価値観が食い違っていると許せないと感じる人は多いようです。
最低限のマナーについて、出来ていないことを指摘するのは仕方のないことかもしれません。ですが、例えば、お出汁の違いや牛肉か豚肉かの違い、盛り付ける器がおかしいなど、育った地域や家庭の環境によっても異なることを頭ごなしに否定されてしまっては、悲しいですし一緒に過ごせる気がしなくなってしまいますよね。
食事の場での見解の食い違いには、育った文化の違いが影響している可能性があると認識して、歩み寄る姿勢を取りましょう。
家事のやり方
お互いに独り暮らしが長い者同士のカップルだと、それぞれに家事に関するマイルールが出来ているもの。自分のやり方にケチをつけられたり、違うやり方で手出しをされて言い争いになってしまうことは珍しくないようです。
いくらそれぞれのやり方があるとはいえ、掃除の手順からタオルを洗う頻度に至るまで、相手のやり方を否定してばかりいては四六時中喧嘩をするハメになります。お互いのやり方を認めた上で、効率を検討して取り入れるべき所は取り入れてはいかがでしょうか。
休日の過ごし方
意外と多いのが、休日の過ごし方を巡って喧嘩になってしまうパターンです。休日は部屋でまったりして疲れを取りたいタイプの人もいれば、外へ出掛けてリフレッシュしたい人もいます。毎回片方に合わせていては、不満が溜まってしまいますよね。
事前に約束していたのにも関わらず、反故にされて眠り倒されたりしたら、怒りが爆発してしまっても仕方ありません。お互いに歩み寄って、休日に関するルールを決めておくといいでしょう。
【価値観の衝突は思いやり不足の可能性大】
普段、「一心同体」「以心伝心」と思っていたとしても、当然二人は別々の人間ですから、考え方や生活のスタイルが違うのは当たり前です。些細な違いに「何で合わせてくれないの?」「何でわかってくれないの」とイライラするのはやめてみませんか?相手と自分の違う部分を見つける度に、また知らない部分を知ることができたと前向きに考えましょう。
付き合い始めた頃、気持ちが盛り上がっていたときのことを思い出してみてください。恋人のことならどんなことでも知ることができれば嬉しかったし、何でも許せたのではないですか?相手の自分との違いをどれだけ受け入れられるかは、思いやりのひとつのバロメーターです。
いつの間にか我を張るばかりになって、理解し合うことや歩み寄ることを忘れていないか、振り返ってみてください。日々の衝突の積み重ねは、放っておくと、いつの間にか取り返しのつかない亀裂を生んでしまいます。早めに、考え方を改めてお互いの価値観を認め合い、問題点は話し合えるように変わるべきではないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。思い当たる節がある方も多かったのではないかと思います。価値観の相違というのは、とても重要なことのように見えますが、よく考えてみれば、実は当たり前のことなのです。
価値観の相違を擦り合わせることは、二人の関係にとって必要なことですが、いきなり喧嘩に持ち込むのは間違いです。相手を認める気持ちや思いやりを、決して忘れないでくださいね。