赤リップが似合うメイクのコツ！アイシャドウ・チークで大人の色気を魅せる

赤リップが似合うメイクのコツ！アイシャドウ・チークで大人の色気を魅せる

2020.09.28

このところ流行している赤いリップ。海外ですと、どんなシーンでも赤いリップをしている女性もいるというイメージがある中で、この日本ではさすがにという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は赤いリップを試してみたいけれども、勇気がいるという方の一助になればと思いますが、赤いリップに似合うメイクや似合いの赤の探し方をご紹介します。

前編〜カラー理論で自分の色を知ろう！

赤だからと諦めるのは早い！

他の色も然りなのですが、赤と一言で言っても、様々なバリエーションがあるという事をまず押さえておきましょう。それはいわゆる真紅であったり、同じ読みでも深紅であったりと、実に様々です。

つまり、あなたに合う赤は必ずあるという事です。固定観念からなのでしょうか、赤は合わないからという事で諦めている方もいらっしゃるでしょうが、その必要はないのです。

ではどうすれば、自分に似合いの赤（※他の色でも適応できます）を見つけ出す事ができるのでしょうか？それが、これからご紹介する「カラー理論」なのです。

カラー理論のキホンのき〜暖色系と寒色系

筆者はかつてカラー理論を学んだ事がありますので、これを踏まえてご紹介します。美容部員さんとお話している時に出てくるのが「暖色系」と「寒色系」という言葉です。どういう事かというのを以下に示します。イメージしながら読み進めてくださいね。

暖色系→ex.)桃のようなピンクは暖かみがあり「黄色みがかっている」＝『イエローベース』

寒色系→ex.)リンゴのような赤は寒々していて「青みがかっている」＝『ブルーベース』

この論理を覚えておいてください。今回はリップがテーマですから、顔を見てみましょう。

あなたのお肌は黄色みがかっていますか？それとも、青みがかっていますか？重要なポイントですが、これはお化粧していない状況で見るのが一番いいでしょう。その方がむしろ正確な答えが出せるはずです。

もっとわかりやすい方法論はアクセサリーで見る手段。ゴールドが合うのか、それともシルバーが合うのか。ゴールドはイエローベースで、シルバーがブルーベースとなります。

光の加減などが関わってくるので、できれば自然光の中で見てみましょう。白い布を当てて見るともっとよくわかります。

ちなみに、専門的に見るときは肌だけでなく、白目や骨格といった細かいところもくまなく見て判断するのですが、そうした事がセルフチェックできるサイトや本もありますので、ぜひネット検索や書店でチェックしてみてください。

このチェックで感じた色はイエローベースかブルーベースか、それがわかれば、次の項でもう一歩踏み込んで判断する方法をご紹介します。

色にも季節がある！

イエローベースかブルーベースかをチェックできたら、次は色のシーズンを見ましょう。…と書くと、色にも季節があるのか？とお思いでしょうが、一つの色を取ってもいろんなバリエーションがあるというのはこういう事なんですね。

それぞれの季節のイメージを筆者が以下に例として挙げてみました。他にも様々なイメージが思い浮かぶはずですから、自由に想像してみましょう。

春→桜/菜の花/穏やかだけども明るい色彩など

夏→澄んだスカイブルーの空/コバルトブルーの澄んだ海など

秋→落ち葉と土/枯葉/渋みを帯びた夕刻に似合いの色彩/スタイリッシュな感じなど

冬→真っ白な雪と黒いお洋服など

それらを踏まえて、各季節の色合いを見るとこうなります。

春→いわゆる「パステルカラー」

ピンクならサーモンピンク、白ならオフホワイトといった具合で、
そのものの色に多少の黄色味を混ぜた感じの色が合う

夏→限りなく白に近い原色　ただしパステルの場合は「ダスティパステル」で

青みを帯びていながらも透明感のある色が合う

秋→いわゆる「アースカラー」

こげ茶やキャメル、モスグリーンなど、大地をイメージする色
黄色味とくすみを一緒に帯びているのが特徴

冬→いわゆる原色

真紅やスーパーブラック、真っ白など、はっきりした色が合う

実は夏が一番難しい事がわかります。冬の原色を要素としながらも、限りなく白に近い色味というところですね。

筆者が所持している関連書籍によると、ダスティパステルのダスティとは、英語で粉っぽさを意味するのですが、要は夏の強い日差しを受けて、色が白っぽく見える様を指しているとの事。ですから原色でありながらも「限りなく白に近い」というわけです。

ではさらにもう一歩踏み込んで、次の項では「６つのタイプ」についてご紹介します。

もっと細かくタイプを知る

ここまで、カラー理論では「暖色/寒色」そして「春夏秋冬」の４つのシーズンを見てきました。もう一歩細かく踏み込んだ「６つのファッションタイプ」というものがあります。これらを一言で示すと以下のようになります。

１．ロマンティック

花柄やフリルなど、女性らしさを前面に出したイメージ
カジュアルダウンのファッションスタイルを苦手とする

２．ハイファッション

奇抜で個性的なお洋服やアクセサリーが似合うイメージ
冬のハイファッションはモデルに多いタイプ
春のハイファッションは「いたずらっ子がそのまま大人になった」ような、
いわゆるボーイッシュなイメージ

３．エレガント

クラシックの得意とするきちんと系な装いはあれども、それよりは柔らかい感じ
日本人に一番多いとされるタイプ

４．クラシック

きちんとタイプ　いわゆる正統派で、都会的なスタイルのイメージ
ただし手を抜くと途端に地味な格好になってしまう上、デニムが合わない

５．ナチュラル

実際はどうあれ、第一印象がスポーティ
さりげないファッションスタイルの中に上品さを漂わせるが、フォーマルを苦手とする

６．ドラマティック

際立ったお洋服を得意とする　それに比例してか、はっきりとした性格の持ち主が多い
そこにいるだけで存在感が際立つようなイメージ
ハイファッションはドラマティックのミニ版と考え、
ドラマティックよりも小ぶりのアクセサリーなどのコーディネイトを組み立ててゆくと良い

筆者は季節とタイプの因果関係も学びました。以下に示しますのでご覧くださいね。

・春→ロマンティック/ハイファッション
・夏→エレガント/クラシック
・秋→ナチュラル/ドラマティック/クラシック
・冬→ハイファッション/ドラマティック

春と秋がイエローベースで、夏と冬がブルーベースです。先ほどのアクセサリーを基準にしたチェックでゴールドが合うのであれば春か秋を、シルバーなら夏か冬で判断しましょう。

ちなみに筆者は春のハイファッションです。あるサイトにはメンズのワイシャツをパジャマとして着た時がセクシーだとありましたが、それはまさしく「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンそのものではありませんか！

そういう感じで楽しんで、パーソナルカラーを見つけていきましょう。好きな色と似合う色は違うことが体感して頂けたかと思います。

パーソナルカラーがわかると、自分一人でお買い物ができます。一人でお洋服やメイクアイテムが選べるって、とても大事で、とても素敵で、とても楽しいですよ！

後編〜赤いリップにはこんなメイクが合う！

シーンによって使い分ける

先ほどのカラー理論で、パーソナルカラーが分かったという方はぜひ、実際にお店に足を運んで似合いの赤を見つけてみましょう。その上で、塗り方もシーンによって使い分ければ、抵抗のあった赤も克服できるでしょう。

メイク１：赤を引き立たせて他は控えめ

というよりはナチュラルにしてみるという感じです。それこそ流行になっているアイグロスを使うという手もあります。赤リップにはブラウンのアイシャドウが合うといいます。

アイホール全体にブラウンのアイシャドウを、まぶたのきわには濃いめのブラウンのアイシャドウを乗せます。アイラインは黒でキリッと締めます。

サイトによってはキャットラインと銘打った、目尻を跳ね上げるような引き方が紹介されていますが、ナチュラルさを意識した時には特段、そこまでする必要性はない気がします。ですので通常よりも少し長めに引いて終わりです。

メイク２：髪の毛の色を基準にする

これは筆者が美容部員さんに聞いた話なのですが、明るく染めている方は赤リップに対し暖色系で、黒髪であれば寒色系とのことでした。それこそ先ほどの赤リップにブラウンのアイシャドウですよね。チークもほんのりにとどめましょう。

黒髪で赤リップというと映画「NANA」のようなロックな女の子のイメージがとかく強いですが、それだけだと非常に勿体無いですよね。

ロックに決めるならそれこそ原色の青や緑をアイシャドウにガンガン使えはするのですが、現実的とは言えない部分も多々あります。そこで赤を引き立てるために敢えてチークを入れないという荒技もありです。次の項では赤リップの塗り方でニュアンスを変える方法をご紹介します。

メイク３：塗り方を変える

シーンに応じて赤リップの塗り方を変えるという方法論もあります。例えば仕事だから赤リップはちょっとなという女性、非常に多いと思います。

そういう方には、ポンポンと乗せる感じ、もしくは一度塗ってティッシュオフする方法がオススメです。こうすると赤みが持つきつさを抑えながらも、柔らかみを出す一石二鳥が実現します。

グロスやクリームといったアイテムによっても質感が変わってきますよね。２つを合わせて使って、柔らかみを出しつつもツヤツヤ感を出すという技もありです。

前編でご紹介したように、赤と一言で言えどもいろんな赤が存在します。その塗り方次第では、赤だけど薄づきの赤もありなのです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

メイク４：チークの色を変える

肌に透明感をプラスしてくれる赤リップと相性が良いチークは赤やピンクです。目の下にふんわりとチークを入れるだけで、印象が派手になりがちな赤リップも可愛らしく優しい印象へと変わります。

また、逆にあえてチークをカラーレスにし赤リップを主役にすることによって、口元にクールな印象を与えることもできるのです。こちらのようにカラーレスチークに合わせる場合は、ダークめの赤リップにも合うのでおすすめです。

赤リップのイメージをアイシャドウで変える

ブルーベース・イエローベースに合う赤リップ×アイシャドウ

ブルーベースのお肌の場合、赤リップにはくすみ系ピンクが使えます。反対に、イエローベースのお肌なら、コーラル系を合わせると肌なじみがよくなります。

なお、ぱっちり目元の人は、肌なじみするマット系のグレイッシュブラウンのアイシャドウがおススメ。アイホールにさりげなく陰影をつけるだけでOK。

パーティーメイクならレッドアイシャドウで美人顔メイク

写真映えするパーティーメイクなら、目元にも深めの赤をおいて盛りメイクに仕上げましょう。熱っぽい情熱的な赤で目チカラをアップすれば、男ウケもバッチリです。

黒でしっかり囲ってしまうと強烈なインパクトを与えてしまいますので、ここはあえて赤で女子力を上げることがポイントです。

テコラッタベージュを上まぶたに、アイホールと下まぶたにはくすみ系のピンクをおいて、色っぽさと可愛さを演出する大人メイクに仕上げましょう。

シーンに合わせてアレンジする赤リップ×アイシャドウ

赤リップを使う日は、口元アピールをしたいものですよね。肌なじみのよいオレンジのアイシャドウを使うことで、血色をよく見せて健康的かつオシャレで可愛いメイクに仕上げることができます。

同じビタミンカラーでも、イエローを使えば目元がより明るくなって、より活動的な印象に。いつもと違う赤リップメイクにしたいときにもおススメです。

赤リップを引き立てるメイクの方法

赤リップはアイメイクとのバランスが大切

「赤リップ×しっかり目元メイク」は盛り過ぎになってしまう可能性大。どこかやぼったい、古めかしいメイクになってしまいがちなので要注意です。

赤リップをオシャレに仕上げるなら、口元８：目元２のバランスを意識することがポイントです。赤リップを使うなら、引き算でうまくバランスを保つように心がけましょう。

ブラウン系のアイシャドウ×赤リップで濡れツヤメイク

赤リップを少しのせるだけで、色気が加わって女子力がグッとアップします。

大人の女性を演出するのであれば、目元にブラウン系のアイシャドウを置いて陰影を作り、濡れツヤ赤リップを際立たせましょう。ここでのポイントは、あえてチークを使わないことです。

ベージュ系アイシャドウ×赤リップで品のある華やかメイク

赤リップにベージュ系アイシャドウを組み合わせると、主張は控えめに、なのにしっかり目元を明るく見せてくれますので、華やかメイクに仕上げることができます。

誇張しすぎないため、ビジネスシーンからパーティーシーンまで使えます。目頭だけ明るい色のシャドウを置くと、より華やかに見えますよ。

一重の方が赤リップを使うときのポイント

一重の方が赤リップのようなインパクトのある口元にしてしまうと、目元の印象がさらに薄くなってしまう傾向があります。そこで、アイホールよりも大きめにアイシャドウを置いてみましょう。

目の縦幅の印象を強くすることで、目の存在感を出すことができます。上まぶたの際が濃くなるようにグラデーションにすることがポイント。下まぶたにはあえて何もおかない方がベターです。

唇の大きい方が赤リップを使う時のポイント

唇が大きい方は、面積が大きくて赤リップが目立ち過ぎてしまう傾向にあります。そんなときには、口角にボルドー系をおいて唇の輪郭をキュッと引き締めるとシャープな印象に仕上げることができます。大きな唇だけが赤く浮いてしまうことを防いでくれますよ。

【番外編】赤リップで叶える！大人メイクの方法とは？

大人メイクの完成度を高めるアイシャドウとチーク

先述したように、赤リップはブラウンのアイシャドウや赤とピンクのチークと相性がよく、ときに赤リップを引き立たせるカラーレスチークもおススメです。

肌なじみのよいブラウン系のアイシャドウは、黒目の上あたり、まぶたの中心においてから周りに広げながらぼかすのがポイント。ナチュラル感を出すなら、パール感のあるアイシャドウがおススメです。目元は目立ちすぎないようおさえめに仕上げるように心がけましょう。

まつげの隙間を丁寧にアイライナーで埋めておくと、目元がはっきり引き立ちます。

チークの入れ方は、面長さんは頬の下あたりに小さくひし形を入れて影を作り、リフトアップ効果を狙うのがポイントです。童顔な顔立ちなら高い位置に逆三角形にチークを入れて、ふんわりと優しいイメージに仕上げて大人可愛いいを目指しましょう。

透明感を出すならボルドーがおススメ

30～40代のややくすんだお肌には、透明感を出すボルドー系の赤リップがおススメです。赤色よりも深みがあり、イエローベース、ブルーベースを問わずに馴染みやすく使いやすいカラーとなります。

絶妙な赤色のボルドー系リップなら、顔色をパッと明るく見せる効果があり、色白を際立たせてくれますのでくすみをしっかりカバーします。

ボルドーのような深みのあるカラーは、直塗りをすると重すぎる印象になる可能性がありますので、まずは指にとって塗るようにすると、ほどよい抜け感を出すことができます。

赤いリップが苦手な人はスモーキーがおススメ

赤いリップは人気がある一方、赤色が浮いて似合わないんじゃ……と苦手意識がある女性も多いカラーです。鮮やかな赤色が苦手な人には、マット系のスモーキーカラーがおススメです。

肌なじみがよくなりますので、大人メイクでバッチリ美人を演出できます。ブルーベースのお肌の方は、ややブラウン系のレッド、またはベリーレッドを選びましょう。

全体的に唇に塗ってから、指で軽く中心から外側にポンポンと叩き込むように馴染ませ、軽い色づきにすることがポイントです。または、大人メイクの中にもナチュラル感を残すなら、ツヤのある赤リップを選べば派手過ぎないメイクができます。

まとめ

赤リップへの抵抗感はカラー理論で自分に似合いの色を知って克服できるという点をまず最初にご紹介しました。他の色に関しても適応しますのでぜひ応用させてみてくださいね。カラー理論は色の楽しさと底無しなほどの奥深さを教えてくれます。

ぜひ似合いの色を知り、今後のお買い物にお役立てください。それまで買ったものの中に、似合わなくなってきたものが出てくるかもしれません。

それを踏まえた赤リップのチョイスは冒険になる方もいらっしゃるでしょうが、まずは最後にお伝えした塗り方で、柔らかなニュアンスを出すところからはじめれば、ハードルが一気に低くなるかと思います。

仕事につけてゆくアクセサリーやネイルなどは精神安定剤だと考える女性も多くいます。こっそりで構いませんから、そうしたところでも楽しめるといいですね。

気分や運勢をあげてくれる自分のラッキカラーやラッキーアイテムを知りたいなら、電話占いで占い師に見てもらってはいかがでしょうか。最近どうもついてない、大人メイクで気分を上げたいという方にたいへんおススメです！

＞＞電話占いのお得なサービスについてもっと知る！

前編〜カラー理論で自分の色を知ろう！
後編〜赤いリップにはこんなメイクが合う！
赤リップのイメージをアイシャドウで変える
赤リップを引き立てるメイクの方法
【番外編】赤リップで叶える！大人メイクの方法とは？
人気・おすすめの赤リップ10選！
まとめ