束縛をやめたい人が自分をコントロールする方法!嫉妬や依存から脱却しよう
2020.07.17
パートナーや友人など、身近な相手に対しての束縛をやめられず、困っていませんか?「自分でも嫌がられることはわかっているのに、束縛がやめられない……」と悩んでいるケースが多くみられます。
ここでは、束縛をやめたい人が、自分自身をコントロールして、束縛や嫉妬から脱却する方法をお伝えします。また、実際に束縛をされている人に向けて、相手にやめてもらう対処法についても紹介しますので、併せてチェックしてみてくださいね。
束縛をやめたい…直すための方法
「相手が嫌がっていると知っていても、束縛がやめられない……」という場合、自分で直す方法はあるのでしょうか?ここでは、束縛をやめるための方法や行動を紹介します。
束縛をやめる方法1.仕事や趣味に没頭する
束縛をやめるには、束縛をする時間がないようにすることが大切です。時間があれば、束縛したい相手のことを考え、相手の行動が常に気になってしまうでしょう。
仕事や趣味など、自分が打ち込めるものを作り、忙しくすることがポイントです。充実した毎日を過ごすことで、自然と自分のアンテナは束縛の相手ではなく、仕事や趣味に向いていきます。1人でも楽しめる趣味を見つけ、依存から脱却して自立しましょう。
束縛をやめる方法2.相手のことを信頼する
束縛をする人は、自分に自信がない人が多いと言われています。パートナーや友人など、あなたが束縛をしてしまう相手は、あなたにとって大切な人ですよね。そして相手にしてみても、あなたは同じような存在のはず。
相手が大切に思ってくれているという自信がない場合、相手を過度に束縛するという行動に出てしまいます。それは、相手が自分の元から離れてしまうと感じている証拠です。しかし、それでは相手のことを信頼していないことと言えます。
まずは、相手を信じてみることから始めましょう。そのために、お互いがゆっくり話す時間があってもいいかもしれません。相手を信頼することで、相手も同じようにあなたを信頼できるのです。そうなれば、お互いに良い関係性が育まれていくでしょう。
束縛をやめる方法3.束縛する相手と物理的な距離を置く
束縛をする人は、人に対して依存してしまう傾向があります。一度、依存してしまうと、抜け出すのはなかなか困難です。
そうなれば、自分が「束縛をやめたい」という気持ちをもっていても、行動を抑えられない場合もあります。例えるなら、お酒に依存している人が、なかなかお酒をやめられないのと同じです。
その場合は、まず相手との距離を空けてみましょう。「仕事が忙しいから、しばらく会えない」などと伝え、正直な理由をいう必要はありません。少し距離をおくことで、自分はもちろん、相手もあなたの存在の大きさを感じてくれる場合もあります。
お互いに必要な存在だと理解できれば、ベストな関係になれるよう、再び向き合うところから始めましょう。
束縛をやめる方法4.束縛をやめた人の話しを聞く
束縛をやめたい場合、同じようなことで悩み、そこから脱却できた人の話しを聞くのもおすすめです。「どんな風に束縛をしていたのか?」に始まり、「どうやって束縛をやめたのか?」まで、細かく話を聞いてみましょう。
そういった話をしていれば、体験者にしか理解できない苦しみを分かち合えるので、共感できることも多いでしょう。束縛をやめるためのアドバイスや、重要なヒントが聞けるかもしれません。まずは、信頼できる友人や知人に「束縛がやめられなくて困ってるんだけど……」と、軽く相談するところから始めてみるとよいでしょう。
束縛をやめる方法5.カウンセリングを受ける
これまでの方法が難しかった場合は、専門家の力を借りましょう。そもそも、これまでの方法が簡単にできていれば、束縛をすることや相手への激しい依存は、すぐやめられていたとも考えられます。
専門家によるカウンセリングでは、「なぜ束縛をしてしまうのか?」という点を含めて分析し、自分と向きあうことになるでしょう。
中には、自分と向き合うことが苦痛になるケースもあります。しかし、まずは自分自身を見つめ直し、意識を変えていくことが、束縛をやめる第一歩になるかもしれませんよ。
束縛をやめたいなら自分で感情をコントロールしよう
束縛をしてしまう人は、自らの感情をコントロールできない性質が大きく影響しています。ここでは、束縛をやめて新しい自分になるために、自らがリラックスをする方法を見ていきましょう。
リラックスして束縛をやめる方法1.お気に入りの香りの中で複式呼吸
束縛をやめるために、心も体もリラックスさせるには、まず呼吸法を整えてみましょう。呼吸を整えることにより、気持ちが安定し、緊張が和らいでいきます。
そこで実践したいのが、「腹式呼吸」です。「腹式呼吸」を実践すると自律神経の働きが整うので、リラックスしたい時に適しています。ゆっくりと口から息を吐き出し、その後は鼻から息を吸います。これを、繰り返し実行すると良いでしょう。
さらに、呼吸法と一緒におすすめしたいのが香りです。お気に入りの香りが身近にあることで気持ちが安定し、感情をコントロールできるでしょう。
気持ちを落ち着かせたいなら、フローラル系のジャスミンや柑橘系のベルガモットがおすすめ。もちろん、自分が直感的に気に入った香りを選んでもよいでしょう。
リラックスして束縛をやめる方法2.大自然の中で大きな声を出す
大きな声を出すとストレスに発散なるので、リフレッシュには最適です。「ストレスを解消したいから、カラオケに行こう」など、日頃から実践しているかもしれませんが、時には日常から離れてみるのもよいでしょう。
緑が豊かな山や川など大自然に身をおくことで、気持ちがスッキリすることもあります。「束縛をやめて自分を変えたい……」という悩みが大きくなっている人にとっては、非日常的な環境へ行くことも大切なのです。
壮大な自然の景色に包まれながら、大きな声を出してみれば、より感情が落ち着くでしょう。自分の中に溜めていた気持ちなど、すべて吐き出してみてはいかがでしょうか?
リラックスして束縛をやめる方法3.音楽を聴きながら体を動かす
音楽を聴くことや体を動かすことも、リラックス法としてはおすすめです。お気に入りの曲を聴きながらダンスやランニングなどをすれば、心からリフレッシュできるでしょう。
また、気分を落ち着かせるような音楽は、自律神経の働きを整えると言われています。落ち着いた曲を聴きながら歩くだけでも、リラックスできるでしょう。
相手の束縛をやめさせるための対処法
パートナーや友人に束縛をされている人が、“やめてほしい”と思ったとき、何をしたら良いのでしょうか?ここでは、束縛をやめてもらうための上手な対処法を紹介します。
相手に束縛をやめてもらう方法1.相手に自信をつけさせる
束縛をしている人は、自分に自信がないことが多いと言われています。そのため、まずは束縛をしている相手に自信をつけてもらいましょう。束縛をする人は、自分の傍にいてもらうためには、強制的に手を加えなければ無理だと考えてしまうのです。
しかし、そうではないと相手にしっかりと伝えましょう。相手の存在が大切だということを言葉で伝えるのです。それでも、相手から不安だという声があれば、手紙やメールなど文字にしてみるのもよいかもしれません。
相手がパートナーであれば、愛情表現をたくさんすることも重要です。スキンシップをはかることで、相手は愛されていることを実感して自信を持てるようになるので、束縛が緩やかになるでしょう。
相手に束縛をやめてもらう方法2.周囲の人間関係の情報を細かく伝える
束縛をする人にとって、束縛をする相手の人間関係は気になるところです。仕事や友人など、どんな人と付き合っているかを把握しておくことで、安心できる部分もあります。
束縛の相手がパートナーであれば、同性の友人については認められるものの、異性の友人については受け入れるのが難しいでしょう。しかし、幼馴染や同期など、性別を越えて親しくしている友人もいるはずです。
それには、しっかりと人間関係やその情報をオープンにし、相手に不安な気持ちを抱かせないよう、配慮することが大切です。すべてを伝えてみることで、相手はあなたを信頼し、疑う気持ちも薄れます。その結果、少しずつ束縛をやめてくれるかもしれませんよ。
相手に束縛をやめてもらう方法3.相手を尊重しながら話し合う
少しレベルの高い対処法かもしれませんが、あなたの気持ちをしっかりと相手に伝えてみることも大切です。「すでに実践しているけど、上手くいかなかった」という場合、伝え方に問題があったかもしれません。一方的に伝えるだけでは、相手はさらに感情的になってしまいます。
また、相手が加害者で、あなたが被害者というような図式を作るのも避けた方がよいでしょう。
まずは、束縛をしている相手の気持ちに寄り添い、「自分ができることはないか?」と問いかけてみましょう。その上で、今の状態に自分も苦しんでいることを伝え、お互いに変わる提案をしてみてはいかがでしょうか?
実は無意識のうちに、“相手が束縛をする原因を作っていた”というケースもあるかもしれません。静かなところで、ゆっくりとお互いに向き合う時間を作ることを心がけましょう。
まとめ
今回は、束縛をやめたい人について、感情をコントロールする方法などを紹介しました。また、束縛をされている側から、相手に束縛をやめてもらう方法も解説しましたね。
束縛をやめたい人は、まず自分の気持ちを安定させ、リラックスすることが大切です。また、仕事や趣味など新たな世界を広げることで、自然と束縛に気持ちが向かなくなるかもしれません。
信頼できる家族や友人、専門家の力も借りながら、嫉妬や依存から脱却する道を探していきましょう。