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束縛する人の心理と特徴を解説!束縛されて嬉しい人の心理も

    彼氏や彼女から束縛が激しく、困っている人は多いですよね。毎日連絡をとる、異性と2人きりで遊ぶことを禁止するなど、お互いが納得できる程度の約束なら問題ありません。

    しかし、複数人の飲み会への参加を禁止したり、異性の連絡先をすべて削除させたりなど、行き過ぎた制限もあります。このように、行動を監視され、強い制約でプライベートを奪われると、相手のことが好きでも息苦しく感じますよね。

    この記事では、束縛が激しい人の心理や特徴を紹介します。反対に、束縛をされて嬉しい人の心理についても見ていきましょう。

    束縛する人の心理・束縛してしまう原因や理由

    ここでは、恋愛関係にある相手を束縛する心理や理由を紹介します。なぜ恋人同士となると、そこまで強く束縛をしてしまうのでしょうか?恋人から行動を制限されている人だけでなく、悩んでいる友達がいる人も参考にしてください。

    自分の感情を制御できない

    束縛をする人は、自分の感情をうまく制御できないために、相手を思うがままに動かそうとしているのかもしれません。相手の気持ちを考えず、自分が嫌だと思ったことをすべてやめさせようとすると、それは過度な束縛につながるでしょう。

    人間は大人になるにつれて、自分の考えや行動を他者に合わせることを学んでいきます。その過程で、たとえ恋人などの近しい人であっても、自分の思い通りには相手を動かせないと理解していくでしょう。しかし、彼氏や彼女をきつく束縛してしまう人は、大人になりきれておらず、自分の感情を抑制できていない人です。

    体は成長しても、心が子供のまま成長していない人もいます。そういった人は、相手が少しでも納得のいかないことをすると怒ったり泣き叫んだりするなど、過度な束縛に走ってしまうのでしょう。

    愛情が強すぎる

    相手への愛情が強すぎるがゆえに、束縛をしてしまう人もいます。自分が好きで好きでたまらない相手は、誰から見ても素敵だろうと思いますよね。そのため、こんな素敵な人なら他の人も絶対に好きになるだろうと考え、誰かに取られると思い込み、心理状態が不安定になってしまうのです。

    この場合、本人は愛情表現をしているだけだと思っているので、束縛が悪いことだと思っていません。自分が正しいと思っているのですから、その行為を拒否すると、さらに強い制限を課してくる場合があるでしょう。しかし、行き過ぎた束縛は、相手のことを想っての行動とは言い難いので、純粋な愛情とは言えないかもしれませんね。

    自分に自信がない

    自分に自信がないために、恋人が他の素敵な異性と出会えば、自分と別れてその人と付き合うのだろうと想像してしまう人がいます。そういうネガティブな考え方をしてしまう人は、恋人が他に好きな人を作る可能性を極力なくすため、出会いにつながる行動を禁止するのでしょう。束縛をすることで、恋人を繋ぎ止めようとしているのです。

    また、自分に自信がない人は、コミュニケーションも苦手な場合が多く、友達も少ない傾向があります。そのため、自分を認めてくれる数少ない存在である恋人が離れていかないよう、必死になって束縛してしまうのです。

    相手に依存している

    彼氏や彼女への依存が強いことも、束縛をしてしまう原因です。その心理は愛情というよりも、相手に寄りかかっている状態でしょう。「この人がいないとダメだ」と強く思いすぎるがために、相手が離れていかないように束縛をしています。

    しかし、本人は相手に依存していることには気がつきにくいので、その傾向はどんどん強まります。また、他人に依存してしまう理由としては、相手への甘えが大きいでしょう。相手が束縛を許してくれると、甘える気持ちも大きくなり、束縛がさらにエスカレートしていきます。

    自分が優位に立ちたい

    自分が相手よりも優位に立ちたいという心理から、恋人を束縛する人がいます。相手を自分の支配下に置くために行動を制限し、自由を奪って精神的に優位に立とうとするのです。付き合っている間はこのような心理に至っていない人でも、結婚して生活を共にするうちに支配欲が徐々に出てくるケースもあります。それは、結婚をすることで、相手が自分のものになったと思い込むからです。

    また、このように支配欲が強い人は、ただの束縛からDVに発展する危険性があります。相手を見下す発言が多い人や自信過剰な人は、このパターンに当てはまりやすいので注意しましょう。

    束縛する人の特徴

    こちらでは、束縛する人を見分けるための特徴を紹介します。これから紹介する特徴に当てはまる人は、束縛をしやすいタイプと言えるでしょう。また、束縛する人の特徴ごとに対策も紹介します。

    恋愛経験が少ない

    誰かとお付き合いした経験が少ない人は、恋人との適度な距離感がわかっていないことが多々あります。そのため、我を忘れて恋愛にのめり込んだ結果、相手を過度に縛り付けてしまうのです。

    しかし、多くの人は、交際期間が長くなるにつれて、相手への気持ちは落ち着いていきます。性格に明らかな問題がない限りは、付き合い始めに少し束縛されたとしても、できる限りは応えてあげてみてください。そうすることで、信頼関係を築きつつ、相手の好意も落ち着いてくるので、束縛をしたい気持ちが治まってくるでしょう。

    感情の起伏が激しい

    感情の起伏が激しい方は、自分の感情をコントロールできず、恋人にきつい束縛してしまう傾向があります。その人の気分次第で言うことが変わるため、交際相手は振り回されてしまうでしょう。このタイプは感情的になっていると人の話を聞かないので、あなたがコントロールすることも難しい厄介な相手です。

    感情の起伏が激しい人は、自分の感情を常に優先し、周りの意見をあまり聞かない特徴があります。そのため、束縛をされている側が正論で反論しても、なかなか聞き入れないかもしれません。その場合、本人が尊敬している親や友人に頼み、その人から諭してもらいましょう。

    マイナス思考

    何かにつけてマイナス思考な人も、交際相手などの大切な人を束縛しやすいタイプです。例えば「恋人が飲み会に参加したら、自分より魅力的な人に出会うかもしれない」と、嫌な未来ばかりを想定してしまいます。つまり、マイナス思考の方は、恋人が離れてしまう結果を想像してしまい、その原因をなくすために束縛するのです。

    マイナス思考に陥ってしまう人は、相手への愛情が強いほど情緒不安定になりやすいでしょう。この場合、束縛を受けている側が好意をわかりやすく伝えることで安心し、行動を制限する必要がないと理解してくれるかもしれません。毎日好きだと伝える、ささやかなプレゼントを贈るなど、日常で愛情表現をする工夫をしてみてくださいね。

    自己中心的

    自己中心的な考えの人は、何事も自分の思い通りに進まないと気が済みません。そして、自分の考えや行動が常に正しいと思っています。そのため、恋人が自分のことを本当に好きなら、言うことを聞くのが当たり前だと考えているのです。

    このタイプには、束縛が嫌な理由を論理的に説明してみてください。どんなに相手のことが好きでも、制約が強すぎると息苦しくなるということを説明してみましょう。あなたの価値観を理解してもらえれば、相手もあなたに嫌な思いをさせていたと気付き、束縛が緩くなるかもしれません。

    それでもわかってもらえない場合は、無理にでも距離を置くしかないでしょう。このような独裁的な考えの人間に従っていると、束縛がエスカレートする恐れがあります。軽い束縛だったとしても、不満があれば話し合い、束縛が激しくなるのを防ぎましょう。

    嫉妬深い

    束縛が激しい人の大半は、嫉妬深いと言っても過言ではありません。交際相手の興味や好意が、常に自分に向けられていないと心が乱れ、相手を支配するための行動をしてしまいます。

    嫉妬心は誰もが持っていますが、その程度は人それぞれです。そして、この嫉妬心は元々の性格も非常に影響しているため、本人が改善しようと思わなければ直ることはないでしょう。

    嫉妬深くて束縛が激しい人には、まず本人の異常さを自覚させることが重要です。例えば、嫉妬によって起こった事件や事故の映画・ドラマを見るなど、自分を客観視してもらうように仕向けましょう。また、友人を交えて遊びに行き、カップルの関係性について話を聞くことで、一般的な感覚を理解してくれるかもしれません。

    幼少期にトラウマがある

    幼少期に親からの愛情を十分に受けていなかったことが原因で、恋人を束縛をする人がいます。例えば、幼い頃に、両親から育児放棄をされたり、虐待を受けたりしていた経験がある人は、好きな人への執着心が強い傾向があります。それは、親から受けられなかった愛情を恋人に求めてしまうからです。

    このタイプは、恋人が十分な愛情を与えてあげることで改善する可能性が高いと言えます。本人もつらい思いをして生きてきたので、愛する人がそのことを理解し、寄り添ってあげることで心が安定するはずです。

    幼少期に受けたつらい記憶はトラウマとなり、大人になっても心理状況に大きく影響します。あなた1人で相手のトラウマを癒すことが難しいなら、カウンセリングを勧めるなど、専門機関へ一緒に行ってあげるとよいでしょう。彼氏や彼女に昔のトラウマがある場合は、不安を取り除く手助けをしてあげてくださいね。

    束縛されるのが嬉しい人の心理

    交際相手からきつい束縛をされているのに、別れる気がない人もいますよね。実は、「束縛されるのが嬉しい」「むしろ束縛してほしい」と感じる人もいるのです。こちらでは、束縛をされることが嫌ではなく、むしろ嬉しいと感じる人の心理を説明します。

    愛情を感じる

    束縛は、一種の愛情表現だと言えます。そのため、束縛をされることで、相手から愛されていると感じて安心するのも自然なことです。確かに、束縛をしない恋人よりも、束縛をする恋人の方が、愛情をわかりやすく示しているのかもしれません。

    「恋人が自分に興味がなさそうで、愛されているのかわからない……」という気持ちが原因で、別れてしまうカップルもいます。恋人の気持ちを尊重しつつ、苦にならない程度の束縛は、カップルの円満につながる秘訣とも言えるかもしれませんね。大切なのは、他人から見て束縛が激しいかということよりも、相手が嫌がっていないかどうかです。

    必要とされていると感じる

    束縛されることは自分が求められている証だと思い、存在意義を感じて嬉しく思う人は多いでしょう。自分を必要としてくれている人がいると、自分も相手に尽くしたいと思いますよね。誰かに必要とされたいという欲求が人一倍強い人なら、相手から要求される内容が難しくても応えたいと思うのでしょう。

    特に女性は、生まれながらに母性本能があるので、弱いものを守りたいという気持ちが無意識に働きます。だからこそ、束縛をされることで、相手には自分が必要なんだと思い、さらに愛情が湧く女性も多いでしょう。そのため、周りから見ると「そんなに束縛されてなぜ別れないんだろう?」と疑問に思われる状況でも、束縛をされている本人は喜んでいるケースもあります。

    まとめ

    束縛をする人の心理や特徴を解説したうえで、束縛されることを嬉しいと思う人の気持ちも紹介しました。いくら恋人同士とはいえ、相手の行動や言動を過度に制限するようなことはやめるべきです。

    ただ、束縛という言葉に悪いイメージを持っている人は多いかと思いますが、愛情表現のひとつとも言えます。そのため、束縛する人を一概に悪者とは言えないでしょう。大切なことはカップルがお互いにどう感じているかであり、周りがどうこう言う問題ではありません。

    また、束縛されている側の対応によっては、嫌な束縛を無くして穏やかな関係を築ける可能性もあります。恋人の束縛に悩んでいる方は、恋人とうまく接する方法も考えてみてくださいね。

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