【シングルマザー必見】再婚相手に初婚の男性を選ぶメリットって?
2018.05.25
子どものために仕事一本で頑張ってきたけれど、それもちょっと落ち着いた最近良い関係になった男性が…!久しぶりの恋愛、おまけに相手は結婚も考えてくれているみたい♪
それ自体は嬉しいけれど、彼自身は初めての結婚。彼の家族はどう思うか、子どもとも上手くやっていけるのか…。そんな不安もある中で、再婚相手が初婚の男性だとどうなるのか、今回はそのメリット・デメリットについてまとめてみました☆
【世間の声を聞いてみた】子連れバツイチ×初婚ってうまくいくの?
全体の1/4は再婚での結婚!
そもそも再婚での結婚をする人というのはどのくらいいるのでしょうか。厚生労働省の調査によると全体の26%、実に結婚する4組に1組は男性・女性どちらかが再婚というデータがあります。
昔と比べて離婚率が上がっている現在、再婚するケースもかなり多いらしく、これらは今後増加する傾向もあるでしょう。
一度結婚に失敗したから、もう次はないのかも…と諦めている女性もいるかもしれませんが、相手の男性が受け入れてくれるのであれば、そのチャンスはきちんとあると考えていて良いでしょう。ただし結婚を認めてもらうためには、初婚の時よりもなかなか大変な思いをするかもしれません。
謙虚な姿勢を好む男性も
でもやっぱり再婚なんて初婚の女性に比べたら不利だ、と思う人もいるでしょう。それは確かにあるのですが、逆に「自分はバツイチだから…」といって遠慮がちになってしまう女性のことを「守りたい」と思う男性もいるようです。
また一度結婚しているため、一通りの家事や育児も出来るというのはポイント高。結婚してみたけれど、料理も出来ない、掃除もしない…という女性と付き合うよりは、きちんと家を守った経験があり、かつ出産経験で何かと鍛えられている女性を好むという男性も。
いずれにせよ、一度大変な思いを味わっている経験から、相手のことを思いやろう、うまくやっていこうとする姿勢は、初婚の女性にはない強みと言えるでしょう。
ただし大変な部分も
逆に初婚女性に比べて大変なのが、彼の家族への理解と子どもとの関係です。相手の男性も再婚であればだいぶ違いますが、相手が初婚であった場合、彼の家族からは一度は反対されると思った方がいいでしょう。
結婚するのは当人同士とは言え、やはり身内としては不安なものです。更に子どもがいる場合は、そちらとの関係性も考えなくてはなりません。
結婚は二人の気持ちが大切、というのに間違いはありませんが、そこから家同士のつながりであったり、子どもとのつながりが広がっていくのは確かです。すぐに決めるのではなく、お互いの気持ち、家族の気持ち、子どもの気持ちを十分に吟味したうえで、再婚へどう動くかを決めるのが良いでしょう。
世間の声から分かるメリット・デメリット
メリット1:心の安定が得られる
一度結婚生活を続けていく大変さを知ったうえで、再婚するメリットとは何があるのでしょうか。
まず一つは孤独ではなくなるという点。子どもと二人で頑張っていた時は、毎日仕事に精を出し、くたくたになって帰って子どもと遊ぶ暇もない…。このままずっとこんな生活なのか、将来どうなるのか、を考えると誰しも不安になることでしょう。
再婚はそうした精神の不安や、将来にたいする不安を軽減してくれるはず。家に誰かがいる、頼りになる男性がいるというのは、女性にとってとても安心できる状況です。
また子どもが成長して巣立った後、一人になってしまうことを考えると、今のうちから人生のパートナーを探しておきたいと思うのは当然です。
メリット2:経済的にも安定する
安定するのはメンタルだけではなく、経済的な面でも安定します。今まで女一人で頑張ってきたものが、二馬力で働けるようになるとやはり全体的な水準が高まります。
また男性によっては扶養内での仕事を希望する男性もいるので、働く時間が減った分家事や子どものために使える時間が増える可能性も。
もちろん今の時代、女性が働ける状態にあるのがベストですが、自分に何かあっても大丈夫という経済的な基盤が出来るのは、生活していくうえでとても大切なことではないでしょうか。
メリット3:子どもにお父さんが出来る
再婚で悩むのはやはり子どものこと。女性の中には離婚したことで子どもからお父さんを奪ってしまった…と思う人も多いそうです。
そんな時再婚相手の男性が子どものことを可愛がってくれれば、新しいお父さんとして子どもに思い出を作ってあげられるというのは、再婚することでしか得られないポイントではないでしょうか。
ただし子どもが小さければあまり記憶にもないでしょうが、ある程度の年齢の子どもだと前のお父さんの記憶があるため混乱してしまうかも。その辺りは十分な注意が必要です。
デメリット1:彼の家族から反対されやすい
再婚の数は確かに増えているのですが、やはり世間の風潮として一度離婚歴のある女性との再婚は、彼の家族から反対されることが多いです。離婚の理由についても当然聞かれますし、彼氏の強い決心が無いとそこで揺らいでしまうというカップルも。
50代、60代でいまだ初婚の男性といった場合には歓迎されるかもしれませんが、基本的に子連れ再婚の場合、相手方の家族は「大変だから考え直しなさい」と言う傾向にあるようです。その辺りは再婚女性ならではの苦労と言えるでしょう。
デメリット2:子どもとの関係性が難しい
メリットの部分でも書きましたが、子どもとの関係性はメリットでもありデメリットでもあります。好きな人の子どもとは言え自分の子どもではない、そんな子どもをどれだけ愛しかわいがることが出来るかは、彼の器の大きさとあなたのフォローにかかっています。
まだ記憶が定まっていない小さい子どもであれば比較的懐いてくれるかもしれませんが、ある程度の年齢の子どもは前のお父さんの存在を覚えているもの。子どもの気持ちをフォローしながら、新しいお父さんとどう付き合っていくかを考えなければなりません。
小さいうちは可愛いばかりでいいのですが、成長して反抗期を迎える辺りになってもこの関係でいられるか。無理に仲良しにならなくても、育ての親として尊敬できればいいといった、二人の関係にあったあり方を模索していく必要があります。
彼の気持ちに寄り添うだけでも、子どもの気持ちに寄り添うだけでもダメなこの関係。もしもあなたに子どもがいて、再婚を考えている相手がいるのであれば、早い時点で子どもの存在を明らかにし、仲良くなれるかを見た方が良いでしょう。
「子どもがいると言うと逃げられてしまう…」と言ってギリギリまで隠す人もいます。ですが、子どもと相手の気持ちを考えると、早く言い出してしまった方がのちのち楽になりますよ。
デメリット3:新しい旦那との子どもは?
そしてもう一つ難しい問題として、新しい夫との間に子どもを作るかどうかです。既に2人3人といる場合は考えないかも知れませんが、いまいる子が1人であったり、「絶対この人との子どもが欲しい!」という場合は、やはり下の子どもが欲しいという話になると思います。
ですがもしも下の子が出来てしまうと、やはり上の子との関係性が微妙なものになってきます。新しい旦那さんは当然自分と血がつながった子を可愛がりますし、その様子を見て子どもが疎外感や孤独感を感じることは少なくありません。
また新生児ということや、新たに出会えた好きな人との子どもということで、母親側も新しく生まれたこの子をより可愛がるというケースも。更に離婚理由が悲惨な場合だと、嫌いな前夫の血を引いているというだけで、うとましく思う場合もあるそうです。
完全に同じ扱いをしろ、というのは実子でも難しい場合が多いので言えませんが、あまりにもあからさまに区別するのはNG。
それはあなたたちの事情だけで、全く関係のない子どもを傷つけるだけの行為でしかありません。その辺りの覚悟がつかないうちは、再婚自体慎重になった方が良いでしょう。
子連れ再婚を成功させるためには
事前の話し合いは必須!
当たり前ですが再婚する前に十二分に話し合っておくことが大切です。互いの両親にもきちんと事情を伝え、挨拶をしておくこと。また養育費や預貯金といったお金の話も重要になってきます。
子どもとの関係性、新しく子どもを作るのかどうかといった問題をきちんと話し合ってくことで、お互いに結婚に対して自覚と覚悟が出来てくるはずです。
子どもと触れ合う時間をつくる
子連れ再婚であれば、子どもと触れ合う時間をたくさん取るようにしましょう。その時の子どもの様子を見て、うまく付き合っていけそうかを判断すること。ただし無理に本当に親子のように接してほしいというのはどだい無理な話です。
まずは友だちとして彼に懐いてくれるかどうか、彼の方も嫌々ではなく馴染んでいけそうかどうかが大切です。また年齢が高くそういったお付き合いが難しい場合は、再婚相手だと割り切って付き合う子どもとの関係もあります。
無理に新しいお父さんと家族にならないとだめ!と意気込んでしまうと、相手も子どもも息が詰まってしまいます。
事実婚という方法も
またどうしても不安な場合は同棲から始める「事実婚」という関係も最近は増えているようです。入籍をすると女性は姓を変えたり変更手続きをしたりと、やるべきことが一気に増えます。おまけにもう一度失敗したら戸籍に再度傷がつくということで、入籍に二の足を踏む女性は多いのでは?
慌てて入籍せずにまずは同居からはじめてみると、いままで気づかなかった相手のことが分かり、すこし冷静に話をする時間が得られるかもしれませんよ。
まとめ
子連れでの再婚、しかも相手が初婚と言うことであれば、やはり周囲の反対や子どもの問題は避けては通れないものです。ですがその苦労をしてでも一緒になりたい相手なのであれば、頑張ってみる価値は十分あるのではないでしょうか。