札幌の人気銭湯・家族風呂7選!料金・営業時間・口コミ徹底比較!札幌の銭湯を楽しめる予備知識も
2019.12.16
自宅にお風呂があったとしても、と高い天井と開放感たっぷりの広い湯船にゆっくり浸かれる銭湯は魅力的です!そのお湯が温泉なら、さらに贅沢ですよね。
日々の疲れや旅の疲れ、たまにはサービス付きの銭湯で楽しい一日を過ごしてみるのも気分転換になります。
札幌市内には実に70を超える銭湯がありますが、今回は旦那様や彼氏と一緒に行くと楽しめる、家族風呂や貸切風呂がある銭湯や、銭湯の枠にはまらない型破りな楽しい銭湯などをご紹介します。
とはいえ全てを紹介していたらキリがありません。今回は選別した札幌市内の銭湯を7つご紹介しますので、地元の方も観光で訪れた方も、ぜひご参考になさってください!
北海道銭湯の歴史、公衆浴場の料金について
家族風呂とは?
家族風呂とは、家族連れが利用できる貸切風呂のことです。家族だけでなく、友人同士やカップルでの利用ももちろん可能です。
人前で裸になる公衆浴場に抵抗がある人、体にタトゥーがあり、大浴場に入れない人、男女に別れてそれぞれ入浴するより、2人きりでゆったり利用したい場合など、非常にニーズは高いと言えます。
利用には1時間程度の制限時間が設けられていることが多いですが、宿泊も兼ねる場合はチェックアウトまで利用できることも。
また、施設によっては無制限で利用できる家族風呂もあります。予約が必要なところもあれば、予約は不要で空きがある家族風呂を利用できるところもあります。
料金や利用時間、予約が必要かどうか。そのあたりは、訪れる前にチェックしておくことをおすすめします。そして、家族風呂と謳っている施設のお風呂の大きさはその名の通り、家族が数人で入れる広さになっていることが多いです。
加えて、カップルが2人で入れる室内風呂や露天風呂など、家族風呂の形態は店によってさまざまです。店によって、部屋やお風呂のテイストやお湯の成分も違うので、色々な家族風呂の雰囲気を楽しんでみるのも楽しいでしょう。
ただ、旅館や温泉地、施設によっては入湯料などを別途徴収されるところもあります。しっかり確認しておきましょう。
銭湯の歴史と北海道
銭湯という文化が果たしていつからあったのか。札幌だけに限ればその歴史は100年程度でしかありません。なぜなら、そもそも北海道の歴史が日本の歴史と比較してかなり若いからです。
北海道はもともと先住民族であるアイヌ人の土地で、中世期に入ってから日本に支配される形になりました。きちんと日本の土地として整備され始めたのは明治時代からということになります。
江戸時代の半支配時代には反乱なども発生したり、当時のロシアも近隣を支配しようとウロウロしていたりと厄介な場所であったことは間違いありません。
さて、銭湯そのものは古代から僧侶たちが身を清めるための場として使われ初め、お寺が庶民に向けて開放し、料金が発生するようになったのが始まりです。
その後近世期・江戸時代に湯に浸かる現在の形に発展していくことになりますが、当然のことながら、当時まだ日本という扱いではない北海道にまで伝わりませんでした。
今では日本の最北、北海道という地名と札幌に点在する銭湯。これの始まりは明治時代であると言っても過言ではないですね。
北海道全体ではどれくらい銭湯があるの?
100年以上前から続く札幌の銭湯。北海道全体では260件を超える銭湯があります。本州の人からすれば圧倒されるほど広大な北海道の土地。雪国でひんやりとしたイメージがあるでしょう。そこから温かい温泉を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冒頭でも述べた通り、このうちの70件以上が札幌に集まっているわけです。広大な土地に点在しているとはいえ、こうしてみるとかなり固まっている印象を持たれるかもしれませんね。
公衆浴場の料金
公衆浴場の値段は一律です。
大人(12歳以上中学生以上)440円
中人(12歳未満小学生)140円
小人(6歳未満未就学児)70円
古くから地域に親しまれている庶民的な銭湯から、ファミリーで楽しめるところ、また今回ご紹介の様にカップルで行っても楽しめる銭湯もあり、地元の人も観光客も楽しませています。
家族風呂のマナー
人目を気にせず、落ち着いてゆったり利用できることで人気の家族風呂なのですが、近年ではさまざまな問題も挙がっています。
家族連れだけでなく、カップルでも利用できるのは良いのですが、一部の男女による性的な利用も残念ながらあるようです。
まず知っておかなければならないのは、家族風呂の部屋は、ラブホテルではないということです。いくら貸し切り風呂で2人きりになれるとはいえ、マナーに反した利用は絶対にしないよう、気を付けましょう。
他にも、生理中や飲酒をした後(特に泥酔をしている時)、また吐き気を伴う体調不良時にも、家族風呂は利用しないようにしましょう。
毎回お湯を変える場所だとしても、必要以上に汚してお店や次のお客様に迷惑をかけるのは言語道断です。
あとは、肩より下の長い髪はまとめてから湯船に入ること。自分たちが持ち込んだゴミを大量に置いて帰ったりしないなど、マナーを守るのは他の人への思いやりであり、常識とも言えます。
それだけでなく、提示されている利用時の決まり事をきちんと読み、利用にあたってはそれらをしっかり守るという意識を持つことも大切です。
札幌市内の家族湯・貸切風呂がある銭湯
公衆浴場・家族風呂 錦湯
昭和43年創業の地元で長く愛される銭湯です。古き良き銭湯の良さを味わえるのが人気の秘密。
家族湯でのんびりと過ごしてみると、小さいころの思い出話に花が咲くかもしれませんね。
住所:札幌市北区北21条西4丁目2-28
電話番号:011-726-7909
営業時間:公衆浴場/14:00〜24:00
家族風呂※基本利用時間90分/15:00~2:00(受付1:00)
休業日:1月1日〜2日
利用料金:公衆浴場(上記参照、一律料金)
家族風呂/1名利用900円、2名以上一人800円、小学生以下は無料、超過10分200円
駐車場:あり13台(大型車OK)
ホームページ:なし
森林公園温泉きよら
お湯がコーヒーの様に黒いモール温泉に入れると人気の銭湯です。大浴場は大人440円という銭湯価格で入れますので、気軽に立ち寄ることが出来ます。
家族湯はバスタオル、フェイスタオル、シャンプー、リンス、ボディソープ 付きで、フラっと立ち寄ることが出来るのも嬉しいところ。口コミでも家族湯は至れり尽くせりと評判がいい銭湯です。
住所:札幌市厚別区厚別東4条7丁目1-1
電話番号:011-897-4126
営業時間:公衆浴場/11:00~24:00(受付は23:30まで)
家族風呂/平日14:00~翌1:00、土曜/13:00~翌1:00、日・祝/12:00~翌1:00
※家族風呂の基本利用時間は平日90分、土・日・祝60分まで(受付は毎日24:00まで)
休業日:年中無休※設備メンテナンスで休むことあり
利用料金:公衆浴場(上記参照、一律料金)
家族風呂/大人(13歳以上)1名 1,050円(2名以上で割引あり)
子供(6歳~12歳)1名 200円
家族風呂の特別室(1室)大人1名につき110円増
家族風呂の延長料金/10分超過毎に大人1名につき160円
駐車場:あり110台 (無料)
ホームページ:森林公園温泉きよら
天然温泉やすらぎの湯 北のたまゆら
札幌市内に3店舗ある銭湯です。銭湯料金で入れる温泉施設で、口コミではゆったりとした雰囲気が人気です。食事処は定食でも500円代の物が多くリーズナブル。お金をかけずにリフレッシュすることが出来ると評判です。
利用料金:公衆浴場(上記参照、一律料金)
1.桑園店 基本情報
住所:札幌市中央区北11条西16丁目1-34
電話番号:011-611-2683
営業時間:7:00~1:00(受付終了1:00)
食事時間:7:30~22:30
休業日:年中無休※設備メンテナンスで休むことあり
駐車場:あり209台
2.東苗場店 基本情報
住所:札幌市東区東苗穂11条2丁目(三角点通)
電話番号:011-790-2683
営業時間:8:00~0:00(受付終了23:30)
食事時間:9:00~22:30
休業日:年中無休※設備メンテナンスで休むことあり
駐車場:あり250台
3.厚別店 基本情報
住所:札幌市厚別区大谷地東7丁目(道道札幌夕張線)
電話番号:011-891-2683
営業時間:8:00~0:00(受付終了23:30)
食事時間 9:30~22:30
休業日:年中無休※設備メンテナンスで休むことあり
駐車場:あり200台
ホームページ:北のたまゆら
豊かな食事も楽しめる銭湯!プール付のスーパー銭湯も
天然温泉 極楽湯
札幌市内に2店舗あるお店です。全国にチェーン展開している銭湯で、札幌市内に2店舗は、値段の割に設備が充実していると人気があります。
食事はそば、どんぶりの他、からあげなどの単品メニューも充実。価格は600円代の物が多くリーズナブルなので利用者が多いのも納得です。
利用料金(各店舗):公衆浴場
大人(13歳以上)440円、小人(6歳~12歳)140円、幼児(0歳~5歳)無料
1.さっぽろ弥生店
住所:北海道札幌市中央区北三条西12丁目
電話番号:011-281-4126
営業時間:10:00~0:00(受付終了23:30)
食事時間:11:00~ 23:00 (オーダーストップ22:30)
休業日:第3水曜日(5月、8月、10月、1月は休まず営業)
駐車場:あり160台
ホームページ:極楽湯 さっぽろ弥生店
2.さっぽろ手稲店
住所:北海道札幌市手稲区前田2条13丁目361-3
電話番号:011-695-4126
営業時間:午前10:00~深夜12:00(受付終了23:30)
食事時間:11:30~22:00 (オーダーストップ21:30)
休業日:第3木曜日(5月、8月、10月、1月は休まず営業)
駐車場:あり150台
ホームページ:極楽湯 さっぽろ手稲店
ほのか
札幌市内に2店舗、また北海道、千葉にも温泉がある「ほのか」です。札幌市内2店舗とも24時間営業で、いつでも温泉を楽しめるのが人気です。口コミで、浴槽の種類が多いことと、岩盤浴や食事まで出来るのが良いと言われています。
食事も、そば、うどん、ラーメンなどの麺類から、定食、丼もの、さらに手稲店には焼肉まであり、その品揃えはファミレス以上と言えるでしょう。
利用料金は店舗、時間帯、曜日によって細かく設定されています。詳細はホームページでご確認ください。
1.ていね温泉ほのか
住所:幌市手稲区富丘2条3丁目2-1
電話番号:011-683-4126
営業時間:24時間営業
食事時間:7:00~2:00
(モーニング7:00~11:00、グランド11:00~22:00、ナイト22~1:00)
休業日:年中無休
駐車場:あり350台
ホームページ:ていね温泉ほのか
2.湯の郷 絢ほのか
住所:札幌市清田区清田2条3丁目2-26
電話番号:011-881-2686
営業時間:24時間営業
食事時間:11:00~23:00
休業日:年中無休
駐車場:あり350台(立体90台、平面・地下250台)
ホームページ:湯の郷 絢ほのか
シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロホテル&スパリゾート
地元の人なら、誰もが知っているスーパー銭湯、シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロホテル&スパリゾート。
ホテルで宿泊もできますし、結婚式も出来る総合施設として人気があります。スパやプールだけでなく、施設内全てカップルの利用にはぴったりの場所です。
住所:札幌市北区東茨戸132番地
電話番号:011-773-3311(プール&温泉直通)
営業時間:プール/10:00~22:00、温泉/10:00~24:00
休業日:年中無休
利用料金:
プール&温泉
・1日コース/大人1,600円(夏季1,900円)、シルバー1,500円(夏季1,800円)
小中学生1,000円、4歳~未就学300円、3歳以下無料
・夕方コース(16:00以降入場)/大人1,300円(夏季1,600円)
シルバー1,200円(夏季1,500円)、小中学生800円
4歳~未就学300円 3歳以下無料温泉のみ
・温泉コース/大人980円、シルバー800円、小中学生600円、4歳~未就学300円、3歳以下無料
・夜スパコース(21:00以降入場)/大人700円、シルバー600円、小中学生500円、4歳~未就学300円、3歳以下無料
駐車場:あり(無料)
ホームページ:シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロホテル&スパリゾート
湯処 花ゆづき
豊富な温泉の種類と、きれいな設備、そしてプラネタリウムの様な天井を眺めながら入れるお風呂があることで人気の湯処 花ゆづきです。
住所:札幌市西区二十四軒3条1丁目19番地
電話番号:011-633-4126
営業時間:10:00~1:00(最終受付0:30)
休業日:年中無休※機材メンテナンスのため休むことあり
利用料金:大人(中学生以上)670円、小人(4歳以上)340円
シルバー(65歳以上/平日15時受付まで)560円、幼児(3歳以下)無料
駐車場:あり(無料)
ホームページ:湯処 花ゆづき
まとめ
札幌市内には、夫婦・カップルで楽しめる銭湯がたくさんあります。デートやデートの帰りに二人で銭湯に入って、ゆっくりご飯を食べて帰るのも乙ですね。
他にも素敵な銭湯がありますので、あちこち銭湯巡るをしてみてはいかがでしょうか?