セットアップとは?その意味とオシャレな着こなし術もご紹介!あなたはどこで着る!?
2018.02.16
「セットアップファッション」という言葉を耳にした事ありませんか? 比較的多く使われるようになってきた言葉ですが、実はセットアップの意味がわからない、知らないという人も少なくないと思います。
ですが、なかなかこういうファッションの言葉って人に聞くのって少し恥ずかしいものもありますよね。今回はそんなセットアップの意味、またセットアップコーデ術なども紹介していきます。
実は今まで知らなかった、なんて方もここで勉強しておけば、明日からすぐに使える様になりますよ!
セットアップの意味とは?
本来はスーツの意味
最近では様々なファッションに対してセットアップという言葉が使われますが、そもそものセットアップの意味はセットアップ・スーツの略で使われていました。上半身と下半身の体格のバランスは個人差があるのは当たり前の事で、スーツを一式買ってしまうとジャケットは丁度よいけどボトムスのサイズが合わないという事が起こります。しかし、セットアップ・スーツの場合には、ジャケットはジャケットで、ボトムスはボトムスでそれぞれに自分の体格に合ったサイズを選んで購入する事が出来ます。
セットアップスーツと普通のスーツの違い
普通のビジネススーツは比較的上下揃いで販売されているところが多いです。セットアップスーツと普通のスーツはデザインの違いなどは特になく、単純に単品かセット売りかという販売方法の違いです。また、セットアップスーツはビジネススーツ用、モード系として着れるデザインのものまであります。
上下揃いの服という意味も
最近ではセットアップという意味はスーツだけではなく、単純に「上下揃いの服」という意味合いで使われる事もあります。なので、カジュアルな上下揃いの服などもセットアップと呼ばれています。上下の色や素材が違っても、組み合わせる事で統一感のある着こなしが出来ます。また、単純に上着とボトムスだけではなく、バッグや帽子、靴やアクセサリーなど小物類まで全てセットで販売する事でセットアップと呼ばれる事もあります。
セットアップはどんなシーンでも使える!
セットアップの幅は広い
説明した様に、最近ではどんな服でも上下揃っているものならセットアップと呼ばれています。なので、セットアップはどんなシーンでも適応する事が出来るんです。元々上下同じ様なデザインになっているので、シーン別で1つもっていれば服選びに迷う事も少なくなるかもしれません!
ビジネスシーン
元々の由来がスーツにあるので、もちろんビジネスシーンでセットアップスーツを着る事も出来ます。ジャケットとボトムスどちらとも自分のサイズに合っているので、スタイリッシュで知的に見えます。また、スーツをカジュアルに着こなす事も出来るのでちょっとお洒落な場に行く時なども使えます。
パーティー
セットアップにはセットアップドレスなどもあるので、パーティーなどに着ていくにも使えます。派手な物からシンプルな物まであるので、年代やパーティーの内容によっても使い分ける事が出来ます。また、スカートももちろんありますが、パンツスタイルのドレスなどもあるので、その場にあったものや自分に合った物を選ぶ事も出来ますよ。
冠婚葬祭
スーツやドレスなどでも使えるので、もちろん結婚式など冠婚葬祭のシーンでも使えます。セットアップは統一感があるので、黒のセットアップなどにすればお葬式など、静粛な場でも使えると思います。
日常でも!
もちろんカジュアルなものも沢山あるので、日常のお洒落にもセットアップは使えます!セットアップを今まで知らなかったという人は、どんな風に着ればいいのかわからない方もいるかもしれませんが、セットアップコーデは実は簡単なんですよ!
セットアップの魅力やメリットとは?
統一感がある
セットアップの魅力は何よりも統一感がある事です。統一感がある事で落ち着いたイメージ、大人っぽいイメージを見せる事が出来ます。なかなか他の服を合わせて統一感を見せる服装をするのは難しいですが、セットアップなら簡単です!
スタイリッシュに見える
統一感があるので、黒などの落ち着いた色のセットアップならスタイリッシュで知的なイメージを見せる事が出来ます。普段カジュアルに着こなしたい場合は別ですが、ビジネスシーンにおいてはこんな風に見せれるのは嬉しいですね。また落ち着いたレストランやBARに行く際にも使えるので、普段落ち着いた服装をあまり持っていないという方もセットアップの服を1つ持っていればそんな時でも悩む事がなくなりますよ!
コーディネートが楽
セットアップは基本的に上下で合わせる服が一緒なので、他の服の様にこれとこれを合わせて…などコーディネートに迷うという事がありません。セットアップの服なら、上着かボトムスどっちかが決まってしまえば自然と片方も決まります。
どんなシーンでも使える
上記でも説明した様に、セットアップコーデはどんなシーンでも使えます。例えば冠婚葬祭などはあまり多くあるものではないですが、急に入ってくるとどんな服装をしていいのか悩んでしまう人も多いと思います。しかし、セットアップコーデなら悩む事もなく、迷う事もなくその日のコーデを決める事が出来ますよ。
セットアップデメリットは?
もちろんデメリットも…
セットアップのメリットや魅力などを紹介しましたが、もちろんセットアップだからこそのデメリットなどもあります。セットアップをする際にはデメリットの部分もどんな部分があるのか把握しておいても良いかもしれませんね。
着まわしが難しい
セットアップの服は上下セットで着る事を前提として作られている物が多いので、他の服との合わせるという事が難しいというデメリットがあります。もちろん上下別で使えるデザインのものもありますが、それなら元々着まわししやすいトップスやボトムスを選んだ方が良いですよね。楽な部分もありますが、着まわしが難しいと着る頻度も少なくなってしまうかもしれません。
個性を取り入れにくい
セットアップでの服は上下同じデザインに統一されているという事もあり、どこか一つでも自分のオリジナルの部分を入れてしまうと見た目が崩れてしまう事があります。セットアップの服を着るという事は、1から10までセットアップの服に合わせなければいけないという事になるので、注意してコーディネートを考えないとなんだかしっくりこない、セットアップなのに統一感が感じられないという事になってしまいます。
同じ服を着ている様に思われる
上下セットで着なければいけない為、あまり頻繁に着ているといつも同じ様な服装をしていると思われてしまいます。例えば同じデニムを毎日はいていたとしてもトップスが毎日違うだけでそんな印象はもたれませんが、セットアップの服の場合はどうしても同じコーデになってしまうので、そんな印象を持たれやすくなってしまいます。
セットアップ着こなし術
セットアップを着こなしたい!
セットアップ、簡単な様なで難しいかもしれませんが、そんな方の為に、セットアップ着こなし術を紹介したいと思います!これさえ知っていれば悩まずにセットアップを上手く着こなせますよ!
春にお勧めのセットアップコーデは花柄
花柄のセットアップ服はセットだとワンピースにも見え、上品でスタイリッシュなだけではなく、可愛らしい女性を演出する事も出来ます。また、花柄の物は単品でもカジュアルにコーデしやすいです!
夏にお勧めのセットアップコーデは白
夏は涼しさも感じられる白のセットアップがおすすめです。白のノースリーブに白のスカートなどは腕を露出していても上品で清楚な女性に見せてくれます。また、白のセットアップなら会社の飲み会などの真面目な場でも使えます。
秋にお勧めのセットアップコーデはモード系
秋は上下ネイビーなどでそろえたパンツスタイルのモード系のセットアップコーデがお勧めです。素材もしっとりしたものを選ぶとモードっぽさも増します。小物などはベージュやゴールドなどにすると大人っぽい印象になります。
冬にお勧めのセットアップコーデはニットセットアップ
冬はニットでそろえたセットアップコーデがお勧めです。また、トップス・ボトムス・アウターまでニットで揃えたオールニットコーデというのも人気です。全身ニットにする事で柔らかい印象を与える事が出来ますね。
ジャージのセットアップもあります!
ジャージのセットアップってただの上下ジャージなだけ…と思ってしまうかもしれませんが、ジャージのセットアップも人気があるんです。もちろん上下ジャージを着るだけではなく、インナーにこだわるのが大事です。インナーを見せたいので、ジャージの上は開けておきましょう。
ジャケットを使ったセットアップコーデ
ジャケットなどを使ったコーデは、色の統一感はもちろんですが、パンツスタイルでのセットアップコーデがかっこいいです!スタイリッシュさに加えてクールな雰囲気を見せれるので、女性だけでなく男性にもおすすめです。また、色の統一感さえしっかりしていれば靴もスニーカーなどでも合います。
パーティーの際のセットアップコーデ
パーティーなどのセットアップコーデはスカートスタイルも可愛らしいですが、上品に見せたいならパンツスタイルのセットアップコーデがおすすめです。パンツスタイルにする事で、ある程度鮮やかな色でも上品に見えますよ。
まとめ
セットアップに関して、意味からコーデまで紹介させて頂きました。セットアップという言葉が指すのは服装のジャンルではなく、上下を揃える服装と、広い意味合いで使われているので逆に頭を悩ませてしまう人もいるかもしれませんね。ですが、服装やコーデ自体はとても簡単な物です。小物などを合わせるのは難しいですが、セットアップの服だけで着る分ならただその服を着ればいいだけなので、お洒落するのが苦手という人でも割と簡単にお洒落が出来ると思いますよ。