セックスレスは同棲カップルの障害。悩み別対策方法11選!女性でも始めやすいものは?
2018.02.06
付き合っていた頃はお互いラブラブだったのに、同棲を始めてからセックスをする機会がぐんと減った……という悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?
セックスレスの定義は1ヶ月間セックスがないことを指しますが、実は、同性がきっかけでセックスレスに陥るカップルは意外と多い言われています。
なぜ一緒にいる時間が増えるのに、今までよりもセックスの回数が減ってしまうのでしょうか?今回は、そんな同棲を期にセックスレスになってしまうカップルの理由と、セックスレスを解消する改善法、やってはいけない注意点などをご紹介したいと思います。
破局の原因にも?同棲中にセックスレスになるカップルの5個の理由
同棲することで相手に安心感を与えてしまう
同棲してからセックスレスに陥ってしまう大きな原因は、「いつでもセックスできる」という安心感を相手に与えてしまうことです。
付き合っていた頃は、「デートをする時がセックスをするチャンス」という、限られたタイミングでしかセックスをすることができなかったものが、毎日相手と一緒にいることで、セックスをするチャンスが多くなります。
そうすると、男性の独占欲や支配欲が満たされてしまい、彼女とのセックスに対する気持ちが冷めてしまう場合があるのです。また、いつでもできるという安心感から、逆に誘うタイミングがわからなくなってセックスレスになってしまうという声も。
生活感を出しすぎて女性として意識されなくなる
一緒に生活していると、どうしても今までよりもだらしない部分や素の部分が見えてきますよね。ある程度はしょうがないとしても、恥じらいを忘れてあまりにも素を出しすぎると、彼から女として見られなくなってしまいます。
同棲すると、今までよりも一緒にいる時間が長くなりお互いの距離が近くなります。初めは毎日一緒にいられて嬉しいと思うでしょうが、実はマンネリや倦怠期に陥りやすくなるという現実も。一緒に生活し始めると、「彼氏と彼女」の関係から「同居人」という関係にもなります。
まだ結婚したわけではなくても、彼にとっては「自分のものになった」という感覚が今までよりも強くなり、相手の存在が特別なものに感じにくくなって異性としての意識が薄れてしまうのでしょう。
相手を傷つける言葉を言ってしまった
男性は意外と繊細な心の持ち主で、女性が思ってもいない些細なことで傷つき、自信を失ってしまう事もあります。例えば、「痛い」や「物足りない」など、女性としては軽く口にしたつもりの一言が、彼を傷つけている場合も。
また、彼からのお誘いがあった時に「眠いから今度ね」「面倒くさい」など、軽く適当な言葉で断ったことがある場合など。
女性の何気ない一言が、彼からのお誘いを遠ざけてしまっている可能性もあるのです。一度、彼を傷つけるような言動がなかったかどうかを振り返ってみることも大切です。
それぞれ別々の布団で寝ている
ラブラブなカップルでも、「ゆっくり眠りたいから寝るときは一人がいい」という人や、「相手の寝相が悪い」「いびきがうるさい」などの理由で寝室を分けているカップルも多いかと思います。しかし、この「寝室を別々にする」という行動がセックスレスにつながることもあるのです。
寝室が別々の場合、セックスがしたいと思ったら、相手の寝室に行って誘う必要がありますよね。もし同じベッドで寝ている場合は、自然の流れでお互いその気になってセックスに至ることも多いです。
ですがベッドが別々の場合、その「わざわざ誘いに行く」という行動が面倒に感じてしまったり、「誘う」という行動が自然にできないカップルの場合は、セックスレスに陥る可能性が高くなってしまうのです。
仕事が忙しくて彼に精神的・身体的余裕がない
最近彼がなかなか誘ってくれないという時、いつもと比べて彼の状態はどうでしょうか?仕事が忙しくて疲れていたり、気分が下がっているということはありませんか?仕事は生活の基盤となるものですし、働き盛りの男性だと特に頑張らなければいけない時期なのかもしれません。
帰りが遅い日が続いている、仕事によるプレッシャーなどでストレスを感じている、もしくは、仕事以外でも、プライベートなことでナーバスになっている場合など、彼自身の気持ちや肉体的に余裕がないときは、彼からのお誘いが減るということはよくあります。
自分に置き換えて考えてみても、疲れきっているときや気分が落ちている時にセックスをしたいと思う余裕はなかなかないですよね。
相手を労ろう。悩み別対策方法3選~相手への気遣い編~
「おかえり」などの一言を大切に!相手を労わる気持ちを伝えよう
仕事が忙しくて精神的・肉体的余裕がない場合、もしくは、すれ違いが多く、お互いに時間を共有する余裕がなくてセックスレスになってしまっている場合は、お互いの気持ちも離れ気味になっているのかもしれません。
一緒に過ごす時間が以前よりも多くなったことで、無意識に相手の存在が当たり前のものだと感じるようになり、相手をいたわる気持ちも薄れてきてしまう場合もあります。
仕事が忙しい場合は、相手が家に帰ってくるまでなるべく起きているようにしましょう。「おかえり」という一言だけでも、あるのとないのとでは大きく違います。疲れて帰ってきた彼を笑顔で迎えてあげましょう。
もし、どうしても帰りが遅くて起きていられない場合や、次の日の朝が早くて顔を合わせられないという場合は、一言手紙を書いておくと良いでしょう。
ねぎらいの気持ちを込めて、簡単な夜食や朝食と一緒に「お疲れ様」「いってらっしゃい!今日も頑張ってね」などのメモを置いておけば、彼にも気持ちが伝わります。
もしくは、冷蔵庫などに小さいホワイトボードなどを付けておいて、簡単にメッセージを書いておくなどもオススメです。簡単に実践できますし、彼から「ありがとう」「きみも頑張ってね」など、返事をくれる場合も!
メールやLINEでのやりとりとは違い、「手書きのメッセージ」という所に意味があるのです。直接会話する機会が持てない場合は、このようなコミュニケーションの取り方でお互いの距離を縮めることで、セックスレス解消の糸口が掴めるかもしれません。
彼がいつも寝ている時間を把握する
人間の三大欲望には、性欲、睡眠欲、食欲がありますよね。「せっかくデートをしたあとなのにそのあと何もなかった……」ということが続く場合、彼の中で性欲よりも睡眠欲が優っている可能性があります。
以前付き合っていた頃は、例えデートで疲れていても、そのあとにキスやセックスをしたいなという気持ちが男性側にあれば、睡眠欲よりも性欲が上回っていたことでしょう。
しかし同棲するようになると、好きな女性を手に入れた安心感から、外でのデートで疲れて家に帰宅すると睡眠欲の方が上回ってしまい、性欲は後回しになってしまうこともあるのです。
こうならないためにも、彼の睡眠時間や疲れ具合を考慮してデートプランを考えたり、帰宅時間を少し早めるなどして、彼が眠くなる前にデートを終えられるよう時間調節をしてみてください。
「なんだか子供みたい……」とも思えるかもしれませんが、セックスレスにお悩みの場合は、解決策の一つとして実践してみるのも良いと思います。
マッサージで相手の疲れを取りつつスキンシップをはかる!
最近彼とのスキンシップが不足している可能性はありませんか?日常のボディタッチやスキンシップは、二人にとっての大切なコミュニケーションのひとつです。
セックスレスに悩んでいる人で、もしも「最近スキンシップが減ったな」と思う人は、マッサージを取り入れるのがおすすめです。いきなりスキンシップをはかろうとして手をつないだり抱きついてみたりすると、相手は少しびっくりしてしまうかも。
彼が乗り気でない時にこちらからアプローチをかけても、良い雰囲気になるどころか、面倒くさがられて逆効果な場合も……。しかし、マッサージなら自然にスキンシップをとることができますし、やってもらう方も嬉しいはず。
毎日やらなくても大丈夫!自分に余裕があるときや数日に一回でも、自分のことを労ってマッサージをしてくれるあなたに、彼は心も体も少しずつ癒されていくでしょう。マッサージは他のスキンシップよりもハードルが低く、自然な流れでセックスレスを解消できるかもしれません。
同棲カップルだからこそできる!悩み別対策方法3選~生活習慣編~
身だしなみに気を遣う
上記でも「同棲をはじめると相手の生活感が見えてきて飽きてしまう」事が同棲カップルのセックスレスの原因の一つだと述べました。
そしてその生活感を与えてしまう行動というのが、「部屋着は適当な服を着ている」「すっぴん&ボサボサ髪でいる」「彼の前で堂々と着替える」などなど……。当てはまるのがある場合は、もう少し身だしなみに気をつけた方が良いのかも。
ジャージではなく可愛い部屋着に変えてみる、彼の前ではベースメイクだけでもする、着替える時は彼の目を気にするなど、ちょっとした改善で、ただの同居人から女性として改めて意識してもらえるかもしれません。
香りを変えてみる
彼との関係がマンネリ化してきた……と感じたら、外見だけでなく香りにも変化をつけるのがオススメです。「なんだかいつもと違う香りがする」と彼に意識させるだけでも刺激になります。
シャンプーやトリートメントを変えてみたり、香水を変えてみたり。強い香りよりも、もっと近づきたくなるような優しい香りの方が効果的です。
また、ベッドルーム専用に作られた「リビドーロゼ」という香水もオススメです。雑誌などでも取り上げられているもので、男性が好きな「お風呂上がりの香り」を徹底追求して作られたそうです。刺激的な香りでいつもと違う雰囲気を作り出してみてはいかがでしょうか。
一緒のベッドで寝る
上記の事を気をつけた上で、いつも寝室が別だというカップルは思い切って同じベッドで寝てみてください。自然な流れでスキンシップ、セックスに発展する可能性が高くなります。
寝る時間まで共有できるのは一緒に暮らしているからこそです。この機会を上手く活用することができれば、セックスレスも解消されやすくなるかもしれません。
障害を乗り越えるために!対策方法をするときの注意点は?
スキンシップは自然に
セックスレス解消の方法としてマッサージなどのスキンシップをご紹介しましたが、あからさまにセックスを意識させるようなものではなく、あくまでも自然なスキンシップを心がけましょう。
相手にその気が全く無い状態で刺激的なボディタッチをしても効果は期待できません。むしろ逆効果の場合もあります。
初めは相手をいたわる気持ちを重視して行う方が、結果的に気持ちの距離が縮まりやすいかもしれません。刺激的なスキンシップは相手の反応を伺って行うようにしましょう。
自分の思いや不満を感情的にぶつける
男性側からの誘いがない場合、疲れている、面倒くさいなどと思っている彼も少なくありません。
そんな彼に悩みや不満を感情的にぶつけたところで、相手は負担に感じてしまうだけで逆効果となってしまいます。セックスレスに陥っている状況では、相手への不満や不安な気持ちが募ってしまうところですが、その気持ちを相手にぶつけるようなことは避けましょう。
一緒に解決策を考える時は重くならないように!
感情的に自分の気持ちを爆発させるのはNGですが、彼と面と向かってきちんと話し合う場を作ることはひとつの改善策でもあります。ただその際、話し合いの場を重い空気感にしないようにすることが重要です!
一緒に暮らしていれば意見の違いが出たり、セックスレスのことに関しても不満や要望がでたりなど、二人で解決していかなければならない事もたくさん出てきますよね。
これから先も長く一緒にいたいと思う相手であるからこそ、二人できちんと話し合うことも大切です。あまり深刻な雰囲気にならないよう、前向きに、ポジティブな姿勢で解決策を見つけていくよう心がけましょう。
まとめ
セックスレスの原因は様々で、複数の要因が重なってなんとなくレスになってしまった…なんていう男性も少なくないようです。スキンシップや身だしなみなど、様々な解決策案をご紹介しましたが、お互いの信頼関係を取り戻すこと、自分を女性として意識してもらうことが大切です。
付き合いたての頃は、常にお互いを想い合い、「相手を喜ばせたい」「楽しんでもらいたい」という気持ちを持っていたはずです。その気持ちを改めて思い出し、相手に対する思いやりや労りの気持ちを表してみましょう。
きっと彼も応えてくれるのではないでしょうか。焦らずに時間をかけて向き合うことで、乗り越えたあとはさらに信頼関係を深めることができるでしょう。