セックスレスの意味や定義とは?マンネリ解消には4つのポイントが超重要!
2019.10.07
突然ですが、セックスは好きですか?いきなりぶしつけな質問ですが、好きか嫌いかもセックスレスには大きく関係してくる問題なので、あえて聞いてみました。
男性にもセックスに対して興味を持っていない人がいる中で、女性は3人に1人がセックスに興味がないといわれています。カップルや夫婦にとってセックスは大切な愛情表現の1つであり、セックスレスに悩んでいる人が増えています。
お互いに好きで付き合っている、または結婚したのに、セックスレスの状態に陥り、1人で悩んでいる人も多いでしょう。性の話は仲が良い友人にも話しにくく、セックスレス=不仲と取られてしまうかもしれないというきもちから、相談しづらい問題です。
そういえば最近セックスをしていない、と思っても、セックスに興味がない女性の場合、逆にうれしいと感じるでしょう。ですが、パートナーは不満を抱えているかもしれませんし、逆もまた然りです。どちらかが相手に対して不満を持っている状態は、関係が悪くなる原因になります。
セックスレスにはしっかりと定義が成されていますが、よく耳にする言葉の割には意味をきちんと把握している人は少ないのではありませんか?「もしかしたら自分はセックスレスなのでは?」と疑問を持ったならば、意味や定義を把握してた上で適切な対処が必要です。
セックスレスの意味や定義を詳しく知って、マンネリ化している2人の関係にも新しい風を入れていきましょう!
【基礎知識】セックスレスの意味と定義とは
セックスレスの意味とセックスフル
どちらかがセックスをしたいと望んでいるにもかかわらず、長期間できない状態が続くことを「セックスレス」と呼ぶのが一般的になっていますが、そもそもセックスの頻度や性欲には個人差があり、人によって感じ方は違ってきます。
セックスレスという言葉とは逆の状態を「セックスフル」といい、こちらは定義はさまざまですが、セックスレスの問題を改善して「less(なし)」からセックスが「ful(いっぱい)」になったため、この言葉が生まれたと考えられます。
まったくなかったものがいっぱいになる、確かにセックスレスを解消したいと思っている人には夢のような状況です。しかし何事にも原因があって結果があるのですから、当然セックスレスになった原因があり、男性と女性ではその原因には違いがあります。
セックスレスの原因を取り除くことで、何年もセックスをしていないカップルでもお互いが望むセックスライフを取り戻せます。
長い!?短い?セックスレスの定義
カップルがセックスレスであると定義するには、日本性科学会によって「病気などの特別な事情もなく1カ月以上の性交渉がない」状態とされ、性交渉の中にはセックスだけではなく、キスやペッティング、裸でのベッドインなども含まれており、パートナーとの性的なふれ合いをあらわしています。
性欲は人間の三大欲求の1つであり、食欲や睡眠欲と同じように健康に大きな影響を及ぼすものと考えると、セックスレスの状態は欲求が満たされておらず、健康にも関係してきます。
欲求を我慢することは難しく、それでも食欲や睡眠欲に比べると性欲はまだ我慢ができる期間が長いものともいえるでしょう。
セックスレスの定義はどちらかが望んでいるか、いないかは関係しておらず、パートナーと1カ月以上、性交渉を断った状態をいい、お互いの関係が良好ならば問題にはならないため、セックスレスでも仲が良い友達のような夫婦も存在するのです。
パートナーとの性交渉がない1カ月以上を長いと感じますか?生活環境などによって感じ方は人それぞれでしょうが、短いと思ったならば要注意かもしれません。
セックスレスは別れに発展する問題
セックスレスでも仲が良い友達のような夫婦も存在するといいましたが、お互いに同意していれば、円満な関係を築け、問題にはなりません。セックスをしていない状態をおかしいと悩んだり、我慢しているからこそ、セックスレスが問題として顕在化するのです。
パートナーとの性交渉ができないならば、1人で性欲を処理するか、代わりの相手を見つけることを考えるでしょう。どちらにしてもセックスレスを問題視した方がつらい思いをします。最悪の場合はカップルであれば別れたり、夫婦であれば離婚へと発展したりする可能性を秘めています。
セックスには生殖行動や愛情表現以外にもコミュニケーションとしての意味があり、五感を使って言葉では伝えきれない気持ちを伝え感じるものです。円満なカップルだからこそ性交渉があるのではなく、円満な関係を築くためにセックスは欠かせないものだといえます。
【徹底調査】日本はセックスレス大国?夫婦の性生活の実態とは
半年以上セックスをしない夫婦は半数以上
結婚している夫婦を対象に行われたあるアンケートの結果を見ると、結婚してからパートナーとセックスをする頻度が半年に一回と回答した夫婦が全体の半数にもなりました。
セックスレスは、結婚3年目以上になった夫婦に多く、夫婦が結婚をして女性の妊娠・出産など、家族の形が変わっていくことで、夫婦がお互いを異性として見られなくなることが原因として挙げられます。
結婚当初はまだ子供もいなかったため、自分のパートナーを異性として見ることができましたが、子供が生まれてからは異性ではなく「子供の親」という存在で自分のパートナーを見るようになります。
また、自分はセックスをしたいと思っていても、相手にその気がなくなってセックスレスになってしまうこともあるようです。
年代別にみたセックスレス
年代別に見てみるとどうでしょうか。相模ゴム工業株式会社の調査によると、結婚しているまたは付き合っているパートナーがいる男女に対し、「一ヶ月のうち何回セックスをするか」と尋ねたところ、最も多いのはやはり20代が4.11回という数字でした。
年代が上がるごとに回数は減少し、30でが2.68回、40代は1.77回とかなり少ない数字に。また50にもなると1.38回、60代は0.97回とほぼないという結果です。
ちなみに交際相手(未婚者)やセックスフレンドとする場合の方が回数は多くなり、夫や妻といった結婚相手とのセックスはこれよりも少なくなります。
セックスレスになる理由もさまざまですが、50~60代にかけては「年齢的にもう良い」という人が多く、逆に30代までは「仕事や家事で疲れている」という理由があげられています。
データ引用元:ニッポンのセックス
若い夫婦にもセックスレスは増えている
セックスレスという言葉を聞くと、ある程度年齢が上の夫婦を想像する人もいますよね。ですが、現代の日本では、年齢が上の夫婦だけではなく、20代~30代の夫婦にもセックスレスが増えてきています。
セックスレスというのは、夫婦がセックスをしない期間が1ヶ月以上になることです。1ヶ月以上セックスをしない夫婦は珍しいことではなく、年齢に関係なく長期間セックスをしない若い夫婦もたくさんいるのです。
セックスレスは増えている
過去のデータと比べてみると、10年前のセックスレスの夫婦の数と現在のセックスレスの夫婦では、現在のセックスレスの夫婦のほうが増えている状態です。セックスレスは、女性の美しい体つくりに悪い影響を与えるとも言われています。
心も体も満足できるセックスをしている女性は、女性ホルモンがたくさん出て美しく女性らしい魅力が出てきます。
自分のパートナーに男性としての魅力を感じられなくなったり、セックスに対する意欲が失われてしまったりしたときは、解決策を見つけることをおすすめします。
セックスレスはとてもデリケートな問題です。知り合いや友達に相談することができず、一人で悩みを抱えている人もいるでしょう。そんなあなたには「電話占い」をおすすめします。
電話占いは、結婚や恋愛に特化した占い師が占いをしてくれるだけでなく、顔を見ずに占いができるメリットがあるため、デリケートな問題も気にすることなく相談することができます。
女性とはどう違う?男性がセックスレスになる原因
パートナーに拒否されることへの恐怖
男性は女性が思っているよりもデリケートな面があり、女性から拒否されることに対して恐怖感を持っています。女性にとっては何気なく口にした言葉でも、男性のプライドをずたずたに傷つけてしまっているかもしれません。
男性が自分の性欲に対して罪悪感を持っていたり、「こんなことをしたら嫌われてしまうんじゃないか」という不安を感じたりして、セックスに積極的になれないことが続くと、次第に意欲を失っていきます。
欲望を拒絶されることは男性にとってとてつもなくダメージを受けるものであり、場合によってはたった一度でも、「その程度で?」と感じることでもセックスレスへとつながる可能性があります。
加齢による体力の衰え
仕事でのストレスやプレッシャーなどを抱えていると気分も落ち込み、性欲を感じなくなってしまいます。セックスをするからには女性を喜ばせたいと気持ちもあり、意気込みがプレッシャーとなることもあり、セックスに対して臆病になってしまうことも。
心理的なプレッシャーや加齢によってED(勃起不全)となってしまうと、男性としての自信をなくしてしまい、関係の悪化にもつながります。EDは男性にとってプライドにかかわるとてもデリケートな問題であり、隠している人も多くいます。
しっかりと寝たつもりでも次の日まで疲れが残ったり、ちょっとしたことですぐ疲れてしまったりするなど、体力の衰えはスポーツにも匹敵する運動と言えるセックスに対する意欲も奪っていきます。加齢による衰えは体力だけではなく、心理的にも作用していきます。
パートナーに魅力を感じなくなった
長く一緒にいる時間が増えると新鮮味がなくなり、マンネリ化してしまいますが、心に隙間ができている時には新しいものに目が行きがちです。男性は浮気をすることはなくても、新しいアダルトビデオなどに興味を持って常に新鮮味を感じようとします。
マンネリ化を打開するためには、パートナーに対して変化を求めると角が立ってしまうため、手っ取り早い方法で新しいものを取り入れて、自分で解決する方法を選択してしまいます。
パートナーの外見の変化や女性はなく「母親」になってしまうことも、魅力を感じなくなる原因になりかねません。女性として魅力を感じない相手とはセックスしたくないというのは当然で、気持ちが冷める可能性も出てきます。
男性のセックスレスへの対処法
子育てや家事で奥さんが今までのように付き合ってくれない!と嘆く男性は多いでしょうが、それは長い夫婦生活の中で当然のことです。
自分自身も早く父親としての自覚を持ち、奥さんと二人三脚で子育てに取り組むことで、男性としての魅力を高めることにもつながります。
また実家などに子ども預けたりして、夫婦二人だけの時間を作ることも大切です。時々は夫婦をお休みして、恋人同士のような時間を過ごすことで、女性も受け入れてくれる可能性が高まります。
あなたもあてはまる?女性がセックスレスになる原因
もともとセックスが好きではない
冒頭に質問したことですが、セックスが嫌いな女性にとってはセックスレスは願ってもない状況でしょう。
ですが、気持ちいはずのセックスに興味がない、または嫌いになるにはやはり原因があり、セックスに対してトラウマやコンプレックスを抱えている場合もあれば、時間ばかりかかってめんどくさいなど、さまざまなことが考えられます。
自分からしたいと思っていないために、仕事や家事、育児をしている女性は、忙しければ時間を割くのももったいないと感じるでしょう。忙しく働いた後にまで相手に気を使い、する必要性を感じなくなると、眠たい気持ちを優先して誘いを拒否するでしょう。
ストレスは性欲を減退させますし、男性に付き合ったセックスは楽しいものではなく、気持ちが乗らなければ体も反応しません。どんどんと嫌いな気持ちが大きくなっていき、拒否がし続ける状態になれば、男性も次第に諦めてしまうでしょう。
ホルモンバランスの変化
女性には月に一度生理があり、個人差はありますが、セックスができなかったり、したくなかったりする日があります。生理に合わせて女性の体の中ではさまざまなホルモンが分泌されていますが、バランスが崩れると月経不順になり、長い人では10日以上続く場合もあります。
生理の前にイライラしたり、気分が落ち込んだりするなど、女性の体について、またはパートナーの体質について、男性にも理解が必要なことといえるでしょう。
妊娠・出産による変化
妊娠や出産によって女性は多くの変化を経験しますが、妊娠によって性欲が減退します。出産した後には元の体の状態に戻ろうとするホルモンの働きによっても性欲が減退します。
体の変化だけではなく、生活環境の変化によって女性ではなく「母親」にならざるをえないことで、何よりも育児に追われている状況ではセックスする気力もないでしょう。
精神的には立場の変化によってパートナーを肉親のように感じてしまい、男性として見れず、セックスをする対象とは見れなくなって、嫌悪感を感じる可能性も出てきます。変化に伴う感情は自分で予測がつかず、時間に追われたまま放置しておくと取り返しがつかなくなってしまいます。
男女それぞれのセックスレスについての悩み
男性のセックスレスの悩み:性欲が発散できない
付き合っている相手がいなければ自由ですが、相手がいる以上は誰かれ構わずセックスをするわけにはいきません。
ですが女性が思う以上に男性の性欲というのは強いもので、セックスできないことでイライラが溜まってしまいがち。
かといって浮気や夜のお店に行くわけにはいかないことも多く、男性としては一人で処理するしか出来ず不満がたまっていくようです。
男性のセックスレスの悩み:愛情を感じない
セックスは性欲処理ということ以上に、二人の愛を感じるための行為でもあります。それを拒否されるということに、「もう以前のような愛情はなくなってしまったのか」と寂しく思うことが多いようです。
実際には女性側は疲れているだけ、ということも多いのですが、なかなかタイミングというものが難しいようです。
女性のセックスレスの悩み:子どもが欲しい
最近では晩婚化の影響もあるのか、30歳を超えてから妊娠するのが当たり前になってきています。
ですがやはり妊娠のしやすさというのは、加齢によって少しずつ落ちているため、子どもが欲しい夫婦はその分回数をする必要性があります。
そんな時に旦那側が協力的ではない場合、必要なタイミングでセックスすることが出来ず、妊娠したい奥さんにとってはつらい悩みとなるようです。
女性のセックスレスの悩み:セックスが苦手
男性とは違い、女性にはセックスが苦手という人も多いです。特に慣れていなかったり、相手があまり気遣える人でなかったりすると、痛みを覚えることが多く、義務感でセックスしているという人も少なくありません。
年齢によって体のつくりも変わってきますので、いつまでも昔のようなセックスをするのではなく、お互いの体調に合わせたセックスを心がけたいものです。
円満な夫婦生活のために!セックスレス解消のための3つのポイント+α
お互いを尊重する
セックスレスな関係ではなくても、円満な夫婦生活にはお互いを尊重する気持ちが大切であり、いつも一緒にいるからと雑な対応をせずに、思いやりを持つことが重要です。
セックスレスな状態は体の距離だけではなく心の距離も生み出し、信頼関係が崩れ、些細なことからケンカも増えていきます。信頼関係が崩れてしまうと、関係はどんどん悪化していき、生活にも支障が出てきます。取り返しがつかなくなって最悪の事態になる可能性もあります。
まずは自分から相手を尊敬して、すべてを受け入れられることで、少しずつ絆を深めていきましょう。
お互いの健康を心掛ける
性と健康は切っても切り離せない関係であり、欲求不満は健康にも大きな影響を及ぼしますが、健康でなければセックスどころではなく、生活さえも危ぶまれます。相手が疲れているような時には食事のメニューを気遣ったり、マッサージをしてあげたりするのもよいでしょう。
疲労回復に効果的な栄養素には性欲に効果があるものが多いため、健康を気遣いながら食事から性欲にも働きかけができます。相手の体に触れるマッサージはスキンシップにもつながります。
食生活など生活の改善を心がけることで健康な体を作り、健康な精神を作ります。年齢とともに体も衰えていきますので、いつまでも健康でいることを心掛けましょう。
コミュニケーションをとる
通常の会話による日常的なコミュニケーションももちろん大切なことですし、すれ違いを避けるためには会話は重要なポイントです。
セックスレスを解消するためには、なぜセックスレスになったかの原因を解明すること、性についてお互いの考えを話し合うこと、セックスについても気軽に話せるようになること、などの会話が必要です。
日常的なコミュニケーションが取れていなければ、踏み込んだ話題は口にしにくいでしょう。常に会話をして、相手を理解しようとする気持ちを持ちましょう。
相手の気持ちを理解しようと思っても、なかなかできないこともあります。また、コミュニケーションを取っていても、うまく意思の疎通ができないこともあります。
こうしたときは、誰かの意見を聞いて参考にしたくなるもの。でも、簡単に人に相談できない悩みでもありますよね。そんなときは、一人で思い悩むのではなく恋の悩みに強い「電話占い」で悩みの解決策を導き出してみましょう。
セックスの定義を見直す
キスやペッティング、裸でのベッドインなどもセックスレスの定義に含まれていますが、セックスの定義については挿入することだと考えていませんか?
男性にとっては射精することでオーガズムを得られますが、女性はオーガズムに達しないまま終わることもありますので、お互いが気持ち良く深い満足感を得られる方法を、2人で探してみてください。
お互いに気持ち良ければめんどくさいと思うこともなくなり、ストレスを感じずにセックスを楽しめるようになるでしょう。
まとめ
セックスレスの意味や定義、男女別のセックスレスの原因、解消のポイントなどを紹介しましたが、いかがでしたか?
一般的に使われているセックスレスの意味と定義には違いがあり、どちらかが不満を感じていることが問題であり、男女によって原因もさまざまで、お互いを理解する必要性を感じたのではないでしょうか?
デリケートな問題なので、1人で悩んでいる人も多いかもしれませんが、お互いを深く知ること、2人で共有する時間を楽しくすることが、そもそも一緒にいる意味であり、セックスはそのための方法の1つです。
2人の関係を円満にするためにも、必ず解消するという希望を捨てないでください。
ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。