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失恋から立ち直る映画ランキングベスト3!【男女別・洋画邦画別】

    失恋して悲しくて悲しくて仕方がないとき、あなたはどうやってその傷を癒しますか?好きなものを食べたり、友達に愚痴をこぼしたりするのも良いでしょう。ですが、立ち直るための方法として、映画を見るというのも実は有効な方法なんです!

    この記事では失恋をしたときに是非ともそっと観てほしい映画をご紹介します。過去の上映作品の中でもとにかく傷ついた女性の心に溶け込むような作品を邦画・洋画それぞれに3作品ずつを解説していきます。

    一つでも心に届く映画作品との出会いになることを願いつつ、映画の世界観を紐解いてみます。失恋はすべてがマイナスではないのでは?と思えるきっかけになればと思います。

    1位・「LoveLetter」

    間違って送られてきた手紙をきっかけに不思議な余韻を残しつつ始まった初めての恋を描いた作品です。

    失恋をしたばかりの自分にとって、涙を流すことは、ある意味、浄化という意味合いも深いのです。不思議と心が洗われる瞬間というもを感じるはずです。学生時代の恋愛は確かに淡く、そして無防備だったなということを思い返させてくれる映画です。

    学生時代はピュアな恋愛をしていた人のために

    失恋をして今がどん底、という人にも若い時期に甘酸っぱい失恋を経験したことが多少あるはずです。そこで青春時代の、ほんのりとした気持ちを呼び覚ましてくれるという効果が高い作品として時代を超えて評価されているのです。

    失恋したばかりの時期には、今が底とさえ思えるのですが、映画の世界に浸ることで失恋も人生の通過地点であることを気づくはずです。

    原題:Love Letter
    公開年度(日本):1995年
    監督:岩井俊二
    配給会社:日本ヘラルド映画
    キャスト:中山美穂、豊川悦司

    2位・「ジョゼと虎と魚たち」


    突然訪れてしまう別れは誰もが経験することです。失恋をしたばかりで、出会いと別れについて冷静に考えることができない心境のときいこそ、観てもらいたい映画なのです。

    自分の体が不自由であることを卑下していた主人公が、絶対に無理だと思っていた恋愛をして生まれ変われるという潔さを描いた映画です。

    主人公の年代に戻って素直さを取り戻す

    身体障碍者を軸に描いていますが、失恋したての痛手を被った自分もある意味、健常者ではなくなってはいませんか?絶対に無理だと思われた殻を破ってこそ、見えてくる先の世界があるのです。それを感じさせる映画の世界観でした。

    どんな環境に置かれていても、自分の気持ちに素直になって心を開くことが大事なのです。それを深く考えさせられるきっかけとなるのがこの作品でした。五体満足であっても心が偏狭では幸せにはなれません。そんなことが伝わる映画なのです。

    原題:ジョゼと虎と魚たち
    公開年度(日本):2003年
    監督:犬童一心
    配給会社:アスミック・エース
    キャスト:妻夫木聡、池脇千鶴

    3位・「僕の初恋をキミに捧ぐ」


    コミックを映画化した胸キュンストーリーです。20歳までは生きられないという心臓病の少年と献身的に彼を見守る少女の純愛物語です。今の失恋がこの世の終わりに感じている自分が小さな存在に感じてしまう物語です。思いっきり涙を流したいときに見たい映画の一つです。

    命の限りがある相手を愛する覚悟

    命を扱う純愛映画なので、本当に涙が自然と流れてきます。そんなときにふと、ストレスが自然と発散されていることに気が付くはずです。失恋したときには泣いてください。そして心に溜まっているものを涙と一緒に流すことが必要なのだということを、気づかされる映画です。

    限られているからこそ分かる思い

    平凡な暮らしの中では気が付かない恋愛の良さ、心の温度を再認識させてくれるセリフの数々に胸がキュンとなる作品なのでした。

    原題:僕の初恋をキミに捧ぐ
    公開年度(日本):2009年
    監督:新城毅彦
    配給会社:東宝
    キャスト:井上真央、岡田将生

    1位・「きみに読む物語」


    この映画を観ると自然と涙が溢れます。失恋を経験すると余計な涙が出るものですが、映画の中に見えてくる純愛ストーリーを知ったときに、失恋すら良い思い出に変化していくということに気が付くはずです。そんなきっかけをもらえる映画なのです。

    時代を超えて愛しぬくという強さを知る

    10代のころに出会った男女の80代の今を交錯して描いている壮大な愛がテーマになっている映画です。人を愛するということは実際にどういうことなのか、深く考えさせられる映画です。ある意味、恋愛に対してカルチャーショックを受ける人もいるようです。

    原題:The Notebook
    公開年度(日本):2005年
    監督:ニック・カサヴェテス
    配給会社:ギャガ・ヒューマックス
    キャスト:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス

    2位・エターナル・サンシャイン


    どうしても忘れられない彼女の記憶を消すために、外科手術を受けるという展開の映画です。誰もが別れた彼の思い出を抹消してしまいたいと考えるのは当たり前のことです。もしかしたらその中には思い出として留めておきたい良い思い出もあるのでは?

    今は忘れてしまいたいことでも

    失恋したという記憶や彼と過ごした良い思い出はやがて時を経て、よき思い出に変わる場合も多々あるのです。すべてを強制的に消去してしまうのは、愚かな思いなのかもしれない、そんな心の幅を与えてくれる映画です。

    原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind
    公開年度(日本):2005年
    監督:ミシェル・ゴンドリー
    配給会社:ギャガ・ヒューマックス
    キャスト:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット

    3位・トスカーナの休日


    結婚生活が破綻して絶望的になった女性がどうやって充実した幸せを手に入れていくのかを描いた映画です。見終わったあとに頷いてしまう場面が目に焼き付く作品です。

    環境を変えて思い切ってそこに飛びこんでみること、たまには人に甘えてみること、簡単で難しいことが映画を通して伝わってくるのです。

    過去にとらわれないことの大事さ

    パートナーの浮気というショッキングな出来事から、なかなか抜け出せない女性は多いはずです。

    トスカーナの休日の中に描かれているように、自分をリセットするために環境を変えて新しい自分を探してみるということの重要性を気づかせてくれるのがトスカーナの休日の大きなテーマなのです。

    原題:Under the Tuscan Sun
    公開年度(日本):2004年
    監督:オードリー・ウェルズ
    配給会社:ブエナビスタ インターナショナル
    キャスト:ダイアン・レイン、サンドラ・オー

    【番外編】ハッピーエンドの恋愛映画ランキングベスト5


    失恋の悲しみに打ちひしがれている間は、次の恋を考える余地などないですよね。ですが、見る人を勇気づけるようなハッピーエンドの恋愛映画を見れば、「また恋がしたい」と思わせてくれるかもしれません。ここでは、胸がキュンキュンするとっておきの恋愛映画をご紹介します。

    1位・ラブ・アクチュアリー

    「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジット・ジョーンズの日記」で知られる、リチャード・カーティス監督が手掛けたイギリス・ロンドンを舞台にしたロマンチック・ラブコメディー映画です。

    総勢19人の男女がクリスマスまでに繰り広げるドタバタ恋愛劇。9つの恋愛ストーリーが入り交じるため、ときに胸がキュンとしたり、切なくなったり、大爆笑したりと最後まで楽しませてくれます。

    見る人によって好きなシーンが異なるのもこの映画の魅力。きっとあなたの心にも癒やしを与えてくれるでしょう。

    原題:Love Actually
    公開年度(日本):2004年
    監督:リチャード・カーティス
    配給会社:ユニバーサル・ピクチャーズ
    キャスト:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、アラン・リックマン

    2位・アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

    同じくリチャード・カーティス監督が手掛けた、タイムトラベルができる主人公が、恋人や家族を巻き込んで繰り広げる青春ラブコメディ映画です。

    主人公のティムは、21歳の誕生日に父から自分にタイムトラベルの能力があることを知らされます。ティムはその特殊な能力を恋愛のために使おうと決意しますが……。能力をもってしても失敗を繰り返し、何度も過去を行き来する主人公。そして、本当の幸せについて考え始めます。

    この映画を見た後は、一日一日を大切に生きよう、そんな気持ちにさせてくれる心温まるストーリーとなっています。

    原題:About Time
    公開年度(日本):2014年
    監督:リチャード・カーティス
    配給会社:シンカ=パルコ
    キャスト:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス

    3位・ホリディ

    脚本家でもあり、プロデューサーでもあるナンシー・マイヤーズ監督が手掛けた、働く大人の女性の恋愛を描いた王道ラブコメディ映画です。

    クリスマスシーズン真っ只中、恋に破れた二人の女性、アイリスとアマンダが「ホーム・エクスチェンジ」をしたことからストーリーが展開していきます。LAとイギリス、異国の地で始まる不器用な恋の物語に、多くの女性が共感を抱くのではないでしょうか。

    好印象の登場人物ばかりなので、最後までほっこりと見ていられる一作です。

    原題:The Holiday
    公開年度(日本):2007年
    監督:ナンシー・マイヤーズ
    配給会社:UIP
    キャスト:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック

    4位・50回目のファーストキス

    「チャーリーズ・エンジェル」で人気のドリュー・バリモアと、アメリカのトップスター、アダム・サンドラーが主演を務めるラブコメディ映画。日本でもリメイクされた有名な映画なので、記憶にあるという方も多いのではないでしょうか。

    その日の記憶が失われる記憶障害を持つルーシーと、プレイボーイのヘンリーが出会い、恋に落ちます。

    彼女の記憶が一日でリセットされてしまうため、毎日恋をし、毎日ファーストキスをするという切ないストーリーながら、笑いの要素もたっぷり含まれるため、最後にはポカポカ幸せな気持ちにさせてくれます。

    原題:50 First Dates
    公開年度(日本):2005年
    監督:ピーター・シーガル
    配給会社:SPE
    キャスト:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア

    5位・アメリ

    世界的に大ヒットした、ジャン=ピエール・ジュネ監督が手掛けたフランス映画。町並みや服装、髪型、色使いなど、かわいさ&おしゃれ度の高さでも大きな話題となりました。

    両親から愛を受けずに育ち、空想の世界で生きる内気な女の子、アメリ。とあることがきっかけで、“いたずら”によって周りの人々を幸せにする喜びを見出していきますが、自分の恋には臆病で……。

    レトロなパリの魅力たっぷり、失恋しても、また恋をする勇気をもらえるおすすめの映画です。

    原題:Le fabuleux destin d’Amélie Poulain
    公開年度(日本):2001年
    監督:ジャン=ピエール・ジュネ
    配給会社:アルバトロス・フィルム
    キャスト:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ

    まとめ

    恋人との別れには様々な理由があります。愛する人との別れは何度繰り返してもひどく悲しくなかなか立ち直れないことなのです。でも時間ばかりを無駄に過ごしているわけにはいきません。

    もう恋愛なんてしたくないと思い始めているその心に届く映画があるはずです。失恋から立ち直る何かを映画から見つけていただきたいです。

    映画の中に自分を投影してそして、照らし合わせてみるというのは素敵な疑似体験です。限られた上映時間の中で、自分の失恋がフラッシュバックしエンドロールの頃には、その恋愛に対しても区切りがついているというのは、前向きで建設的なことだと思うのです。

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