【肩幅広い女性】ドレス選びは視覚効果を狙おう!取り入れるべきアイテムの選び方も
2018.02.06
この記事は2017年9月19日の記事を再編集したものです。
フォーマルな場へ出席する際にはドレスを着ることも増えてきますが、自分の体形が気になってドレスを選ぶのが億劫になったり、悩んでいる女性は多いでしょう。
何度も同じものを着るわけにもいかず、マナーをわきまえながら自分に合うドレスを選ぶのはとても難しく、肩幅が広いことを気にしている人の場合には、いかに肩を目立たなくするかが気になるポイントです。
どんなドレスを選んだらいいのか、ドレス選びのコツや肩幅が広い女性におすすめのドレス、合わせるアイテムに取り入れるべきものなど、視覚効果を取り入れてスッキリと見える方法を紹介します。
あえて見せることが重要?肩幅が広い女性のドレス選びのコツとは
パフスリーブやロングスリーブで隠すのは逆効果
コンプレックスに感じているからこそ隠したいという心理が働き、ドレスにも袖のあるパフスリーブやロングスリーブを取り入れたいと思っている人も多いようですが、上半身にボリュームが出てしまうタイプは肩幅をさらに強調してがっしりとした印象になってしまい、逆効果でしかありません。
肩にかけてのふくらみがかわいいパフスリーブを、かわいらしく見せたいという思いがあだとなってしまいます。
気になるからといって隠さずに、思い切って肩を出して見せることがポイントです。
首や肩が大きく開いたタイプでスッキリと
肩のラインを出して見せるために首や肩が大きく引いたタイプで鎖骨を出すと、バストラインも引き立てられて華奢な女性らしさを演出できます。
胸元のデザインに関しても横にラインやシワが入るとバストが強調されるため、バストが大きい女性には向かないデザインです。上半身の横のラインを強調するという点では肩幅が広い女性も同じですので、縦にラインやシワが入るデザインや斜めに入るものがおすすめです。
スカート部分にデザインが入っているものを選ぶ
首や肩が大きく開いている分、スカートはある程度ボリュームがあるものやヒダが多いものにしましょう。
裾や腰下にインパクトとなるモチーフやデザインが入っていると上下のバランスが取れます。下半身にアクセントを持ってくることで視線が下へ向き、上半身のボリューム感を感じさせなくなります。
ドレスはシルエットの種類によって8つに分けられますが、肩幅が気になる場合にはIラインを意識したドレスを選ぶと、縦長効果によって肩があまり目立たなくなります。
視覚効果を狙えばスッキリした印象に!肩幅が広い女性におすすめのドレス
ワンショルダードレス
どちらか片方の肩を覆い、もう一方の肩を出した対称的なアシメントリーのデザインで、斜めのラインが肩の横への広がりを抑えてくれ、鎖骨もきれいに見えるため、肩幅が広い女性にはとてもおすすめです。
片側だけとはいえ肩が覆われたデザインですので、勇気を出して両肩を出すよりもハードルは低いといえるでしょう。両肩を出すよりもセクシーにも見え、個性的なデザインは他の人とかぶってしまうことも少ないでしょう。
ワンショルダーの視覚効果にプラスしてアクセサリーで縦長効果を狙うと、上半身が目立ちにくくなります。
肩が出ている、肌の露出が多いという点で、昼間に着る場合には羽織ものを忘れずに用意しましょう。
アメリカンスリーブドレス
首の根元から袖ぐりの下まで斜めに大きくカットしてあり、肩を大きく露出したスタイルのドレスで、肩から腕のラインをきれいに見せてくれます。
肩幅がある人は首の周りは開けた方が良いのですが、レースなどの透ける素材などが使われていることが多く、詰まったように見えず、洗練された印象になっています。
アメリカンスリーブのドレスは肩幅が広い人にはやめた方がいいという意見もありますが、ラインが肩よりも内側に入っていて視覚効果を持ったデザインであり、胸元にデザインがあるものやストールなどの小物を使うなど、ちょっとした違いでも驚くほど変わってくることがあります。
ホルターネックドレス
前身頃から続くストラップや紐を首の後ろで結んで固定するデザインのドレスで、背中が大きく開くのが特徴でもあります。首から下へ広がるような紐の部分はなるべく太目のものを選ぶと肩の部分を縦方向へカットして見せてくれ、縦のラインが強調されます。
ホルターネックのドレスも肩幅が広い人が着ると、肩が飛び出ているように見えて強調されるという意見がありますが、肩紐の部分にレースなどでボリュームがあるとさらに肩の露出面積が少なくなり、深いVネックと同じように視覚効果も狙えます。
背中が大きく開いているため、バックラインを美しく見せたい方に特におすすめされるスタイルであり、露出度は高めなので、こちらのドレスを着る時にも羽織ものを忘れずに。
オフショルダードレス
思い切って両肩を出して鎖骨をキレイに見せるデザインの代表ともいえるオフショルダーは、肩幅が広い女性ドレスでは欠かせない存在といえるでしょう。
鎖骨が見えることで華奢で女性らしいイメージになり、両肩の袖が肩上まで乗らずに二の腕を覆うようなデザインはバストラインを強調してさらに小顔に見える効果もあります。
オフショルダーのドレスにも肩幅が広い人には肩が強調されてしまう恐れがあり、注意が必要だという意見がありますが、オフショルダーにさまざまなデザインがあり、肘の細い部分までレースで覆った五分袖のものなどはデザインによるところもあります。
ドルマンスリーブドレス
カジュアルなイメージが強いドルマンスリーブドレスも膝丈などのマナーをしっかりと守って素材や上品さを忘れなければ、エレガントな女性を演出できます。
上半身のラインがゆったりと作られているため肩幅が強調されません。デザインによっては羽織ものなしでもOKなのに、女性らしい腕のラインが見えるものもありますし、個性的なデザインでもあるので、他の人とかぶる心配もありません。
キャップスリーブドレス
どうしても袖のあるデザインをと思うならば、肩先が少し隠れる程度のごく短い袖のキャップスリーブドレスならば、肩幅が気になる人でもがっつりといかついイメージにはなりません。
キャップスリーブとは帽子(キャップ)のように見えることからつけられたもので、丸みのある女性らしいラインを作ってくれます。
部分的にちょうど肩だけが隠れるものですが、透ける素材やレースなどになっているものを選ぶと上半身が重くなり過ぎず、バランスが取れます。
ビスチェドレス
袖がなく胸で着るタイプのドレスであるビスチェドレスはもっとも人気があるデザインで、種類を豊富にあるため選びやすいドレスではありますが、肩幅が気になる人が選ぶならば、曲線を描いた「ハートシェイプ」や「ラウンド」のタイプを選びましょう。
ビスチェタイプのドレスも肩を潔く出しており、鎖骨がきれいに見えるドレスです。肩幅が広い人にもおすすめのどれすですが、デザインには注意して、ストレートなラインのものは横幅をきょうちょうしてしまいますので、選ばないように注意しましょう。
視覚効果をより際立たせよう。アイテム選びの3つのポイント!
ボレロよりもショールやストールを
肩幅が広い人におすすめのドレスで紹介したものは、ほとんどが肩を露出させるタイプでしたので、特に結婚式などのフォーマルな席に出席する時には、ミニ丈のドレスや肩を出した露出の多いドレスは夜の披露宴ではOKでも、挙式ではどんな時間帯でも必ず羽織りものをして露出を抑えなければなりません。
そうとなれば、肩が広い女性は羽織ものも必須アイテムであり、ドレスを選ぶ際には羽織ものも合わせて考えていきましょう。
羽織ものの定番といえばボレロですが、肩幅が広い人にはボレロよりもショールやストールなどを使って縦のラインを入れて視覚効果を狙いましょう。肩から掛けてストンと落とすと肩の位置を分りにくくなります。
大きめアクセサリーでポイントを
ドレスを着てアクセサリーがないというのは寂しいものですが、アクセサリーは時間帯によってマナーがありますのでしっかりと頭に入れて選んでいきましょう。
定番はパールなどのシックなアクセサリーですが、肩幅が広い人は大きめのネックレスやイヤリングなどがおすすめです。大きめのアクセサリーを身に付けることで視線を肩からずらせ、肌の露出もほどよく軽減してくれます。
イヤリングやピアスはただ大きいだけではなくぶらさがるタイプのものを選ぶと縦長効果もプラスされます。
アクセントカラーを取り入れて
ドレス選びの中でもこだわりたいカラーについて、まずは近くにあるように見える「進出色」と遠くにあるように見える「後退色」をご存じですか?
視覚効果を際立たせるためにはカラーが重要なポイントであり、肩幅が広い人は明度が低くトーンを抑えた濃い緑や濃い茶、寒色系の「後退色」をドレスに選びましょう。「後退色」は「収縮色」でもあり、引き締め効果も期待できます。
小物やバッグに明度が高い鮮やかな色を差し色として使いましょう。足元にかけて「進出色」を使うことで、視覚効果によって上半身が遠くにあるように見えて小さなイメージを与えます。
ビビットなカラーをアクセントとして目立たせることによって、視線を外す効果もありますので、トータル的なカラーコーディネートも心掛けましょう。
まとめ
肩幅が広い女性におすすめのドレスや選び方のコツ、視覚効果を取り入れたアイテムなどを紹介しましたが、いかがでしたか?
普段着る服とは違うドレス選びだからこそ失敗したくない、失敗できない席であるというプレッシャーもあるでしょう。まずは自分の好みを考えて、気になる肩幅をカバーしてくれる特性を持っているドレスか試着してみましょう。
同じタイプのドレスでもデザインによって違いが出て、似合う運命のドレスがかならずあります。自分にピッタリな運命のドレス選びの参考となりましたら幸いです。
ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。