
合コンとは?合コンの意味と飲み会・コンパの違いを初心者向けに徹底解説
2019.05.31
合コンに何度も参加している人でも「合コンって何?」と聞かれると、うまく言葉で説明できないことってありませんか?普段何気なく使っている言葉でも、あらためて聞かれると戸惑いますよね。
今回は、合コンの意味や普通の飲み会、コンパとの違いについて解説しちゃいますよ!知っているようで知らない点も色々ある、合コンの世界を紐解いていきましょう。
合コンとは何の略?何をするの?
合コンって何の略?
合コンとは「合同コンパ」を縮めたものです。そして、コンパとは元々学生たちが会費を出し合い、親睦を深めるために行っていた飲み会のことです。
語源はドイツ語の「Kompanie」、英語の「company」、フランス語の「compagnie」からで「仲間、会社、会合、交際」という意味をもっています。
合コンというと男性と女性が合同で行うものをイメージしますが、合同コンパという言葉が出てきた当初は、違うサークルが集まって「合同」で行うコンパのことを「合同コンパ」と呼んでいました。
時代とともに意味が変化
学生たちが親睦を深めるために行っていた「合コン」ですが、男女混合のサークル同士のコンパより、男性のサークルと女性のサークルのコンパが主流になり、男女間で親睦を深める意味が強くなってきました。
さらに、合コンという言葉が学生だけではなく若手の社会人の中にも広がり、年代に関係なく合コンという言葉を使うようになり、合コンと言えば男女が出会いを求めて行う飲み会という意味を持つようになったのです。
普通の飲み会との違い
合コンと普通の飲み会との大きな違いは、出会いを期待している人が集まっているということです。そのため、初対面の人も多く、普段は知り合わないような職種を選んで合コンをセッティングする場合もあります。
幹事も、ゲームを企画したり席替えをしたりと、男女の仲が深まるような進行を心がけてくれています。話題も、好みのタイプやちょっぴりエッチな話題など、恋愛を意識したものが多くなります。
合コンとは?合コン・飲み会・街コン・コンパの違いは目的で分かれる?
出会いが目的なら合コン
合コンは、出会いを目的として集まるときに使われる名称です。合コンに誘われたなら、参加する男性も出会いを求めていると考えて間違いないでしょう。
合コンの流れとしては、自己紹介から乾杯、フリートーク、席替え、フリートーク・ゲームなど、連絡先交換などで、楽しんでお互いの距離が縮められるようになっています。
飲み会にはいろいろなパターンがある
飲み会という名目で集まったときにも、全く出会いの可能性がないわけではありませんが、ゲームなどで工夫して男女の距離を縮めるというよりは、とりあえずお酒を飲むという意味合いが強くなります。
そのため、メンバーによっては、出会いを求めているような話題を出すと嫌がられることもあります。もちろん、普通の飲み会でも「出会いがあったらいいなぁ」と感じて参加している人はいると思いますが、見分けるのはちょっと難しいかもしれません。
街コンは恋愛目的だけじゃない
街コンも男女の出会いを応援してくれるものがありますが、カップル成立を目指す以外に、友達づくりの意味が強いイベントもあります。
参加者募集の案内に「恋活」「婚活」「飲み友」「趣味友」などのコンセプトが紹介されているので、街コンに参加するときにはチェックしておきましょう。
街コンは街おこしの一環として行われるものも多く、一カ所で過ごすというよりは何件かのお店をはしごして、お店ごとに出会った相手と相席で会話するというスタイルになります。
イベントによっては謎解きなどの要素がある場合もあり、あまり固くならずに参加できます。
合コンじゃないコンパもある
合コン以外にも「コンパ」にはいろんな種類があります。大学でサークルに新しく参加した人を歓迎して行う「新人歓迎コンパ(新歓コンパ)」や、逆に卒業する先輩を送り出す「追い出しコンパ」などです。
社会人の場合には、コンパという言葉は使わず「歓迎会」や「送別会」という言い方をすることが多いですよね。単純に「コンパ」と言われたときには、仲間同士の集まりをイメージしたほうが良いでしょう。
【合コンとは】合コンに参加する方法
友人に声をかけてみる
合コンに参加したくても、初心者さんはどうやって参加すればいいのか悩んじゃいますよね。一番簡単なのは、彼氏や男友達がいる友人に声をかけてみることです。彼氏や男友達の友人にフリーの人がいれば、合コンを企画してもらえるでしょう。
友人なら自分の好みのタイプも伝えやすいので、希望の相手が合コンに参加する確率も上がりますよね。また、友人の紹介なら、全く知らない人と出会うより安心感もあります。
人脈を広げておく
合コンに参加したいと思うなら、普段から合コンに参加したり企画しそうな人との人脈を作ったりしておくと良いでしょう。
明るく挨拶をしたり、困っていそうなときに声を掛けたりと、あなたのことを話しやすい人と認識してもらえれば、合コンがあるときには気軽に声をかけてもらえる可能性が高まります。
世間話で「合コンがあったら行きたいんだけどね~」などと話してみても良いですね。職場の同僚や、習い事の仲間など、広く浅くの人間関係を作っておくと良いですよ。
自分で企画する
初心者には難しく感じてしまうかもしれませんが、自分で合コンを企画するという手もあります。自分で合コンを企画すると、女性側も、自分が気を遣わなくていい相手を選べますし、男性の幹事に、どんなメンバーを選んでもらいたいかお願いすることもできます。
一緒に合コンを企画してくれそうな男性がいれば、自分好みの合コンを企画してみてはいかがでしょう。
【合コンとは】合コン初心者が楽しむためのポイント
自己紹介は張り切り過ぎない
自己紹介は、相手に自分を知ってもらうための大切なポイントですが、張り切り過ぎてあれもこれもと付け加えるのは逆効果です。初対面でなんの感情もない相手から多くのことをアピールされても、なかなか頭の中に入ってこないもの。
自己紹介は乾杯前にすることも多いので、長いと乾杯が遅くなってしまいますよね。大切なのは、笑顔ではきはきと話すこと!内容は名前と一言メッセージくらいで大丈夫ですよ。
自分のことばかり話さない
好みの相手がいると、自分のことを知って欲しいからと、自分のことばかり話していると相手も聞き疲れてしまいます。一方的に話すのではなく、自分が話したら相手にも話題を振って相手の話も聞くようにしましょう。
また、相手が話しているときに、知っている話だからといって話の途中で割り込むのもNGです。相手が話しているときには聞き役になって、気持ちよく話をさせましょう。
服装で大切なのは清潔感
せっかくの合コンなら、おしゃれをして参加したいと思いますよね。でも、自分がおしゃれだと思う服装が周囲からも好感を持ってもらえるとは限りません。
合コンでは、まず好印象を持ってもらえるように、シンプルで清潔感のある服装を心がけましょう。露出が激しすぎたり、ジャラジャラと大きなアクセサリーを付けたりすると、派手な女性で付き合いづらいと思われてしまいますし、個性的すぎる服装も引かれる原因です。
他の女子とのバランスも考え、自分だけが目立ってしまう服装は避けましょう。悪目立ちしてしまうと、次の合コンに呼んでもらえない危険も出てきちゃいますよ。
お酒に飲まれないようにする
楽しい雰囲気だったり、周りの飲むペースが速かったりすると、ついつい自分のペースを忘れて飲み過ぎてしまう事ってありますよね。仲の良い友達同士の飲み会ならそれでもいいのですが、合コンでの飲み過ぎは避けましょう。
飲み過ぎてしまうと、周囲への気配りもできなくなってしまいますし、自分では意図しない相手と親密になってしまう危険性も!合コンでは、酔っていなくても、酔ったふりをして相手の本音をチェックするくらいの心構えでいた方がいいですね。
自然体を心がける
せっかくの出会いの場だからと、張り切って料理を取り分けたり、グラスが空いた人に声をかけたり、つい世話を焼いてしまっていませんか?
気を利かせているつもりでも、自分のペースで飲んだり食べたりしたい人にとっては、煩わしいと思われることもあります。また、その場で気の利く女性を演じてしまうと、その後も顔を合わせるたびに世話を焼くことになる可能性もあります。
周囲への気遣いも大切ですが、まずはリラックスして、自分が楽しむことを考えてみましょう。合コンで出会った相手と恋愛が始まるかもしれないと考えれば、自然体でいた方がいいですよ。
【合コンとは】合コンで盛り上がる会話の話題3つ
子どものときの話題
年代が同じなら、盛り上がるのが子ども時代の話です。今の環境では共通の話題がなくても、子どものころは同じようなテレビ番組を見ていたり、同じような遊びをしていたりすることも多いですよね。懐かしさもあり、次々話題が出てきますよ。
出身地や地元の話
自分の出身地や地元の話も、会話しやすい話題になります。同じ出身地の人がいれば地元ネタで盛り上がれますし、知らない場所の話を聞くのも世界が開けて意外に面白いものです。
地元の良いところだけではなく、ちょっと変わった習慣などの面白いネタを交えて話すといいですね。みんなで同じ文章を方言で読む、なんていうのも盛り上がりますよ。
心理テスト
なかなか会話が続かないときには、心理テストを取り入れてみるという手もあります。スマホのアプリやインターネットのサイトでも紹介されているので、事前に準備しなくても手軽にできます。
心理テストなら、質問に相手が答えることで会話のキャッチボールができます。心理テストの結果についても、いろいろ感想が出てきますから会話しやすくなりますよ。
【合コンとは】合コンには既婚者がいる場合もあるので注意
出会いの場だからと安心しすぎない
出会いを求めて参加する合コンですが、フリーの人ばかりが来るとは限りません。中には彼女がいることを隠していたり、既婚者が紛れ込んでいたりすることも!
特に、知り合いの知り合いを集めた……など、幹事とメンバーが直接の知り合いではない場合には注意が必要です。既婚者の方も、人数合わせのつもりで来ていてもお酒が入ると下心が顔を出し、積極的に誘ってくることもあります。
既婚者以外にも、恋人がいるけどなんとなく参加してみたという人もいるので、合コンだからといってその場で何でも判断せずに「出会うだけ」にとどめて、後日改めて連絡を取るようにしましょう。
飲んだその日に関係を深めるのは避ける
お酒が入ると、気持ちが大きくなってしまいそのまま深い関係に……というパターンもありますよね。でも、合コンで初めて知り合った人と深い関係になってしまうのは危険です!
出会ったその日に関係を迫る男性は、真剣な交際を希望している確率も低く、その場限りの関係を望む既婚者の可能性が高いです。盛り上がってしまうと、つい雰囲気に流されてしまいそうですが、強い意志を持って流されないようにしてくださいね。
合コンの後のリサーチを忘れずに
知り合った相手と付き合いたいと思ったときには、相手の話だけを聞くのではなく、幹事や他のメンバーとも連絡を取り、客観的にどんな人なのか確認してみましょう。
本人と周囲の人の話で印象が違う場合には要注意です。なにか隠していることがあるかもしれません。また、合コン後、本人となかなか連絡が取れないという場合には、既婚者や恋人がいるパターンを疑ったほうがいいですね。
まとめ
始めて合コンに参加するときは、ドキドキしちゃいますよね。でも、あまり難しく考えなくても大丈夫!自然体で過ごすことで、あなたの魅力は伝わりますよ。
逆に、気を使いすぎたり、張り切り過ぎたりするのはNGです。素のあなたを好きになってもらわなければ意味がありませんからね。
いきなり合コンをするはちょっと心配という場合には、街コンで知らない人と交流する雰囲気を味わってからという手もあります。目的に合わせて、イベントを使い分けてみてくださいね。