【守護霊】動物にも守護霊がいる?悪霊と善霊の違い、守護霊の特徴を紹介
2020.08.31
人間にはさまざまな霊がついていると言われており、少なくとも一人の人間に3体、多い場合には100体以上の守護霊がついている人もいるそうです。
動物霊や悪霊の存在を主張する方もいますが、基本的に守護霊は悪い方向へ人間を操ることはありません。しかし、日常の中で、そのサインに気づくことができなければ、守護霊の存在も意味を成しませんので、注意が必要です。
善霊と悪霊の違い
悪霊がついているために、人生がうまくいっていないという話を耳にしたことが、誰にでもあるのではないでしょうか?しかし、人間であれば誰しも、悪霊と善霊の両方が付いています。
実は、悪霊が付いているから人生がうまくいかないというわけではなく、悪霊のサインを受け取ってしまっているから人生をうまくいかない方向に操られてしまっているという理解が正しいと言われています。
悪霊
悪霊は成仏できていない霊や、現世に存在しながらも人への嫉妬などの強い思いが霊として、特定の人に付いた存在を指します。
基本的に欲にまみれてしまっているために、悪霊のサインを受け取ってしまうと、悪霊同様に欲にまみれた判断が多くなり、人生がうまくいかなくなると言われています。
また、悪霊からのサインには多くの人が気づきやすく、気を付けていないとそのサイン通りに行動してしまうとされています。
善霊
善霊は悪霊とは反対に、ある人の人生を良くするために存在していると言われています。一人の人間に何体か付いている守護霊の中でも、人生がうまくいくように導くためのサインを送り続けています。
ただし、そのサインについても悪霊と反対に、目を向ける習慣がない人は全く気付くことができません。そのため、人生がうまくいっていない人はそのままであり、そのサインに気づく習慣のある人は人生が上向いていくとされています。
守護霊は必ず、一人の人間に何体かついており、その人の人生をコントロールしているとされています。そして、悪霊と善霊が分けられ、さらに善霊の中でもその位によって、役割や人間との距離が異なると言われています。
その位や役割を理解することで、日常の中で起こる出来事や選択が異なってきますので、まずはその存在理由を理解しましょう。
守護霊の役割と4つの種類
守護霊は基本的に、人間が現世をよりよく暮らすことができるようにサインを送ってくれている、神的な存在を指します。
その守護霊の中にも位があり、私利私欲にまみれたままこの世を去った霊や、現存でありながらも霊として人に付く生霊など位の低い悪霊と呼ばれる守護霊も存在します。
そして、なかなか気づくことができないサインを送っているのは、無欲でこの世のために尽くし、亡くなった位の高い霊である善霊とされています。
守護霊
位の高い善霊の中で、役割としては、その名の通りその人を見守ることになります。およそ300年前~700年前に生きていた先祖の霊が、この役割を果たしていることが多いと言われており、数体の守護霊の中でも特に結ぶ付きの強い守護霊です。
そのため、一生の付き合いになることがほとんどで、代わることの多い守護霊の中でも、代表としてその人の生涯に付き添い続ける存在です。
支配霊
支配霊はその人の運命をコントロールする役割を担っています。守護霊と異なり、この世に存在したことのない霊であり、その人の生まれる時代や国や両親など、運命を決めるのは支配霊とされています。
日本では、龍神系、稲荷系、天狗系、弁天系の4つの種類の支配霊がいるとされており、火、風、水などの自然の中に存在します。この支配霊によって、その人の長所短所も決まると言われており、龍神がついている人は決断力があり、リーダーに向いているなどの分類が可能になります。
指導霊
守護霊や支配霊の指示で、その人に会った職業に導くのが指導霊と言われています。現在の仕事に就いたのも、たまたまではなくこの指導霊による導きであると考られ、その人にあった職業へ導く役割をになっています。
医師には医師の指導霊が付き、画家には画家の指導霊が付いてるという形で、現存中に就いていた職業の経験をその人にインスピレーションとして、伝えていると言われています。その時期によって、指導霊も代わるために、向いている職業に変化が訪れることも少なくありません。
補助霊
そして、一番身近で私たちのサポートをしてくれている守護霊が補助霊です。
補助霊は、おおよそ200年ほど前に現存していた先祖がこの役割を担うことが多く、地位も守護霊ほど高くないために、私たちを補助するために近くにいると言われています。そのため、その数も多く、入れ替わりも多い守護霊とされています。
守護霊は常に私たちの生活や行動に目を向け、必要な物事を提供し続けてくれている存在です。ただし、そのサインに気づくことができなければ、なかなか人生をうまく送ることも難しくなってしまいます。
そこで、ここからは守護霊とうまく付き合っていくために必要な考え方や、行動を具体的に紹介していきたいと思います。
動物が守護霊になることもある!?
動物と人との繋がり
かつての番犬やネズミ避けの猫のように、なにかの役割を担うために動物が飼われていた頃とは異なり、今やペットは家族の一員として大切な存在です。
長年家族同然に連れ添った愛ペットたちが亡くなった後も、いつも側で見守ってくれている、そう信じている人も多いでしょう。
それほど動物と人との繋がりは密になっており、強い絆で結ばれていることは確かであり、言葉を交わすことはなくても、お互いに心で通じ合っているのです。
基本的に動物が守護霊になることはない
ペットたちが死んだ後も守護霊となってご主人を見守っている、それは映画やアニメにも描かれる世界観です。飼い主の方も、亡くなった後も主人を想って側にいるペット像を追い求めるでしょう。
ですが、基本的に動物が守護霊になることはないと言われています。その理由としては、守護霊とは守る対象よりも霊格が高い存在であり、その人の魂を導いたりサポートできたりする能力がなければならないためです。
動物霊の存在
動物が亡くなった後、動物霊となって現世に存在することがあります。
動物霊は、亡くなった動物の魂が霊魂となってさまよっている状態で、死んだことを理解できていなかったり、思い残したことや悲しみ、苦しみがあったりするために成仏できずにいます。
動物霊になりやすいのは、ペットとして飼われている犬や猫に多く、ほかにもキツネやヘビなど、悪さをするものもいます。
さきほど動物は守護霊にならないと書きましたが、実は、霊性が高く可愛がられた動物は、飼い主への愛情から守護霊に変化するケースもあるとされています。
動物別にみる守護霊の性格・特徴
鳥
鳥の守護霊は、落ち着きがなく、フットワークが軽いという特徴があります。
同じ作業をコツコツとすること、束縛されることが苦手で、クリエイティブな作業に向いています。プライベートを大切にする性格で、おしゃべりも大好きです。
犬
犬の守護霊はとても忠実で、憑いている人に対して愛情深く、親切に接します。親切で誠実、思いやりがある一方で、遊び心もちゃんと持ち合わせているという性格です。
飽きっぽい面もありますが、人懐こくて愛嬌があり人気者です。「守る!」と決めた相手にはとにかく忠実です。
猫
猫の守護霊はマイペースで、ひっそりと隠れて自由に行動し、高い所にいるのが好きな性格です。
クールな反面、大切に思うものを守るために戦ったり、恐れずに立ち向かったりする勇猛さがあります。自分のためではなく、大切な人、側にいる人を喜ばそうと努力します。
キツネ
キツネの守護霊は、どこにいても適応できる順応性があり、どんな環境でもすぐに馴染むことができます。
用心深く慎重な性格ですが、強くしなやかさがあります。整理整頓されている状態を好み、きちんとしています。狡猾な面もありますので、人にちょっかいを出すことも。
ヘビ
ヘビの守護霊は直感的で、思考よりもなにかを感じ取って行動するという特徴があります。謎めいてミステリアスな雰囲気があり、神秘的な空気感があります。
忠実な性格ではありますが、その実内面は誰にも見せることはありません。ネガティブなエネルギーを発する人に、引き寄せられることがあります。
どのように守護霊へと変わるのか
動物霊が守護の力に目覚めたとき
ペットとして飼われていた犬や猫、鳥などが動物霊となり、その動物霊がさらに守護の力に目覚めたとき、守護霊となって人間を守ろうとするケースが多いとされています。
特に犬は忠誠心が強く、飼い主も亡くなり輪廻転生して新しく生まれ変わった後も、同じように守護霊として守り続けることがあります。
未浄化霊になることも
なお、亡くなった動物たちがすべて動物霊になるわけではなく、中には事故死や虐待を理由に亡くなった場合、未浄化霊となってしまうことがあります。ネガティブな感情に引き寄せられ、取り憑いてしまうこともあるため注意しましょう。
特に、屠殺されて亡くなった動物などは食物として人の体内に入って憑依すると言います。人びとは、なにかの命をもらって生かされていることを自覚し、感謝を忘れないことが大切です。
動物霊の憑依に注意
動物霊に憑依されてしまうと、性格が変わってしまうこともあるため要注意です。
例えばキツネの動物霊にとりつかれた場合、お金に執着したり、金儲けに走ってしまったりすることがあります。ヘビの動物霊の場合は、粘着質になったり、執念深い性格になったりすることも。
守護霊がよくいる場所はどこ?
本人の周りをふわふわしている
「守護霊は後ろにいる」というイメージがありますが、実際に見えるわけではありません。また1体だけではなく複数体憑いており、多い人には100体も憑いていることがあります。
守護する対象を中心として、球体のようにその周りをふわふわと浮いているような状態となります。その中に指導霊がいたり、他の守護霊もいたりするというわけです。
肩周りに憑いている
守護霊の多くはご先祖様や、あなたがかつて前世で助けた存在など、結びつきが強い相手になります。
そうした守護霊は、あなたの肩周りに憑いていることが多いようです。もちろんベッタリというわけではなく、ときには離れて待機していたり、感謝した瞬間にふらりと戻ってきてくれたりします。
守護霊とうまく付き合うために
守護霊は常に私たちにサインを送っていますが、そのサインをうまく受け取ることができているかどうかで、人生は大きく変化してしまいます。
しかし、知識がなければ、なかなかそのサインに目を向けるというのも難しく、せっかく守護霊が送ってくれているサインを見落としてしまうということもしばしばあります。サインをうまく受け取り、人生を好転させるために活用していきましょう。
なんとなく気になることに目を向ける
仕事や娯楽などで忙しくしていたとしても、なんとなく気になる情報や出来事には目を向けるように心がけてみましょう。仮に本屋に立ち寄り、手に取った本も、実は偶然手に取ったように思われがちですが、何万冊とあるうちの一つの本です。
その本が気になるように、守護霊からサインが送られているため、その本を手に取ったという行動をしたと考えられます。そして、気になるものをとりあえずチェックしている人は、人生も上向きになりやすいと言われています。
夢の内容を思い返してみる
睡眠時に見る夢を覚えていることはなかなかありませんが、たまにその内容を鮮明に覚えていたり、インパクトのある夢だったりした場合には、守護霊からのメッセージであることが多いと言われています。
仕事に関することでその後のヒントになったり、夢に出てきた場所を訪れた時に思いもよらない良い出会いがあったりと、たまたま夢を覚えていたというわけではない場合が多いようです。
ただし、正夢などのように直接的な答えを与えていることは少なく、断片的なヒントであることも多いようですので、その意味合いについては考えてみる必要がありそうです。
物理的なメッセージ
落ちるはずがない物が落ちたり、お金を拾ったりという形で、メッセージが送られてくることもあります。
また、思い入れがあり、長年使い続けてきた物が壊れ、ショックを受けるなど精神的な苦痛を覚えることもしばしばありますが、これもサインと考えられます。思い入れのある物が壊れた場合には、新たな出会いを与えるために必要な出来事と考えることができます。
反対に、お金を拾うなどの何かを手に入れるような出来事がある場合には、何かを失う前触れであることが多いため、注意したほうが良さそうです。また、そのタイミングでは理解できないことでも、後々になって事実と結びつくこともあります。
周りから伝えられる
知人や友人と話している時に頻繁に出てきたり、テレビなどで良く目にしたりするような事柄は、守護霊があなたに何を伝えようとしているサインかもしれません。また、本や仕事の中で、文書として頻繁に目にする文言があれば、それも気にしておいたほうが良いでしょう。
例えば、経済に関する話を頻繁に聞いたり、目にしていたりする場合には、もしかするとあなたが経済について学習する良い機会になるかもしれません。
守護霊は人生をより良く過ごすために、人間の生活を見守ってくれています。しかし、そのサインは、楽をするために存在しているわけではなく、実りのある人生を送らせるために存在しているという点に注意が必要です。
そのため、一見すると、辛く、険しく見える出来事が起こることもあります。しかし、その出来事を乗り越えた後に、その経験があったからこそ気が付けたことという実りに、守護霊は導いてくれています。
守護霊によって作られる幸せな人生
実は守護霊のサインに気付き、その通りに行動する場合には、試練や苦難が伴うことが少なくありません。
例えば、仕事でやりたくないことをやらされたり、誰が見ても辛い仕事を上司に頼まれたりするなど、精神的に苦痛を伴うことが起こることもあります。
しかし、その試練を乗り越えることこそ、守護霊が作り上げる幸せな人生です。守護霊は、人生が実りのあるものになるようにコーディネートする役割も担っています。
常に守られている
さまざまな試練や苦境があったとしても、守護霊はその人生を見放すことはないとされています。守護霊は、人生のコーディネートなどの役割も担っていますが、付いた人間を守ることが一番の仕事であるために、乗り越えられない壁を用意することはありません。
守護霊のサインを意識しながら行動することで、命が守られているために、今という時も生きることができています。当たり前となっているために、なかなか気付くことができませんが、事故に合わずに一日を終えられることも、守護霊が守ってくれているおかげなんです。
インスピレーションを与える
仕事がうまくいっている人は守護霊からの、指導をうまく受けて入れているという共通点があります。反対になかなかうまくいかないという人でも、次の手段を講じるにあたって、守護霊がさまざまな出来事を通じて、ヒントを与えていると言われています。
そのために、仕事の中で閃く新しいアイデアや、困難を乗り越える方法というのも、守護霊から与えられているサインであるということになかなか気付くことができません。しかし、しっかりと人間をサポートするための、守護霊の役割の一つです。
このように守護霊は、人間が安全に生活する上で、その命を守るためにしっかりと役割を果たしてくれています。さらに、仕事をする上でも、さまざまなヒント与えてくれています。
しかし、このヒントの量やサポート手厚さについては、その人の行いによってしまうために、誰しも同じというわけではないと言われています。ぜひ、その恩恵を多く受けることができるように、日常の行動を意識しましょう。
感謝すること
せっかく守護霊が命の安全を守り、さまざまなヒントを与えてくれているのですから、日常に感謝するようにしましょう。また、自分の境遇や置かれた環境にも、成長するために必要な要素がたくさん含まれています。
周囲が気持ちが良くないという点でも控えるべきですが、守護霊が与えた指導に文句をつけてしまうという観点からも、愚痴ばかり吐くのは控えるべきです。反対に、どんな状況でも感謝できる人間には、守護霊もそれなりのサポートをしてくれるのかもしれません。
お墓参りをする
そして、守護霊は直接的にその存在を知らずとも、自分の祖先であることがほとんどです。そのため、自分の知っている範囲でも、お墓参りをし、自分が生きていることに感謝をすべきと言われています。
当たり前に暮らせていることを、心の中で感謝するだけでなく、行動として感謝を伝えるためにはお墓参りがおすすめです。
神社を参拝する
月に一度は、神社に足を運ぶようにしましょう。守護霊の中には、自然に帰属している存在もいますので、その感謝を伝えるための行動が必要になります。
近所の神社でも、そのエリアを守っている神様が祭られていますので、日常の感謝を伝えることで、よりサポートしてもらいやすい生活を送れるかもしれません。
まとめ
日常の生活を当たり前に送っていますが、守護霊により守られ、サポートされています。その感謝を常に心にとどめることで、謙虚な心持を保つことができそうです。
そして、謙虚さこそが、周りの人々に助けてもらうために、最も重要なことになりますので、日頃の感謝を守護霊に伝える習慣をもつことも、人生を豊かにするためには大切と言えそうです。