この記事は2017年3月8日の記事を再編集したものです。

気になる人ができたけど、まだ話したことがない人。最初に何て話しかけるのか悩みますよね。第一印象ってその人のイメージを決める大切な要素だと思うんです。

気になる人とのはじめての会話をする時に、何と話しかけるか。決め兼ねている人の参考になれば幸いです。

気になる人に話しかけるコツ

１．話しかける必要性を作る

それまで話した事が無い人から、とつぜん世間話などされたと想像してみてください。きっと、誰もが「いったいなにごと！？」と引いてしまいますよね。まず話しかけるためには、その必要性がなければ相手に警戒心を与えてしまいます。

そんな事を言っても、まだ彼と親しいわけではないし、そうそう話しかける用事など見つけられないという人のために、そんな時に使える話しかける理由には「○○課に行きたいんですが、どちらに行ったら良いのか教えてください。」などの質問が良いでしょう。

問いかけはほとんどの人が答えてくれようとしますので、はじめてでも簡単に言葉をかわす事が出来るでしょう。道を聞いたりすると、もしかしたらそこまで案内してくれるかも知れません。そんな事になったらすごく嬉しいですよね！

気になる人に限らず、はじめて人に話しかける時はその必要性を探して、相手の警戒心を取り払いましょう。

２．声は大きすぎず　小さすぎず

人は耳障りの良い音の大きさというのがあります。大きな声で話しかけるのは、子どもなら元気な子だと思われるかも知れませんが、大人が他人がたくさんいる中で大声というのは、一緒にいる人に恥ずかしい思いをさせてしまいかねません。

何より話しかける相手が驚いてしまう事もあります。逆に小さすぎる声は、何を言っているのかわかりにくくて、人によってはイライラとしてしまうこともあります。

気になる人からは出来るだけ自分の印象を良くしたいでしょう。しゃべる時の声の大きさも気にして、大きすぎず、小さすぎず、何を言っているのかハッキリわかるよう滑舌を気にして話しかけましょう。

３．身振り手振りは必要　でもあまりオーバーアクションは逆効果？

話をする時に、状況説明に身振り手振りを加えた話をすると、言っている事がわかりやすくなります。話の間に適度に身振り手振りを入れることは悪い事ではありません。

外人のようなオーバーアクションで話す人も時々いますね。もし、あなたがそんなオーバーアクションをしている自覚があるなら、彼と初めて話をする時だけは少し控えた方が良いでしょう。

アクションに気を取られて話が頭に入ってこない事もあるかも知れません。何より、彼の中のあなたの印象が「大げさな動きをする人」なんて事になったらちょっと嫌ですからね。

４．挨拶やお礼などは話しかけやすい

「おはようございます」「お疲れさまです」「先日はありがとうございました」など、毎日の挨拶やお礼は話しかけやすい言葉です。しかし、一昔前なら知らない人にでも挨拶はするものと教わりましたが、最近は知らない人から話しかけられたら逃げろと教える親も多いのだとか。

そういう世の中だから仕方ないとは言え、世知辛い世の中になったものです。という話はさておいて、そのように幼い頃からしつけられて来た人は、今まで話した事の無い人から、挨拶されただけで怪訝な顔をする人がいますので嫌そうな顔をされたら繰り返し挨拶はしないでおいた方が良いでしょう。

別の話しかけるチャンスを探しましょう！

５．あがらないために

話しかける時に緊張しすぎて頭が真っ白になってしまう人もいるでしょう。気になっている人と初めて話すのなら、特にドキドキしてしまいますよね。

きちんと話をするためには、「話しかけよう」と意識しないようにしましょう。「話せたらラッキー♡」「話しかけられなかったら明日があるさ」という気持ちでいると、話しかける前から緊張してあがっている状態にはなりません。

がんばって話かける必要は無いのです。勇気を出す必要もありませんし。無理に話しかけても会話も続かないでしょう。あがり症の人は、そんなふうに自分に無理をするなと言い聞かせ、落ち着いて話しかけられる時を待つのもひとつの方法です。

６．相手にも緊張させないような話をしましょう～オープンクエスチョンのススメ～

Ｑ．○○ですか？

Ａ．はい　or　いいえ

このように質問に対して「はい」か「いいえ」で答えられる質問をオープンクエスチョンと言います。このような質問の仕方をすると、相手が戸惑わずスラッと答える事が出来るので、初めて話をする人には良い質問方法と言われています。

あなたが緊張するように、話しかけられた相手も初めて話す相手なら緊張するでしょう。あなたの事を「話しやすい相手」と思ってもらうためには、相手の緊張しないような話題を選ぶのが良いのです。

出来れば、相手が楽しくなるような話題をひとつふたつ用意しておくと良いですね。どんな話題が良いのか次の項目で見ていきまょう。

相手も楽しくなる話題選び

７．趣味の話は話しやすい

ベタな方法になってしまいますが、相手の趣味を調べ、その話題からはじめると相手も緊張せず話しやすくなります。こちらから話しかける時にも「○○さんて☓☓が好きだって聞いたんですけど」というきっかけにもなります。

自分も興味を持っている(たとえ、それが嘘でも今日から気になる人の趣味を勉強するつもりで)ことを伝えれば、彼もあなたに自分の好きな事を教えてあげようと積極的に話をしてくれるようになるのではないでしょうか。

いくら趣味とは言え、まったく知らない人から言われたら「なんで知ってるの？」と逆に警戒心を抱かせてしまうので、顔は知っているけどまだ話したことはないという程度の知り合いになってから使いましょう。

８．相手が今気にしている事

例えば、繁忙期であれば相手は「今仕事が忙しい」という事が悩みかも知れませんし、「暇になったら遊びに行きたいなー」と思っているかも知れません。

このように相手の状況がわかればだいたいどのような事を考えているのか察する事が出来ます。「最近忙しいですよね」と話しかけると相手から共感を得られやすいです。

相手「本当にね、早くゆっくりしたいよ」

あなた「時間が出来たら何かしたい事ってあるんですか？」

などとお互いの共通する話題(仕事が忙しいということ)から、相手への質問などへ話題をシフトしてする事も簡単に出来ます。仕事が忙しいというのは暗い話題ですから、あまり引っ張らずに、明るい話題(楽しい事を考える)へ早めに切り替える事もお忘れなく。

９．会話のお手本を探す

相手を楽しくする会話術って難しいですよね。そんな時は、普段、気になる人は友だちとどのような話しをしているのか気にしてみましょう。盗み聞きになってしまいますが、ちょっとだけだから許してもらいましょう。

どんな話題が彼のテンションを上げるのか。どのような話しをしている時の彼が楽しそうにしているのかを知るためです。相手の事をよく知らないうちは、話しかけたい人の友だちをお手本にするのが良いでしょう。

どうしても話しかけられない時は・・・

１０．立ち位置を工夫してみる

相手に話しかけようとする時、どうしても相手の正面に居ようとしていませんか？それでなくても話しかけたいと思うプレッシャーがあるのに、気になる人が目の前にいたら更にドキドキして話しかけにくくなってしまいます。

よく映画やドラマなどで、突然話しかける場面で見かけますが、横並びになっている状態で話しかけることにはいくつかのメリットがあります。急に話しかけられた相手が驚いて、話しかけた人を見る。前を向いて話していた人(あなた)は、話し終わってチラッと目線を隣の彼に向けてニコッと笑う。

相手に対して、かなり印象深い初めての会話になるでしょう。正面だと緊張してしまう人は、相手の横から話しかけるとうまく話せる事もあるのです。

１１．１対１にこだわらない

一番相手に警戒心を与えずに自然に話しかけられるのは、他に相手が安心できる知り合いがいるグループでの会話です。最初は2人で話す事にこだわらずに、大勢の中で話しかけるチャンスを見つけてみましょう。

大勢で話す時に、楽しい会話に割って入るようにしてしまうと「なんだこいつ」と思われてしまうので、タイミングには気をつけると良いでしょう。

１２．相手の周りから攻めていく

グループで話しをするメリットは、それだけではありません。気になる人と仲の良い人と先に話しをして見せる事で「この人は知り合いと仲が良いみたいだから、悪い人ではなさそうだ」というイメージを与える事も出来ます。

気になる人に話しかける前に、もっと話しやすい彼の周りの人から話しをしていくと、あなたも、相手の人にとってもスムーズに会話をする事が出来るようになるでしょう。

１３．失敗する事を恐れない

まだ話したことの無い人に、自分から話しかけられない人は、ある意味「無視されたらどうしよう」というプライドが高い人です。失敗してもいいじゃないか、話しかけなければ何も始まらないんだから！という前向きな気持ちを持つようにしましょう。

自分のプライドと、話しかけたいという欲求を叶える事、どちらが大切か考えてみるのです。人はたいていは「話しかけたもらうと嬉しい」ものです。一瞬怪訝な顔をするかも知れませんが、それは驚いているだけなのか知れません。

本当に嫌そうならば、何度も話しかけずに、そこで黙れば良いだけです。もし相手が、警戒しているだけであれば、あなたがすでに話しかけた事で、向こうから話しかけやすくなっているのです。

失敗したと思っていた初めての話しかけも、そのための布石を敷いたと思っておけば良いのです。

まとめ

はじめて話しかける時は緊張してしまうのは仕方ありません。話したいと思って意識すると、更にドキドキしてしまうので、まずは気軽に話しかけられるタイミングを探しましょう。

会話の内容は、彼の興味を引くもの、彼が楽しくなる話題、誰でも答えられる質問など、ポジティブな物を選んでください。今は緊張してしまって無理でも、きっとそのうち話しかけるチャンスは訪れます。無理をせず、諦めずに、あなたらしくアプローチしてみてくださいね！