付き合う前のデートって本当に楽しいですよね！友達以上恋人未満の絶妙な関係性が、二人の間のときめきを加速させます。ですが付き合う前だからこそ彼を幻滅させずに、着実にポイントを稼いでいきたいものです。

今回は付き合う前のデートの中でも、二人で居酒屋に行った時のテクニックをご紹介します！

飲み物や料理の選び方

 彼の苦手なものを自分から聞いておこう

居酒屋デートをよりスマートに楽しむためには、注文前に彼の苦手なものをあなたから聞いておくことがポイント。好き嫌いって自分からは言いづらいのですが、相手が頼んだ時にも「それ苦手…」とは言えないものです。

ですが人から聞かれれば「実はこれが苦手で」と答えやすくなります。こうした小さな先回りの親切が、彼にとっての過ごしやすさにも直結してくるでしょう。彼のことをまた新しく知るきっかけにもなり、話題も広がり一石二鳥です。

 「私も同じのにする」が強い！

最初の一杯目の印象はとても大切！焼酎やウイスキーのように男ウケが悪いものでなければ基本的には何でもいいのですが、男性がちょっといい気持ちになってくれるのは「私も同じもの」。人間は相手との共通点の多さて親しみを感じやすいです。

もちろんあなたがアルコールが苦手であれば決して無理をする必要はありませんが、可能な限り一杯目は彼と同じものを注文しましょう！そしてその飲み終わりは「彼より早くなければＯＫ」。

彼のドリンクより強いお酒は頼まない

もちろん彼がお酒が大好きなタイプであれば、一緒にワイワイ楽しんで色々飲める女性は魅力的でしょう。ですがそれ以外の多くの男性は、付き合う前の女性が自分より酒豪と分かると辟易してしまうことがほとんどです。

まだ彼との距離感が縮まりきっていない現状で、彼よりも強いお酒を頼んでしまうのは悪手。例えあなたがザルであっても！無理にかわいいカクテルを頼む必要も正直言ってありませんので、彼のペースとプライドを尊重した飲み方をしてあげてくださいね。

いかにも「かわいいカクテル」は場面を選んで

さてそんな「かわいいカクテル」ですが、実際デートでカシオレだのカルアミルクだのならまだしも、かわいすぎるカクテルばっかり頼まれるとさすがに相手に疑われるでしょう（もちろん本当にそれが飲みたいのなら問題ありませんよ！）。

決してカクテル自体がＮＧではありません！むしろ最初から最後までカクテルでも何の問題でもありません。ですが中にはありますよね。「いかにも女の子が頼みそうな、かわいすぎるカクテル」が。ポッキーが刺さっていたり、ハートの札が刺さっていたり。

そのような明らかにブリブリしているカクテルは、頼んでも１～２杯にしておくべき。むしろ１杯程度であれば好印象の可能性も高いです。それ以外は、よくある普通のカクテルで留めておきましょう！

男性の好きそうなメニューを誘う

彼も「本来自分が好きなメニュー」と「デートだから頼みづらいメニュー」があるかもしれません。枝豆やモロキュウやイカ焼きなどの「男性が好きそうな渋めのメニュー」を我慢してくれている可能性があるので、こちらから「これ頼む？」「これ好き？」など聞いて誘ってあげましょう。

それで断れても何の問題もありませんし、逆に「好きなの？」と聞かれても「○○君が好きそうだと思って」と答えれば話も広がり優しさアピールにも。もしもビンゴなら感激してくれますよ！

男が思わずドキッとするしぐさ

 グラスの口紅を拭う

楽しみにしていた彼とのデートです、リップメイクも含めてお化粧はばっちり決めていきたい！ですが居酒屋デートで思わぬ弊害になるのが口紅やグロス。ドリンクを飲む度に汚れが付いてしまうのはあまり印象がよくありません。

ですがそれをチャンスに変えちゃいましょう！口を付ける度にサッと親指で自然と口紅を落とすことができれば完璧。男女は「お互いに無い仕草」にドキッとする傾向にあるので、女性ならではのその仕草はきっと彼の心に刺さるはず。

 食べ方がキレイな女性はやっぱり好印象

人からの印象って不思議なもので、良いものはあまり気付かなくても悪いものってすぐに気になってしまうんですよね。所謂「クチャラー」や迷い箸など、基本的なマナーの欠如はもちろん悪印象。恋心もサーッと冷めてしまうかも。

だからこそ普段は気付きにくい好印象な姿を残しましょう！食べ物をいただく時は口元を隠したり、背筋を伸ばしたまま箸を進めたり。ナイフを使うフードにこそ育ちが反映されますね！彼の分も音を出さずにキレイに切ってあげられたら完璧です。

取り分け前には一声かけて

居酒屋デートのテク！と言えば思わず何も言わずにやってしまいたくなる「取り分け」。もちろん基本的には正解ですが、中には彼の苦手な食材もあったり「好きなタイミングと量で食べたい」と思われてしまうこともあるでしょう。

なので取り分ける前にトングなどを持ちながら「取り分けようか？」「分けちゃって平気？」と一言かけるのが本当の女子力！そして言葉にすることで尚そのホスピタリティーが彼の記憶にも残ります。「ありがとう」と彼自身も言葉にできるのも強いですね。

お皿やお箸を彼に渡す

こちらは席に付いた際の基本事項の一つとなりますが、彼がメニューを選んでいる間にでも彼の分のお皿やお箸などを代わりに置いておいてあげましょうね。これは事前の質問は無しでＯＫ。彼が上着を脱いだらおしぼりも開けて渡してあげてよいでしょう。

段々とラフになっていく過程

居酒屋マジックの最大の恩恵はアルコール！もちろんベロベロに本気で酔っ払ってしまうのは論外ですよ。ですが、多少大胆になるくらいのホロ酔いはやっぱり大人デートの醍醐味です…！もはや演技でもいいのです、ドキドキした時間が演出できるのならば。

そして男性がときめくのは、そうしてホロ酔いになっていく過程そのもの。最初はちょっと緊張していた女性に段々と笑顔が増えていき、今まで見たことがないような表情が見えて、髪を耳にかき上げたり足を組み直したりとルーズな色気が出てきて…。

その適度なルーズさはラフな印象を与え、あなたの心の扉が開いていく様子をそのまま表します。この「過程」を本当に大切にしてほしいです！お酒の力を借りて少しずつ心身の距離感が近づいていく様は、たまりません。

終わり際に気を付けるポイント

 ワリカン？奢り？空気の読み合い！

居酒屋デートの最後にして最大の関門がお会計の時の立ち回りですね！男性も女性もちょっぴり緊張感の走る一瞬です。こればかりは相手と自分の関係性や年齢差、収入差によっても回答が大きく変わってきます。

相手が自分と同じくらいの年齢や収入予想だった場合は、基本的には「ワリカンのつもり」というスタンスで過ごすのが無難でしょう。彼がお会計札を持っていれば「いくら？」と聞き、お会計が明確であれば自分から財布を開いてワリカンの金額を出す、のが一旦正解ですね。

何しろまだ二人は付き合ってないのですから。フェア感をと男性の見栄、どちらを尊重するか正解が見えない状態であれば、間違いの無い方を選ぶのが安心です。男性が「○円でいいよ」と言ってくれたのであれば、一度遠慮してから甘んじて受け入れましょう。

 テーブルチェックのお店の場合

お会計がテーブルチェックの場合、お会計をお願いしてから一旦お手洗いに行くのが暗黙の女性のマナー。どちらにしてもメイク直しの絶好のタイミングですので、トイレ自体に行きたいわけでなくても席を立つのがおすすめです。

そしてキレイになって戻ってきた時には時間がしばらく経っていますので、もしも相手が奢ってくれる気でしたら既にお会計は済んでいます。そうでない場合は未清算ですので上記の方法を使って。実に分かりやすいですね。

 レジチェックのお店の場合

テーブルチェックよりレジチェックの方が空気読みテクニックが必要になります！咄嗟の判断で「いくら出すか？奢られるべきか？」を選ばなくてはなりません。ですがこちらでも基本はワリカン体制でＯＫ…なのですが、相手が年上だったりするならば一旦奢られるのが吉！

「お店の外で待ってるね」と出て、一旦はその場で男性に奢ってもらいましょう。そして男性が外に出てきた時にすかさず財布を出して「いくらだった？半分出すよ！」。

これにより男性は「女性に奢る」という面目が保たれ、なおかつお財布のダメージも傷みわけできるという最高のお膳立てとなるわけです。思わず「いいよ、奢りで」と言いたくなるかもしれません（笑）。

奢りの後の対応で育ちがバレる

実際に奢ってもらったとしてら、その後のあなたの言動や態度で印象が天にも地にもひっくり返ります！「ありがとう！ごちそうさまでした」とお礼＋アルファで伝えるのが正解。ありがとうだけではちょっと寂しいです。

ごちそうさまでしたの後に軽いお辞儀をするのもアリですよ。そして何より笑顔が大事！嬉しそうにありがとう！と言ってくれたからには、あぁ奢って良かったなと男性も思ってくれるというものです。

まだ時間に余裕があるのなら「二軒目は私が出すよ」と彼を誘うのもよいでしょう。どちらにしても「奢られるのが当たり前」という高飛車な印象を与えないことが最優先事項です！

まとめ

いかがでしたか？付き合う前の居酒屋デートでのポイント・注意点をご紹介しました！確かに彼のためのモテテクも大切ですが、いざめでたく付き合い始めるようになった後に豹変してしまっては意味無し！

普段の自分とのギャップが大きくなり過ぎないように気を付けましょう。

また意外と「無理してやっていること」はバレやすかったりしますので、ご紹介したテクを全て完璧に守ろうというわけでもありません。参考にしていただきながら、あなたの性格との兼ね合いと相談しながら自然にやれることだけ意識していきましょう☆