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【花言葉】ユリの意味を色別・本数ごとにご紹介!怖い由来があるのは本当?

とても美しいユリの花。ユリの花を贈り物にしたい・観賞用として部屋に飾りたいと考えている人の中には、ユリの花の花言葉について知りたい人もいるのではないでしょうか。花には花言葉があり、その花の姿や特徴で花言葉の意味が変わってきます。

ユリの花の花言葉には、一体どんなものがあるのでしょうか。基本的な花言葉や、色・本数別に見る花言葉について確認してみましょう。

また、ユリの花のことわざや名言についてもお伝えしますので、こちらも是非チェックしてみてください。

【花言葉】ユリ(百合)ってどんな花?品種や基本の豆知識

ピンクのユリの花

ユリの花の特徴

ユリの花は香りが強く、大きな花を咲かせるのが特徴です。花に見えている部分は、外側の3枚は外花被と呼ばれる「がく」で、その内側の3枚が「花びら」です。

ユリの花が咲く時期は5月~8月。球根植物であるユリは、和名では「百合」といい、ユリの原産地は北半球です。100種類を超す数の自生種があり、野生に生息しているユリをはじめ、園芸用などたくさんの種類があります。

ユリの花の品種

多くの種類があるユリですが、これを大きく分類すると4つに分けることができます。まず一つ目はヤマユリ亜属。大きな花が咲くことが特徴で香りも強く、花びらが反り返っているという特徴があります。

続いてはテッポウユリ亜属です。横向に咲を咲かせることが多く、筒状の花の形をしています。沖縄・屋久島にたくさん分布しています。

カノコユリ亜属のユリは、花が下向き、もしくは斜め下向きに咲くのが特徴です。花弁が球状に曲がって咲くのが印象的です。スカシユリ亜属に属するユリは、花びらの下の部分が透けて見えることからこの名前がつけられ、上向きに花が咲くのが特徴的です。

数多くあるユリの種類ですが、この4つの亜属に分類されることが多いです。花の咲く向きなど、亜属によってそれぞれ特徴があります。

ユリの花の基本情報

ユリの花は、ユリ科・ユリ族に属する花で、和名を「百合」と言います。英名は「Lily」です。「ユリ」という名前がついたのは、花が風に吹かれてゆらゆらと揺れている様子からで、「揺すり」→「揺り」→「ユリ」というように、呼び方が変わっていきました。

茎は細いのですが、大きくてきれいな花をつけ、ユリの花の品種によっては食用のものもあります。

和名で「百合」という漢字になったのはユリの根を一枚ずつ剥くことができるからで、剥いた枚数が100枚ほどの数になるであろうということから、漢字で「百合」と書くようになりました。

【花言葉】ユリの花言葉の意味を色別に紹介!怖い意味を持つ?

黄色いユリの花

白のユリ

「純潔」・「純粋」・「威厳」が花言葉です。聖母マリアに捧げたユリも白ユリで、そのことからこうした花言葉のイメージになりました。英語ではマドンナリリーと呼ばれ、純潔を象徴する花です。

ピンクのユリ

「虚栄心」・「思わせぶり」・「上品」です。この花言葉の由来は、イエス・キリストが処刑されるときに生まれました。

ほかの花たちはキリストの処刑を見ることができずに下を向いていたのに、ユリは下を向かずにイエス・キリストを見ていました。この時、キリストに見つめられているのではないかという勘違いを恥じたことで、頬をピンクに染めたという説でこの花言葉になりました。

オレンジ・橙色のユリ

「華麗」・「愉快」・「軽率」という花言葉のオレンジ・橙色のユリ。オレンジ色の華やかな見た目から、「華麗」・「愉快」の花言葉になりました。

また、愉快なさまを違った角度から見ることで、「軽率」として見られることもあるため、「軽率」の花言葉を持つようにもなりました。

赤色のユリ

赤いユリの花は、ピンクのユリの花と同じ「虚栄心」の花言葉になります。白いユリの花よりも目立って赤い色になったという花言葉の由来があります。

他にも、ピンクのユリの花と同様、キリストが処刑されるときに見つめられたという思い上がりで、顔を赤く染めたという由来もあります。

黄色のユリ

黄色の持つ陽気な印象から「陽気」という花言葉を、陽気さが無理をしているように見えることから「偽り」の花言葉を持っています。反対の印象を持つ花言葉の黄色いユリは「嘘」を連想させてしまう花言葉になっています。

黒のユリ

恋が叶うというおまじないから、「愛」・「呪い」という少し怖い印象の花言葉を持つ黒いユリ。アイヌ民族のおまじないから、この花言葉になりました。

また、その人を愛しすぎた故に、その愛情が復讐心へと変わるという、「復讐」という花言葉もあります。

【花言葉】ユリの花言葉の由来や理由を解説

白いユリの花

ユリの花の花言葉・ユリの花全般の花言葉の意味

ユリの花全般を指す花言葉は、「純粋」・「純潔」・「無垢」・「威厳」です。ユリの花は、花の色によってその花言葉が違いますが、ユリの花全般を指す花言葉はこれらの花言葉になります。

花言葉を見てみると「純粋」「純潔」というような清らかなイメージを持つものが多いですが、この由来は聖母マリアに白いユリの花を捧げたことからきています。また、堂々と咲く花のイメージや印象から、「威厳」という花言葉を持っています。

ユリには怖い花言葉もある

ユリには少し怖い花言葉もあります。その花言葉というのは、「死」や「嫉妬」という花言葉です。この花言葉の由来はギリシャ神話にあります。

ユリの花言葉である「嫉妬」は、ギリシャ神話の女神であるアフロディーテがユリの美しさに嫉妬し、男性器に似たおしべをつけたことが由来です。美しい女神でも、ユリの花の美しさに嫉妬をすることがあったのでしょう。

花言葉は美しいものばかりではありません。嫉妬や嘘など、人間の心の裏の部分と通じるような怖い花言葉もあるのです。

ユリの花はキリスト教と深い関わりがある

ユリの花は、キリスト教と深い関りを持っている花です。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた有名な絵画である「受胎告知」にも、ユリの花が描かれていました。

17世紀頃にローマ教皇が「白いユリの花を聖母マリアを象徴する花として描くように」と示したことから、白いユリの花は聖母マリアと関係が深い花になったのです。

そしてこの花を、「マドンナリリー」と呼ぶようになり、親しまれるようになりました。

【花言葉】ユリの本数で異なる意味とは

オレンジのユリの花

1本のユリは死んだ人に捧げるという意味

1本のユリの花は死んだ人に捧げるという意味を持ちます。特に白いユリの花の場合は、そうした意味合いが強くなることから、ユリの花を1本だけ誰かに贈りたいと考えたときには注意が必要です。

誕生日や記念日など、幸せな出来事をお祝いするときは、1本のユリの花は不向きです。お祝いの席での贈り物にユリの花を使用したいと考えている場合は注意が必要です。

本数は関係ない?白いユリの花だけの花束

白い色のユリだけで花束を作ると「死」や「葬儀」を連想させます。白いユリは、キリスト教の葬儀の時に献花の花として使用される花です。

このため、白いユリの花だけで花束を作ってしまうと、不幸を連想してしまうことから、お祝いの席にはお勧めできません。特に、どうして白いユリの花束を贈ろうと思ったのかなど、自分の気持ちを伝えることができない相手には、白いユリの花束を贈らないようにしましょう。

ユリの花を贈るときは本数に注意を

ユリの花を花束に用いて贈るときは、一輪だけのユリの花を使うのではなく、数本のユリの花を組み合わせて使用するようにしましょう。

一輪は「死」を連想させますので、こうしたことを避けるためにも2、3輪のユリを用いて花束を作ることをお勧めします。

せっかく綺麗な花束をプレゼントするのですから、その花で不吉なことを連想させたり、嫌な気持ちにさせてしまったりすることは避けたいものです。

花言葉の意味を理解して、贈り物をするようにしましょう。

【花言葉】ユリはいつの誕生花?

誕生日ケーキと女性

ユリの誕生花はいつ?ユリ全般の誕生花

ユリには色々な種類がありますが、ユリ全般の花の誕生花は「6月11日」・「6月25日」・「7月31日」です。

ユリが見ごろを迎えるのが丁度この頃で、この時期に誕生日を迎える人にはユリの花を用いた誕生日プレゼントを贈るのもおすすめです。

ユリの種類別の誕生花・3月~6月

ユリには色々な種類がありますので、種類によって誕生花も違います。3月12日は黄色のスカシユリが誕生花で、花言葉の意味は「注目を浴びる」です。そして4月28日の誕生花はピンクのスカシユリ。花言葉は「子としての愛」になります。

6月27日は濃いオレンジ色のヒメユリ。花言葉は「強いから美しい」というものになります。

3月から6月のユリの種類別の誕生花に続いて、7月~11月の誕生花について見てみましょう。

ユリの種類別・7月~11月の誕生花

7月15日は、淡いピンクのササユリが誕生花で、花言葉は「希少・めずらしい」です。8月30日は濃いオレンジのオニユリで、花言葉は「賢者」。10月12日の白のテッポウユリで「純潔」や「甘美」・「威厳」といった花言葉があります。

また、11月6日の誕生花は白いカサブランカで、 「威厳」・「高貴」・「偉大」・「栄華」といった花言葉になります。

ユリにはたくさんの種類がありますので、その種類によって誕生花や花言葉にも違いが見られます。ここでご紹介した誕生花のほかにも、たくさんのユリの花の誕生花がありますので、調べてみるのも面白いですよ。

もともとユリは種類が多いので、誕生花や花言葉を調べてみるのもおすすめです。

【花言葉】ユリに関する名言集

白いドレスの女性と犬

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

「美しい女性」を示す日本のことわざです

芍薬(シャクヤク)のような美しい立ち姿で、座っている姿は牡丹(ボタン)の花のよう、そして歩いている姿はユリの花のように美しいという、美しい女性を指すことわざです。

女性としてうまれた人は、「一度でいいからこんなふうに言われてみたい」と思うこともあるのではないでしょうか。

野の百合を見よ

新約聖書にある名言に

「野の百合を見よ。ソロモンの栄華の極みの時だにも、その装いこの一つの花に及ばざりき。」

というものがあります。

これは、栄華を極めた人でさえ、野原に咲く一輪のユリの花の美しさには及ばない。という意味の名言です。

腐った百合の花は雑草よりも悪臭を放つ

出典:シェイクスピア(イングランドの劇作家・詩人/1564~1616)

シェイクスピアの名言です。ユリの花はとても美しく、かぐわしい香りです。

この名言は「美しいものが腐ったときは、美しくないものが腐ったときよりも悪臭を放つのでたちが悪い」という意味の名言です。

腐った花の臭いは、綺麗に咲いていた時の姿を忘れさせてしまうほど、強烈な臭いになってしまうのですね。

まとめ

ユリの花の花言葉についてお伝えしてきました。ユリはとても美しく、強い香りを放つ花です。たくさんの種類があり、その花の種類によって花言葉も違います。

ユリの花はキリスト教と深いつながりがあり、花言葉の由来もキリスト教と縁が深いです。ユリの花を贈り物にしようと考えている人は、花言葉の意味を知って花をプレゼントすると良いですね。

花言葉の意味や由来を知ってユリの花を贈り物にしたり、観賞用として飾ってみたりすると、違った見方でユリの花を楽しむことができますよ。

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