ツインソウルのランナーは何故逃げる?サイレント期間の気持ちとは
2019.06.05
せっかく出会えたツインソウル。世界に12人しかいないといわれているツインソウルに出会えることは本当に奇跡に近いことです。ところが、なぜか相手が自分から逃げていく……これに頭を悩ませ、落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか?
ツインソウルにはランナーとチェイサーという役割があります。あの人はツインソウルだと確信できたならなおさら、2人の距離が縮まらないことに苛立ちを覚えることもあるかもしれません。なぜ、ランナーは逃げていくのか?今回はそれについて詳しく紹介していきます。
ツインソウルのランナーとチェイサー
ツインソウルとは
ツインソウルは、元は1つの魂だったものが、魂のさらなる成長のため一度2つに分かれたものを指します。年齢も生きている国も地域も性別もバラバラである可能性があり、その存在は世界に12人しかいないとも言われています。
そして、その魂の片割れと出会うことができたとき、自らの成すべきことを自覚し、それに挑む試練が始まるともいわれています。魂をさらに強くするための試練であり、元々1つだった魂が出会い、力を合わせることでその試練を乗り越えようとするのです。
ツインソウルのランナーとチェイサー
ツインソウルの中でも、片方がランナーで、もう片方がチェイサーという役割を持っていると言われています。いわば、ランナーは“逃げる側”であり、チェイサーは“追いかける側”です。
ランナーが出会いから逃げ、チェイサーがそれを追いかけていくという構図ができあがるわけですが、チェイサーがランナーを捕まえることができなければ、ツインソウルは出会ったことにはならず、いつまでも試練を乗り越える機会が生まれないということにもなります。
ツインソウルのランナーが逃げる理由と心理
ツインソウルとの出会いに戸惑っている
ツインソウルとの出会いは、安心感や懐かしさを感じさせてくれると同時に、これまで感じたことのない感覚をいくつも体感させられる衝撃を含んでいます。
そのため、ランナーはツインソウルの片割れであるチェイサーとの出会いに強く戸惑い、その結果出会いから逃げてしまうということがあります。
強い運命のようなものを感じ、その得体の知れなさ、強い力に自信をなくしてしまっている状態かもしれません。この場合は、少しずつ逃げるのと追いかけるのを続け、距離を近づけていくしかないのです。
チェイサーを信用できていない
チェイサーを心の底から信用できていないという理由から、逃げてしまうこともあるようです。ツインソウルの中でも、チェイサー側は大きく深い愛情でランナー側を包み込むことができる懐の深さや心の広さを持っています。
しかし、そもそもツインソウルという存在に対して疑心暗鬼になっているランナー側からすれば、チェイサー側の大きな愛情を心から信用することができないのです。
むしろ、その愛情そのものに恐怖を抱いてしまっている可能性すらあります。愛情を喜びとして感じられるよう、チェイサー側が接し方をもう少しライトにする必要があります。
自分の本当の気持ちと向き合うのが怖い
ツインソウルは魂の片割れ。相手と真剣に向き合うことは、すなわち自身と向き合うことでもあります。それに気づいてしまったとき、ランナーは自分への自信のなさから、相手と向き合うことから逃げてしまうようになります。
また、相手が自分と同じであることに気づいていないケースもあります。ツインソウルだからこそ、鏡に映したように似ている部分もあるのですが、ランナー側からすればチェイサー側ばかりが魅力的に感じ、自分が劣っている人間だと思えてしまうこともあるようです。
2人は同じところがたくさんあるのだということを、チェイサー側が慎重に教えていく必要があります。
ツインソウルとの出会いの先にある試練を思い、逃げる
ツインソウルと出会う理由に、成すべきことを成すため、自らの魂の片割れの力を借り、2人で試練を乗り越えるというものがあります。この人と一緒にいると自分が試練に挑まなくてはならなくなるという事実に気づいたとき、ランナー側は途方もない恐怖を感じることがあります。
その試練がどのようなものか、理解できている人もいれば、当然この先に何か大変なことが待っているけれどそれが何なのか具体的には見えていないという人もいるでしょう。
特に後者に関しては、得体の知れない大きな出来事が待っているというプレッシャーに押しつぶされてしまうのです。
ツインソウルのランナーが引き起こすサイレント期間と試練
サイレント期間とは?
一度は距離を置き、見ようによっては終わってしまったようにも見えるツインソウルの関係は、サイレント期間ともいわれ、一度関係を冷却する期間でもあると考えられます。
物理的には距離を置いている時間ではありますが、実際にはツインソウル同士の結びつきを強くする期間にもなっているので、決して無駄ではありません。けれど、このサイレント期間はランナーにとってもチェイサーにとってもまさに“試練の時”でもあるのです。
また、サイレント期間は数日で終わることもあれば、数週間、数ヶ月、数年と人によって期間がまちまちなのも覚えておいてください。
ちょっとした出来事がサイレント期間に入るキッカケに
ほんの些細な喧嘩やちょっとしたすれ違い、言葉足らずな会話……そんなものでサイレント期間は始まります。一度再会した魂が、お互いの魂の角をとり、また寄り添えるようにするための期間だと考えてみましょう。
関係に最大の危機が訪れたと感じるかもしれませんが、ツインソウルである2人がこのキッカケで永遠に別れることにはなりませんから、安心してどっしりした心構えでいることが大切です。
チェイサーの試練
チェイサーは、常にランナーを追いかけて何とかそばにいようとしてきたはずです。ところが、ランナーはそんなチェイサーから逃げ、結果的にサイレント期間を迎えることになってしまいます。
チェイサーにとっての試練は、このサイレント期間のランナーがそばにいない感覚に耐えることだといえるでしょう。四六時中くっついているわけではなくとも、当たり前のようにそばにいた関係がいなくなってしまうのですから、その寂しさは計り知れないものがあります。
サイレント期間が終わるまでこの心に穴が空いた感覚に耐えなければならない、それこそがサイレント期間中のチェイサーの試練なのです。
ランナーの試練
サイレント期間中のランナーは、自らの心と戦わなければならないという試練が待っています。自らの考えがいかに浅はかで、いかに何も分かっていなかったか。チェイサーの気持ちを踏みにじったこと、自らの本心に対して素直になれていなかったこと。
そういったことに気づかされ、一つ一つ、自分の本心と向き合いながら答えを出していかなければなりません。次から次へと降りかかってくる数々の問題にうんざりしたり、疲労困憊になったりすることもあるでしょう。
しかし、これはランナーが自ら招いた試練でもあります。自らの間違いに気づき、自身を改める機会なのだと思うようにしましょう。
【ツインソウルのランナー】サイレント期間中の気持ち
チェイサーを大切に思う気持ちは健在
ツインソウルの片割れであるチェイサーを大切にする気持ちは、もちろんランナーにもあります。むしろ、一度離れる前と比較しても相手に抱いてる気持ちに変化はないのです。大切なこと、愛情を持っていることに嘘偽りはありません。
もちろん、チェイサーにしつこくされたことが原因で離れることになったなどの理由もあるかもしれませんが、根底にある相手への気持ちは何も変わっていないのです。
サイレント期間中でも、心の中でチェイサーを大切に感じていることに間違いはありません。
自分に自信を持つことができず戦っている
チェイサーが大きな愛情を持って自分を包み込もうとしてくれたことや、なぜかチェイサーが光り輝くように見えていることで、自分がとても劣った存在だと思えてしまっていたランナーは、サイレント期間中も自分に自信を持つことができず苦しんでいます。
自分がチェイサーのツインソウルだとして、幸せにしてあげることができるのか、チェイサーの試練や成長を手助けすることができるのだろうか、そういった点で自分に自信をなくしてしまうわけです。
相手にはもっとふさわしい人がいると思っているかもしれません。けれど、魂の片割れであるチェイサーにとってランナーは世界に12人しかいない貴重な存在なのです。そのことにもっと自信を持てるようになると良いでしょう。
自分の内面と向き合おうとしている
ツインソウルと一緒にいることで、良くも悪くも影響を受けやすくなります。自分ならではのアイデアが浮かんでくることもあれば、相手のパワーに気圧され、いいなりになるしかないこともあります。
つまり、この状況になった場合、ランナーはこのままでは自らの気持ちと向き合えないと感じてしまうのです。そして、それがキッカケでサイレント期間に突入します。
自分の心をチェイサーにも邪魔されない平穏な状態にし、自分自身の本心と向き合おうとしているのです。自分と向き合い、自身を見つめ直すことで、答えが出ることを心のどこかで分かっているのですね。
【ツインソウルのランナー】サイレント期間と試練の乗り越え方
自分に素直に毎日を過ごすことを心がける
自分に嘘をつかず、正直に毎日を過ごすことを心がけましょう。ツインソウルとの距離ができてしまったことへの寂しさだって素直に表に出してもかまいません。ただ、その気持ちは直接ツインソウルへぶつけることがないようにしましょう。
元々1つの魂の持ち主であるツインソウルは、心のどこかで深くつながっています。離れている期間だとしても、片方が明るい気持ちで過ごしていれば、繋がっている魂がその明るさを相手に届けてくれます。
お互いがまた一緒に過ごすことができるようになるため、毎日を素直に、そしてできるだけ明るく過ごすよう心がけましょう。
ツインソウルへの強い気持ちは一度しまい込んで……
ツインソウルが離れていってしまったことに対しての激しい憤りや、切ない気持ち、寂しさ、心にぽっかりと穴が空いたような空虚な気持ち、そういったものは一度心の奥底にしまい込んでください。間違っても、その激しい感情をツインソウルにぶつけてはいけません。
ツインソウルに対して、しつこくしたり、束縛を続けたりするようなことがあれば、サイレント期間を正しく過ごすことができなくなります。自身を振り返ることに徹し、相手のことはあまり考えないようにすることが賢明です。
自らと徹底的に向き合う時間をつくること
サイレント期間を心穏やかに過ごすのであれば、今一度この期間を使って自分自身と向き合ってみましょう。
ツインソウルがそばにいる間、自分は自分のことを100%素直に表現できていたでしょうか?ツインソウルに気圧されるなどして自分の気持ちをしまいこんでいたなんてことはありませんか?
自身を客観的に見ることに専心し、サイレント期間が終わった後に再び近づいてきてくれるツインソウルとどう接するのか、どうすべきなのかを徹底的に考え抜く時間をつくってみてください。
まとめ
いかがでしたか?サイレント期間は、一見とても悲しい別れのように思われがちですが、見かたを変えればお互いの絆を深めるためのものです。
あまりにも追いかけ続けたことに疲れてしまった人は、ランナーを自由に逃げ回らせておくという方法もあることを覚えておきましょう。ツインソウルである以上、そう簡単に関係が切れることはありません。そこは安心しても良いところですよ。
ランナーが逃げているのは決してあなたのことを嫌っているからではありません。それを信じ、程よい距離感から関係をスタートさせていくようにしましょう。ツインソウルである2人なら、どのような繋がりであれ、良い関係性を築くことができますよ。