運命の人と恋をしたい！結婚したい！そんなふうに夢見たことはありませんか？世界のどこかに私の運命の人がいる、それが本当ならとてもロマンティックなことに思えます。

運命の人ってどんな相手のことなんでしょう。ビビッときたなんて言いますが、出会ったら本当に直感でわかるもの？すぐにわかるような印が付いているわけではないでしょうが、運命の人を見分けるためのヒントなら、いくつかあるのかもしれません。

運命の人とは、もともとひとつの魂だった？

日本では運命の赤い糸、西洋では

いつか結ばれるたったひとりの「運命の人」。運命の人って、本当にいるのでしょうか？日本では運命の赤い糸の伝説が有名ですね。将来結ばれることが決まっている者同士は、体の一部が赤い糸でつながっているというあのお話です。

体の一部は小指であったり足首であったりいろいろな説がありますが、この赤い糸の伝説は、中国の昔の書物にあるエピソードが元になっていると考えられています。

生まれる前から運命によって結ばれる相手が決まっているという考えは、ヨーロッパなど西洋にも存在します。ソウルメイトやツインソウル、ツインレイといった言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ひとつの魂は何度も生まれ変わるという考え方を前提に、運命の相手は魂の結び付きにより決まっているという考え方です。西洋で研究が進んでいる説で、日本にも伝わってきました。

運命の人は魂を分けた片割れ？

その説によれば運命の男女はもともとひとつの魂だったといいます。魂は男性と女性それぞれの意識を持つふたつの欠片に分かれ、各々が生まれ変わりを繰り返しいくつもの人生を送ります。そうしていつかまた、ふたつに分かれた魂は再び巡り合うというのです。

もともとひとつの魂だったふたりですからそれは確かにお互いにとって究極の相手。魂の片割れがどこかにいるなんて神秘的でロマンティックですよね。

男性と女性に分かれたことから察することができるように、ふたつの魂が巡り合えば大恋愛の末に結ばれると考えられています。あなたは生まれ変わりを信じているでしょうか。

魂と魂の結び付きはあると思いますか？世の中にはいろいろな考え方があります。その中からどれを信用するかはあなた次第ですが、この魂を分けたという説も運命の人探しのヒントのひとつになるかもしれません。

運命の人の見分け方？ヒントになるかもしれない特徴は

出会う前につらい体験をするかもしれない

もしあなたの運命の人があなたと同じ時代、同じ世界に生まれ変わって生活しているとしたら。その場合ふたりはどこかできっと出会うことになるでしょう。魂を分けた相手を運命の人とする説ではそう考えられています。

魂の片割れと再び巡り合うというのは、あなたと彼にとって大きな事件です。ふたりが出会う前からその影響を受けていろいろなことが起こるでしょう。

運命の人と出会う前にはあなたの人生を揺るがすような大きな出来事があるといわれています。しかもそれは残念ながら嬉しいニュースではないといいます。あなたにとって、とてもショックな出来事。

仕事であったり、人間関係のことであったり様々ですが何かを失う場合が多いようです。もし最近思い当たることがあったら運命の人と出会う前兆なのかもしれません。

ワケもなく懐かしい気がしたり、ワケもなく恋に落ちたりする

「初めて会ったのに、初めて会った気がしない」「ずっと前から知っている気がする」。映画や小説の中で使われるこんなセリフ。ラブストーリーにはありがちと思っていたセリフと同じような感覚を、もしかしたらあなたも体験するかもしれません。

魂を分けた運命の人と出会ったとき感じる感覚で代表的なのが、「初めて会ったのに、初めて会った気がしない」というものだといわれます。もともとひとつの魂だったのなら、そう感じることもおかしくはないでしょう。

生まれ変わりを繰り返していても忘れることはないんですね。そしてこの感覚は男性のほうが強く感じる例が多いようです。相手の女性の外見が自分の好みというわけではないのに、ほとんどお互いのことも知らない状態にもかかわらず、恋に落ちた！と意識してしまう。いわゆるひとめぼれですね。

あなた自身初めて会ったような気がしないと感じる男性が、深く知り合う間もなく好意を寄せるような言動を見せてきたらもしかすると……？

お互いに理由もわからないほど強く相手のことが気になったら、それは魂が結び付きを感じているのかもしれません。

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ふたりの間に起こる不思議な偶然

運命の人は、初めて出会ってから後日、どこか思わぬ場所で偶然に再会する男性です。何も約束していないのに思いも寄らない場所でばったり再会といった、テレビドラマのラブストーリーの展開のようなことが起こるのです。

これは、心理学ではシンクロニシティと呼ばれる事象で「意味のある偶然の一致」と説明されています。偶然の再会のほかにも、同時に同じことを考えていた、同時期に体調を崩していたなど運命の人との間にはいくつもの不思議な偶然の一致が起こります。

偶然に見えることも、ふたりが運命の相手同士ならそれはすべて意味のあること。結び付きの強い魂同士が引き寄せ合った結果なのかもしれません。

最初の出会いの後、約束などしなくてもまた出会ってしまう人。それもまた、運命の人かどうか見極めるヒントのひとつです。

どこか似ているところのあるふたり、でも性格は正反対？

魂を分け会った片割れ同士と聞いてなんとなく双子を連想しませんでしたか？しかし、運命の人は年齢が同じだったり顔が似ていたりするということを絶対の特徴とはしていません。

ですが周りの人は「ふたりはどこか、似た雰囲気を持っている」と言うかもしれません。それはやはりもともとは同じ魂だったからでしょうか。

まとう雰囲気が似ていると感じたり、ちょっとした表情にお互いの面影を見たりするのです。出会ってすぐには気が付きにくいかもしれませんが、例えば爪の形など体の一部分が似ているということもあるといいます。

一方で、性格についてはあまり似ていないと感じることもあるかもしれません。似ていないどころか、お互いに「正反対だ！」と感じることも。

それはもともとひとつの魂だったふたり、ふたりでひとつなのだということを表しているのかもしれません。たとえば男性に足りない部分は女性が持っていたり女性の苦手なことが男性は得意だったりすることがあるのです。

ふたりはお互いに補い合っているともいえますし、鏡合わせのようだと言う人もいます。似ている点ばかりが特徴ではありません。

運命の人とは一度離れる？その理由とは

再び強く結ばれるための試練

運命の人というのは目に見えない深い部分で繋がっているといわれていますが、なぜか一度音信不通になったりどちらかが逃げ出してしまったりして離れる時期が来るといわれています。

運命の相手ならずっと一緒に居られればいいのに。とも思いますが、これは再び強く結ばれるための試練とも言われます。本当に運命の相手なら、音信不通になっても逃げだしてしまっても、最終的には同じ場所へ戻ってきてしまう運命です。

この試練を乗り越えたとき、二人は強く強く結ばれることになるでしょう。

お互いの気持ちを見つめ直すため

では、なぜ運命の相手には離れてしまう時期があるのでしょうか。それは、お互いの気持ちを一人になってしっかりと見つめ直すためだといわれています。

一緒にいると盲目になってしまうこともありますが、一度離れて自分の気持ちをしっかりと確かめて、相手の気持ちを推し量ることが大切です。

もし、音信不通になったとしても相手の気持ちを尊重することができるなら二人はきっと再会することができるでしょう。

運命ならば乗り越えられる

もし、運命の相手なら二人は深い部分でしっかりと結ばれているので、どんな困難も乗り越えることができます。離れている期間は数日から数年と様々だといわれますが、それは二人が再会するために必要な時間だといわれています。

先の見えない不安に押しつぶされそうになることもあるかもしれませんが、本当に運命の相手なら乗り越えて再会できるでしょう。

運命の人と離れてしまったパターン５つ

パターン１：年の差があった

運命の人といっても同じ時期に生まれてくるものではありません。したがって男性の方が先に生まれてきたり、その逆の可能性も多々あったりします。

そうした時、どうしても二人の年齢に大きな差が出てしまい、世間や周囲から見た時に「ちょっと年の差が……」と言われてしまうこともあります。

ですが本当に大切な運命の人であれば、年齢は関係ありません。

パターン２：ツインソウルのランナーだった

魂の双子とも言われるツインソウル。ですがお互いが惹かれあう経過の中に「ランナー」と「チェイサー」に別れる時期が存在します。

「ランナー」はその名の通り走って逃げる人。男性に多く、本当は魂で結ばれている相手なのに、怖くなって逃げ出してしまう状態のことを言います。

これは貴女が嫌いになった訳ではなくむしろ逆。好きすぎて「嫌われたらどうしよう」という気持ちが、一度あなたの元から離れるように仕向けてしまうようです。

パターン３：遠距離になった

仕事や勉強のため、物理的な距離が開いてしまうこともあります。遠距離恋愛は成就する確率が少ないと思われがちですが、しっかりお互いの気持ちを確かめ合っていれば大丈夫なことも多いです。

距離があるからといって諦めず、いつか再会できる日のために頑張るのもいいでしょう。

パターン４：お互いに相手がいた

魂の片割れに会うことはまさに奇跡とも呼べるレベルです。そのため運命の人と出会う前に、他の異性とお付き合いをしてしまっているということも少なくありません。

ですが他の異性と付き合っていても、運命の相手と言うのは忘れられないもの。今は相手がいる状態かもしれませんが、気になる異性がいた場合はそうした可能性も考えておくといいかもしれませんね。

パターン５：つまらない喧嘩をしてしまった

周囲から見ると似ているように思われがちな運命の相手ですが、本人同士は「まったく違う性格」と思っていることも多々あります。

そうした相手に対して、やはり自分の思うことや主張をするとぶつかることもあるでしょう。

すぐに仲直りできればいいのですが、気性の荒い二人の場合、それがきっかけで一旦距離を置くことに繋がることも。自分が言い過ぎたと思ったら、素直に謝る癖をつけましょう。

とんとん拍子にはいかない？運命の人と結ばれるまで

運命の彼が逃げてしまう！？

運命の人とは、実は出会ってから結ばれるまでの過程にも特徴があります。分け合った魂がまた結びつくには、決められた流れがあるのです。

特別な感覚を覚え不思議な再会をしたりしても、そのまますんなりと恋が実って結婚するというわけにはいきません。やはり運命の人と結ばれるのは簡単ではないんですね。

まず最初は、ひとめぼれをしたと向こうからアプローチしてきた男性の腰がすっかり引けてしまいます。そんな……と思うかもしれませんが、しかしそれはあなたのほうにも起こる感覚です。

外見が好みだから引かれた、優しいところを好きになった。理由のあったこれまでの恋愛とはまったく違うこの恋はたくさんの不安や恐れをもたらし、ふたりはとても傷ついたり不安定になったりします。そして多くの場合男性のほうが、一度相手のことを拒絶してしまいます。

ふたりには離れてしまう期間がある

運命のふたりは出会いから結ばれるまでの過程のある段階で、拒絶して逃げ出す者とそれを追う物の立場に分かれてしまいます。傷付く痛みや怖さから逃れようとあなたを拒み離れてしまう彼。そのことであなたは悲しみ、つらい思いをするでしょう。

この期間は思うより長く数年を要したという例もあります。運命の人と結ばれるって、やっぱり一筋縄ではいかない様子。離れている期間がそんなにあったら、そのままふたりの関係が終わってしまうことはないのかと心配になりますよね。

もしそのまま終わってしまうなら、それはふたりが運命の相手ではなかったということになるのです。運命で結ばれた相手であれば離れたふたりはまた出会えます。この身に生まれ変わったときからそう決まっているのです。

離れている間はふたりの準備期間

この離れている期間も、運命のふたりが結ばれるために必要な過程のひとつです。それぞれが、ふたりが結ばれる運命を受け入れるために必要な時間。不安や恐れに負けない心の強さや安定を手に入れて成長し、一緒にいなくても相手のことを思い気持ちを育てます。

特に女性は、自分を拒絶して逃げ出してしまった彼が運命を受け入れられるようになるまで待たなければなりません。待っている時間は不安で長いものですが、この間に女性には女性自身の乗り越えなければならない過程があるのです。

彼との関係や恋愛、運命の人との結婚への憧れなど、それらを欲しがる気持ち、執着を捨てること。捨てられる心の状態までステップアップすることです。

運命の人との結び付きは、執着したり、無理に引っ張り戻そうとしたりして得られるものではないと知らなければなりません。あなたが無理矢理どうにかするものではなく、生まれる前から決められている運命に任せるものであると女性自身も受け入れることが必要です。

それができたとき、女性は大きな愛で静かに彼を待つことができるようになります。その愛は彼だけでなく周囲にも配られるようになるでしょう。

待っている間にあなたは、周りの人を手助けするなどして自分自身をより成長させることになります。そしてそのことが一度は離れてしまった彼と結ばれるための準備になるのです。

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準備が整ったら

男性も女性も運命を受け入れられたら、それは魂の準備が整ったとき。このとき、ふたりはようやく再会することができるでしょう。お互いの不安や恐れは解消されていますから運命のふたりは深く結ばれるだけ。このとき結婚に至る可能性も高いのです。

このように運命の人とは、出会いから拒絶したり離れたりする期間があり、また再び出会うという結ばれ方をします。長い時間をかけて結婚に至ってもそれはゴールではなく、その後もまた周囲の人にも愛情を配り、自分たち自身を成長させながら歩き続けて行くでしょう。

運命の人と再び繋がりを持つための方法

相手の気持ちを尊重する

一番大切なことは相手の気持ちを尊重することです。深い部分で繋がっている運命の相手に執着してしまうのは仕方のないことです。けれど、そんな相手がもし今離れたいと思っているのならその気持ちを尊重することも大切です。

一度離れてみたら見えてくるものもあるかもしれません。お互いがその事実に気付くためにも自分の気持ちや意見ばかりでなく相手の気持ちや意見を尊重できるようになりましょう。

そうすれば二人の距離は縮まっていくのではないでしょうか。

自分も前に進む

運命の人と再び繋がりを持つためにその人だけを必死に追いかけたり待ち続けたりするのはやめましょう。運命の人なら必ず相手は帰ってきます。それまではあなたはあなたで前に進むべきです。

人とたくさん交流して恋愛をしてもかまいません。人とつながりを持つということは自分を成長させてくれますし、人とのつながりが運命の相手との距離を近づけてくれるかもしれません。

希望を持つ

運命の相手のことを忘れる必要はありません。いつかまた再開できると希望を持つことは大切です。その希望を胸に日々自分を磨くことで、再会した時にお互いがとてもいい関係を気付けるはずです。

運命の相手に執着するのではなく希望をもって日々を過ごすことが大切です。

運命の人と再び結ばれたカップルの体験談エピソード

運命の人と結ばれたエピソード：お互いフリーになって再会

「最初は友達の彼氏として紹介されました。その時は私も別の彼氏がいたため、世間話をする程度の仲。ですがしばらくして私は彼氏と別れ、同じ時期に友達も別れたという噂を耳にしました。

その後彼と再会し、お互いフリーだから飲みに行こうかと遊んでいたところ、意気投合して今ではお付き合いする仲になりました（30代女性）」

出会ったときは分からなかったけれど、お互いが一人になって再会したパターンですね。

運命の人と結ばれたエピソード：一度は別れたものの……

「学生の頃お付き合いしていた彼女がいましたが、大学に入って忙しくなりいつの間にか自然消滅してしまいました。

ですが数年経って仕事の取引先で再会。あの時のことを謝ると、彼女もずっと気にしてくれていたらしく、すぐに元のような穏やかさに。

今ではまたやり直したいと、デートに誘うところから始めています（30代男性）」

若い頃は忙しくて恋愛に時間を割けないことも多いです。ですが相手が運命の相手であれば、何らかの形で再会させてくれるようになっているんですね。

運命の人と結ばれたエピソード：結婚、離婚を経てようやく運命の人に

「ずっと好きだった人がいましたが、その人は資格試験に挑戦したいと恋愛する気が全くなし。早く結婚したかった私は、彼を諦め他の男性と結婚しました。

ですがやはり彼と旦那を比べてしまうことが続き、ついに離婚。地元に戻ると試験に合格して立派になった彼と再会しました。

彼は私が熱心に好きでいたくれたことを覚えてくれていて、ちょくちょく食事に行く関係になりました（30代女性）」

女性の場合どうしても結婚の時期を意識してしまうもの。ですが運命の相手もその時期に結婚してくれるとは限りません。

様々な苦労もあったと思いますが、やはり懸命に思うことで運命の相手との繋がりは強まっていくのでしょう。

まとめ

運命の人に会いたい、運命の人と結ばれたい。そう強く願うのにそのことに執着していてはかなえることができないなんて難しい！苦しい過程を経なければいけないようだし大変そうですが、やはりそれだけ大きな価値のあることなんでしょう。

結局のところ、出会う前も、出会ってからも、自分の人生をしっかり生きることが大切なのではないかと感じました。自分のこと、相手のこと、周りの人のことをしっかり見つめて毎日を精一杯生きていれば、いつか運命の人と結ばれる日が来るのかもしれませんね。