占い女子必見!恋愛・結婚の相性がズバリわかる?四柱推命を徹底解説!
2021.06.30
皆さんは、気になる人との相性を占ったことはありますか?四柱推命を利用すれば、恋愛の相性や結婚の相性等も細かく調べることができますよ。
元々占いが好きな女子にも、ぜひ試して欲しい四柱推命。自分で占うと難しく感じる部分も、わかりやすいよう徹底的に解説していきます。
「四柱推命」ってどんな占い?
占いの本やサイト等で、四柱推命という占いがあることを知っている方は多いと思います。また、実際に占おうとしてみると、見慣れない漢字で埋め尽くされた命式表の段階で、わからなくなってしまった経験はありませんか?
そういった見慣れない漢字から、どういったことが読み取れるのかを理解できれば、恋愛や結婚の相性だけでなく、自分の性格や運勢等も占うことができますよ。それでは、実際にどんな占いなのかを見ていきましょう。
生年月日から導き出す占い
四柱推命は生年月日と生まれた時間を利用し、「年柱」・「月柱」・「日柱」・「時柱」の4つの柱から運勢等を占っていきます。しかし、生まれた時間に関しては、わからない方もいるでしょう。
その場合は時柱以外の3つの柱をもとに占っていくのですが、占いの的中率はさほど変わりません。生年月日から命式表を作成できれば、自分の性格や気になる相手の性格・相性等も、色々な角度から見ることができます。
命式表を作れば運命が見えてくる
四柱推命で使用する4つの柱を見ていくことで、様々な運命を知ることができます。
・年柱…先祖及び幼少期の運と仕事運
・月柱…両親及び思春期の運とプライベート運
・日柱…自分及び結婚相手の運と中年期の運
・時柱…子ども及び老後の運
このように、四柱推命では自分の運勢を世代別で見ることも可能です。特に、日柱では結婚相手の特徴や運命も見れるため、自分が結婚する相手の特徴を前もって占えるのはとても魅力的ですね。
「相性干合」とは?
四柱推命には、「相性干合」という言葉があります。その意味はどういったものなのでしょうか?また、相性干合の調べ方やその相性についても説明していきます。
相性干合とは
四柱推命における「干合」とは、十干の6番目に当たる十干同士を意味します。よく「強く惹かれ合い、離れられない関係」と言われるものです。
また、干合は全て「陽干」と「陰干」に分かれており、相克する関係にあります。この陰と陽の結びつきは非常に強いものがあり、その結束によって一部の五行に変化が見られるという特徴があります。
まず5種類の干合があり、「相性干合」とは五行で相反する陽干と陰干が強く結びつくことを指します。干合の関係にあるものは、次のような相性が見られます。
- 強く惹かれ合い、ぴったりとくっついてなかなか離れられない
- 相手に対し、不思議と懐かしさを感じる
- なぜか気になり、意識してしまう
- 直感でビビッとくるものがある
- 強がらず、取り繕わず、自然体でいられる
また、五種類の干合は、以下の通りです。
甲+己(甲己干合 化土)
甲己干合は、「忠実」を意味するものです。甲と己がくっつくことによって、甲は山へと変化します。山はどっしりとした器を持ち、己は優しさと田畑の熱意をさらに向上させます。
干合|乙+庚(乙庚干合 化金)
乙庚干合とは、「義を重んじる」という意味合いを持ちます。乙と庚がくっつくことによって、乙へ宝石になります。宝石は自らを美しく輝かせるほどの強い光の力を得て、庚は自らの意思や信念を貫き通す、ゆるぎない鉄の強さを手にします。
干合|丙+辛(丙辛干合 化水)
丙辛干合とは、「威を重んじる」ということを表します。丙と辛がくっつくことによって、丙は海となります。海の壮大なる包容力と穏やかさ、そして先見の明が目覚めます。
対して辛は雨へと変わり、大地を潤し万物を癒すとともに、奉仕の精神を手に入れます。
干合|丁+壬(丁壬干合 化木)
丁壬干合とは「性行上の情」を意味します。丁と壬がくっつくことによって、丁は花となります。草花のように、照り付ける日差しや寒さ、雨風に耐えうる忍耐強さを身に着け、また美しく豊かな感性を手にします。
壬は樹木となって、目標や理想を高く持ち、ひたむきに向上する心とまっすぐな思いを手に入れます。
戊+癸(戊癸干合 化火)
戊癸干合とは「理性」の象徴です。戊と壬がくっつくことにより、まるで太陽のような強さと明るさ、大いなる影響力を会得します。
一方の癸は月へと変わり、まわりに上手く適応できるほどの柔軟性や、生命維持のための環境適応力をアップさせます。
「相性干合」は離れないって本当?
「相性干合」は離れないといわれていますが、本当にそうなのでしょうか?
「干合だから強く惹かれ合い、相性が良すぎる」と思われがちですが、これは例外もあります。まず第一に、干合は剋合であって、まるで磁石のようにぴったりとくっついていると考えてみてください。これによって離れられず、結局は腐れ縁になるという運命だとしたらどうでしょう?
時には相手を徹底的に苦しめる「共依存」状態に陥ることもあり、反刻する場合もあります。
したがって、離れたい場合はどちらかがその苦しみに気付いて関係を解き放つことです。「離れられない」ことは「絶対」と言い切れるわけではありません。
四柱推命で相性を占ってみよう
相性も、相手の生年月日が分かれば四柱推命で占うことができます。また、相性だけではなく、普段見せない意外な性格もチェックしてみましょう。
お互いの似ている部分や、どちらの方が相手に尽くすタイプなのか等、新たな発見があるでしょう。二人の相性から、今後の付き合い方も学べますよ。
お互いの「日干」で見る相性
日干とは、日柱にある天干のことを言います。この日干は、その人の性質を表すもののため、お互いの性質を知ることで相性が見えてくるのです。
日干から相性を導いてくれる「通変星」は10個あり、お互いの性質を「気」で表したもののことを言います。
・比肩…自分と似ていると感じられる組み合わせで、お互いの気持ちが理解できる。
・劫財…お互いの気持ちが理解できる組み合わせですが、陰で反発したくなるため、相手を立てるようにすれば相性も安定する。
・食神…自分から尽くしたくなる組み合わせで、相手を自然とサポートしていくため、良い関係を築き上げる。
・傷官…自分から好意を示す組み合わせで、一緒にいることでお互いの運も良くなり、幸せになれる。
・偏財…相手から好意を示す組み合わせで、都合の良い楽な関係のため、相手をコントロールしてしまう。
・干合…お互いに心が安らぐ組み合わせで、一目ぼれもしやすく、恋に発展しやすい。
・偏官…相手からプレッシャーを与えられる組み合わせで、自分を犠牲にするものの、自ら離れられない。
・非干合…それほど縁がない組み合わせで、お互いの接点を探せず、相手に合わせることに疲れを感じる。
・偏印…相手から尽くしたくなる組み合わせで、一緒にいることでお互いの運も良くなり、幸せになれる。
・印綬…相手が自主的にサポートしてくれる組み合わせで、自分も成長でき、元気になれる。
日干を利用した相性占いは、気になる相手や恋人以外にも、家族や友人等の関係性もみることができます。占い方も、日干がわかれば簡単に占えるのは嬉しいですね。
良い相性
四柱推命で言う良い相性のことは、「合」しているかで判断できます。この合には、「干合」・「方合」・「三合会局」・「半会」・「支合」があり、初めて会ったのになんだか気が合ったり心が安らいだりする関係です。
悪い相性
逆に悪い相性のことは、「沖」しているかで判断できます。「沖」以外にも「刑」・「害」・「空亡(天中殺)」があり、苦手意識を感じたり、一緒にいる時には居心地が悪く感じたりする関係です。
恋愛の相性や傾向もわかる
恋に発展できる相性なのかを知る場合も、四柱推命で占ってみましょう。たとえば、友人だった相手が恋人に変わったことで、今までとは違う関係性を築き上げていくことになります。
すると、その人の恋愛傾向によっては、ガラリと印象も変わることも……。恋人になっても良い関係を続けられるのか、恋愛面での相性を確認してみましょう。
日干で見る恋愛相性
相性を日干で見た時と同様に、恋愛の相性もお互いの日干から導き出す10個の通変星から見ていきます。
・比肩…お互いにとって居心地の良い組み合わせですが、友人関係から抜け出せず、小さなことで反発してしまう。
・劫財…自分から自然とサポートできれば良い関係になれますが、自分自身が納得できず、反発する可能性がある。
・食神…自分からアプローチすることが多い組み合わせですが、頑張りすぎて疲れてしまわないように注意する。
・傷官…自分から真面目に尽くせば幸せになれる組み合わせですが、自分のことを後回しにしないようにする。
・偏財…自分の方が有利になれる組み合わせで、相手に甘えることもあり、都合の良い時だけ利用してしまう。
・干合…恋に発展しやすい組み合わせで、お互いが負担を感じることもなく、励ましあえる。
・偏官…自分にとって辛い組み合わせで、相手に無理して合わせたり、相手のことをほっとけないと思ったりしてしまう。
・非干合…何かがきっかけで相手を好きになる組み合わせですが、恋愛に発展しにくく、相手のことも理解できない。
・偏印…恋人になってからの相性も良い組み合わせですが、自分が保護者になったように感じ、恋に発展しないこともある。
・印綬…相手から元気をもらえる組み合わせで、体の相性も良いものの、そうなると簡単には別れにくくなります。
日柱の天干である日干は、配偶者や結婚面も占える部分のため、恋人や夫婦としての相性を占うには特に重要なポイントでもあります。自分と相手の日干の組み合わせを確認し、今後について見つめ直してみても良いでしょう。
特に良い相性は「干合」
合している関係は、相性が良いとされています。中でも、干合はその名の通り干が合うという意味があり、四柱推命では一番相性の良い組み合わせです。
そして、この干合は男女の相性でも最高の組み合わせになっています。このことから、夫婦になっても幸せになれる組み合わせなのです。
結婚後の相性と相手の特徴をチェック
恋の悩みも複雑ですが、結婚となるとその後の人生を共に生きていくことになるため、より不安や悩みを感じる方もいるでしょう。そんな時には、二人で一緒に大きな一歩を踏み出す前に、四柱推命で結婚運について占ってみることをお勧めします。
また、自分の結婚相手にはどんな人が向いているのかも結婚運から見ることが可能です。自分の結婚生活がどのようなものになっていくのか調べてみましょう。
結婚後の相性
結婚後の相性も、お互いの日干から導き出された10個の通変星から占うことができます。
・比肩…友達のような夫婦になれる組み合わせで、その分体の関係がなくても満足できるため、レスに陥ることも。
・劫財…体の関係にやや抵抗がある組み合わせですが、相手を立てるようにし、お互いの仲が安定してくると次第に馴染んでいく。
・食神…自分が尽くすことになる組み合わせで、その分相手は家でくつろぐことができ、家をとても大切にしてくれる。
・傷官…自分が相手を影で支える組み合わせで、体の関係も自分から頑張り、相手からとても愛される。
・偏財…かかあ天下になる組み合わせですが、相手を思うがままに操ることで、傷つけてしまうと修復できない。
・干合…体の相性も良い組み合わせで、喧嘩をしても憎み切れず、別れても復縁することがある。
・偏官…相手に尽くしても報われない組み合わせで、我慢することが多く、相手に身を任せる根性がないと疲れてしまう。
・非干合…相手に疑問を感じることが多い組み合わせで、一緒にいると相手に合わせるようになり、疲労がたまる。
・偏印…相手が尽くす組み合わせですが、それを息苦しく感じてしまい、わがままになることもある。
・印綬…お互いに満足できる組み合わせで、家庭がくつろぎの場になり、相手を頼れる。
結婚後の相性は、恋愛での相性とはまた違った一面を見せることもあるでしょう。自分が尽くすか尽くしてもらうのか等の他、お互いを思いやれる気持ちの度合いによっても結婚後の運命が変わる可能性があり、占いの結果を受け止めて行動することをお勧めします。
結婚相手は通変星で見る
女性が結婚相手を占う場合、命式表の日干からみた月柱の通変星で判断していきます。
・比肩…考え方が似ている相手を求めるため、相手は友人や同僚・同級生(同世代)・同業者になるが、恋のライバルがいることもある。
・劫財…行動面が似ている相手を求めるため、友人との恋愛結婚になることもありますが、浮気をされることもある。
・食神…明るく社交的な相手を求めるため、年下や子供のような印象の長男タイプが多く、のんきでポジティブ。
・傷官…自尊心の高い相手を求めるため、高学歴や高収入で見栄を張る方が多く、長身のイケメン。
・偏財…恋愛結婚を目標にしているため、社交的でマメな方が多く、遠距離恋愛から結婚に至ることもある。
・正財…玉の輿で結婚することを目指すため、相手は資産家や長男タイプが多いものの、世間知らずで頼れない。
・偏官…苦労させられるような相手を求めるため、年下かだいぶ年上の方や外人が多いが、自分のためにならない変わった人。
・正官…おとなしくて真面目な相手を求めるため、お見合いで理想の相手と出会うことがあるものの、面白みに欠けることもある。
・偏印…尊敬できる相手を求め、理想とは違う方やお父さんのような相手が多く、特殊技能を持った個性的な人。
・印綬…育ちの良い相手を求め、優しくて品のある先生のような人が多いが、マザコンに悩まされることもある。
このように、自分の恋愛傾向から相手の特徴も確認できます。思い当たる点がある場合には、マイナス面にも注意しながら相手を見定めると良いでしょう。
まとめ
ここまで紹介してきたように、四柱推命で見る相性占いは、結構じっくりと占うことができますよ。自分と気になる相手との占いから、驚きの結果を知ることもあるでしょう。
また、恋愛中と結婚後の占いに関しては、さらに相手の裏側や自分の生き方に対する注意点も確認可能です。幸せな時間を長く続けるためにも、四柱推命で相手の特徴と自分の恋愛傾向をぜひ参考にしてみてください。