彼氏にもやもやするのは不安が原因?上手な対処方法で自分の気持ちと向き合おう
2021.05.25
恋愛をしているうちは、何も悩みがないという時の方が少ないでしょう。たとえ両想いの状態であっても、付き合っている間は付き合っているなりの悩みが存在するものです。
自分の気持ちをわかってくれない彼氏に対してもやもやしてしまったり、彼氏のことが前ほど好きじゃなくなってしまったかも?と思ってしまったりすることもあるかもしれません。
もやもやとした気持ちが生まれてしまう原因は、彼氏のことが嫌いになったからではなく、彼氏があなたの期待に応えてくれなくて付き合っているはずなのに寂しい思いをしているから、という可能性はありませんか?
複雑な思考を持つ人間は、時折自分自身の感情でさえも不安を怒りと履き違えてしまうことがあります。彼氏にイライラしてしまう、イライラまではいかずとももやもやした気持ちを抱いてしまうという方は、この記事を読んでまずは自分自身の感情の正体と向き合ってみてください。
彼を本当に好き?別れたくない?
まず彼を本当に好きか見極めることが大切
もやもやを解消する前に大切なこと!今のもやもやは何から来ている?彼を本当に好き?別れたくないと思っているのか。これをハッキリさせないと前には進めませんよ。
付き合い始めたばかりの人も、それなりに長く付き合ってきた人も彼を好きな気持ちは変わりありませんか?慣れ親しんだから仲だから、せっかくできた彼氏だからそんな理由がいつも頭に浮かんでいませんか?
嫉妬や会えないなどの理由でもやもやする際には、好きだから許せる、信じられるという前提がなければ受け入れることは難しいものです。相手を好きだという気持ちの時には、相手が困ることや疲れてしまうことを要求しないものです。
会いたいという自分の気持ちを押し付けてしまうよりも、疲れていないかなど相手のことを考えるものです。こういったことから今一度、自分の彼に対する気持ちを見つめ直してみることも大切です。
一人になるのがイヤなだけなのでは
相手への気持ちも大切ですが、それ以前にせっかくできた彼氏だから、今更、他の人を探すのも面倒だから、とりあえず一人にはなりたくないからといった理由で、不満いっぱいでもやもやしたまま過ごしてはいませんか?
これでは恋愛、交際、彼氏とは程遠く、不満がいっぱいになるのも頷けますよね。好きな相手だからこそ許せたり受け入れたりすることができるので、他の他人よりも親密な関係で信頼関係も強固なものになるのですから。
一人になるのがイヤだという理由の比率が大きい人は、もやもやを解消するのは難しでしょう。結果、数か月、数年、時間を無駄に使ってしまうことになる場合もあります。
寂しいと嫉妬はわがままと紙一重になることも
会えなくて寂しいと言われるのは男性としてはイヤな気はしないはず、そう思っているのは女性だけかも知れませんよ。
出会った最初の頃は確かにうれしく思ってくれる男性は多そうですが、本当に仕事が忙しかったり、休日は本当に疲れた身体を休めることのできる唯一の日だったりする人にとっては、この言葉は重くのしかかります。
「本当に自分のことを好きなら、身体のことを考えてはくれないのかな?」と思う男性もいるでしょう。確かに逆の立場になって考えてみれば、寂しい、会いたいと言われるよりも身体を気遣って無理をしないように言ってくれる人の方が自分への想いを感じることができますよね。
寂しい気持ちと嫉妬はあくまでも自分の感情を相手に打ち明けているだけだということに気づくことも大切です。
もやもやしてしまうのはどうして?
もやもやの正体は恋愛につきものの不安
恋愛には、何かと不安が付きものです。まず知っておくと良いのが、恐怖=対象が何か分かっているもの。不安=対象が何なのか漠然としているものです。
特に女性は、生理などの関係でメンタルがわけもなく落ちることもザラにあります。漠然としたネガティブな考えが、不安の正体である可能性もあります。
どんなことで不安になる?
不安のほとんどは、まだ起こってもいないマイナスなことを「ああなるんじゃないか」「こうなるんじゃないか」と、あれこれ思いめぐらせるパターンが多いです。
例えば「彼と別れてしまったら、私は結婚のチャンスを一生失うんじゃないか」とか「彼に浮気されて捨てられたらどうしよう?」といったものなどです。
不安を抱かないようにするためには?
まずは、心に浮かぶ不安な感情に対して「でも、現実にはそんなこと起こってないしね」と自分で語りかけ、自分自身を安心させること。
あとは、思い切って開き直ることです。女性一人が一生独身であろうが彼が浮気しようが、それでも地球の終わりなどではありません。
そうなったらそうなった時。それでも私は生きていける。そのような余裕があると、自分が思うほどの悪いことは自然と起きません。
こんなもやもやの場合は二人の関係を見つめなおして
1.あなたを激しく束縛する
男性はプライドが高く、好きな女性は自分のものにしたいという思いは少なからず誰もが持っているものです。しかし、あまりにも激しい束縛を受け、他の男性との接触を完全に断とうとするほどであれば大問題!
「男の連絡先を全て消してくれ」「デート中に男の店員と話さないでくれ」など。あなたの心に「そこまでする必要ある?」という思いが少しでもあるのなら、別れを視野に入れる方が良いでしょう。
2.感謝の気持ちがない
被害者意識が強い男性は、「嫌なことをされた」ということばかりをやたらと覚えており、「あの人には世話になっている面もある」などという感謝の気持ちがありません。
このようなタイプとうっかり結婚してしまうと、仮面夫婦まっしぐらです。あなたが一生懸命家事や育児をこなしていても、そのことは彼にとって「当たり前のこと」でしかありません。
彼の口から、人に対する感謝や労いの言葉があまり出ないのであれば、もはや人間として欠陥があると言えるでしょう。
3.試し行為で無茶な要求をしてくる
幼少期に親からの愛情を充分に受けられず、しかも人間性や存在を否定されるような言葉をかけられ続けてきた男性は、間違いなく自己肯定感の低い大人になります。
厄介なのは、親友や恋人などの親密な相手に対して「試し行為」を繰り返すタイプです。例えば、「俺のこと愛してるなら、今日は仕事休んでよ」「俺のためなら、セックスでこんな恥ずかしいこともしてくれるよね?」といった無茶な要求。
あなたが答えれば答えるほど、それはだんだんエスカレートする一方です。根深い心の闇は、このくらいのことで満たせるものではないからです。
「これでもか、これでもか」とあなたに愛する扱いや要求もひどいものになってくるのは、「俺はこんなにダメでクズな人間だよ?これでも見捨てない?こんなことしても愛してくれる?」と、ゆがんだ形で確認しようとしているのです。
これが続くと、まわりを巻き込んであなた自身が破綻しかねません。
4.あなたより「友達」を優先するようになった
最近、彼に新しい「友達」ができた、なんてことはありませんか?男性は多くの場合、友人と出かける時などは「A太と一緒にイベント行ってくる」「B男とC介と一緒に釣りに行く」という具合に、友人の名前をはっきり挙げます。
そのような言い方ではなく、「友達から連絡」「友達に会って相談に乗ってくる」といった場合は、残念ながら浮気もしくはグレーの可能性も考えられます。
仮にあなたが「友達って誰?」と聞いた時、不機嫌になったり言葉に詰まったりした場合は、特に怪しいと言えるでしょう。
致命的なのは、あなたとのデートの予定が入っているにも関わらず、「友達から急に呼び出されて……」と、「友達」を優先するようになった場合です。
これは、あなたがつらいだけ。モヤモヤする時間も勿体ないので、「もう終わりだな」と、冷めた気持ちをどこかで持っていても罰は当たらないでしょう。
5.言葉が常に否定的
あなたが何か言うと「それは違う!」「お前は間違ってる!」そして、常に自分が正しいと勘違いしている男性もいます。
このようなタイプは、自分の価値観を相手に押し付け、思いのままにコントロールしたいというDV気質の場合が多いです。
人の意見に聴く耳を持たない人間は、人としての成長はまずありません。離れた方が身のためでしょう。
6.自分に非があっても謝らない
恋人同士なら当然間違いもあるし、喧嘩もあるでしょう。しかし仲直りのきっかけは、いつもあなたが折れて謝っているパターンが多くないですか?
謝らない男性は、非常にタチが悪いです。女性側が言い合いが面倒になってきてしぶしぶ謝ったところで、「本当に悪いと思ってる?」「話まだ終わってないじゃん」と、さらに蒸し返す性格の人がほとんどです。
このような人間は、「相手が自分より弱いと分かると、徹底的にいじめる生き物」だと思ってください。
あなたは人間。人として尊敬し、信頼できる人と付き合う価値が充分にあるのです。
7.彼のメンタルに波がある
メンタルに波がある男性は、時に女性を疲れさせます。普段は優しいのにいきなり豹変して、暴力をふるう。ネガティブな出来事があるといつも「どうせ俺なんか……」と自分の殻に閉じこもるなど。
少しずつ心の距離を離し、「もし、結婚して彼が父親になった時、こんなに弱いお父さんは家族を守れるのかな?」と自分に問いかけてみましょう。
8.何かとクレームをつけたがる
店員と客では、やはり「お客様」の方が立場的に優位です。しかし、それを利用して悪質なクレームをつけるモンスタークライアントも、残念ながら存在します。
店員のミスや注文間違いなどに、執拗な文句をつけたり、横柄な態度を取ったりする男性は問題外。「店長呼んで来い!」と言うわりには、体格の良い強面の店長が現れたとたんにひるんだり。
このようなタイプのクレーマー男と付き合い続けると、店選びや外出にさえ細かい神経を使うハメになります。理不尽なだけのクレームは勇気あるものでもないし、カッコいいことなど何1つありません。
9.セックスはあなたが尽くしてばかり
あなたから求める時には「今日は疲れてるから」「そんな気分じゃない」などと突っぱねる。しかし自分がしたい時には、あなたの都合などおかまいなし。
これでは、もやもやが募る一方ですね。最も最悪なのは、口での行為を強要してくること。「彼を喜ばせたいから」と答えてあげても感謝はほとんどなく、自分は女性を口で気持ち良くする気が全くない。
ここまですべて当てはまるなら、もう嫌いになって下さい。残念ながらこのような場合は、性欲を満たす道具として使われているだけだと考えて良いでしょう。
10.あなたの体調を気遣ってくれない
あなたが体調の悪さを訴えても、「そのくらいで何言ってるの?」「俺だって疲れてるしだるいよ?」と、全く寄り添おうとしない男性も、問題ですね。
思いやりの欠片もないように見えますが、彼の父親が厳格な昭和の頑固オヤジだった場合も、このような傾向が見られがちです。
おそらくその場合、「甘ったれるな!」「男のくせに、弱音なんて吐くな!」といった価値観が沁みついており、それが普通なのでしょう。
何が言いたいかと言いますと、「もうちょっと気遣ってよ」「優しい言葉かけてよ」と彼に言ったところで、それはなかなか理解するのが難しい話。
「価値観が違うな」とはっきり分かり、それを受け入れられないなら、別れを選択するのも前向きな判断と言えます。
やっぱりもやもやする!吹き飛ばすにはこの7選!
女友達に聞いてもらう!
とにかくもやもやを吐き出すのが1番という時もあります。それには長い、長いグチにも付き合ってくれる女友達がピッタリ。話の内容は支離滅裂でもOK。「ここがイライラする」、「何回言っても直らない」、「私のことを全然、考えてくれない」。
でも、「別れたくはない」、「好きなことは好きかも」と言った風に自分でも分かっていない気持ちは、とにかく掃き出し、第三者に整理してもらうのも良いものです。それでもじゃあこうしようという結論が出ないものですが、そうやって乗り切って何という人が結構いるものです。
身体を動かす!
こんな気分の時に身体を動かす気になれない。と思いがちですが人間は太陽の光を浴び、身体を動かすことでやる気が出ると言われています。
太陽の光を浴びることで体内時計が正常に働くようになり、食欲、睡眠が正常に戻り免疫力もUPします。それプラス、身体を動かし軽く汗をかくことで気分転換になります。
家の中にいても答えが見つからない、同じ考えが頭をグルグル回っているだけではないですか?同じ時間を過ごすなら外に出て日光を浴び、全く違うことに時間を使うのも、もやもやを乗り切る方法のひとつです。
集中できることにチャレンジする!
集中できることというと少し大げさですが、近年、「大人の塗り絵」というものが大ヒットしたのをご存知ですか?子供の頃、一度ぐらいはやったあの塗り絵の大人バージョンです。なぜ、塗り絵が大人の間で大ヒットしたのか?それは「もやもや」と関係があります。
恋愛に限らず大人になると答えが見つからない問題に直面する人は多くいます。それらを上手く受け流せないと精神的にも参ってしまいます。
家庭のこと、自分の人生のこと、親のこと、自分の置かれた環境のこと、答えが見つからないのに頭から離れることがない悩みには、一時でも「忘れられること」が大切になってきます。
そこで「大人の塗り絵」のように集中し、無心になれるものがちょうど良いのです。お寺で行う「写経」もその一つと言われています。お経を書き写す行為が無心になれるというわけです。もう限界といときには試してみる価値ありますよ。
自分の時間も持つ!
彼と過ごす時間を最優先した生活を送っていると、会えない時間や彼氏が自分以外の人と過ごす時間にイライラしてしますものです。付き合い初めのうちは彼氏を最優先にしがちですが、少し付き合いも慣れてきたら自分の時間を作るようにして有意義に過ごすのも大切なことです。
どんなに好きな彼氏でも、絶対に別れないという保障はありません。別れた時に一人で過ごせなくなってしまうような恋愛をしていると、相手に気持ちがなくなっても別れを選べず、結局、ダラダラ腐れ縁のような状態で過ごし大切な20代、30代と台無しにしてしまいます。
相手からの連絡を待つのではなく、この時間は自分のために使う時間と最初から決めておくのです。その時間はジムに行ったり、美容に時間をかけたり、家でとにかくリラックスできることに時間を使ったりと自分に有意義に過ごすことです。
年齢層の違う人と話す!
同性でも異性でも恋愛の話をするのは、比較的、年齢が近い人になりがちですよね。あまりにも煮詰まってしまった時などには、普段、踏み込んだ話をしないような年齢の人と話してみるもの良いものです。
年上ならば経験から説得力のある言葉が聞けることもあるかも知れませんし、自分とは全く違った捉え方もあるんだと思えるかもしれませんよ。
「では、こうした方が良い」という答えは見つからなくても、いろいろな考え方があって、自分にも見直すべき点があるのかもと気づくきっかけになるかもしれませんね。
繰り返す問題は一度じっくり向き合うことも!
女友達の力を借りて何とか乗り越えて来たけれど同じ悩みを何回も繰り返し、結局いつも問題は解決せずということが続くようであれば、一度、じっくりその問題について彼氏と話し合うこと大切です。
初めのうちはもめるのがイヤ、面倒と見て見ぬふりをしてきたことでも、自分の中でそのことが何度も引っかかるようならこの先も同じはずです。彼との未来を考えるなら結果がどう出ても、一度、じっくり向き合うことがこれからの自分を変えてくれるはずです。
自分が何にもやもやしているのか書き出してみる!
自分がもやもやしている理由は何か自分で分かっていますか?何だかもやもやするという人は彼氏の返事や行動といった、彼の全てが何だか気に入らないという人もいるでしょう。自分がもやもやすることを紙に書き出してみると整理できることもあります。
書き出すと解決できることとできないことも見えてきますし、もやもやの原因が彼なのか自分自身にもあるのか分かります。思いがけず自分のわがままや傲慢な考え方だということに気付けるかもしれませんね。
普段、あまり文句を言わずこちらの意見を通してくれる彼に、甘えている自分が見えてくるともやもやも自分次第で軽減できるきっかけになるかもしれませんよ。
まとめ
彼氏と過ごし時間はできれば楽しい時間が良いですよね。でも、一人で過ごす時間が彼に会った時の態度を左右してしまうこともあります。
彼が原因でもやもやする気持ちになってしまうこともあるかも知れませんが、彼と会っていない時間の自分自身を見直すことで彼へのもやもやも大分、軽減できるものです。
彼中心の生活や依存しすぎないのが、振り回されず自分自身を見失わない方法かもしれませんね。