ディフューザーとは?アロマをより楽しめる人気のタイプもご紹介!

    おうち時間が増えて、自宅のインテリアを見直したいという人が増えている昨今、おしゃれかつ実用的なインテリアとして人気を博しているのが、アロマを気軽に楽しめるディフューザーです。

    ディフューザーという名前だけは見聞きしたことがあるものの、どんな種類があるのか、使いやすいディフューザーは一体どの製品なのか、いまいちどのような物かわからないために購入に二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか。

    ディフューザーには様々な種類があり、電気を使わずアロマだけを楽しめるものや、パソコンのUSBに繋いで使える小型のもの、お部屋をしっかりと加湿しつつ同時にアロマを楽しめる大型のものなど、用途や目的、置き場所によって選ぶことができます。

    この記事ではディフューザーの種類や特徴、おすすめの使い方や使用時の注意点など、ディフューザーに関する気になる情報をまとめてご紹介しています。テレワークやリラックスタイムを充実させるインテリアとして、導入してみてはいかがでしょうか。

    ただのアロマじゃない… ディフューザーってなに?

    ディフューザーとは

    最近耳にすることも多いディフューザーという言葉ですが、名前は知っていても意外とコレ!と答えられる人は少ないようです。

    とにかくシンプルに説明するとディフューザーとはアロマに使用する道具のことです。拡散するとか、散布するものという意味の英語「Diffuser」がそのまま器具の名前となっています。

    ディフューザーは電気やロウソクなどでエッセンスオイル(精油)を蒸発させ部屋に拡散させるものと思っていても良いのですが、石にアロマオイルを垂らすだけの物や、スティックに吸い上げさせるだけの原始的な作りの仕掛けもディフューザーと呼ばれているのが余計にディフューザーの言葉の意味がよくわからないとなってしまう原因なのかも知れませんね。

    電気などを使わなくても、エッセンシャルオイルを部屋に拡散させる道具という広い意味で理解しておくとわかりやすくなるでしょう。

     ディフューザーの種類は大きく分けて2つ

    ディフューザーには大きく分けて2つの種類に分類できます。ひとつは電気などの他からのエネルギーを使ってアロマを拡散させる方法。もう一つは、石やスティックなど動力が必要ない物によってアロマを拡散させる方法の2つです。

    少し前に流行ったアロマポットなどはロウソクの火(熱)を使ってアロマを蒸発させて香りを拡散させるものでしたので前者のディフューザーと言えなくもありませんが、アロマポットとディフューザーはアロマテラピーでは区別されているようです。

     それぞれのディフューザーの値段など

    電気などを使う機械だとそれなりのお値段がしてしまうのではないか?と心配になる人もいるでしょう。ここで、だいたいのディフューザーの値段などをご紹介します。

    まずは、使いやすさやシンプルなデザインなどから話題になるアイテムを発表している無印良品のディフューザー。アロマ好きな人の中でも注目のアイテムですが、このお値段は4,900円。Amazonで検索してみると、2,000円代から20,000円代くらいまで幅広い価格のディフューザーが扱われていました。

    ディフューザーは水とエッセンスオイルを入れてあらかじめ香りを薄めたものを空気中にミストとして噴霧するだけでなく、やわらかな照明として、加湿器としても使えるような様々な機能をプラスしたものも売られています。

    こまめなお手入れは必須?種類の違いによるディフューザーの注意点

    1.アロマを吸い上げるリードディフューザー

    アロマが入った瓶にリードと呼ばれる吸い上げるスティックを差し、香りを部屋に拡散するような仕組みのものをリードディフューザーと呼びます。ディフューザーの中では、電気などを使用せず極端な話スティックとアロマの小瓶があれば良いだけの簡単な作りとなっています。

    価格も1,000円以内からあり、手軽にディフューザーを試してみたい人向けの商品と言えるでしょう。

    このリードディフューザーの注意点として、ビンにスティックが差してあるだけなので転倒させると中身がこぼれてしまう心配があります。安定して他の物がぶつからないような場所においておく必要があります。

    2.超音波アロマディフューザー

    ご存知の人も多い無印良品が販売しているディフューザーなども、このタイプのディフューザーとなっています。水に薄めたエッセンシャルオイルを超音波でミスト化して部屋に拡散する仕組みとなっているディフューザーのタイプです。

    このタイプのディフューザーのメリットとしては1回に精油の量が2~3滴しか使用しないので、コスパが良いという点です。

    しかし、電気を使用するので電気代はかかります。お気に入りのアロマオイルを少しでも長持ちさせたいなら、この超音波アロマディフューザーが良いでしょう。

    しかし、これも水を使用するので転倒には注意しなければいけません。それだけでなく、水を入れたままの状態で放置するとカビなどの有害な成分が空気中に拡散されることになってしまいます。

    それを防ぐためにある程度のこまめなメンテナンス(使った後は水を払って拭き、乾燥させておく等)が必要となってきます。

    しかし、電気を使うことでこまめなミスト化の感覚調整ができたり、綺麗なライトがついたりとただ香らせるだけではない付加価値がついているのが魅力で人気が高い種類となっています。

    3.加湿器・空気清浄機能付きディフューザー

    基本的には超音波ディフューザーに付加機能がついたものとなることが多いようです。

    少し前だとアマロ付き加湿器と呼ばれ加湿器機能の方がクローズアップされていましたが、最近はディフューザー機能を求めて購入する人が多くなったせいかアロマディフューザーに加湿器が付いたという認識になることが多いようです。

    サイズが小さいものは、あまり加湿機能も空気清浄機能も期待できるようなものでは無いでしょうが、リビングのソファの横に起きその周りの空気を潤すなどという用途には向いている商品となっているものが多く出回っています。

    サイズもコンパクトでデザインもリビングや寝室に置いて絵になるようなおしゃれなもの、LEDライトが楽しいものなどが揃っているのが魅力です。

    4.精油をそのままセットするディフューザー

    歯科医やヨガ教室、整体などリラックスした空間を求める場所に業務用として多く使われるのが精油ボトルをそのままセットしてミスト化するディフューザーです。

    このタイプのメリットとして水で薄める必要がないのでカビの心配がないこと。精油ボトルをそのままセットするので長時間稼働扠せ続けることが出来るなどがあげられます。

    しかし、精油をそのままミスト化するのでエッセンスオイルの使用量はどうしても多くなりコストがかかるというのがデメリットといえるでしょう。一般家庭では長時間つけっぱなしにしておく必要もないので業務用のディフューザーという認識で良いのではないでしょうか。

    5.アロマランプ式ディフューザー

    超音波式ディフューザーのようにカビやカルキのメンテナンスの心配もなく、アロマポットのように火の心配もないのがアロマランプ式ディフューザーです。

    これは電球の熱でエッセンシャルオイルを温めて香りを拡散させるもので、熱も電球の熱となりますのでじんわりと香るタイプとなります。電球ですから、インテリアランプとしての効果も期待できますが電気代が掛かるというデメリットがあります。

    癒しだけでなく乾燥ケアも。様々な機能が搭載されたディフューザー5選

    1.加湿機能付きディフューザー

    加湿機能が付いているといっても、ディフューザーがメインですのでコンパクトな物が多く出回っています。家電製品というよりも、アロマ用のディフューザーで周りの空気の乾燥を少しだけ防いでくれる働きもプラスされていると考えるのが良いでしょう。

    加湿器はお部屋のカビが気になるけれど、自分の周りくらいは潤いが欲しいという人には向いているアイテムなのではないでしょうか。

    2.超音波アロマディフューザー

    超音波アロマディフューザーの楽しいところは、ON・OFFの切りかえでポフッポフッとミストが噴霧されたり止まったりというその動作が見ていても飽きないという点にもあります。

    切り替え時間も数種類設定できたりタイマー付きのものもあったりするので寝室などで使用すれば良い香りに包まれて就寝することが出来るでしょう。

    3.インテリアにピッタリ陶器製のディフューザー

    少しお値段が高めになってしまいますが、独特なデザインの陶器製のディフューザーもあります。プラスチックなどのディフューザーではなくもう少しインテリア性を求める人はこのようなディフューザーを探してみてはいかがでしょうか?

    ディフューザーとして使用していない時でも、お部屋のアクセントとなってくれるようなものもあります。

    4.小型タイプで持ち運べる物も人気

    オフィスでもアロマの香りで作業効率アップしたい。仕事のストレスをアロマで解消したいという人にピッタリなのがごくごく小型の持ち運べるタイプのディフューザーです。

    ディフューザーの選び方で広範囲に香りが広がった方が良いと思いがちですが、逆にこのような小型のものを一つもっていると持ち歩いてどこででも楽しめるので使い勝手が良い場合もあるのです。

    5.ライトがついているディフューザーは寝室におすすめ

    多くのディフューザーで採用されているのがライト機能です。LEDで七色に光が変化したり、やわらかな光を放ったりするものまで、様々なライト付きディフューザーが売られています。

    タイマー付きのものもありますので、寝るまでの時間アロマの香りと共にライトが点灯してあとはOFFになるので節電にもつながります。自分のニーズにあったディフューザーでおしゃれで良い香りの生活を送りたいものですね。

    まとめ

    アロマを部屋に拡散させるための道具であるディフューザー。超音波式のディフューザーを思い出す人も多かったでしょうが、色々なタイプのディフューザーがあることをおわかりいただけたのではないでしょうか。

    やわらかなアロマの香りを継続して部屋に拡散してくれるディフューザーは、ひとつ持っていると生活に潤いを与えてくれます。

    価格も1,000円程度から数万円するものまで様々です。やはり高いものは材質が陶器製でおしゃれであったり、デザインも凝っていたりするものが多いですが自分の部屋でだけ楽しむなら、手軽に手にいれることの出来るお手頃価格のものからはじめてみてはいかがでしょうか。

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