みなさん、女性の営業職と言ったら、どのようなイメージを持たれますか？メガネを掛けてスーツをビシッとされている女性を思い浮かべるのではないでしょうか。また、会社の外回り営業をしやすく、歩きやすい服装や靴・鞄に気をつけてるかもしれません。

しかし、毎日実績を上げるために苦労しながらも、朝早く起きてからの準備は大変ですよね。そんな女性におすすめするファッションアイテムをご紹介します。

営業職といえば…

一般的な営業職のイメージとは？

日本社会では、男性が現場職から営業職、女性は事務職というのが一般的でしたが、女性が社会進出するにつれて女性が営業職に就くことが多くなりました。

拘束時間が長いのでは？コミュニケーション能力がないと務まらないのでは？と、ネガティブなイメージが付きまとう職種ではあります。

しかし、自分の成果が分かりやすく数字で現れるので、キャリアアップに直接結びつきます。そして、人の話を聞くスキルや話すスキルなどの「ビジネススキル」も身につけることができます。

営業職の仕事内容

業務内容は、次の通りです。

• 自社の商品を販売し、なおかつ付随する作業全般も行います。
• 販売するための市場調査・企画・企業同士の接待や修理故障のアフターサービス実施します
• 場合によっては、広告や宣伝も自分たちで行います。

また自社の商品販売するときは、相手との取引契約に際して、トラブルの原因となることもあります。

商品販売を成功させるには、まず営業職女性の身だしなみやファッション、言葉使い・接遇が相手に影響を与えますのでよく考えて、気をつけながら行動します。

営業職女性の服装とは？

身だしなみ

まず一般的な女性の身だしなみを押さえておきましょう。上記の写真のように髪の毛の色が明るすぎたり、眉毛がお手入れされていないのはNGです。

上品で清潔感のある服装などが商談相手に好まれます。派手なピアスや厚化粧はご法度です。かといってノーメイクも悪い印象を与えてしまうのです。ナチュラルメイクを心がけましょう。香水の付けすぎもNGです。

特に注意しておきたいことは、髪の毛の長さです。自社の商品を販売するときに商談相手と直接会う機会の多い仕事なので、女性の場合は髪の毛の長さにも注意する必要があります。髪の毛が長い人はただ束ねるだけでなく、アップにしておきましょう。

そうしないと、屈んだ時に髪の毛が垂れ下がって、商談相手に不快感を与えてしまいます。それでは、自社の商品の売り込みは出来ません。

あなたが相手の会社の社員になった立場で物事を考えてみると良いでしょう。長い髪でボサボサ頭の女性営業職から商品を買いたいと思いますか？

たとえ売り込まれる商品が素晴らしく自社で取り扱いたいと思っても、身だしなみを意識しなさすぎる外見では一緒に仕事したくないと思います。ボサボサ頭の髪型にならないように普段からトリートメントをして艶のある髪にしておきましょう。

また、パーマやお洒落感を全面に出して異性にモテようとする髪型は、やめましょう。自己主張せず、自社製品を売り上げるために、清潔で上品ある格好がベストです。

好まれる髪型

ベリーショート

自然に風や歩いている時などに揺れ動くナチュラルな印象です。

髪にクセのある女性は毛先が跳ね返ってしまう可能性があるので注意が必要です。面長・卵型・逆三角形・四角型・ベース型の髪型の女性におすすめです。

ショートカットorボブ

丸みを付けて両サイド耳に多少掛けれるくらいが可愛らしく大人っぽい印象となります。

髪にクセがある女性でも、美容師さんにアドバイスをもらえばクセが目立たなくなる可能性のある髪型です。ストレートパーマをかけるのもいいでしょう。面長・卵型・逆三角形・四角型のみの顔型の方におすすめです。

ミディアム

肩に掛かるくらいまでの長さに、斜めサイドから流れるようにカットすると大人の女性らしい印象になります。

段切りすると跳ねますので、しっかりとトリートメントしましょう。面長・卵型・逆三角形・四角型・ベース型の髪型の方はどれでも〇です。

印象を良くするために

人は見た目で判断する生き物です。どんなに仕事ができて、人当たりが良くても、身だしなみがなっていなければ相手に良い印象を与えることはできません。

“オシャレ”と“身だしなみ”には大きな違いがあります。オシャレは自分で楽しむものですが、身だしなみは自分を見ている人のために気を遣うものです。

相手に与える印象を良くするためには、上記で紹介したような、髪の色や髪型、メイクや服装以外にも、姿勢やマナーなども重要なポイントになります。

猫背だったり、うつむき加減では相手に暗い印象を与え、営業職向きではありません。背筋を真っ直ぐ伸ばし、顔を上げて常に前を向いている姿勢を忘れないようにしましょう。

ビジネス上のマナーも多くありますが、大切なことは相手と話すときに相手の目をきちんと見て会話をすることです。会話するときには笑顔を忘れず。ただし、大口を開けて笑うようなことはないように。相手に対して下品な印象を与えてしまいます。

また、凜とした冷静さを持ち合わせておくのも、相手に対して印象を良くするポイントです。明るくても落ち着きがないと、「この人に任せて大丈夫かな？」と不安を抱かれてしまいます。

営業職なら相手の懐に入り込むことも必要ですが、取引先やお客様などの年齢が近かったとしても、ビジネス上の付き合いであることは忘れないようにしましょう。砕けた表現や、敬語を使わず会話することがないように注意しなければなりません。

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営業職の服装選びのポイント

清潔感のある服装を心掛ける

営業職の服装選びの基本はスーツです。清潔感があり派手にならないブラックやネイビー、グレーのスーツがおすすめです。春夏ならホワイトも悪くありませんが、汚れが付いた時に目立ってしまうので扱いに気を使わなければなりません。

子供の入園式や卒園式できるようなフェミニンなスーツではなく、無地やピンストライプ柄で体の線を強調しすぎないベーシックなシルエット、そして２つまたは３つボタンのものを選びましょう。

ジャケットにAラインスカートまたはタイトスカートが基本形ですが、近年は女性の営業職の服装も多様化してきているのでパンツスタイルもOKです。

スカートの丈はひざが隠れるぐらい、ジャケットはヒップの真ん中あたりに裾が来るぐらいがジャストサイズです。ジャケットの袖が長過ぎる場合は購入したお店で詰めてもらいましょう。

動きやすさも大切

営業職のスーツ選びでは動きやすさも重要な要素です。作業現場に出向くような業務があるなら所作に気を使わなければならないスカートよりも、パンツの方が適している場合もあります。

ジャケットを選ぶ時はボタンを閉じた時に腕を上までしっかり上げられるかも大切です。腕はよく動かす部分なので、その部分のサイズがきつかったり縫製が甘かったりすると、ほつれてきてしまうことがあります。

パンツスーツを購入する時は、パンツの股上の深さも見ておくべきです。しゃがんだ時に下着が見える可能性がある股上の浅いパンツはあまりおすすめできません。

スカートもタイトすぎるものは体の線が出てしまいますし動きにくくなります。タイトスカートを選ぶ場合は腰や太もも回りにある程度余裕のあるものを選びましょう。

サイズ感を合わせる

スーツを美しく着こなすために大切なのは、サイズ感がジャストな物を選ぶことです。

スーツがタイトでぴっちりしていると体のラインが浮き出てオフィスでは御法度のセクシーな雰囲気が出てしまう場合がありますし、肩が余るぐらい大きすぎるとルーズに見えてしまいます。

体の各部位のサイズは人それぞれ違うので、スーツを購入する際にお店で袖つめや丈つめを行ってもらえるのかどうかを確認し、自分の体に美しくフィットするスーツを手に入れましょう。

インナーは華美なものを避ける

スーツのジャケットの中には必ずインナーを着ますが、スーツがシンプルなものであるほどインナーのカラーやデザインは強調されます。華美な印象の色や柄物は避け、シンプルですっきりとしたデザインのインナーを選びましょう。

春夏はパステルカラーやペールカラー、秋冬はベイクドカラーやモノトーンのインナーが好印象にまとまります。モノトーンとは言っても無地のブラックスーツにブラックのインナーを合わせるとまるでお葬式のような雰囲気になってしまうので、グレーやホワイトで適度に抜け感を出しましょう。

服のメンテナンスも大切です

営業活動にアクティブに勤しんでいるうちに、スカートの裾がほつれたりジャケットにシワが寄ってしまうことはままあることです。しかしそのままの状態で着用していると清潔感を損ないますし、だらしなく見えてしまいます。

スーツは定期的にクリーニングに出し、シャツやブラウスにもアイロンをかけていつでもきちんとした服装でいることを心掛けましょう。

クリーニングに出す手間や費用がもったいないと感じる場合は自宅で洗えるスーツなどを活用し、清潔感を損なわない工夫をしてみてください。

営業職女性の服装を季節別に紹介

春におすすめの服装と注意点

春先はまだ肌寒い日も多く、昼間と夜の気温差が大きいので着るもので温度調節を行う必要があります。風が強い日や寒さの残る日はスプリングコートが重宝します。

暖かくなってくるとスーツのインナーも薄手の物にチェンジすると思いますが、デコルテの露出が多くなりすぎないように気を付けましょう。

春になっても裏地のついた冬用のジャケットを着ていると、季節感に合わず野暮ったい雰囲気になってしまいます。スーツは春夏物にチェンジして、カーディガンやベストで体感温度を調節しましょう。

夏におすすめの服装と注意点

夏は気温が高くなるので、スーツの不快指数が増します。

現在はほとんどの企業で夏季は女性にもクールビズが適用されますが、男性のノージャケット・ノーネクタイに比べて基準が曖昧なのも迷ってしまう原因です。

ボトムスは夏用のタイトスカートで胸元が見えないクルーネックのインナーに薄手のカーディガンを羽織るスタイルや、吸湿性や消臭性に優れた生地を使った夏用のシャツやブラウスをスーツのボトムスに合わせるのもおすすめです。

夏に特に気を付けなければならないのは、下着の透けです。衣服が薄手になりどうしても下着が透けたりラインが見えやすくなるので、冷感素材のキャミソールなどを上手に取り入れてカバーしましょう。

ジャケットを羽織る場合は、七分袖のものが涼し気に見えるのでおすすめです。

秋におすすめの服装と注意点

秋は徐々に気温が下がり始め、春と同じく昼間と夜の気温差が大きくなる季節です。ベージュのスプリングコートを１着持っておくと、春と秋の両方に使えるので便利です。

９月や10月初旬はまだ暑さが残ることもありますが、夜間の気温は確実に下がっていきます。カーディガンをバッグに入れておくなど、帰宅時の寒さ対策が必要です。

秋冬用のスーツは厚手の生地を使っていたり、裏地がついていたりして比較的保温性が高いのですが、秋から初冬だと電車内などの暖房が効いた場所では暑いと感じることもあるでしょう。汗を吸収する肌着や汗拭きシートなどで汗対策を行っておくと安心です。

冬におすすめの服装と注意点

気温が本格的に下がる冬は、風邪やインフルエンザが流行る時期でもありますので寒さ対策が必須です。

ウール製の保温性の高いスーツや、パンツスーツの下に厚手のレギンスやタイツを履くなど、暖かさを重視した服装がおすすめです。会社の規定でスカートが義務付けられているとしても、ガードルやニットパンツなどで見えない部分で暖かさを保つ工夫をしましょう。

インナーにはニットやカーディガンなどをプラスすると暖かさが違います。化学繊維を用いたものよりもカシミヤなど天然素材を用いたものが特に暖かいのでおすすめです。冷え性で寒がりな人はトップスの下にヒートインナーを重ね着すれば着ぶくれせず寒さを軽減できます。

仕事中に外出する時は首や足首を冷やさないようにすると暖かいので、冬用のコートはもちろんタートルネックのニットやシックなカラーのマフラー、隠しレッグウォーマーなどを使って外回りを乗り切りましょう。

営業や商談でオフィスカジュアルはあり？

オフィスカジュアルとは

オフィスカジュアルはオフィスにふさわしい女性の服装を指す言葉で、かといってスーツよりは堅苦しくなく少々カジュアルな雰囲気のある服装のことをいいます。

定義が曖昧な部分があり、企業によっても基準が変わってくるので一概にこれがオフィスカジュアルだというのは難しいですが、わかりやすい所で言えばテレビ番組で司会をしている女性アナウンサーの服装が、オフィスカジュアルのイメージに近い服装です。

清潔感があり肌の露出が少ないということが原則で、それに当てはまっていたとしてもロゴや柄の入ったTシャツやデニムなどカジュアル過ぎるアイテムは避けた方が無難です。ブラウスにカーディガン、ストレートのチノパンや膝が隠れる丈のスカートを着用しましょう。

足元も靴下ではなくストッキング、サンダルやミュールを避けてパンプスやローファーなど、きちんと感が出るアイテムがおすすめです。

内勤なら羽織り物はジャストサイズのカーディガンで十分ですが、営業職の場合はもう少しビジネス感が出るように、カーディガンではなく軽めのジャケットを羽織る組み合わせがいいでしょう。

どこまでがオフィスカジュアル？

オフィスカジュアルのルールは企業によって異なるので、まずは自社の規則を確認することが大切です。

オフィスでは原則デニムは避けるべきですが、ダメージ加工が入っていないものであればデニムOKという企業もありますし、デニム素材ではなくても足首が見えるクロップドパンツはNGという場合もあります。

明確な規定がなくても暗黙のルールのようなものが存在するオフィスもあるので、周囲の人の服装を見て判断する方法が賢明かもしれません。

先方の雰囲気によってありかなしかは異なる

営業のマナーとして先方や客先に出向く時はスーツを着ていった方がいいと考える人が多いかもしれませんが、実際は先方の雰囲気や親密度、または商材などによっても商談や営業にオフィスカジュアルがありかなしかは異なってきます。

たとえば保険営業などの対企業ではなく対顧客の営業では、ガチガチのスーツ姿でばっちり決めていくと警戒心を持たれてしまうこともあります。そういった場合はスーツのインナーをやわらかい印象の物にするなど、親しみやすさを感じさせる工夫が必要です。

BtoBの営業であればスーツを着ておいたほうが無難ですが、先方の企業が自由な社風だという場合は堅苦しいスーツ姿では違和感を与えてしまう可能性があるので、オフィスカジュアルにジャケットを羽織るぐらいがちょうどいいというケースもあります。

相手側の空気を読んで臨機応変に服装も対応させるのがベストです。

ここぞという時はばっちりスーツで

普段の営業時はオフィスカジュアル寄りのスーツスタイルの場合でも、重要なプレゼンや商談が控えている時はきっちりスーツで身を固めていった方が、自分の気持ちを奮い立たせることができますし、相手に真剣な気持ちが伝わりやすくなります。

営業職がなすべきことは、まず第一に先方の信頼を得ることです。「この人なら信頼できる」と思ってもらえれば、それが自分の働く企業への信頼に繋がります。

人から信頼を得るために必要なのは、まず外見です。きちんとした身なりでマナーを守った行動を意識すれば、相手も真剣に話を聞いてくれる可能性が高まります。

ジャケットを会社に常備しておくと安心

今日は重要な取引がないから少しラフな服装でいいやと思った時でも、いきなり先方に謝罪に行かなければならない事態に陥る可能性があるのが営業の辛いところです。

そういったアクシデントに備えて、職場にかっちりとしたジャケットを１着置いておくと、もしもの時もきちんとした服装で対応することができます。

特に夏は通勤や退勤時にジャケットは羽織りたくないものですから、必要に迫られた時のためのジャケットを会社のロッカーに備えておきましょう。

営業職でおすすめのファッション一覧

１．AOKI (アオキ)

アオキは、紳士服専門店ですが、女性のスーツも取り扱っています。お手頃な値段から高品質のスーツまで揃っていて、顧客度ナンバー１です。

スッキリとしたシルエットに見えるトレンチコートなど、普段の仕事に役立つアイテムが豊富です。

ホームページ：AOKI公式通販

２．COMME CA ISM （コムサイズム）

黒を基調とした落ち着いたデザインのブランドです。だれでも手に入れることができる低価格商品から、高級感と希少性に追求した商品まで取り扱っています。

お洒落で大人っぽい印象のスーツですので、30代～40代の女性におすすめです。

ホームページ：COMME CA ISM/ファイブフォックス公式通販サイト

３．INDIVI（インディヴィ）

シャープで洗練された女性らしいデザインのブランドです。長すぎず短すぎない長さのスカートは、オフィスやプライベートにも使える品物です。また、ストライプ柄のセットアップ商品は、30〜40歳の女性におすすめです。

サイズ展開も豊富なので、どんな方でも合わせることができると思います。

ホームページ：INDIVI公式通販

４．NEW YORKER（ニューヨーカー）

ベーシックかつトレンドを合わせたスタイル提案しているブランドです。特に、ビジネスカジュアルにふさわしいアイテムをしっかり揃っていますので、どの年代の女性にもおすすめするファッションブランドです。１つアイテムを取り入れても良いでしょう。

ハウスタータンという、ブランドオリジナルのタータンチェックのデザインも人気です。可愛らしいのに高級感あふれるデザインは、いい意味で人の目を惹きつけることができるでしょう。

ホームページ：NEW YORKER公式通販

５．P.S.FA（パーフェクト スーツ ファクトリー）

スーツを主に販売するビジネスファッションブランドです。特徴は、きちんとした堅めのスーツから、ややカジュアルダウンしたビジカジファッションまで取り揃えている点です。

もし、緊急でスーツセットが欲しい女性でも、価格も高くなく、足を運べるお店です。ネットショップにはアウトレット商品も売っているので、掘り出し物が見つかるかもしれません。

ホームページ：P.S.FA公式通販

６．IEDO（イネド）

スーツという商品カテゴリはありませんが、ジャケットのカテゴリに集約されています。様々なジャケットがあるので、シーンを限定して何枚かそろえることもできます。

トレンドを押さえつつ、品のいい女性を演出できるので、1度お店を覗いてみてはいかがでしょうか。

ホームページ：IEDO

７．GeeRA（ジーラ）

GeeRAは、20代から30代の女性におすすめとなっています。自宅で洗って着回しできる４点セットや、計算されたシルエットのテーラージャケットとテーパードパンツを合わせれます。

誰でも手が届くお手頃な値段で、シンプルかつ上品なデザインが揃っているのが特徴です。上記で述べた自宅の洗濯機で洗えるスーツは、外回りや食事中にちよっとした汚れがついても、すぐに洗えてシワも伸びて乾きますので、忙しい営業職女性に重宝します。

そして、入園式や卒業式まで色々なシーンに合ったスーツセットなどを選ぶことができます。

ホームページ：GeeRA/ファッション通販RyuRyumall

営業職女性がアイテムごとに気をつけることは？

スーツ選び

自己主張をせずに相手に好印象を与えるためには、スーツの色は、黒や原色は避けた方が良いです。なぜなら、スーツを着て鏡の前に立ってみると分かりますが、顔の印象が暗く見えてしまいます。

まして華やかで明るすぎるカラーは、NGなので、紺色・ベージュ・白色・グレイなどのスーツをおすすめします。

インナー

営業職は、初対面の相手と会うことが多いので、白のシャツが一般的に好まれます。もし何回もコンタクトしている場合は、少し印象を変えたカラーのシャツを着ても良いでしょう。

しかし、襟元にフリルがあしらわれているなどの派手なデザインや、襟回りが開きすぎたりボタンをきちんと止めていない格好は悪印象を与えるので避けましょう。また、気分を変えたいときは、カットソーを選んでもいいですね。

ジャケット

リクルート時代のジャケットやスーツを着まわしをするのはやめましょう。リクルートスーツは、一時的に着用するものという観点で作られているので、ビジネススーツに比べて素材や値段、耐久性がやや劣ります。

社会人生活が長く、良いものに触れた大人を相手にすることも多いので、見抜かれてしまう可能性が高いです。きちんとしたスーツを着て営業をすることは相手へのマナーにも繋がりますので、ぜひ良いものを揃えましょう。

季節ごとに生地を選んで、春夏用と秋冬用で分けましょう。一番重要なのが、ジャケットの長さに気をつけることです。ヒップの真ん中くらいが目安となっており、あまり短すぎると全体バランスがプライベート用に見えるのです。

スーツのカラーと同様なグレー、紺色、黒色がベストです。はじめてジャケットを選ぶ時は、店頭で試着し、販売員さんに相談することを勧めます。

スカート

スカートは、動きやすいひざ丈までのタイトスカートがおすすめです。または、パンツスーツも営業に適した服装です。ただ、パンツスーツだと、活動的になりすぎな印象を相手に与えます。

丈の短すぎるスカートは、相手にあらぬ印象を持たれたり、誤解を招く恐れもあるので絶対に避けましょう。色は、スーツと同様で紺色・グレー・黒・べージュ、白色です。また、柄は、光沢のないストライプか千鳥格子が良いです。

鞄

営業職の場合は、ずっと外回りしていることもあるため、各営業先へのプレゼン資料や化粧ポーチなど荷物が多くなります。リクルート時代に使っていた黒鞄よりも、幅が少し大きめのバッグが使いやすいでしょう。

また、革製や合皮製の鞄で中に小ポケットが付いていて、すぐにペンや手帳などの小物を取り出せれるのがおすすめです。色はブラック、ブラウン系で全体のスタイルに合うものを選びましょう。

靴

靴は、ブラックのヒールかパンプスを選びましょう。ヒールの高さは５センチまでにしましょう。ピンヒールは、歩きにくい上、水商売のイメージを持たれ相手の会社に好まれません。

お洒落したいからといって、サンダルやミュールなどは履かないようにしましょう。また、コンバースなどのスニーカーは絶対にNGです。

ブラックヒールやパンプスを履く場合は、ベージュのストッキングを履きましょう。素足・生足はいけません。寒い場合は、80デニールまでの黒ストッキングにしましょう。気をつけることは、カジュアルにならないことです。

腕時計

腕時計は、あまり個性的な色やデザインのものを選ばないことです。選ぶなら、シンプルなものを。色はシルバーやピンクゴールドにし、ゴールド色の強いものは避けたほうが良いでしょう。チャラチャラした印象を相手に与えてしまいます。

パッと見てすぐに時間が分かるもので、アナログ時計にしておくと仕事ができる女性という印象を相手に与えることができます。海外出張がある仕事をしているなら、世界時計として使えるものを選ぶと実用的ですね。

仕事中、名刺交換をするときや書類のやりとりや確認をするときなど、腕時計を取引相手に見られる機会は意外と多いものです。相手に誠実な印象を与える控えめな腕時計を選ぶようにしましょう。

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ボールペン

仕事上で使用するもので、ボールペンは必須アイテム。最近では、書き心地のいい安いボールペンも多く売られていますが、やはりお気に入りの一本を持っておきたいですよね。

まず大切なのがデザインです。派手すぎず、高級感のあるものを選びましょう。シルバーやブラック、淡いピンクや白など、男性と比べると女性のほうが選べる色の種類は多いです。

また、本体そのもののデザインも大切ですが、相手に見えることが多いのがクリップ部です。胸ポケットにボールペンを入れているとき、クリップ部は常に見えている状態です。クリップ部のデザインが凝っていると、それだけでアクセサリー代わりになりますよ。

書きやすいかどうかという実用性の面も忘れずに選ぶようにしましょう。あまり太すぎると、書いていて手が疲れてしまうので、自分の手になじむ太さのものを選び、できればノック式のボールペンにしたほうが取り出してすぐ使えるので手間がかかりません。

芯の太さはサインしたりもらったりするなら、0.5や0.7が書きやすいですが、手帳に細かく書き込んだり、資料に走り書きをしたりといった使い方をするなら0.3がおすすめです。取引相手用と自分用、または用途に合わせてと２本ぐらい持っていてもいいかもしれませんね。

営業職女性におすすめの参考雑誌

CLASSY.（クラッシィ）

「CLASSY.」は光文社から刊行されている女性向けファッション雑誌で、20代後半から30代のOLを主要ターゲットにしています。

華やかかつ品格のある女性を応援するというコンセプトのもと、さりげなくトレンドを取り入れたファッションやコンサバな通勤服などを紹介しています。

シンプルで女性らしい品のあるスタイルを多く取り扱っているので、大人っぽい雰囲気を出したい女性におすすめです。

オフィスコーデはもちろん休日デートに使えるモテ服を取り入れた着回しなども紹介しているので、オンオフ共に参考にできる雑誌です。

BAILA（バイラ）

「BAILA」は集英社が発売する女性向けファッション雑誌で、おしゃれ感度の高い30代女性をターゲットとしています。

営業職の女性も参考にできる毎日の通勤コーデや高コスパアイテムまで、日常にリアルに取り入れられるファッションコーデを発信する雑誌です。

扱うファッションは主にコンサバやトラッド、大人フェミニンや大人カジュアル系で、女らしさは保ちつつフェミニンに寄り過ぎずシンプルでかっこいいファッションが好きな女性におすすめの雑誌です。

アクセサリーやバッグなどの小物使いも参考になるので、いつものスーツ姿を格上げしたいと考えている方にもおすすめです。

Oggi（オッジ）

「Oggi」は小学館から発売されている女性向けファッション雑誌で、こちらも20代後半～30歳前後の働くアラサー女性を主なターゲットとしています。

好感度の高いシンプルでハイセンスなファッションや、エレガントな通勤服、知的さを醸し出すクールフェミニンなファッションなど、上品で洗練されたコーデを得意とする雑誌です。

毎日の通勤服に迷ってしまう女性に役立つ情報がたくさん掲載されているので、ぜひ手に取ってみてください。

まとめ

営業職の女性におすすめのファッション７選とスーツや鞄・靴などで気をつけることをお話ししてきました。一般社員や新人職社員とは異なり、カジュアルになりすぎず動きやすい素材のアイテムを取り入れて、自社商品の売り上げに役立ちましょう。

そして、準備を短時間で済まして、髪の毛から足先まで全体的に統一されたファッションで出かけてください。身だしなみで相手に与える印象はだいぶ変わりますので、常日頃から気をつけて自己主張の強すぎる服装は控えて行きましょう。